アーカイブ:2023年6月

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昨日、ある読者と電話をする機会があり…彼は「スミダコーポ」(6817)を買ったと言っていました。そう言えば…他の方も、そんな話をしていました。カタルは「目先は重いし…時間が掛かる」と述べました。この理由は「公募増資の打ち返し」があり…力を入れない限り、そう簡単に株価は上がらないからです。故に、カタルは「ワンタッチ」なのです。別に会社の内容は申し分はなく…良いのです。ですが、株価が上がるとは限りませんからね。

「スミダコーポ」(6817) の日足推移

内容の良い株が上がるなら…他にも、たくさんの候補があります。基本的に、日本株は最近ようやく…海外投資家が株を買い始めていますが…まだまだ病み上がりで、ICUから抜け出したばかりなのでしょう。故に…まだ「先着1名様限り」の相場展開に見えるのでしょう。少し「地合いが崩れる」と昨日のように、株価は「売りもの」に押されます。基本的に「仕掛け筋」が手を抜くことが出来ません。だから「一人旅」相場と揶揄しています。

実は多くの読者から…「この株はどうだ」と力説を受けます。

しかしカタルが何故、最後の課題として「時間軸の壁」を乗り越えられないか? この話を少し、しましょう。皆さんの多くは「独りよがり」です。自分の意見が正しいわけではなく、市場の動向が正しいのです。この感覚が、多くの人は分からないようです。

2023年3月末の資金循環

昨日、日銀の資金循環表が発表され個人の現預金残は1116兆円から1107兆円に減ったようです。しかし証券は311兆円から343兆円に32兆円も大きく増えました。現預金残は9兆円ほど減りましたが、その分証券は32兆円も増えたのです。

このような時間軸の比較が、日銀のページでは簡単に見つからないのです。通常は継続的な観察が、簡単に出来るようにすべきでしょう。たぶん…何処かにデータがあるのですが、カタルには。慣れてないから分かりません。


2022年末の資金循環

よってカタルの前のレポートをコピペしました。分かりますかね。これが資産効果です。32兆円から9兆円を引いて、23兆円の購買力が増える訳です。株が高くなれば…衝動買いも増えるでしょう。故に「消費」も増えます。

お金が動くから「貨幣乗数」効果が高まります。このような…基本は小学生でも理解できると思うのですが…バブル期に元日銀総裁の三重野さんは、「株が下がっても、経済はビクともしない」…と暴言を吐いたのです。もう狂った人間がトップに付くと…末端は大変です。サラリーマンは大変ですよ。

カタルの前の会社の社長は、「永年勤続表彰式」の祝いの席で、「会社が嫌な奴は辞めれば良い」と述べたのです。そんな馬鹿の下に、仕えることは出来ません。色んな理由がありますが…人間の行動は複雑です。会社が良いから株価が上がるわけではなく…、何が「切っ掛けか」…が、難しいのです。

昨日、散々…批判を続けていた「後ろ向きの利益」のお船の利益と、半導体は過去の利益だから「仕手材料株」の選択として、正しくない…と批判をしていたのですが、あまりにタイミングが良く…全体相場が休むと仕手材料株の選択で「川船」(9107)が大きく上がって来ました。

「川船」(9107) の日足推移

どうしようか…と、思ったのですが、100株だけ大引けの3744円で株を買ってみました。そうしたら…本日の「幕開け」は安く、もう100株3640円で買い、まだ株価は下げていますから、もう100円下の3540円で100株の指値を用いました。実験は続きます。

本来は、「エーザイ」(4523)か「大阪チタン」(5726)が、昨日の川船のような相場になると思っていたのです。しかし…仕掛け筋は下手糞です。折角のチャンスなのに…なかなか「相場心」を知っている人間が、少ないのでしょう。しかし川船もあり得るのです。だから…実験で買いに行っています。

この論理的な株価の背景は…一株あたりの純資産が川船は6128円あり、一株利益は485円の予想ですから…株価は本来なら6128+10*485=10978円ですが…市況ものの利益ですから半分の5年分にして、6128+5*485=8553円辺りまで在っても不思議ではありません。

まぁ、「仕掛け筋」のお手並み拝見です。しかも昨日の日証金のカラ売り残は291万株ほど日証金で売っているようです。もともと…このようなタイミングで株価が上がるのが「仕手材料株」の相場です。しかし過去の利益ではなく、未来の利益を材料にすべきです。故にエーザイか…大阪チタンが相応しいのです。

でも仕掛け筋が馬鹿ではしょうがないから、川船で実験です。あくまでも「遊び」です。ワクワク感がない相場は、カタル向きではありません。年初からの「割安株」相場も「指数」相場も、あまり面白い相場とは言えません。

