アーカイブ:2022年12月28日

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カタルレポートの読者は、既に日本株が大きく「復活する」ことを理解し始めていると思います。しかし…このカタルの見方は正しいわけではありませんが、この未来予測はかなりの精度だろうと思っています。昨日は「ジャパネット高田」の賃上げ報道を観てもらいましたが…同時に、昨日の日経夕刊を観るとキャノンも同様なのだそうです。なんと…こちらは「20年ぶりのベースアップ」だそうです。御手洗さんは、既にかなり高齢ですが…一流域の経営者でしょう。「国内回帰」を早くから…述べて実行しています。

もう一つ…こちらの報道を観てください。介護貧乏というか…介護世代も大変です。この「負の部分」と言うか…。昔は「姥捨て山」と言う言葉が残っており…年老いた親を山に連れて行って、一人だけ置いて帰り…自然死を待つという風習も在ったようです。子は、泣く泣くの選択です。

今は公的な助成制度はあり「特養老人ホーム」が整備されています。しかし介護度認定により…入れたくても「入れない状態」が続き、都会では「順番待ち」になっています。人権の擁護が叫ばれていますが…日本は儒教の教えの国です。親を大切にする「孝行」も、近年は薄れてきているように感じています。

だから…カタルは国会で「尊厳死」の議論を進めて欲しいと願っています。

しかし国会議員は「政策論議」をせずに…週刊誌化しており、メディアはこれを増長しています。もう狂った連中ばかりが上におり、日本の国力はドンドン低下します。アドバルーンを上げて…銀行の態度を「軟化させよう」と、何度も試みているようですが…9月から既に年末です。「東芝」(6502)の奉加帳の進展を観ると…明らかに村社会論理は行き詰っているのでしょう。

みんなで支え合う社会制度は悪いとは言えませんが、やるなら正々堂々と…透明性を高めで実行すべきだと思っています。陰に隠れて…やる問題とは違うでしょう。曲がりなりにも、総資産経営からROE経営に移行した「日立」(6501)と…総資産経営に溺れ、最後まで政策当局に頼る甘えの行動の「東芝」のレポートがありました。此方です。

話を戻しますが…この2日間連続で、NHKでは「72時間」の特集番組を深夜に報道していました。その3位にランクインした「海の見える老人ホーム」のなかで、公務員で独身女性の80歳代かな? 彼女が職員からお風呂に入りましょうと促されている場面があり「私は一回は入らないと言ったら…入らないの」…と職員に言っている場面を観て、うちのお祖母ちゃんを想い出しました。

うちのお祖母ちゃんも一週間も風呂に入らず…常時、彼女の気が向いたら「声掛け」をして。直ぐに入れるように…一日中、風呂を温かいまま保温していました。何度…声をかけても彼女は入りません。とうとう…かみさんとカタルは、彼女を強引に風呂に投げ込んだのです。この苦労は、大変なストレスです。でも日帰りのサービスを利用するようになり…他人に促されるとお風呂に入るようでした。駄目な時もありますが…。たぶんテレビの彼女は痴ほう症だったのでしょう。

だから…カタルは「エーザイ」(4523)への「思い入れ」が強いのかも…知れません。早く良い薬で出てきて欲しいものです。死亡事例があろうが…なかろうが…、時代を前に進めるべきでしょう。

相場は…市場と言うものは面白いでしょう。ARKKのキャシーウッドさんのような人が居るから…ソフトバンクの孫さんのような人がいるから、テスラのイーロンマスクのような人達が「時代を先駆」します。開拓者です。日経新聞に読んでいませんが…キャシーウッドさんが載っていました。彼女のファンドARKKは30ドルを割り…「年初来安値」を更新し続けています。この現象と仮想通貨のビットコインは「似た者同士」です。

金利高に続き…QT政策により、市場全体…と言うか、社会は進歩を否定し…お金を流さなくなっています。昨日、注目しているアップルとテスラは、何れも…安値を更新しています。テスラは兎も角…アップルが問題です。このPERは21倍です。カタルは米国の景気動向が「政策の不一致」で強いので…早めにFRBが政策転換すれば…大きな景気後退にはならないと思っていますが…トラウマか、ブラフか?…の謎は抱えたままです。

ナスダック指数の日足推移

故にナスダック指数の動きで「底入れ感」が、なかなか…生まれません。今は、まだグロースからバリューへの投資が主流です。

確かに…0.1%の金利上昇で200億円も増益効果が期待されるとの記事を読んだメガバンクは、日銀の金融政策が「切っ掛け」になって株価は動いています。自社株買いをすれば…大きな利益が誕生します。でも「日本製鉄」(5401)の株価がいよいよ2300円台に入って来ました。カタルはあの時に1800円台で株を買ったのです。

この三菱UFJと日本製鉄の共通性は割安株の修正です。基本的に理屈に合わない割安株がゴロゴロしています。本来ならTOBをされて経営者を変えるべきですが…日本はブルドックソース、東京機械のように…村社会論理の国ですから…なかなか構造改革が進展しません。成田闘争の時間闘争を至る所で…しているのですね。最高裁の判事がカタルレポートを読み…株式投資をしているなら…判例も変わるのでしょう。

カタルの意見が正しいとは言っていませんよ。事実、カタルは今年もあちら側に行けず…藻掻き続けています。年末になってカタルより、優秀な成績を成し遂げた人のメールを読むと嬉しいものです。ずいぶん…多くの感謝のメールも頂いています。

