アーカイブ:2023年6月

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昨日は、ビックリしました。カタルがバブルの頃の話を引っ張り出した途端に…SQを控えた「空中戦」の経緯が本日の「日経新聞のスクランブルの記事」です

「アドバンテスト」(6857) の日足推移

もともと…予期せぬ事態への対処は、難しいものです。「アドバンテスト」(6857)が、今回の主役ですから…この株価を観ると、いくら「指数相場」でも…目先は「やり過ぎ」に見えます。しかし…日経新聞のスクランブルを書いた金融工学エディター小河愛実さんのような感覚になるのが普通ですが、現実は分かりません。通常、誰しもが抱く…感覚どおりに相場は動きませんからね。バブル期の「裏付けがない」指数だけの相場と違い、今回は、これだけ株価が上がっても…「金利裁定」が効く株価だという事です。

カタルは、こう述べています。失われた時代は「肥沃な大地」の形成時間でした。

1989年の38915円を3%成長すると…

つまり…ここから世界基準に日本も方向転換をするなら…潜在的な3%の経済成長を遂げたと仮定した株価…106316円に、今年は到達するのです。一気に34年の「鬱憤を晴らす」相場になるなら…このまま走り続ける可能性もあります。だから…企業の内部留保金額が516兆円であり、個人の現預金残が1116兆円なのです。ちゃんとした背景があるのですよ。テクニカルのオプションの話で全てが解明できると思わないことですね。カタルは、こんな小手先ではなく…「時代の変遷」の話をしています。

コンドラッチェフの波の話です。

此方を読むと良いかな? エヌビディアはTSMCにエヌビディアのH100の増産を、割増料金を払って…要請したのです。TSCMは2023年の設備投資は320億ドルだそうです。もう天文学的な設備投資金額です。今のところ汎用品の半導体は余っています。故に自動車の生産も戻っていますね。この「シンギュラリティ」と呼ばれるSF社会への加速地点、つまり入り口から入って「ワープする時代」に日本のお金が相乗りするなら…日本株は一気に我慢して我慢して…爆発を待った「34年の悲哀」の鬱憤を晴らす可能性があります。

故に「野村証券」(8604)の4桁は当たり前です。

名目と実質の賃金の推移

昨日の名目賃金と実質賃金のグラフですが…この差が、上方に開く展開なら…株式投資や不動産投資をしないと「負け組」になります。銀行、証券、不動産の金融相場の3点セットの業種から、銘柄を選別すれば良いのです。

そのシンギュラリティを後押しする技術開発は…何もAIだけではありません。最も大切なのは6G革命ですね。通信です。この動きも始まりそうです。奇しくも…このエヌビディアと同じタイミングの「IOWN」の誕生と普及です。ここに自動運転などの実用化も始まります。もう…「時代の波」は方向性が決まっているのです。

この時間軸の読みが、株式投資の全てです。正しい時代認識を出来ているかどうか…ここで株式投資の勝敗は分かれます。小手先のテクニカル論に溺れますが、スクランブルの記事は、まぁ話題性としては面白いのですが…時代観を加味していません。

日経平均株価の日足推移

でもチャート上は大陰線ですから、危ないチャートで…目先は「天井の可能性」もありますが、時代観から考えると…あまり押さずに、「一段高」の可能性もあります。カタルにも分かりません。だから「警戒感」を持って…観察をしています。でも観察だけでは駄目だから…「清水の舞台から飛び降りる」勇気で…エーザイの高値9800円を買ったわけです。

ところが…買った途端に「指数相場の影響」を、もろに受けましたが…ここは買い場に見えます。売りたいけれど…当面は買う事しか、頭にありません。追撃買いが出来るなら買うのですが…何しろ貧乏人で…昨日は「ジェイドG」(3558)を公約通り買い続けています。

昨日も、なかなか下値が買えませんから仕方なく…1635円、1630円、1625円と僅か500株ずつですが、3本を買いました。本日は更に反省をして…1615円から1605円まで3本が入っていますが、果たして…株を売る人が居るかどうか…。ただFOMCは利上げ確率100%との解説で、昨晩の米国はハイテク株は売られていました。逆に気にしていたボーイングの株価は上がっていました。「大阪チタン」(5726)は、果たしてどうなるのでしょう。

このレポートでは「可能性があるから」銘柄名が登場します。

NTT(9432)の日足推移

NTTへの関心は、高いようです。何しろ…25分割ですから魅力的に見えます。それに…6Gの「IOWN」の誕生です。まぁ3%の配当利回りですし…PERは11倍ほどですから妥当な株価でしょう。

カタルは、もともと「ハイリスク派」ですから…大型株はあまり手掛けません。故にコメントがないと言って、否定している訳ではなく、カタルの選択基準から観ると…順位は低いのです。「日本製鉄」(5401)のようなものです。この日本製鉄も報道が控えめですが…非上場企業中心に整理を加速させています。カタルは子会社群の「統廃合」を早めないと…駄目だと述べています。しかし、確り…やっているようです。流石、橋本さんです。「企業は人なり」なのです。

「デンソー」(6902) の日足推移

「デンソー」(6902)も、盛んに…カタルレポートでは取り上げましたね。「内部留保」を使った活用に…先駆した企業です。この「インバーター」は、電動アスクルに欠かせません。この研究開発費は馬鹿になりません。「X-in-1」の話しに、ピン…と反応できるかどうか…。証券マンの資質が求められます。既にタイでは「BYD」が、遥かに…先駆しています。

トヨタは「周回遅れ」なんて…もんじゃありません。何故、章夫社長は好きだけれど…「村社会」に染まっていると述べたか? 彼の経営判断ミスです。米国で盛んにロビー活動をしていたのです。確かに…彼の意見は「一理」ありますが…過去、日本がやった失敗事例と同じに見えます。予備知識がないと…皆さんには難しい話しかな?

