プロが感じる「心持ち」と言う感情があるようで…本日は、珍しく神主さんから電話がありました。だいぶ安くなったけれど…何かいいのはないの？と言う事なのでしょう。彼は郷里の先輩で、バブル期にカタルが上京した時に色々歩合外務員の世界を教えてくれました。
最初に会った時に自分の給料明細を見せるのです。そんなに多くはないのですが、それでも月に700万円程度はもらっていたようです。彼との出会いは、新潟の小さな証券会社の常務からの紹介で「情報通の人間が居るから…上京したら会ってみると良い」と言われたのです。
最初にあった時に、いきなり給料明細ですからね…歩合外務員の性格が分かります。兎に角…歩合給を選択するような集まりですから、「どん欲」な連中なのでしょう。よちゃんも支店長の椅子を蹴って歩合の世界です。でも…よっちゃんは、顧客を裏切ることが出来ず…社の方針に逆らって会社を飛び出たのです。会社から手掛けている銘柄への関与をやめろと言われたのが、歩合への切っ掛けになりました。学歴から言って、彼は、社長は無理ですが、常務程度にはなっていました。事実、彼より出来の悪い部下が、その後、常務になりました。
さっき電話で話していたら神主さんは、今年80歳になると言います。それでも株価に関心があるようで…もう使え切れないお金を持っているのに株式投資です。でも…神主さんは「金持ち気質」になりましたね。
カタルの顧客で現物投資しかしない大金持ちが居ましたが、その人はこんな時に国際優良株を買いに来ます。トヨタだとか…キャノンだとか…ですね。 日本にはそういう投資層が居るのです。普段は株式投資をしないけれど…こんな時に、株を買いに来る金持ちがたくさん居ます。神主さんは、長年、高額納税者を続けた歩合セールスです。だから感覚もやはり優れているのでしょう。
Kさんのように飛び抜けた一流ではありませんが、ソコソコなのです。その彼がカタルに電話をするのは…余程の事なのですよ。つまり…間違いなく、多くの人間が、このバーゲンに出動し出すのです。滅多に電話をくれないのです。
そこでカタルも金曜日に売った千代化を300円で5000株、指してみました。あっさり買えましたが、その後はあまり下がりませんから、もう5000株を305円で買い、更に305円でもう5000株を買ってみました。
実は金曜日に投げた分を買い戻しただけの話です。追証ですから…仕方なかったのです。でも金曜日は、ようやく「コマ」と呼ばれる強弱感が、対立する形で出来高が589万でした。本当は800万以上出来るなら…理想形でした。
本日は悪くても…同じような形でしょう。既に、下がっても下値は、知れている様に思われます。だってカタルの最初の買い値は365円、そこから買下がり、300円割れは馬鹿になって買っていた最初の出発点です。
ロコンドもそうです。まさに…トホホですよ。何をやっても…駄目なカタル君です。折角のジェットコースター相場なのに…優秀の人間なら「往復」でとれている筈です。下手糞なカタルです。折角の神様からのチャンスを、活かす事が出来ないなんて…でもそんな神業は、なかなか出来ませんからね。その領域は、まさに神の領域なのでしょう。
千代化の295円も290円も買えそうにないですね。今の所は…。今日は、なかなか絞れないから、広範囲に買い物を入れました。ユビキタスは朝から買気配で買うことが出来ませんでした。この辺りを見ると…投げも限られたものなのでしょう。でも三菱UFJは、依然、売られています。この所、米国金利が下がっている為かな？
カタルの年末年始の構想は、米国金利が上がるイメージを持っていましたが、このシナリオは「空振り」でした。でも500円が鉄板ですからね。配当利回り投資の裁定買いが、ガンガン入ります。だから恐くありません。
でも日本人と言うのは、本当に付和雷同と言うか…。集団行動の大衆心理に揺れ動きます。家のトイレットペーパーのロールが、残り2巻しかなくスーパーに行ったら…本当に報道されている様に陳列棚は空でした。困ったなぁ～、まぁ、何とかなると思ってレジに並んでいると、丁度…店員が製品を補充する時に出くわしました。
普段、使っているものとは違うので…かみさんは、そのメーカーの品物を眺めて内容を見ている間に…ヤマのようにあった品物が、みるみる内に消えて行きます。「何をしているんじゃい、早くゲットしろ！」とレジに並びながら、カタルは心の中で叫びました。だって…かみさんが、最後に選択したのは残り1つしかなかった製品を買ったのです。本当にヒヤヒヤしました。
