アーカイブ:2022年12月29日

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通常なら「クリスマス」が済んで…新しい年を祝福する相場なのに…。米国株は流石にヤラレが大きすぎて…マイナス面が目立っています。ここに来てテスラ株の話題が多く…空売り派は過去最高の利益だとか…。一部、韓国などの諸外国を始め…米国の個人がテスラ株を買う動きがありますが…果たして、どうでしょう。カタルはまだ下がるんだろう…と漠然と考えています。でも「底入れ」は近いのでしょう。

アップルの日足推移

むしろ…アップルですね。この株の動向が気になります。基本はこの株の底入れがいつか? …なのでしょう。この原因の一つの中国に対する世界的な懸念が広がっています。コロナの蔓延です。何も中国国内だけでなく…渡航者の多くが感染者との報道もあります。中国からミラノに到着した便の半数が陽性者との報道もありました。此方の報道が今の実態を表しているかな?

そうしてアップルのチャート分析をすると…止まる筈の「a」のラインで止まらずに「b」まで来ているのは、深刻な市場の実態を示しているのでしょう。多くのファンドが「核」としている銘柄ですから、2022年の相場の実態が分かります。

だから今年プラスで終えられた読者は、立派な成績だったのです。このような客観評価が出来ないようでは…相場の考え方に対する自分の認識が間違っているのでしょう。何故、カタルが、何度も何度も…「市場要因」の話をしているか? 今年は一貫して個別株評価より…市場要因に影響を受ける株価の話をしたか? 事前に読者の皆様に伝えています。

苦しい中…「薄利多売買」の戦略で、前半戦はプラスだったカタルも…一年を通じてみれば辛うじて…「損をしなかっただけ」の成績でした。でもカタル自身は仕方ないかな?…と思っています。

でも日本株は、幸い、世界市場の中で「一番」恵まれています。一番、駄目なのはEUでしょう。米国はそれでも…勝ち組なのです。日本にとって、今回の外部環境は非常に恵まれた環境です。何しろ…個人の現預金残が1092兆円もあり…尚且つ、企業の内部留保は516兆円もあります。消費税のお陰で、税収も過去最高を更新するのでしょう。

自治体がペイペイなどの消費刺激策も打ち出しており…日本は米国と違い個人消費の比率は低いですが…それでも60%程度でしょう。故に経済指標は、そんなに悪くはありません。このインフレの為に、企業経営者は「挙って」(こぞって)賃上げに動いています。この動きは「国内回帰」の現象の「あと押し」があって、九州地区から全国に波及します。しかも…株価はPERが10倍以下で、配当利回りは4%以上で、PBRはみんな1倍以下です。このようなオーソドックスな指標の「バリュー投資」が見直されています。

日本製鉄の(5401)日足推移

日本製鉄の動きを観ましょうね。PERは3.2~3.8倍、一株あたりの純資産は4294円、しかも配当利回りは7.89%なのです。

いくら大型株で鉄は「市況」と言っても…PERは5倍程度の評価まで株価が上がるのが当たり前でしょう。故に、この逆風の中でも株価は「上昇波動」を続けています。皆さんはカタルより、ずっと高学歴で…賢い投資家の筈です。目先の株価に一喜一憂するのではなく…論路的に投資を心掛けましょう。

短期のマザーズ指数の日足

馬鹿だけですよ。株価が下がると、「もっと株価は下がる」と騒ぐのは…今の市場は、「時間軸の違い」はありますが…色んな「選択肢」(相場の潮流)が見えます。カタルはどれが、実際に選択されるか分かりませんが…確実に市場は改善をしています。本日は新興株の代表的なマザーズ指数を観てください。先ずは、最近1カ月の動向が分かる期間の短い日足と…全体軸をイメージするために、期間の長い日足の二つを掲げておきます。

