アーカイブ:2023年1月

1/23

日経平均株価は287円高の26,841円です。やはり日本株は米国株の動向に引きずられるように感じています。まぁ世界の金融は、米国次第ですから…仕方ありません。カタルは日本人自身の一人、一人に「自己改革」が必要なのだろうと思っています。株式市場を観ていると、何故か…日本の問題点が「凝縮」されているように感じています。でも…なかなか「自己改革」って…口で言うほど簡単ではなく、大変ですからね。

基本的に誰もが、簡単に出来る肉体の自己改さえも、なかなか…出来ません。

早く、肉体改造をするとすれば…「ライザップ」のような専門家に頼ることになります。専門家の手でトレーニングのメニューや食事制限などの管理が出来て、仮に理想的な体になっても、そのレベルを維持するのは「至難の業」でしょう。カタルのような「怠け者」にはハードルが高そうです。なかなか…「自己セーブ」をするのは難しいですからね。

株式投資は、この「自己セーブ」と言うか…自分の「力量」を把握したうえで、投資をするという課題は、簡単のようで…難しいことが、自分自身がやってみると分かります。

カタルなんか、いつも目先の誘惑に溺れ…株価の高値を買います。特にカタルは「自分は出来る」と思い込む性格のようです。人間、やろうと思えば、必ず出来る、出来ないことはないと思っています。でもなかなか目標達成のハードルは高いですね。嫌になります。「モチベーションの維持」というは、大変な事です。

本日の日経新聞で、目についたのは「会社と社員 変革の歴史」と言う記事です。

最初は広告かな? …と思ったのです。この賃金がドル建てになっており、最初は何を表しているのか? 一見すると分かりませんでした。4536ドルから始まり1950年の14238ドルから今は52365ドルとなっています。1ドル=130円計算で680万円程度です。この水準、先日メールを頂いた息子さんがオーストラリアに就職して2年目の年収が700万円程度だと言います。入社2年目の社員の給料です。

日本人がどれだけ低迷をして「鎖国制度」を継続しているか分かると言うものです。別にカタルだけが「日本の文化」と言うか…村社会論に疑問を感じているのではないのでしょう。このレポートは海外から日本に来た外国人のものらしいですが…カタルの感覚と似ている面が描かれていることが分かります。此方です。

まぁ我々、日本人がどんな国を望むか? その方策を考える上で重要な課題の一つでしょう。株価は自分で決めるのです。誰かが高値を買ってくれそうだから…その前に株を買って、高値になったら売ろうとせずに、自分がこの価格が妥当だと思うなら…株価がその価格になるまで買い続ければ良いのでしょう。カタルは、最近はあまり買っていませんが、「ナ・デックス」(7435)の株価は「安過ぎる」と思っているから、カタルは継続して売り買いの対象に選択しました。このチャートは、「色んなこと」を教えてくれます。

ナ・デックス(7435)の長い日足推移

先ず人気になるのは、通常「a」の段階です。そのバロメーターの出来高推移を観てください。実はこの株価は2006年1月にも大きく上がっており…さらに上の1860円を付けています。人気がない過小資本銘柄ですから…それなりの対応が必要ですが、みんな同じことですね。別に大型株の「三菱UFJ」(8306)と仕組みが違う訳ではありません。売買がやり易いか? やりにくいか?…変動率はどうか…と言う違いでしょう。

でも株価の成り立ちは、みんな一緒です。市場の人気になると株価は上がり…市場の人気がなくなると株価は下がります。

カタルが述べている「2年半」、だいたい…2年を経過すると調整が一巡することが分かります。高値1745円を付けて…通常は株価が下げてくると…値惚れから株を買います。でも面白いことに、人気が続くのはやはり最初の1年間程度なのです。でも全体市況にもよるのでしょうが…この株の安値は、あのコロナ禍の時に付けた520円です。

その後、株価は戻りますが…ネット株と言うか…今回のコロナバブルに大きな影響を受けておらず…大きく株価は上がっていません。この間に「BASE」(4477)の株価は10倍以上になっています。それなのに、僅か…2倍程度なのです。

そうして200日線を割れた所が、「買い場」になっており、昨年の5月に611円を付けて反発を開始しています。そうして…今があります。過去と言うか…2006年と2018年に2回、今の純資産価値近くまで株価が上昇しています。今回は、どうでしょう。ユニデンがMBOになり上場廃止…そうして今は「フジテック」(6406)です。カタルは「日証金」(511)の「天下り」などを受けて入れている仕組みも問題視しています。

これが村社会論だと思っています。

基本的に金融は国の仕組みの根幹にかかわり…どうしても政策当局の指導の影響を受けます。税務署に追われる理屈と同じです。何処の国にもあるのでしょうが…日本の場合、古くから現状維持というか…古い「しきたり」を変えようとはしません。これを守り…日本国民が「幸せ」なら、なんら…問題ありません。でもこの失われた時代の実験を観て、この結果、果たして豊かになったのでしょうか? 市場原理主義者のカタルにとっては、甚だ疑問です。

一昨日、飲んだ友達もガラケーでした。スマフォにしないようです。もうAI時代になり…自分が努力をして進化するかどうか…。日本の今の体制は、この進歩の途上なのでしょう。マイナンバーカードなんか…もう古いと思っています。時間の問題でスマフォに移行し、やがて…顔認証の制度に移行するのでしょう。「NEC」(6701)は光るものを持っています。ここで株価が気になったので…観てみましょう。

