アーカイブ:2022年7月28日

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「FOMC」と言う米国の金融政策を決めるイベント通過(0.75%の引き上げ)により、市場は「悪抜け」するか、どうか…が試されます。

BASE(477)の日足と200日線

カタルは事前に説明しているように「薄利多売買」戦略の「旗印」を降ろせるかどうか…の基準を新興株の「200日線回復」においています。特に…年初から手掛けている…嘗ての人気株の「BASE」(4477)の株価に注目しています。

加えて…お船の株価水準が「訂正される」のかどうか…も、市場の「見どころ」だと思っています。同時に「レーザーテック」(6920)の戻り相場の株価位置が、何処か?…などは興味があります。

だって半導体だって「品の良い」…市況産業です。ですが、今回は安全保障問題まで格上げされ、国家の補助金が交付されるのです。米国と日本では、そういう扱いになっています。カタルは…「品の良い」半導体と「下品な」船株と何が違うのだろう…とこの株価の開きを疑問視しています。

レザーテック(6920)の四季報予想

レーザーテックの株価は19075円で…川船は9550円です。しかし…一株利益の予想値は、レーザーテックは一株あたり四季報数字では236円です。この会社は6月決算なので来期予測でも343円です。しかし川船は7282円です。来期予測は5171円になっています。(この数字はあてにできません。)

川船(9107)の四季報予想

つまり…我々が信じているPERと言う指標では、レーザーテックは19075/343(来期)=55.6倍の評価で…川船は9550/7282(今期)=1.31倍です。この42倍近い開きは、いったい…何を意味しているのでしょう。船だけに限らず…半導体業界は、既にピークアウトをしている可能性が高く…設備投資が、此処から…大きく伸びる段階ではないでしょう。此方です。

レーザーテック(6920)の日足と200日線

カタルは200日線を目途に、レーザーテックの株価が200日線に到達するなら「空売り」宣言を、事前にしています。その…本日の200日移動平均線の位置は22657円です。全く…不可解な市場です。

インベント通過で株価の回復を待つ予定でしたが…新興株の御四家(ソフトバンク=9983、メルカリ=4385,BASE=4477、サイバーダイン=7779)に、それぞれ…「寄り付き」で買いを入れました。BASEの392円奪回を待つのが自然ですが…寄り値から下を1円刻みで370円まで…買い指値を用いました。今の株価は384-385-377-379=829900(9:14)ですが、この安値の377円も1000株買っています。果たし…「薄利多売買」の「旗印」が降せるのかどうか…。

年初から7か月間も調整を続け…途中、3月だったかな? 反発場面はありましたが…直ぐに株価は下に押されました。今回はどうでしょう。

兎に角…カタルは自説に拘って、自分を信じて、その通りに行動をしています。「本物の世界」を目指すのです。自分が正しければ…儲かります。その儲けが、どんどん膨らめば…本物でしょう。講釈は誰でも垂れますが…実行する「裏付け」がなければ…意味がないと考えています。所詮、机上論の世界は、偽物世界です。仮説を事前に述べて…実証されるなら、本物でしょう。

カタルはサラリーマンから歩合給の世界に行き…そうして今は、論点を説明するレポート屋稼業です。最後が「投資家」です。フロックで…金儲けをした若者はいます。勘が良ければ…感性が良い人は、数十億レベルまで行けるのでしょう。しかし100億円以上になると自分の売り買いで、株価が動きます。他人の褌で、相撲は取れません。本物を目指すしか…その上のレベルに到達できません。論理的な背景の知識がないと偽物でしょう。

本日は半導体と船株のPERの違いは何故か?…という疑問を書きました。

レポートに書く以上、余程…寄り値(19645円)のレーザーテックの「空売り」を考えたのですが…やはり空売りは、抵抗があり…やめました。しかし川船の寄り値9580円は100株だけ買いました。カタルの嫌いな「机上論」ですが…半分だけ実践です。