長期のマザーズ指数の日足

この期間の長いもので観ると…既に株価調整は2年を超え…一度、株価は200日線から上に顔を出して…そうして今、この200日線を再び割れた所です。基本的にITバブルもそうでしたが…この下落する株価波動の期間が2年を超えて…2年半程度が「一つの目途」になります。これは過去の経験則です。今は「下落を続ける株」に見えるでしょうが…来年の春、5月頃は、「ウハウハの展開」に変わると思っています。故に…希望を胸に…「種まきをしろ」と述べています。

「実質経済成長」の時は、基本的に「空売り」相場でした。武田信玄ではありませんが、動かないことが「岩の如く」…正しい選択でした。でもまもなく、「風の如く」…積極的に動いた奴が勝利を収める「名目時代」の到来なのです。

何故、何度も…何度も、色んな事例を掲げて「世相の変化」を述べているか? 一見、関係ない…埼玉の飯能市の殺害事件、犯人が何故、その行為に及んだのか? まだ真相は分かっていませんが…基本的な事は、外部環境が悪化して…生活苦などの精神的な圧力が強いから…なのでしょう。人生が上手く行ってないから、「誰かの責任」にして…自己逃避するのでしょう。

精神的に弱い人は「うつ状態」になります。カタルは食えない時代…どうにか、精神状態を保って…こられたのは、このホームページを開設して「日頃の鬱憤」を日々、吐き出しているから…どうにか、精神上のバランスが保たれているのかも知れません。年収が120万円の世界が、どんなものか…実際に経験をしないと分かりません。あまりに…皆さんは世間を知らなすぎます。自分だけの世界に浸り…それが当然だと思っています。しかし世の中には殺人まで犯し…その鬱積された「不満」を爆発させる人間が居ます。社会の事件の動向を観て、何故、いつまでも「振り込み詐欺」が絶えないのでしょう。誰も…「好き」好んで犯罪に手を染めません。

人間と言うのは、「切っ掛け」があると、日ごろ、心に溜まった思いが爆発します。誰もが抱える悩みがあるのです。でもその悩みから、逃げずに…果敢にチャレンジを続けることが出来るかどうか…ここに人生の勝敗はあると思います。

運に恵まれるやつも居ますが…同時に見放される奴も、カタルのように…居ます。でも諦めず…本日はJトラストの500円の指値が498円で買えました。あれれ? やはり487円まで下値がありますね。それでは…もう2000株だけ490円で指値をしてみます。たぶん…いつか買えるでしょう。何しろ、ミラノベースの最終売買日は、今月末なのでしょう。

この理由、昨日の「BASE」(4477)をみましたか? 

昨日は415万株の出来高ですが…大引けまで売り物が残っており、100万株以上の商いが大引けで成立しています。カタルは、この大引けで1万株だけ…買いました。兎に角…カタルは「有言実行型」で…しつこいのです。

自分がそう考えたら…最後まで諦めません。この性格が災いをしてベンチャリで40億円を飛ばした人間です。このようなカタルの性格を考慮して、賢い読者の人は、このレポートのエキスだけを、吸い取ってくださいね。まさか…13日間かな? 「連続の値下がり」とは驚きます。それだけ…信用の買い残が大きいのですね。この奇妙な「謎」は、三菱UFJの謎、船株の謎と共に封印をして…仕方がないから「市場要因の悪化」という解釈で、今は妥協しておきます。

自分の考え方が正しいわけではなく…あくまで市場評価が、世間の一般認識です。故に実際の相場と自分自身の相場のギャップが開いたら…自分自身の相場観を修正しなくてはなりません。幸い…日本人は、新年を迎えると「心を新たにして」…新しい年に挑めます。相場の世界は、既に新年です。基本的に既に「悪材料」らしき物は、全て語られていますから…そんなに悲観する相場ではありませんよ。

エーザイ(4523)の日足推移

何故、カタルがこんな低迷期は「仕手材料株の物色」が最も正しいとして…「エーザイ」(4523)と「大阪チタン」(5726)の2銘柄を選択して、相場動向を伝えているか?