NEC(6701)の月足推移

やはり低迷したままですね。この会社もROE経営にすれば…大きく変化できる素質を秘めているのでしょう。「パナソニック」(6752)に似ています。パナソニックも良いものがあるのに、なかなか捨てきれていません。

こう言う事例を観ると…株価が爆上げになって来た「日本製鉄」(5401)の橋本さんの行動力は素晴らしいものがあります。きっと…心の中では、どの企業経営者も考えている筈ですが…、なかなかユニクロ(ファストリ=9983)の柳井さんのような決断に至りません。カタルはこれでも遅いんじゃないか…と思っています。日銀の黒田さんと同じような時間軸に見えます。もう34年ですからね。いい加減に、日本人は自ら…目覚めるべきでしょう。

今日もゴタクが長くなりましたね。株価を観ると…色んなことを考えるでしょう。自分がどういう疑問を持つかです。株式投資と言うは面白いものです。本日は三菱UFJが上がってきており950円台に入っています。日銀総裁の交代が話題になっているからでしょう。アコードの話しになっています。此方を読んでおきましょう。

この三菱UFJと日本製鉄の株価は「見えない糸」で繋がっています。「市場の整合性」を考えている人は分かります。同じことだから…同時期に「ナ・デックス」も上がっている訳です。仕掛け人がいるなら…2006年や2018年と同様に…一株あたりの純資産価値1902円奪回を目指しても良いですね。だって「フジテック」も臨時の株主総会で…「日証金」も話題になっています。全て共通する「繋がり」があります。

このナ・デックスの株価推移を観て、何が…他に連想するものはなかったですか?

ロコンド(3558)の日足推移

200日線を超えてから、そうして200日線を割れている株価を観て…そうです。最近、買っている「ロコンド」(3558)のケースのチャートと似ています。時間軸は、若干の違いはありますが…基本的に200日線を超えた後の下げは、買いのチャンスだと思っています。通常なら2022年の3月に付けた890円の安値の株価を割れずに、近く反発する筈です。安全を図るなら…200日線の1141円の奪回を観てから参戦しても構わないのでしょう。それからです。

この選択は基本的には「時間軸の選択」を何処に据えるのか?…と言う時間軸の話だと考えています。

だから…一概に、「この株はどうか?」という質問には答えられないのです。お金持ちはそのお金を有効に活用するためには「下げ過程」を買い続けることになります。その代わり…時間軸は大幅に変わります。お金持ちって…みんな気長です。別に株価がどう動こうが構いません。場合によれば、その会社を全部「丸ごと」買っても良いのです。別に売買の鞘で金儲けをしようとは思っていません。

昔、近藤坊の話をしたことが在ります。カタルの嘗て勤務していた会社の社長が、名古屋支店長当時、空売りをして大損をした近藤坊(近藤 信男)さんにお詫びに行ったら、笑って…「別に株で損をしても、他で儲かっているから構わない」と言ったそうです。彼の持っている土地などの資産のヘッジのために、株を売っていたのだそうです。金持ちの感覚なんか…常人とは違うのです。

今日は与太話ばかりですね。まぁ、株式投資は自分が信じる所をやれば良いのでしょう。カタルはカタル、読者一人一人、みんな考え方が違います。

全体の市場環境が良くなるなら…基本的にどの株価も上昇してきます。無理をして売らなくて良いからです。株価が底値を付ける動きは、どちらかと言えば…売りたくないが、売らざる得ない時です。そうです…「追証」や「期日」の時です。その他…大勢の人は、損をしてまで株を売ろうとはしません。故に、この200日の移動平均線が持つ意味が大切なのです。

最近は5日線が愛用され…目先の動向に拘る人が多く存在します。プログラム売買の優劣を決めるのは、取引所までの物理的な距離とコンピュターの処理能力で決まると言われています。そんな連中と同じ土壌で勝負をしようなんて…バカバカしいと思います。自分らしく…自分が得意な分野を伸ばせば良いのでしょう。市場は徐々に…でしょうが、だんだん暖まって来ます。

一旦、目先の売り物を買い切ったかに見える三菱UFJはどうなるか? 色んな焦点があるから株式投資は面白いですね。好業績が期待される「レーザーテック」(6920)が人気になって来ました。でもカタルは、上期で半導体の「在庫調整」が終わるとは考えていません。何が、切っ掛けになるか…たぶん目先は「決算」でしょう。本当は好業績で買われるなら、「空売り」をしてみたいのですが…たぶん、好業績でも株価は下がると思っていますから、前日あたりかな?…とも思っています。でもカタルは、絶対に空売りはしません。この程度の調整期間で、あの相場の調整が終わるとは思っていません。でも半導体は、同じ市況でも船と違い、未来の夢があります。

でも不思議ですね。同じお金なのに…。今は未来の夢より現実のお金を優先するバリュー相場なのに…何故なのでしょう。世の中は、なかなか分からないから…面白いのでしょう。そんな事で…本日のカタルレポートは与太話でした。また…明日。

BASE(4477)の板状況

何故か…BASEの板状況は、こんなに開いています。今度は250円割れなら…買いなのかな? あの時に245円を買った後、怖くて…「追加の買い」を出来ませんでした。だから貧乏人はいつまでも駄目なのですね。困った問題ですよ。305円割れは、何処でも「買い場」だと思っていますが、なかなか…現実は行動できません。トホホ…。またね。



amazon.co.jp 全品に拡大 無料配送キャンペーン実施中!詳細はこちらをクリック。
2023年1月
« 12月   2月 »
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  
株式投資関連の本