アーカイブ:2020年3月

面白くなってきた!

読者から混乱ぶりが分かるメールを頂きました。その一部の内容は「リートがストップ安をしたので、ケネディクスの倒産があるかどうか」…と言う内容です。まぁ、有価証券報告書も読めず、基本的な知識がないと…市場の噂などに惑わされ、こういう混乱がおこるのも容易に想像が出来ます。三菱UFJの株価でさえ金利裁定概念が働かないので、今の市場の体温がわかります。

僕が何を言っても気休めにもならないでしょう。

人間は自己中心的で…自分の置かれた環境により、考え方が変わるが当たり前なのです。故に…、カタルは証券マン向けに…注意を申し上げています。

自分が株で大損をして追い込まれると…人間の性格が変わります。だから証券事故に気を付けろ!と述べたのです。証券マンにとって、一番、大切なことは顧客の財産を守ることです。だからこそ顧客の力量を、良く知らねばなりません。

顧客の度量は、様々です。僅かな金額の方もいれば、10億円単位でも…平気の人もいます。既に問題化している時点で正論は通りません。いくら電話が録音してあって、自己責任原則を確認する書類を、頂いていてあっても…先ずは、顧客の感情を和らげないとなりません。

だから自分の言い分を言わずに、顧客に寄り添うしかないのです。そうやって…時間を掛けながら、緩和していくのです。勿論、最後は裁判で確実に勝てます。でもそんなことは最後の選択肢です。

こういう混乱期になると「風説の流布」要するに、噂ですね。在りもしない噂が市場に流れ混乱に拍車を掛けます。本日もロイターで流されるニュースがあります。此方です。誰が流しているか分かりますか? その背景を考えましょう。

既に、日銀が700億円から1000億円に…更に1200億円に拡大して、尚、19日は2000億円に増額をして…ETFを買っています。それでもパニックは、なかなか収まりません。次々に…リートを地銀が売却したりするような状況が生まれますからね。カタルも馬鹿ですが、もっと馬鹿が世の中にはたくさん存在します。

僕らは賢い投資家を目指しています。

昨日は臨時の会員向けレポートを出しました。会員の方はお読みください。

会員の方も相当動揺をしている様なのです。故に…カタルは今まで現物株しか、取引きしてなかった人に…信用取引口座を開設して…儲けるための準備をしようと述べました。

そうして10年に一度のチャンスが来ていると述べています。ただし、三菱UFJがプラスになって、2週間の経過を待とうとも…述べています。「時間概念」です。

ここで…重要なのは1000万円の預かりなら、最大、株を買ったとして、自分の預け入り金額の50%に留めましょう…との指針も示しました。その理由は、ここから半値が基準です。三菱UFJなら383円ですから、192円になっても大丈夫という計算です。

まぁ、配当利回りが10%以上になることはないでしょう。でも驚きます。既に6.5%なのですから…。配当を止めたボーイングのCP金利のスワップ金利差が1.5%とか…。日経新聞に載っているのに、6.5%でも株価を維持できないなんて…おかしな理屈です。

兎も角、皆さんは間違っていますよ。信用取引の利用の意味を…。

ようやく、お金持ちが総資産の8%だけ株を買い始めたのです。賢いですね。この人たちは自分で、普段は信用取引などを利用しない種族です。その人たちが登場しているのです。

カタルは前にも、述べています。滅多に株取引をしない大口のお金持ちの話をしています。こういう混乱期になると、トヨタを買ってくれとか…今なら、富士通かな? を買ってくれとか…。それも現物株を1000株単位で買う人たちです。そういう人の資産は、みんな数億円の預かりです。世の中は広く、賢い投資家がたくさん存在します。

故に、カタルは現物投資しか、しない会員向けに…信用口座を開設しようと述べたのです。まもなく…株価が反転を始めますから、その準備を促しました。

さて冒頭のメールにも回答をしなくてはなりません。カタルは最後の3年間は、法人課長として、現役を務めています。新潟県の地銀は第四銀行ですが、その証券部長にも何度か会っています。

でもカタルの担当は、労金や信金、信用組合です。現場の人間は、素人ですよ。地銀などは末端組織なのです。情報の伝達は、先ずは米国金融の上層部…そうして次第に下に降りて新聞に報道されるときは「材料出尽くし」と言い…反転する段階なのです。

皆さんはその末端を見て「右往左往」をしています。ケネディクスの純資産は一株当たり447円です。そうして配当が17円から18円です。昨年末にケネディクスが持つ収益不動産を売却しました。京都と東京のホテルです。合計金額は177億円ほどですが…なんとこの利益は88億円を計上しています。つまり買値は約半値です。

なにしろ2兆円もの不動産ですから、ピンキリの選択が可能です。自由に動かせるのです。つまりカタルは中身を精査してないが、宮島さんはノンリコースローンを選択するほど慎重な人間です。この意味の解説も必要ですか? 

