アーカイブ:2020年3月7日

世間はコロナと言うけれど…

皆さんの多くはコロナ騒ぎで「株式投資なんて」…と思っているのでしょう。でもカタルは全く別の見方をしています。今後の展開を常に考えています。今の株価はバーゲンセールです。物事の考え方の基準は難しいですね。人により時間軸の長さの考え方が違うからです。

昔、金持ちの人が、箱根で別荘を作っており、木を植える為に…お金はある程度掛かっても仕方がないから若い樹ではなく、樹齢が10年から20年程度の成熟した木を植えて欲しいと「庭造り」を業者に依頼したと言います。実際にカタルはその工事現場を案内してもらい、世の中は金持ちが居るものだと思いました。

自分の年齢を考慮した為でしょう。でも、もし自分が30歳なら、木の成長も楽しみ…若い木を植えることを選択するでしょう。よく子供が誕生すると、庭に木を植えたりします。この事例は、時間軸の考え方が…老人と若者では違う事を意味しています。

カタルがロコンドの魅力を述べたのは、これまでの売上高成長率が過去5年平均で41%もの高い成長だからです。この基準を今後も…当て嵌めると、大変な株価になります。当然のことですが…大きく成ればなるほど、売り上げを伸ばす事は難しくなります。だからユニクロはすごいのです。

この「潜在成長率」と言う考え方も、老人と若者では尺度が違います。カタルは昨日のレポートで三菱UFJを買って持っておく貯蓄が、将来、大きな違いを生む…と若者向けに原稿を書きました。

カタルのおばあちゃんが、ある程度のお金があったのは、カタルの知識のお蔭です。カタルは証券会社入社した当初、本当の新人の頃です。あれは春ですから6月頃かな? 直ぐに新規開拓をして、「元本保証」の国債を、顧客に100万円買ってもらいました。そうして半年か…1年後か忘れましたが、お金が必要になったから、換金をしたいと言われ、国債を売り…お金を返却すると元本が割れたのです。

当時の6.1%国債は、金利が上がる環境です。当然ですが…その利回りに合わせ、元本が割れます。カタルは当時、そんな知識もなかったのです。そうして元本保証と謳って、販売したのに…詐欺をしたような錯覚に襲われました。そうして、こんな会社は辞めようと思ったのです。これは実話ですよ。詐欺の片棒を担ぐことなど出来ないと考えて、上司に申し出ました。

小さな証券会社だから、社員教育もいい加減です。当時は、株価が金利によって動くと言う知識すらなかったのです。こんなイロハを知らない1年生の証券マン。でもその失敗の為に、金利が下がると思うと…お婆ちゃんのお金を、国債や郵便局の定額預金、更に商工中金のリッキーなど…高い金利で5年、10年ほったらかしておきました。当時の利回りは7%台程度だったように記憶しています。だから10年で2倍近くなった記憶があります。これを…繰り返したので、お金が膨らんだのです。

このような債券の知識があるか、どうか…によっても、お金の増え方は大きく変わります。1年や2年では大きな違いになりませんが、5年、10年では格段に差がついてきます。晩年、カタルが歩合セールスで、貧乏をして…お婆ちゃんのお金を借りて、その生活費に消えました。でも、もし…こんな金融のイロハの知識がないと…お金は銀行預金のままで、あまり増えなかったはずです。

だから若い読者はチャンスですよ。こんなバーゲンで三菱UFJの株を買って5%の利回り投資をしましょう。その内、株価は、必ず上がります。カタルは純資産価値の1300円を奪回する日が来ると思っています。

この知識があると…日本の現状が分かります。野村証券の役員は仕事が出来ませんね。馬鹿じゃないかと思います。過去、野村は元本割れをする1兆円投信を販売しています。今なら、元本保証の組成が可能でしょう。それも3%程度の保証利回りを付けて…1兆円規模の利回り投資を、販売すれば良いのです。役員クラスの人間は、部下が売りやすい商品を開発すべきです。この元本保証の3%利回り商品なら、飛ぶように売れると思います。カタルが幾ら保証すると述べても…お金は集まりませんが、「野村ブランド」なら…1兆や2兆円の資金は、直ぐに集まるでしょう。ブランドと言うのは、すごいですね。

だって3年間は解約できない、出来てもペナルティー10%程度を取る商品なら、3年間の内に500円を超える株価はあるでしょう。550円になったら、三菱UFJを利食いして…現金をプールすれば良いのです。簡単です。先ずは株を買う短期の資金が必要で、場合によれば日銀と交渉して、引っ張って来る。金融庁との折衝も必要です。そうして都市銀行の窓口で0.5%程度の手数料を払い、売ってもらえば良いですね。それらをセッテングする能力が必要になりますが…それが役員の仕事でしょう。

先ずは株式部で、株の商品を手配させます。今なら100万株単位でいくらでも買えます。先ずは商品を揃えないとなりませんから、その資金として短期の資金を日銀から借り入れます。そうして金融庁が難題ですが…他の金融機関の保証を付ければ、何とかクリアできるんじゃないかな? 元本保証のブランドです。日本生命なら受けるかもしれません。保証料を払うのです。この経費が0.5%程度かな?