やはりカタルの「心」を揺さぶらなくてはなりません。でも失われた時代は「焼け野原」で…相場心の分かる人間が居ないのでしょう。日本中「どこも彼処も偽物ばかりなり」…ですね。

「NTT」(9432) の日足推移

もう一つの相場は「過剰流動性」相場です。此方の選択の方が良かったようですが…参考銘柄として、皆さんには25分割を控える「NTT」(9432)を紹介しています。やはり上がって来ました。でも、たぶん…「ワンタッチ」です。この株も時間が掛かります。「筋」が違うような気がしています。

実は、昨日は、かなり売りました。1500円台で買った「ジェイドG」(3558)も残そうと思っていましたが…「Jトラスト」(8508)の損失は、たった2000株で38万円近く生じ、仕方なく4000株ほど1685円の買い物にぶつけました。

少し売り過ぎましたから、本日は1680円で逆に1000株を買い戻し…更に下値の1670円にも1000株の買い指値を入れました。エーザイも売ったのです。9380円だったかな? 400株ほど売り…こちらも売り過ぎたので、本日は9350円で200株の買い指値を入れていたら買えました。

カタルの基本的な相場観は変わりませんが、最後の「力量把握」が下手糞で…常に30%の維持率ギリギリの勝負です。故に、売りたくもない株を売ることもあります。まぁ、合わせれば…損ではなく、若干の儲けですが…エーザイは1万円台の時も「買い乗せ」をしていました。ジェイドG もそうです。高値でも買っています。その内、上がるでしょう。ただ時間が読めないだけです。

ナ・デックス」(7435) の日足推移

皆さんは、もう持ってないから関心はないでしょうが…「ナ・デックス」(7435)が再び新高値を追っています。本日は31円高の1139円です。チャートはこんな感じです。そうして「日本製鉄」(5401)も近々…「再上昇をする」と思っていますが、まだなのでしょう。

「日本製鉄」(5401) の日足推移

この「見極め」に、苦労をしています。時間軸をピッタリ当てる作業です。エーザイの可能性が一番高いと思っています。この理由は川船のデータ分析にも関係しますが…いちいち素人に解説しても仕方がなく…次の会員レポートでその話をしましょう。別に隠すつもりはありませんよ。カタルは非常にオープンな人間です。

先ほどの…日銀の資金循環統計の話ですね。継続性のあるデータを時間のある時に探して…時間軸を追うと、きっと「面白い結果」になると思っています。32兆円も増えたのです。実質はたぶん…23兆円ですが、されど…23兆円です。

実質経済の馬鹿な実験を、霞が関の人間が独断で続けました。だから…安倍さんが誕生したのですよ。しかし…彼は「森・加計」問題で叩かれ…最後は「黒川」人事です。たぶん…カタルの観察は正しいと思っています。自分達は苦労をしません。失われた時代はウハウハだったはずです。

カタルは年収120万円の悲哀を味わっており…サラ金地獄です。少し良くなると税務署様のお出ましです。「エイ、控えおろう…この印籠が目に入らぬか」…とやられます。

なかなか本物人間の道は厳しいですね。しかし「弛まぬ努力」です。粘り強く…本日も株を買っています。260円にBASEの買いも入っていますが、まだ買えません。まぁノンビリやることでしょう。そんなに「ウハウハ」になるかどうか…。

米国の昨日の指標は強く、たぶん「利上げ」になるのでしょう。当たらない予想をしても意味はなく…ノンビリやりましょう。ジェイドGは、まもなく自社株買いも切れるでしょう。それから…かな? 基本的に昨日の下げ程度で慌てた人は、ポジションを落とすことです。日本株は大丈夫だと思っていますが、まだまだ…道は「入口」の地点でしょう。

「東洋建設」(1890)は良かったですね。ズルをする「コスモエネルギーホールディングス」(5021)とは違います。後出しジャンケンなんか…「風上にも置けない」ゲスのやる行動です。ヤクザだって信義を重んじるのに…腐った人間が上に居る日本です。情けないなぁ~。本当に…。でも東洋建設もどうなるか…。

こんなところで…本日は、良いでしょうか? 

川船はこの3550円前後で…買っているのでしょう。昨日のVWBA(Volume Weighted Average Price=売買高加重平均価格)は3629円でした。だから、それより下値は、参加のチャンスでしょう。ただし博打です。

何しろ、ブラックロック様は、何故か、わかりませんが、海運株を買っています。ハイ、今、川船の3540円も買えました。この後は3440円ですが…どうしようかな? 何しろ…3発も買いました。たぶん…利食いになるでしょう。 株は、ハラハラ・ドキドキ…しながら「楽しまない」と意味がありません。それでは…本日はこの辺で、また明日。

株の話題は此方で…読み物として面白かったのは両班(やんばん)の話です。



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