株や気質は、なかなか消えません。むかし市場では「笛吹き」と言う取引を整理するために商いを中断する「板寄せ」と言う制度があった為か、カタルは、せっかちな性格なのでしょう。
アララ…株が上がって来ましたね。今の日経平均株価は135円高の21278円です。千代化は此方も322円です。どうして、ここまで売るのでしょう？ カタルにはサッパリポンなのです。トイレットペーパーにしても、日本人の集団心理に驚きます。
やはり学校教育の制度に欠陥があるのでしょう。根底はこの教育制度にあります。何から何まで…みんなと一緒の概念を植え付けます。
三菱UFJも戻っています。まだマイナス圏ですが…。これでコロナ騒ぎが「お終い」になると良いのですが…でも後場寄りも追証の整理の売り物が出ます。基本的に、こうなってから2週間の整理が必要だと思って下さい。それぞれの懐度合いは違うのです。
でも人間は、自己中心的に考えます。だからカタルは400円の千代化を馬鹿になって買っていたのです。本当に…400円でも安いと思っています。当面は、主力を手掛けることは出来ません。間違いなくGDPはマイナスになります。でも昨日も述べている様に…先週から「バラ色相場」がやって来たと述べている様な展開になります。
何故ならこれ以上、内部留保を積めないのです。悪戯に使わない資金を積むと、前田道路のように、TOBの対象になります。
ユナイテッドアローズは、低株価を放置していたから、買占めにあったのです。いざ、そうなってから…慌てるケースが多いのです。日本人は村論理に浸っているのです。でも時代の流れを見れば分かります。前田道路の高額配当の意味を良く理解する事です。だから時代がやって来たのです。トヨタが変化したのです。
カタルが何故、そういう象徴的な事件と言うか、事象を並べて解説しているか？
時代の流れを敏感に感じないと「市場の整合性」の意味が理解できないのです。でもまだ分かりませんよ。地震と同じで…本震があり、それから余震が続くのです。でも根底を考えて下さい。コロナは一時的な現象です。根本的な問題ではありません。人類はペストも乗り越えてきました。
今の情報化社会で…噂などを信じる馬鹿が多いのに驚かされます。コロナは時代、つまり人類の進化を早める「起爆剤」になり得ます。この感覚を理解して欲しいと思います。だからこそ…バラ色相場がやって来たと言う仮説が生まれます。でも追証の人は投げましょう。まだ余震が続きます。その時に自分の精神が持たないからです。株式投資は、ある意味で心理戦です。外資系が、手持ちにない株を先物で売る「目先投資」をしています。
しかし日銀がETF株を貸し出すほど…既に浮動株が市場から消えています。「行け行けドンドン」の買い増しをする馬鹿が、勝利を収める相場が、もう直ぐ始まります。
だって三菱UFJの純資産価値は、一株あたり1300円だもんね。しかもみんな都心の一等地です。トヨタや日立の売れない田舎の資産とは違います。カタルにお金があるなら、間違いなく三菱UFJを買収します。大儲けできます。だって…もう時代は店舗が必要な時代ではありませんよ。この純資産価値が光る時が来ます。
でも貧乏人の「戯言」に過ぎません。個人の現預金は僅かな利息で銀行預金されている訳です。この金額が986兆円もあるのです。今の東証一部の時価総額は600兆円程度なのです。
僕らは賢い投資家を目指し、理路整然とやりましょう。今の株価は更に上がっていますね。232円高の21375円です。ですが…まだ揺れますから、追証の人は仕方がないから、高い保険料を払いましょう。 この保険料を「肥やし」に変えましょうね。カタルは40億円も飛ばして、自分自身のキャリアを蓄積したのです。
本当にこの国の制度はおかしい所が一杯あります。昨日、税制申告をして矛盾に気づきました。何故、こんな制度になったかと言えば…すべては村論理の為です。公平で公正な環境を作らないと、なかなか日本は本物の国家にならないでしょう。意見対立があるのは仕方ありません。互いの主張を激突させ、株価が成り立ちます。
でも何も…不満を抱えながら、みんなが嫌々、納得する制度を維持させるべきではないでしょう。効率性を重視して、フェアな世の中になり…正々堂々と戦うなら、もっと良い国づくりが出来るのでしょう。カタルはフェアな競争社会を望みます。だから市場原理主義なのです。これだけ大きな制度改革が進行しているから、日経平均株価は10万円でしょう。そんな訳で…本日はお終いです。無理をせず、ノンビリやりましょう。また明日。
