アーカイブ:2019年8月

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日経新聞のスクランブル(18面)を読むと…昨日コメントした裁定売り残の話しが載っていました。やはりカタルの記憶通りで…初体験のようです。同時に此方のサイトを読むと…カタルの認識が間違っていたようで記憶力が劣っている為か? それとも…そもそものデータの作り方が違うのか? 良く分かりませんが日本株PBRの1倍のラインは、東海東京調査センターの話では20304円となっていました。まぁ、いい加減なカタル君ですからご容赦ください。

昨晩は、株式の下げに驚いたトランプは慌てて…火消しに動いた印象です。中国は陰で株価操作をする事により…米国の政策を操れることになります。G7のテレビ映像を見て、いくぶん上手く運ばないトランプ政策に対するジレンマが彼の顔に出ている様に感じたのは、カタルだけ?…でしょうか。最近はトランプの支持率も低下気味に見えます。面白いですね…株価は正直です。

この所、強く感じる…野村証券株は、子会社の野村総合研究所を売り、自社株買い枠を設けたのですが…7月まで株を買ってないのです。どうも…この受け渡しが8月21日のようで、それで最近の野村証券の動きは逆行高を演じているのかもしれません。週足をみると…株価と言うのは正直なものだと感心します。

しかし…野村の永井と言う社長も、能力のない奴ですね。カタルが野村証券の社長なら、資産の倍増を企てます。そうして今なら…配当利回りの投資信託を3兆円ほど…売らせるでしょう。何しろこの低金利で…銀行預金に眠る資金は唸るほどあります。世界だって、マイナス金利での運用を強いられているのです。

野村証券の週足推移

カタルが、いくら名目時代の到来を謳っても…肝心の株価は全く反応していません。通常、本格的な名目経済に移行するなら…資産価格の核である不動産と株式の価値は上昇します。しかし、いくら日銀がそれを行動で示しても、世間は全く信用してないと言うか…。日銀の政策そのものが、効いてない現状を野村証券の株価は、表しているのでしょう。チャートを見ると綺麗な時間軸の焦点に差し掛かっています。

この野村証券の株価をみると…カタルの時間認識が、当たっている様な気がしています。この調整期間の感覚では、今年12月頃が前回の調整期間と同期間になります。

カタルは日頃から「市場の整合性」と言う株式市場の観方を、皆さんに紹介してレポートを綴っています。必ず、時代の流れには関連性があり、それぞれが繋がっています。だから野村証券が上がらずに…他の金融銘柄が上がり、名目時代が確立されると言う事はありません。

日銀が、どんなに名目時代になると述べても、世間の体温と言うか…認識と言うか…その時間感覚は、こんなものなのでしょう。デフレの関門である日経平均株価22750円の奪回は、野村証券の株価も、一つの重要な検証材料です。

野村証券の日足推移

三菱UFJと共に…日頃から観察をしなくてはなりません。でもこの程度の時間差はあり得るから、このまま本格的な株価上昇になっても、なんら不思議ではありません。日足をみると…野村証券の株価は、自社株買いの影響かもしれませんが、最近の全体市況安の中で比較すると…結構、強い動きになっています。日足をみると分かります。

これから開始される金融相場の核となる銘柄は、銀行・証券・不動産の3つのセクターが中心になって、本格的な名目時代の確立に向けスタートする筈です。故にその本番前に…三菱UFJが配当利回り株に成り下がっている現状は、頷ける動きなのです。どの株もそうですが…本格相場の前の株価は、大概は安値を付けて反騰するものです。

時代は7月のFOMCに続き…2度目の利下げが9月に行われ、逆業績相場の終了とともに株価は反転して行きます。しかし来年の5月に発表される決算数字はかなり悪いのです。でも株価だけはドンドン騰がる金融相場、今回は様々な条件が満たされており、本格的な名目時代が開始されるのでしょう。その先導役も…既に株価が動き出す筈です。

今回は、日本と言う国が、敗戦と同じような敗北を味わった後の再興になります。戦争は短期間に命や財産を失い、絶望感のなかでスタートしました。東京は焼け野原だったのです。

よちゃんの顧客だったKさん、中国からの引上げ者です。彼は現地の財産を金や宝石などの実物資産に変え…それを隠し持って東京の土地を買い漁り、財を築きました。そうして株式市場でも…有名な仕手筋となったのです。

同じような敗北を、今回、日本は「失われた時代」で味わいました。いよいよ敗戦処理が終わり、再構築の時代に入ります。この30年間の悲哀を味わったのは、なにも歩合外務員だったカタルだけではありませんね。きっと多くの人が社会の不合理さを嘆き、落胆したはずです。しかしようやく…新しい時代の足音が聞こえ始めています。カタルは、その理由を会員レポートで綴っています。まもなく9月になると新しいデータが公開され、その現状を再確認する事でしょう。

僕らは賢い投資家を目指し、カタルは読者と共に、失敗や成功を共有しています。この1年間は、いや実際は昨年初めからなので、もう直ぐ2年になりますが、弱気相場の逆風の中で過ごしてきました。

でも本日は野村証券の週足を見て、やはり「カタルの幻想」は、真実に限りなく近いんじゃないか…と思っている次第です。だって市場の整合性が、その方向性でみんな一致しているのです。

だから未来の相場に向かって、僕らはその準備をして出来れば…僅かで良いから、金融相場の核である銀行・証券・不動産の3点セットの株価を打診買いして置き、観察を始めましょう。

カタルはいつも有言実行。故に昨日、日経新聞の8月14日の新聞を取って置きました。データが示す「恐怖の夏」ラナ・フォル―ハーさんのレポートです。あの武者さんさえも、弱気の感情を湧き上がらせる説得力があるレポートなのです。

だからスクランブルに書かれた「日本株、やまぬ先物売り」によって、裁定売り残が膨らむのです。野村証券株や三菱UFJ株、みんな一緒の時間軸で時代が流れています。でも奇妙にも…他の銘柄も皆そうですよ。 Jトラストも同じ仲間なのです。この時間の流れが、カタルと共に感じられるようになれば…昨日掲げた「カタルの幻想」を読者の人もカタルと共に…実感できるのでしょう。

いつまでも成長できない「馬鹿かたる」か…どうか。上京以来(1989年)…初めて訪れる本格的な名目時代の大相場です。なにしろ、この30年間の肥やしは、充分に蒔かれています。あとは作物がスクスク育つのを楽しみに待てばいいのでしょう。それでは…また明日。



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