アーカイブ:2019年8月

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主体性のない日本人は、どちらにしても…様子見に推移するのでしょう。それでも先行きの不安感から、先物は「ヘッジ売り」を強いられます。しかし現物市場は既に下値に到達している株も多く下値が固くなっています。余程の環境悪化でないと下値を更新し続けるのは難しいのではないか? そうカタルは考えています。

カタルにとって、たぶん…初体験となる裁定の「売り残」が膨らんでいます。こんなバカな事が起るなんて…いったい、どう説明をするのでしょう。三菱UFJの株価は500円を割れ490円台に入りました。でも論理的な裏付けがあるのかな? 

まるでチンプンカンプンです。GPIFや日本生命に、東京海上の運用者はこんな鉄板相場を見逃すのでしょうか? 何しろ、配当利回りは5%なのです。「借り入れ」を起こし10億株でも50億株でも、いくらでも売りなさい…と「付けろ」買いが出来ます。

仮に…一時的に2万円の大台を割れても、どんどん…と、更に下を叩く売り物が出るのかどうか。日本株のPBR 1倍水準は20040円前後との話を聞きました。基本的に負の連鎖は、信用買い残が重い株などが中心になりますが、今年は、どちらかといえば…昨年末のクリスマスショックを経ての相場なので、基本的に信用での買い付きは少ないのでしょう。

カタルはこのように…需給バランスが良好なので、そんなに株価は崩れないと思っています。むしろ消費税の引き上げ後に期待される財政支出など…いずれ話題になる可能性があります。

本日の日経新聞には、ポイント還元値引きの話が載っており、一気に日本人の生活様式が様変わりする分岐点になる可能性があります。消費税の引き上げは…本来は増税ですから、経済活動の消費を削減させるマイナス要因ですが、ここが時代の「分水嶺」になる可能性もあるのでしょう。

やはりカタルのワクワク感は、単なる幻想ではなく、限りなく…真実に近い見方に思えます。大変な相場、壮大なスケールの相場が開始されるスタート地点の…あの緊張感に満ちた空気を感じるのは、カタルだけなのでしょうか?。

失われた時代の30年間が終わり、新しく胎動する世界です。本日の日経新聞5面にリコーやJSRが開発しているバイオ3Dプリンターの話しが載っています。実用化まで10年以上かかるのでしょうが、夢のある世界に向かい…希望を胸に行動する名目時代の足音が聞こえ始めている様な…この感情はカタルだけの幻想なの?

毎日、毎日、馬鹿レポートを綴っている…カタルはとうとう狂ったのかも知れません。だって…誰もそんな事は言わず、みんなが口を揃えて「不安」ばかり並べたてています。

日経新聞が取り上げた8月14日のラナ・フォル―ハーのような見方が、世間一般的な常識なのです。あの新聞記事は、未来に於いて価値が出るかも知れません。何故なら、こういう見方が蔓延して…相場が大きく方向転換をする事例として…参考になるからです。

だって、あの強気の武者さんが、珍しく…不安を口にして、「真夏の夜の悪夢を検討」とレポートを書いたのです。カタルは、わざわざ…図書館まで足を運び、日経ヴェリタスの8月11日の中前忠さんのレポートを読みに行ったのです。でも…日本株はどれも、既に消化している様に感じています。だって株価は、いくら不安材料を並べても、下がりませんもの。2万円を割れていますか?

本日だって、非常に買い辛い場面ですが、株価が大きく下落し、そうして続落していると言えるかどうか。三菱UFJのただ今の株価は493-493.7-490.5-493.4=15308400(9:32)です。この寄り値と大引けの株価が問題になります。果たして大引けはどんな株価になるか。カタルがGPIFの運用担当者なら、日本国債を売って、兆円単位(すこし大袈裟な表現)で三菱UFJの下値をいくらでも集めます。どうぞ…ジャンジャン売ってください。

日本でも、自分の頭で物事を考える本物人間の運用者の採用が求められます。この時期に不安を煽るラナ・フォル―ハーのようなレポートを日経新聞に載せる価値があるのかどうか…。僕らは過去に縛られて生きているのではなく…未来の希望に向かって生きているのです。いい加減に…日本人は、その事を学びましょう。

本日の東京は涼しいですね。あの糞暑い最中に、図書館までわざわざ足を運び…日経ヴェリタスの中前さんのレポートを読んだのです。真夏の夜の悪夢か…。夢は儚く消えゆくのでしょう。もう直ぐ、セミから虫の音に変化をして…相場もカタルの幻想が、現実化する展開を見せるかも知れません。

果たして…どんな景色図になるか。やはり楽しみです。今の所…日経平均株価は452円安の20258円ですが、カタルの幻想は現実のような色彩を放っています。

例えば…千代化です。カタルは年初から弱気でしたが、それでも株屋です。だから敢えて仕手材料株、それも変化率の高い銘柄を掲げました。千代化にチタンにJトラストの3つに絞りましたね。ただチタンはその後Jトラストに傾斜するために外しました。

その千代化は11月になると、7-9月の数字が出てきます。もともと大赤字を計上したキャメロンLNGなどの工事の進捗状況も明らかになり…時間の経過とともに商事が作成した決算の信頼性が高まりますから…時間の問題なのです。だから500円相場に向かう第一候補でしょう。そろそろ日経225の仕組み玉も消化される時間に成ります。今度は重石が取れます。

カタルの幻想ではなく…現実的な認識が広がるでしょう。この千代化は寄り付きが280-289-276-286=664500(9:49)です。陽線対応になっています。米国株を受けた売り物が消化されると…自然に株価が上がるのです。

金融相場の他の銘柄群はどうでしょう? ケネディクスは意外に強く感じています。此方も寄り値が520円でしたが、今は523円です。野村証券は…396円から403円です。

ほら、今の所は…幻想が現実に変化し始めています。果たして、今週の日本株は2万円の大台を割れるのかどうか。このような大きな転機が、新しい相場がスタートする分水嶺となるのです。

ブツブツ投資を推し進めるカタルは、既に余裕はなく…追証も視野に入れる水準ですが…同時に、このワクワク感はこの30年間抱き続けてきた幻想が延長されるのか、それとも今の…この時が分水嶺になるのかどうか。果たして、どんな展開を株式市場は見せるのでしょう。

まぁ、考えて分かるものではなく、興味深く観察するしか手はないようです。日銀さんは、本日も…ETFの買いをさく裂させるのでしょう。次第に市場の浮動玉は枯れ始めており、物理的に名目時代の足音は近づいています。

だって日銀さんは、無尽蔵の日銀券を使い、リートやETFをジャンジャン買うのです。でも株券は物理的に限界があります。どんなに未来の不安を口にして、メディアが総動員して、株価を叩いても…叩いても株価の下値は固くなるのでしょう。

秋の気配は令和の響き。それでは…また明日。



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