やっぱり…大まかなアイディアとしては、可能性が高いですね。5%以上の配当利回り株はゴロゴロあります。裁定概念が働くはずなのに…あっさり500円の壁を破れる三菱UFJ株を見ると、今の相場環境が分かります。情けない偽物の日本社会です。金融界の役員は、本当に仕事をしているのでしょうか? みんな平社員の年収500万円にして、報酬を返納すべきです。

役員は、役員らしい仕事をして…5億でも10億でももらえばいいのです。1兆円の1%は100億円ですからね。その10%が自分の報酬でも、株主から文句は来ないでしょう。こんなアイディアが、金融界にあるのです。株式投資と言うのは「アイディアの勝負」です。

さて今の相場は、どんな体温か? 少し客観的なデータを用いてみてみましょう。

日経平均株価採用銘柄の平均値の推移

リーマンショックの頃のデータは、カタルは現役の証券マンだったので持ち合わせていませんが…今の株価は一昨年のクリスマスショックを上回る下げ率であり、その状況です。非常に珍しい現象です。

カタルは会員向けレポートに、どんな形の上昇になるか? そのイメージの一例を示しました。米国でコロナ感染の患者が増えるのに…株価が上がるパターンになるだろうと予測をしています。なかなか良いサイトがなかったのですが…タイムリーなサイトを見つけました。

本当は「アメリカ疾病予防管理センター」のものが良いかな? と思いましたが、あまり上手く作られていません。そこで…「ジョンズ・ホプキンス大学」のシステム科学工学センター(The Center for Systems Science and Engineering:CSSE)が発表している此方のサイトが分かりやすいようです。

既に色んなところが…株は買い場だと言うレポートを出し始めています。例えばJPモルガンですね。此方です。

そうして…シティでは…「新型コロナウイルスの流行が鎮まりつつある中国で、家電販売に回復の兆しが見えつつあるようだと指摘している。  主要な小売店1000店舗を対象にした公式調査によると、小売売上高は1月下旬に大きく落ち込んだが、2月半ば以降は改善が続いている。シティは、家電部門は平均よりも早いペースで回復していると指摘。中国での経済活動の再開に伴い、かなりのペントアップ(繰り越し)需要が見込まれるとしている。  シティは、中国家電大手の美的集団を推奨銘柄に挙げている。」…と述べています。

NYダウの週足推移

NY市場は乱高下を続けていますが、週間足では陽線でした。名目時代に完全移行するなら…NY離れをして日本株の独歩高になるのでしょうが、あっさり500円を割れる金曜日の三菱UFJの株価推移をみると…情けない。偽物国家の日本を露呈しています。 鉄板だから買い場ですけれど…GPIS(年金積立金管理運用独立行政法人)も日本生命なども偽物人間が多いのです。何も…野村に限った事ではありません。村論理での生活者が多いのです。

だから「桜を見る会」などが問題化されるのでしょう。あの程度の不正は…カタルなら許容範囲です。ゴーンも、本来ならアウトでしょうが…カタル基準なら、仕方ないかなぁ~と思っています。この基準を見ても分かるように、カタルって…良く言えば寛容ですが、如何に「いい加減な人間」かというのが、ご理解を頂けると思います。

だからこのレポートも、カタル基準で書かれていますから、気を付けて下さい。

かみさんの良く言われます。あんたの話は法螺ばかり…と御叱りを受けるのです。だって会社を辞めたら、もう直ぐに…新しいマンションを買って引っ越せると…いつも口約束ばかりです。せめて同じ賃貸でも、今度は家賃をあげて3LDKに引っ越しをします。今度は…かみさんが働くのを辞めます。本当に食えるかどうか分かりませんが…コロナ騒ぎの後は「バラ色相場」がやって来ると、本当に思っているから2割から3割の家賃アップを計画しています。

本当は…直ぐにでもマンションの一つや二つと思っていたのです。本音は一棟買いも…考えていました。でも株式投資も下手糞ですからね。もう少し上手いと思って歩合セールスを辞めたのです。でも直ぐに食えなくなり…。なかなか計画通りに、事は運びません。

まぁ、いつも神様に翻弄される株屋人生ですが…なんとかなるさぁ~と、気楽な人生と考えています。世間は、コロナコロナと騒ぐが…カタルはバラ色人生がやって来ると思っているのです。ホンマかいな?



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