大阪チタン(5726)の日足推移

その両者のチャートを観てください。何れも…綺麗な上昇波動を継続させています。今年…株で、負けた人は、たぶん外部環境の意味を理解せずに…私欲に溺れた人なのでしょう。基本的にカタルも、この市場要因の改善がないと…逆風下では、なかなか勝てません。やはり追い風でないと駄目ですね。

まぁ年末を一日の残し…今年の印象は、「どうにか…損をせずに乗り切った」との一年でした。どっちにしても…来年の春は、今の市場のムードは大きく変わりますから…心配は要りません。

三菱UFJ(8306)の板状況

薄利多売買路線を変更して、臨んだこの半年間は、散々の結果でしたが…今度は買い乗せをする冒険が生きるのでしょう。三菱UFJは昨日の買値は904.3円でしたね。これが今の板状況です。それでは、もう1000株を884円で指値を入れておきます。買えるかな? 本日の下値は872円まで在ったのですね。知らなかった。買えばよかったな。まぁ良いでしょう。ノンビリやりましょう。

基本的にノンビリ…と自分自身の「力量」を考えて、単位を変えて良いですね。この三菱UFJなら100株なら、僅か9万円です。自分の力量を考えて行動しましょう。銘柄なんか…なんでも構いません。自分が気に入る銘柄を選択しましょう。

ただし…半導体のような歴史的な好環境のなかで起こった相場には、注意が必要です。船の利益も同じです。失われる利益の「深追い」は、たとえ謎でも…配分を減らすべきでしょう。確かに船の市場評価は不可解なままですが…仕方ありません。

カタルが語っている様々な事象から観た、実質経済成長から名目経済成長の流れは、「初めはチョロチョロ」なのです。一般的な人は気付いても居ないでしょう。でも「確実な流れ」は段々大きくなって行きます。最後のこちらの現象も…観ておきましょう。

この報道はカタルが何故、あのような報道が「アドバルーン報道」と述べたか?…それを裏付けています。官僚が狡いのです。自分達の主張を正当化しようと世論を煽ります。安倍首相の森加計問題も桜を観る会も、基本は「政策争い」でしょう。従順な日本国民はNHKの報道は正しいと思っているでしょうが…報道には、アドバルーン報道もあり…素人は判断が出来ません。推測記事も多くあるのです。

こればかりは…池上さんのように…各社の報道を毎日、比較したりして…自分自身が研鑽を積まないとなかなか身に付きません。今回は東芝問題で一例を説明しています。

世の中には、色んな見方があるのです。だからカタルの観測が正しいとは限りません。カタルが正しければ…とっくにあちら側の人間です。未だに…現場で多くの研鑽を積んでも「試行錯誤」を続けています。何処かで…潮目は変わります。その変化を見逃さず…ノンビリ構えましょう。株なんか慌てなくても…何れ買えるのです。高値になってから株を買っても良いのです。

そう言えば…昨日、現役時代の顧客のマグロ屋から、またマグロが届きました。ありがとう。このマグロ屋は良い顧客でしたね。カタル好みの性格です。でもあれだけ損をしたのに…いつまでも律儀に…マグロを送って来ます。彼に、「ご恩返し」…と思って、2019年かな? 「Jトラスト」を薦めたのです。そうしたら…200円割れですからね。その思いもあり…カタルは本日も、Jトラストを買ったのでしょう。

男同士の心の結びつきは…10年以上も前に辞めたのに…まだ続いています。彼も昨年の年賀状には、孫の写真が載っていました。互いに年を取りました。

「33年間の悲哀」と一言で片付けた背景には、様々な想いがあります。でも来年こそ…38915円の奪回相場を…期待しています。1092兆円と516兆円のお金が動き出します。貨幣乗数効果の意味を「噛み締める」年になるのでしょう。動き出しますよ。三菱UFJ一本でも、良いし…選択肢は様々なものがあります。明日は、お正月の「お年玉」になる候補株を紹介します。また…明日。



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