ようやく、カタルもざっくりですが…この程度のレポートが書けるようになっています。なかなか…良くなっていますね。時間軸の修正も、もうすぐ…完璧になるかもしれません。

しかし今年は、割安株から…仕手材料株と新興株と読みましたが…実際は、この間に「指数相場」が入りました。ここでは…「ルネサスエレク」(6723)に「リクルート」(6098)、そうして「オークマ」(6103)を掲げましたが、「利用度」はイマイチでした。

どうにか…ここに来て「エーザイ」(4523)が、様になって…新高値の更新です。此方の報道のようです。7000円台前半で買った人は居ましたか? カタルは何度も…自分が買ってやられている株を買いましょう…と述べています。それに、ちゃん…とアフターもしています。

でも何度も書いていますが、「ジェイドG」(3558)は人気がないですね。何処かで…大幅高するように見えます。故に高値を買う必要はありませんが、もう1500円台は難しいようにも思います。エーザイの7000円台前半の動きと同様に…カタルには見えます。

人気の高い「大阪チタン」(5726)も「東邦チタン」(5727)の山尾社長の業績見通しを信じる奴にとっては、株は「空売り」ですよ。でも現実の東邦チタンの株価は1900円台です。一株利益40円なら、どう考えても「売り」です。自分が、どの解説を信じて…行動を共にするか? S&Pの「ソフトバンクG」(9984)の評価を聞いて、自分がどう判断をするか? この話です。同じことです。本日紹介した日経新聞のスクランブルの記事も同じことです。

世の中には…「市場の整合性」に勝る…考え方はありません。だって…市場で形成される株価は、色んな考え方の集合体です。その株価を観て、何故、このような株価は成立するか? その訳を考えて…行動をする奴が、最後は勝者でしょう。

このカタルレポートは、かなりの質だと自負しています。先日は、エーザイと「レーザーテック」(6920)の比較の話をしています。「現物株比率」が高い株が、ある日を境に…「人気株」に変貌します。それがレーザーテックです。ここからエーザイが変貌できるかどうか分かりませんが、その資質を有しているから、高値でも買い続けています。ジェイドGも同じ…大阪チタンもそうです。そのキラキラしている部分が、皆さんに見えるかどうか…本日株価が下げている「BASE」(4477)もそうです。カタルには「キラキラ」しているように見えます。

F君の日足推移

この感覚は…皆さんに説明しても理解してもらえないでしょう。先ほど…F君を1000円で500株だけですが…初めて買いました。この株を…ここから下値は、どんどん…カタルは買います。そのチャートだけ掲載しておきましょう。そうすれば…会員の人は分かりますね。別に隠すわけではありませんが…過小資本株です。皆さんは、NTTでも野村証券でも…何でも構いません。基本的にカタルレポートに登場する株は、見所があるから紹介している記事です。

その為に、自分が、かなりの時間を割いて勉強しないと駄目なのですが、カタルレポートだけを数回読んで…その理解に努めてください。昨日も、数か所の訂正をしました。誤字脱字…少し違う表現など…午後から時間のある時に修正を加えています。

エーザイクラスで…1000万株台に出来高が常態化するなら…レーザーテック化の完成図です。でもこればかりは「演出家の才能」が必要です。

TICK回数 の推移

相場と言うのは「人為的なもの」なのです。人気をどう持続させるか? スター株が誕生しないと…なかなかTICK回数は伸びません。しかし昨日はオプションの攻防で先物が売られ…多くの見所がありました。故に69万回台になりこの数字は今年、最高です。

「川重」(7012) の日足推移

昨日観た中で、「川重」(7012)は、なんで…こんなに強いのでしょう? でもカタル向きではないから、調べる気にもなりません。

基本的に、皆さんはカタルの性格を考えないと駄目ですよ。カタルは常にラッセルを心掛けています。34年前、オヤジが7月に死んで、一所懸命に生きようと思ってサラリーマンを辞めましたが…苦労しただけで、まだ「果実」は得ていません。苦節34年です。

これだけ…がんばっても、この程度です。既に「棺桶」がもう直ぐ登場をします。世の中はなかなか上手く行きません。ここから数年かけて…34年間の悲哀を一蹴、出来るのかどうか…皆さんは、馬鹿カタルを面白い奴だと…漫画のように笑いながら読めば良いですね。はたして顛末は、如何に? そんな所で…本日はお終いです。また…明日。



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