I君の日足と200日線推移

今、昨日述べたI君の595円が1000株と、そうして590円も1000株買えてきましたから、585円で新たに1000株の買いを用い、その590円で、もう500株だけ…買い指値を入れました。本日の株価の値動きは599-600-589-592=22100(9:32)です。少し…この水準で株を買ってみます。

この株も200日線を下回っていますが…業績はマズマズです。この伸び率なら株価は下値を離れる筈です。肝心の「市場要因」が改善されますから、このような下値圏の株も、必ず株価は水準訂正されます。船株も、ある意味でそうなのです。

増額修正が材料と言う訳ではなく…「市場要因が劣化している」から、このような株価評価なのでしょう。この理由は、最高裁や東京地検様の村社会論です。だからこのような環境を造っているのに…国際金融都市の実現など出来る道理がありません。他人のお金は「要らん」…と述べているのに、国際金融都市の実現?

論理が通りません。

市場の整合性とは、こういう考え方の筋論の話です。市場価格はフェアであるべきです。本日は寄り付きで「野村証券」(8604)株を、合計で12000株買っていますが、この株が上がる為には、日経平均株価が上がらないと駄目です。その為には不可解な株価形成を糺す作業が必要です。

カタルは、その「修復作業」の一助を担えるなら…満足です。市場の黒子として…目立たないように陰ながら…日本株を支えたいと思っています。僕らは、その「潤滑剤」に成れるなら素敵な人生です。そうして株価の歪みを突いて…その株価が正しい株価位置に修正される過程で…利益を享受できるなら、もう言う事はありません。

カタルは随時、株価の成り立ちなど…説明していきますから、「鵜呑み」にする必要は、全くありませんよ。カタルの主張が正しいと思うなら、賛同して共に行動をすれば良いですし…間違っていると思うなら「空売り」をすれば良いですね。本日買っている株を毎日、書いています。お陰様で…少し資金が増えた為か、実験の範囲も拡大しています。

今までなら…BASEは、既に利食いをしています。(薄利多売買戦略)ですが…通常なら、本日だって株を買わずに「利食い」を優先させています。

ハイ、374円のBASEも1000株買い約定です。本日は合計で16000株を買っています。いや、今373円も買えたので、合計は17000株ですね。本日は370円までしか…買いが入っていませんが…もう少し買いを入れるべきかどうか。つまり「薄利多売買」の旗印を降ろし始めた行動をしているのです。

今、365円まで…買い物を入れようとしたら…366円までで、担保が切れました。何か買いを取り消すか…利食いをしないと駄目です。まぁどうせ…今の下値は373円までですから、後で考えましょう。

BASEの板状況

お船も上がって来ましたから、いくらでも…「枠」を創れます。今のBASEの板状況です。オーバーの売り物が200万を超え、買い板は100万以下です。つまり…この水準では、やはり、「ヤレヤレ…」の利食いが、入りやすい株価位置なのです。

このラインを消化できるなら…一気に走りますよ。ですが…ここから400円台前半までは、かなり重い筈です。あの時に「欲をかいて」売らなかった人が…下値を観て…気持ちが変化してヤレヤレの利食い売りを出します。だから…逆にやれるなら…面白いのでしょう。この株が奇麗に200日線を回復できるなら…全体相場も変わります。試金石の一つです。

このように…個別株も観て行き、全体相場の相場観が形成されます。実は、しばらく買ってなかったソフトバンクを、株価が高くなりましたが、昨日は200株ずつ2回、そうして本日も200株合わせて600株買いました。株価が高いのに何故、買ったのか? この実験もBASEの株価と同じ意味を持っています。「複合的に」…全体相場の値動きを観察するのです。

お船、新興株、利回り株として野村証券を買っています。カタルはレポートで述べている通り実践をしています。あとは皆さんの判断です。鵜呑みにする必要は、サラサラありません。株式投資は自分で考えて…どんな理想社会を創りたいか? それを「試す」場でもあります。カタルは豊かな「寛容な社会形成」を目指しています。株価を上げることが正しい政策なのです。

それでは…また明日。

読み直していたら…BASEの370円、2000株も買えて来ており…やはり、まだ旗印を降ろするのは、早いのかなぁ~。難しい判断です。



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