アーカイブ:2019年8月11日

自分で消化する

株式投資の楽しみは、自分の観測が当たるかどうか…なのでしょう。自分自身の見方が正しければ…お金が手に入り、逆に自分の仮説が間違っていれば…お金を失います。カタルは昨年から一貫して…難しい相場局面だと述べています。

でも今年は、昨年より逆風も緩和されるはずだと思っています。同時に最近は新しい胎動を感じるような兆しもみられ…少しワクワク感があります。そんな局面だったのですが、予想していたとはいえ…こんな感じで整理が強行されるとは思いませんでした。

でもつぶさに相場を観察すると、色んなことが分かります。素人は銘柄間の繋がりが見えないのでしょうが…プロなら長年の経験で、銘柄間の相関関係が頭の中に蓄積されていますから、連想ゲームが出来ます。

先日、カタルはSUMCOとルネサスエレクの逆行する動きがおかしい…考え、ロングショートの取引を実施して…回収しています。利益は僅かなのですが、このアイディアの実現が楽しいのです。儲けのタガが、プロの世界では重要ですが、カタルはネット取引をやるようになり…僅かな幅でも短期売買も織り交ぜるようになっています。

今回の会員レポートでも書いたのですが、実際に自分でやるのと、机上論では「雲泥の差」があります。テレビに出るような評論家は、偉そうにゴタクを述べていますが、現役を離れ自分で実際にやってみれば良いのです。世の中、上手く動かない…不都合な事実はたくさん存在します。

株式市場の理屈では、利益を増せば…株価は上昇するはずです。でもなかなか一筋縄ではいきません。折角、予想通りに株価が上昇しだしたと思ったら…市場の賛同を得られず、株価が沈むケースも多いのです。最近では千代化やJトラストはそうです。なかなか想定通りの動きになりません。

基本は逆業績相場であり、弱気相場なので…全体の背景は株価が調整期に入っているために、多くの人が株式投資では儲けられないのです。故に、なかなか株価が伸びません。

あまり時代を先取りしても、仕掛け人だけの自演になります。要するに…市場全体が大きく温まらないと個別株も大きく育ちません。だから弱気相場(逆金融や逆業績)では、人気になった株の空売りをすれば…必然的に儲けが転がり込みます。

でも昔は、誠備などのように…力技で強引に株価を持ちあげる集団が居ました。今の市場にはこの手の骨のある集団がおらず、面白くありません。カタルに力があるなら、仕掛けたら…面白い相場を創れると思いますが、残念ながらカタルは貧乏なのです。カタルレポートから「追証」の二文字が消えるのはいつになるのでしょう。

FRBのストレステストの結果報道がされて…既に2か月ほど経過するのでしょうか?

今回の下げはそれほど深刻でないと思われるのは、いくつの点でも分かります。例えば…ビットコインの価格も崩れていません。前回のクリスマスショックに至る過程では、共に崩れていました。

本日の日経新聞には、かねてから指摘しているレバレッジローンの存在が炙り出されていますが…おそらく市場には影響がないでしょう。世界で一番、堅い人間(臆病?)が、日本だということも分かります。

この数字を見てカタルは思います。米国は32.1%でEUは27.4%なのです。日本は僅か3.3%ですよ。如何に、日本の常識が、ねじ曲がっているか分かります。しかも日経新聞はご丁寧に、未来の危機を煽り、更に心配しています。ゾンビ企業倍増と煽っています。

中身は知りませんが、おそらく…財務データの検索をかけた結果でしょう。中身が問題ですね。売り上げの伸び率が大きな会社を除外する必要があります。データと言うのは恣意的な検索が出来るのです。この野口さんと言う記者は、間違った自説に凝り固まった…昔の石頭なのかもしれません。潜在成長率が高い企業なら、借金を増やして成長を加速させないと競争に勝てません。

このデータを鵜呑みに出来ませんよ。でも日本人の多くはバブルの崩壊が迫っていると考えるかもしれません。何しろ、後ろ向きな「失われた時代」が30年も続いたから、競争をするという概念が失われています。それよりも借金を減らし…縮こまる経営を目指せと言うのでしょうか?

もう内部留保はGDPに匹敵するほどため込んでいるのに…更に増やせと言うのでしょうか? このような世論を誘導する新聞記事が、日本の経営者の行動を更に縛っています。こいつらは自分の足で、データを集めてないバカ野郎だと思います。確かにレバレッジローンは大きく膨らんでいます。

でも中身が問題です。今はスマートコミュニティーへ邁進するシンギュラリティーの時代なのです。時代感覚がない人間は、日経新聞の間違った方向性にどんどん汚染されます。まるで日本のメディアは、病原菌のような存在です。頭がいい人間ばかリなどですから、少し考えれば…新しい時代の理屈が分かりそうなものです。アマゾンが赤字を続け批判され続けた数年前の考え方を今でも引きずっています。

僕らは賢い投資家を目指し、日々努力しています。だから偽物と本物を見分けましょう。一概にこのデータ記事を批判しているわけではありませんが、もっと別な見方も一緒に紹介すべきでしょう。借金が悪ではないのです。

昨日はケネディクスといちごHDを比較しました。財務レバレッジを賢く使うか…それとも宝の持ち腐れで…馬鹿な健全性を強調するか? どちらが、正しいのでしょう。

市場のパイが拡大するわけだから支払利息も有利子負債も増えるのは当然です。債務が膨らんでも…それ以上に売り上げが伸びるなら…健全と言えます。バランス感覚ですから、一概に批判は出来ません。

ゾンビ企業? ホンマかいな? でも読者の中で、このカラクリに目が行く人は何人いるのでしょう。こんな記事より、ロイターの此方の方が奥は深く面白ですね。良いですか…素人の騙されない自分独自の目を養わないとなりません。僕らは賢い投資家になるのです。それではまた明日。

ごめん…見出しだけ見て記事を批判していました。中身を読むと高成長な増収率22%の話が載っています。これで良いのです。それを上回るゾンビ企業は22%の割合となっていますが、これだけ高ければ…それで十分でしょう。1/5の確率です。

投資の世界は、千三つ(実際は不動産取引の諺ですが、成長株投資の確率はもっと低いのかも知れません。)の世界とも言われます。それでも採算に合うから、投資をするのです。22%なら借金をして投資をする価値が十分にあります。シンギュラリティーの意味を、もっと噛み締めないとなりません。

まぁどっちにしても自分の頭でよく考えて騙されないようにしましょうね。

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