ここに来て「三菱UFJ」の上昇でも恩恵を受けられた方がおられるようです。多くの感謝メールを頂きありがとうございます。励みになります。しかし…カタルはリーマンショック崩壊当時から、日本の銀行はバブルの反省があり、米国とは違う…と述べて、この三菱UFJを買い続けて…この場面を待ち続けていました。

三菱UFJ(8306)の月足推移

カタルは「貨幣乗数効果」の話をしています。実質成長時代は、この効果は薄れ…動かないことが正解であり…識者は、じっと…「縮こまって」いたのです。でも今度は、この貨幣乗数効果はドンドン上がる…「名目成長時代」の到来です。

「国内回帰」の意味を、よく考えましょう。始まったのでしょう。この論理的な背景を既に何度も、何度も…述べています。ところが…誰も相場を知りません。馬鹿になったものが「勝利」の美酒を味わえるのでしょう。カタル自身は力量の関係で1万株を890円台で買ったのですが…株価がその後下がったので850円台に節税対策を実施…。そこから僅かな利幅で半分の5000株を売りました。

何しろ…他に買いたいものが、どんどん…出てきます。でも本日は28日で年内最終なので…もう株を買う枠を用意して置いて…下値を買えるかどうか…。故に、この高値で1000株だけですが…成り行きで三菱UFJを買い直します。

三菱UFJの板状況

これが今の板状況です。本当は900円で指値をしておきたいのですが…ハイ今、「成り行き」で1000株だけ買いに行きましたら…902.9円で800株903円200株のお買い上げです。割れちゃった。トホホ…。アララ…900円の指値でも株を買えましたね。まもなくマイナスになります。でも読者と共に…後場寄りにも、もう1000株だけ「成り行き」で株を買うことを公言しておきます。カタルはいつも「有言実行」です。そうして読者の皆様と一緒に行動を共にします。

本日はBASEも、昨日の240円で5000株に続き…本日も寄り値の236円で5000株を買いました。たぶん…「後場寄り」も買う予定でいます。少し時間軸は、ズレる可能性はありますが…カタルはFRBの「政策転換は近い」と思っています。

ケースシラーの住宅価格指数の報道が此方です。状況から見て嫌な時間を我慢できるなら…新興株の選択も「満更」でもないと思っています。このように…今の選択肢はたくさんの読み方が存在します。様々な「潮流」(相場の流れ)が入り混じっているようにも見えます。だから迷ったら「野村証券」(8604)でも、良いのですね。この銘柄は三菱UFJのように…需給バランスがタイトではなく、相当、時間が必要ですが…株価的には底値圏です。ただし…当然の話ですが、時間が掛かります。リスクの選択は人ぞれぞれで違うのです。

カタルが株を買ったから、上がるわけではありません。

それぞれの投資家が…自分でリスクを選択する問題です。カタルに「この銘柄をどう思う?」…とか、馬鹿な質問はやめてください。アドバイスが欲しいなら…専門家に尋ねるべきです。カタルは自説の論理を展開しているだけです。このレポートを、どう利用しようが…それは読者の「勝手」です。はやく大人の対応が出来るようになってください。基本的に「力量」と一言で、述べていますが…資金量も、性格も…家庭環境なども違うのです。だから戦略が個別で違うのですよ。

上がる株は一つだと述べても…株価の上昇の過程でのドラマがあり…成長度合いの過程はみんな違います。今年の失敗作と言うか…まだ200日線より株価は上に位置しているJトラストですが…自分の買値と比較するのは間違っています。

Jトラスト(8508)の日足推移

市場価格と「比較」すべきです。この市場価格の200日線は、ようやく…500円に乗った所です。ところが…多くの方は、困ったものです。冷静に「株価判断」も出来ないようです。カタルは、昨日かな? 510円で久しぶりに2000株を買いましたが、本日はこの500円で2000株の指値を入れてあります。

でも合併相手の「ミライノベース」(3528)の株は208円ですから、Jトラの妥当株価は495円です。本日まで配当付きなので…裁定機能が不十分なのかもしれません。あるいは「川船」(9107)のように…あとになって配当を5円ほど増配するのかも知れません。でも明日以降、株価の「裁定機能」が復活します。

会員向けに「臨時レポート」を出したように…未だに150万株の信用の圧力があります。どの程度が市場での「売りきり」になるか…市場要因によっても変わりますから、この読みは難しいのです。どちらに転んでも良いように…対処をすれば良いのでしょう。良いですか…自分の買った株価が、基準ではないのです。

だからチャートには「移動平均線」と言う考え方が、古くから…重宝されています。この客観評価の基準を観て…自分が「どのリスクを選択」しているか分かります。

ようやく「節税対策」も最終日を迎え…明日からは、来年受け渡しになります。「株を枕に年を越せ!」は常とう句ですが…「名目成長時代」は33年ぶりに…活発に動いた奴が勝利を収める社会環境に変化する時代に入ります。

だから…本日の日経新聞の一面にも「京セラ」(6971)の設備投資の記事が載っています。稲盛さんは亡くなられましたが…会社は成長を続けます。企業の寿命は30年ですから…本来はPER30倍程度の評価でも良いのです。名目成長時代が加速するなら、この指標は段々高くなっていきます。

日本株は10万円時代を観られることが出来るか? 「希望を胸」に行動をしましょうね。また明日。



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