アーカイブ:2022年3月

時間とゆとり

東京の天気は青空が広がり、比較的…暖かく感じます。。ここ…2、3日は寒い日でしたが、その前はポカポカ陽気で…「花粉症」に悩まされていました。カタルの部屋の目の前は、「潮見運河」がよく見えます。

もくれんの花

木蓮の白い花は、あっと言う間に開花して…そうして儚い命を落とし、真っ白な色は茶色く薄汚れて散っていき…遊歩道の道は、花びらで散らかっています。比較的、河津桜はソメイヨシノと比べると…花もちが良かったように感じています。花に関心のないカタルも、やはり花を観るときれいだなぁ~と心が揺れます。

河津桜

株屋のためか、最近はずっと「時間軸」の話をしているせいか…昔はあまり感じてなかったのですが、この時間の経過と言うのは。人間の心に大きな影響を与えるものだと思います。

よちゃんの顧客は一流域の弁護士です。弁護士も様々です。日本の多くの弁護士はそんなに食えているわけではないでしょう。事務所を構えて…事務員を雇い、自分の生活を支えるのは大変だと思います。この弁護士から聞いた言葉は非常に価値があります。『「難しい問題」の処理は「時間を置く」に限る』という言葉です。

カタルの心に、いつまでもこの話は響いています。

流石、弁護士でも一流域になると…使い切れないお金を残せるようです。彼は特殊な才能があるのでしょう。問題は、この時間です。人間の心を癒すのは、物理的なものではなく、時間が、自然に…心の回復に繋がるようです。

考えてみると…数々の試練をカタルは乗り越えてきましたが、その困難な試練は、今では大切な「思い出」に代わっています。あの時は真剣に悩み…右往左往して、何とか…活路を見出して乗り越えてきました。様々な試練があるのですが、やはり金銭面より、心の問題の方が厄介でした。

故に実質経済成長の希望が見えない時代と違い、今の名目時代は、同じ駄目相場でも質が違います。

最近ようやく…予てから申し上げている「マザーズの逆襲」相場がスタートを切り、カタルの評価損は、日を追うごとに消えて…とうとうプラス領域に変化しました。最初は「ウクライナ侵攻開始」(でもテスラは此処が底です)が、分岐点と思っていましたが、実際は今回の「FOMC」だったような気がしています。

株らしく…「知ったらお終い」のパターンです。すべての懸念は事前に消化され…市場に織り込まれていきます。それにしても…よく叩いたものです。

BASEの日足推移

BASEを見ても分かりますが…、この株の天井は2020年の10月ですね。そこからずっと…下げ続けています。今は2022年の3月ですから…1年と5か月間の下落相場です。もし…株価の分岐点を完璧に捉えることができるなら…お金なんか使いきれないほど残ります。

でも…下げ続ける1年5か月間も我慢できる人は、まず居ません。逆の…上げ続ける株を持ち続けられる人も、皆無に等しい確率でしょう。すべては結果論です。

この時間の感覚を、どうしたら…「克服」できるのでしょう。東京で暮らす時間と…田舎で流れる時間の差を感じたことがある人は、どの程度…居るのでしょう。

今のカタルの時間は「走馬灯」のように流れていますが…自分が子供のころに体験した非常に遅い流れの時間を思い出してください。早く…「大人になりたいなぁ~」と。思った人も多いことでしょう。でも実際に大人になって…時間を自由に使うことができるはずですが…実際は、なかなか自分の行動さえ自由に変えられません。

転職などは、かなり勇気が必要になります。カタルは同じ業界ですが、これまでに3社を経験しました。それぞれの会社には同じ業界でもカラーがあります。

引っ越しは東京に来て3回しました。西葛西、佃、東陽町ですが…今の住まいは同じマンション内でも広い所に移ったので実際は4回かな? 今年か…来年か…いよいよ「田舎暮らし」をしてみたいと考えています。

その前に京都と仙台に、それぞれ…1年程度、住んでみたいですね。そうして理想としては…のんびりと犬を連れて魚釣りです。昔…古典の先生が、良く「イワナ釣り」の話を、授業の時にしてくれました。クマと遭遇する話など…ワクワクして聞いた思い出があります。

のんびり…流れる時間を楽しむ「ゆとり」の持てる人生は良いですね。やはりこの響きは素敵です。「ゆとり」か…。

常に目一杯の人生を目指して走ってきましたが、やはり疲れます。故に犬を連れた魚釣りなどに、憧れを抱くのでしょう。小さい頃はよく親父に連れられて…魚釣りに行きました。小さな柿川や大きな信濃川など…で魚釣りをした記憶があります。海にもキスを釣りに行きました。そんな…おやじと過ごした時間は懐かしい思い出です。うちは鮨屋でしたから…昼間の親父は、仕込みが済めば暇ですからね。よく遊んでくれました。その代わり…いつも貧乏で、親父は質屋通いでした。どうもカタルの「借金生活」は、親父譲りかもしれません。

さて与太話では…つまらないでしょうが、この時間の捉え方は相場を理解する上で非常に重要です。もともと…年初のスタートはマズマズでしたが、あっという間に…転落をしました。「節分天井・彼岸底」の筈でしたが…そうしてBASEやソフトバンクなどで追証の嵐でした。

どうにか、こうにか…前半戦の波乱相場を乗り切ったかな?…という印象です。もともと…カタルの選択には「無理」があります。常に、買いしか選択肢がないからです。だからどうしても下げ相場の場合、どんなに頑張っても無理があります。

幸い…この下げ相場でも強いグループが存続していました。三菱UFJをはじめ船株などは比較的に下げにも強く…株価は堅調でした。昨年、後半にもたついた日本製鉄も結構、良いものになりました。このクラスの株ですが…倍増と言うわけにはいきませんが、下がらずに上がっていましたから…昔の全面安のダメ相場とは違います。

同じ株価の「調整波動」でも、活躍する銘柄があるのですから…確実に実質成長時代から「名目成長時代」に、時代は変化したのでしょう。だから上手に立ち回ったなら…結構、儲けた人も居られるのでしょう。

名村造船(7014)の日足推移

名村造船などは…結構、上がりましたよ。カタルは動かない時に何度か手掛けていましたが…今回は、流石に「買いたい」と思っていても、常に追証の「二文字」を背負って、歌舞伎役者を演じていたので「ゆとり」がなかったのです。

やはり相場を楽しむ…という観点で、株式投資をする「ゆとり」を持つと、もっと大きな視野で相場を眺めることができるのでしょう。

今度は、そろそろ…その領域を会得したいものです。

「時間」と「ゆとり」と言う武器を自分のものとして使いこなせるようになれば…きっと新たな境地で、相場を張れると思っています。この克服をできるかどうか…今のカタルの課題でしょう。ようやく…予てから宣言した「マザーズの逆襲」相場がスタートして…心穏やかな休みを過ごしています。それでは…本日はこの辺で、また明日。

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