担保の不動産の時価が半値になっても借金を返済せずに、不動産を手放せば…借金が消えるのが「ノンリコースローン」です。その為に金利は1%程度(保証金)高いのです。

だから手持ちの不動産の含み利益が、どの程度か? 容易に推察が出来ます。日立やトヨタの不動産は、田舎で売れない資産だから、純資産価値など、あまりあてに出来ません。でも三菱UFJの資産は、都心の駅前だから、誰もが欲しい資産であり、直ぐに現金に変わります。故に質の高い純資産です。

ケネディクスの資産は、既に売却用の稼働資産です。故に…三菱UFJの不動産より、もっと価値があるとも、捉えることが出来ます。何故なら、駅前の土地を時価で買っても2年から3年の開発期間が必要です。でもケネディクスの資産は、既に稼働している資産なのです。だから…トヨタ<三菱UFJ<ケネディクスの順番で純資産価値の順番なのだろう…と推察しています。だって89億円が、177億円だもんね。此方の発表です。

通常、含み利益の大きな案件を手元に残すのが、人間の基本行動の概念です。特にノンリコースを選択するような…倒産に追い込まれたトラウマを抱える経営者が宮島さんですよ。もう、「なにおか言わんや」なのです。

VIX指数の短期チャート

カタルは3つの指標を、早々…と掲げています。三菱UFJに、米国債、そうしてアップルの株価です。ようやく…3つの諸条件が整ってきました。更に、市場はアマゾンの選択を始めています。今日はVIX指数の話をしましょうか? その動向を見てください。既にVIX指数はピークアウトをしているのでしょう。此方が参考になるかな?

皆さんには、賢い投資家になって欲しいのです。でも自分が追証などに追い込まれると…理性が失われ感情に走ります。これは誰もが同じです。経験が豊富なカタルだってそうです。でも何故、対面営業の証券マンの手数料が高いか? 往復で3%以上でしょう。

いくら、バカ証券マンでも…ワンクッション入り、相談をすることで自分の気持ちが変わるのです。この効果は大きいですよ。最低1000万円以上の資産を預けるなら有能な現役の歩合セールスを紹介します。メールしてください。

カタルが何故、わざわざ臨時の会員レポートを出し、「10年に一度のチャンス」と述べて、信用口座の開設を促したか? 普段は現物株だけでいいのです。こんな時に、このチャンスを利用しましょう。

これも、よっちゃんの大金持ちの実話です。 S石油…と言うと、経験のある古い人は分かるかも知れません。その社長のKさんは、戦後の中国からの引揚者です。かれは宝石を懐に巻き…それを原資にして、荒廃する不動産を買い集め、多額の資産を築きました。闇の世界の金貸しです。サラ金を想像しては、駄目ですよ。5億、10億の…億単位の闇金融の世界の話です。

だから、あの日本航空が大幅高して「国有資産の会社をおもちゃにするとは何事か」…とお叱りを受け融資元を締められたのです。あれは第一勧銀系のノンバンクです。でも彼は、若いころ…混乱期に冒険をしたのです。

だから100億、200なんて…もんじゃない金額を動かし…ゴルフ場をいくつも持っていました。よっちゃんにカタルは可愛がってもらっており、当時、新宿に在ったKさんの会社に、同行したことがあります。背の高い大物と言うイメージでした。海外の新興国に大きなホテルを持っており、その国の大統領との写真が飾ってあり、元首相との写真もありました。流石、詐欺師のような大物闇金の親分です。

何故、彼が金持ちになれたか? このような混乱期に…度胸をもって行動をするからです。そんなチャンスが来たので、カタルは会員向けに「臨時のレポート」を発行したのです。カタルは、必ず、事前にヒントを述べています。

でも情報は「諸刃の剣」だとも述べています。要するに「使い方」の問題です。利用者サイトの話なのです。

世の中には、様々な選択肢があるのです。その中で最後は自分で決めなくてはなりません。日本人は村論理で、画一化教育を受けているのです。他人の行動の真似しかできません。

自分で、自ら行動することが出来ないのです。普段、カタルは村論理を批判していますが、良い面もありますよ。今回のコロナ騒動は、そのいい面の「村論理」が表面化しています。

戦後の「奇跡の復興」もそうです。みんなで頑張る共同精神です。でも市場原理は過酷です。此方のレポートは…ある意味で、カタルの代弁でもあります。

同じような事を見ている人も、世の中にはたくさんいます。みんな識者は狙っています。チャンスがやってきた…とワクワクしています。でも貧乏人は、時間軸の話をして、正論を話しても…通じません。

後にならないと…結果が出ないと分からないのです。確かにカタルは、まだこっち側の馬鹿人間ですが、それでも気づいていたから、年末年始の米国の暴走を心配し、アップル株チャートを掲げ、乖離問題を述べていました。

でも今は、既に…すべての条件が整いました。ようやくアップル株は233ドルを割れましたね。これで新しいスタートが切れます。

奇妙にも…カタルが1月に指摘したI君が、ここに来て「救済銘柄」としてカラーを帯びてきたことを、ついでに報告しておきます。だって1月に買って、この環境下で「利食い圏」なのです。他の株はみんな半値以下なのに…。

カタルは、いつも実践派です。自分で「率先垂範」をしています。ソフトバンクが指標銘柄になってきた現実も述べています。追証になっている馬鹿カタルだから、偉そうに言えませんが、常に郷里の先輩の言葉を胸に…「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、褒めてやらねば人は動かじ」を実践しています。

はやく…偽物カタルも、本物に格上げしたいものです。また明日。



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