アーカイブ:2024年1月

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新春早々…「能登地震」や「JAL機の事故」そうして…昨日は北九州の小倉北区魚町にある「鳥町食堂街」の火災と…3日連続の災害は、嫌な空気を感じさせます。

川崎汽船(9107)の日足推移

新年の場が明けて…目立つのは「船株」の株価上昇です。フーシ派の活躍で紅海を避けて喜望峰経由するから…船舶が「ひっ迫する」と言う相場観でしょうが…このような「乱高下」の相場は、気を付けねばなりません。目先を張る「日計りのディーリング」なら、兎も角、素人は避けましょう。

かなり上昇期間が長く続いており…基本的には見送りでしょう。しかし既に、株価は仕手化しており、場合によれば…高値の更新もあるのでしょうが、カタルは全く…関心はありません。

「レーザーテック」(6920) の日足推移

同時に…年末に「ビックリ、ポン」の半導体の活躍も可能性はありますが、銘柄によるのでしょう。「レーザーテック」(6920)は、米国のM7のような感覚です。

「ソシオネクスト」(6526) の日足推移

まだ評価が確定してない「チップレット」は可能性を感じますが…これからの新規分野です。「アオイ電子」(6832)の急騰には、正直、驚きました。この手の感覚は「新鮮味」を感じますが…同時に「危ない匂い」を持っています。過小資本株ですから…気を付けなくてはなりません。やるとすれば…「ソシオネクスト」(6526)ですが…まだ分かりませんからね。

S&P500 の日足推移

昨晩はFOMCの議事録の発表を控え…米国株はM7中心に続落していると言います。しかし…S&P500は新高値4818ドルを取る前に、9週間連続株価上昇と言う…偉業を成し遂げた所です。一服が入るのが「当然の帰結」でしょう。M7の評価は難しく…大勢観は正しいのです。「地球連邦構想」が定着しますから…ね。だから「アップル」(AAPL)のような桁違いの評価に繋がります。この発想で物事を考えるのが、正しい認識でしょう。

「エイベックス」(7860)の「新しい学校のリーダーズ」と言う世界戦略が「BTS」の活躍などを観れば…正しい方向性なのでしょう。昨年は「テイラー・スウィフト」旋風とも言える超人気歌手の誕生です。カタルには、なかなか…理解できない分野なのです。仕事で仕方なく…「VTuber」などの画像を観ましたが…カタルには、その「良さ」が理解できませんからね。でも「ANYCOLOR」(5032)の時価総額は2000億円に近い市場評価なのです。

カタルは、AI時代は、同時に「文化の価値」を再確認する時代だと考えており、68歳のカタルは疲れますが、なるべく…理解しようと努力を続けます。株屋も大変なのです。玉置浩二なら、よく分かるのですよ。ある意味で分からない分野を、強要されても…感情の問題ですからね。しかし2000億円は、かなりの金額です。それもPERは17倍から13倍台に低下する市場の評価です。

本日、株を買った銘柄は「野村証券」(8604)の630円を2000株、240円の指値をしたのですが238円で買えた「BASE」(4477)の5000株、そうして定番の「ジェイドG」(3558)を2060円、2050円、2040円まで買っていますが、その下は買えていません。今の処は…です。

昨日も述べたように…基本構想は米国の金利動向です。

既に利下げ方向に変わっており、なかには「利上げ」態度を言う人も居ますが…状況から観て「利下げ」が3月か、5月か…と意見が割れています。ロイターは、株屋的な発想で、報道をしており…「鳩」派です。しかしカタルはブルームバーグの報道の方に正当性を感じています。同じ記事を…「別の視点」で観ています。

皆様も…基本的に同じニュースを「別の見方」で、観察して…様々な視点を持って、同じ材料を判断すると良いのでしょう。自分の観方が正しいわけでもなく…「市場の整合性」が何処にあるのか? その市場の焦点を、正しく理解しないと「自分勝手な観測」に基づいて…株価判断をして…行動をします。

基本的に株価を判断する場合、8割程度は「人の行く裏に道あり花の山」と言われるように自分の感情と違う見方を採用する方が「正しい認識」の場面が多いのです。

例えば…「ジェイドG」(3558)の高値を買うのは「勇気」が必要ですが…利食いはしやすいのです。カタル自身…どちらの選択が正しいのか分かりません。

逆にBASEのような「株価位置」だと買いやすいのでしょうが…果たして、相場になるかどうか、難しい場面です。


「BASE」(4477)の 日足推移

カタルなんか…昨年かな? いや…2年越しになるのでしょう。最初は「薄利多売買」路線ですから、どうにかなりましたが、最近は「ヤラレ」が大きいですからね。先日は、もう大丈夫だろうと「高を括り」…もう300円は割れないと思って買い始めましたが、あっけなく…「新安値」の更新です。ですが、今年は間違いなく「赤字からの黒字」展開ですから…株価は期待されます。


「BASE」は今年損益分岐点を迎える…?

この資料は、「ジェイドG」の決算説明会資料ですが、同じことです。全ての産業に、この図は応用できます。この売り上げが伸びて…固定費と変動費を超えた地点から、利益が生まれます。この分岐点を「損益分岐点」と言いますが、この場面を狙うのが…株式投資で最も高い「投資効率」を産む…投資のやり方です。通常は、既に時間軸を考えると株価は上昇に向かいます。ここでは「ボーイング社」(BA)も同じです。既に株価が上昇しています。米国は「名目時代」の認識が確立されています。でも日本は違います。

年末に高騰をした「アオイ電子」(5832)は、この「赤字から黒字」の場面を迎え…「シュローダー・インベストメント・マネジメント」などのファンドが「仕掛け人」として登場したのでしょう。何しろ…過小資本銘柄ですから、簡単に株価は飛びます。

「アオイ電子」(5832) の日足推移

この後、本当に一株利益が100円台を簡単に抜けて…200円、300円と大きく伸びるなら…株価は大きく1万円を目指すことになります。でもカタルには、その自信がありません。故に同じ材料でも大型株の部類の「ソシオネクスト」(6526)を11月12日に会員レポートで「アオイ電子」と共に…紹介し、「チップレット」の話をしています。

しかし株価はその後、「アオイ電子」に軍配が上がっています。この理由は「仕掛け人」の有無の違いです。

簡単なのです。株価を上げる事は…しかしその株が、株価と業績の関係に「整合性」がないと株価上昇は単発で終わります。しかし…ジェイドGの妥当株価はPERが40倍まで容認されます。潜在成長率とPERの評価の関係式を確り…頭に叩き込みましょう。

話は逸れましたが…ようやくBASEの今年は「赤字から黒字の激変場面」を迎え…「損益分岐点」を超えますから、経費を絞り、売り上げを伸ばせば…その分(売り上げの伸び)が、利益になります。

あとは売り上げの伸びと…経費のかけ具合の選択です。だから…BASEと言う株価にとって、上場以来、初めて…市場がまともに評価できる場面なのです。カタルは前から妥当株価は500円台で、場合によれば…株価は4桁になる可能性があると述べています。仕手化する可能性があります。

この仕手化するか、しないか…。その「資質」を持っている株は、そう…多くありません。皆さんは、目先の値動きに翻弄されず…正しい株価の価値観を持って相場に挑みましょう。カタルはその選択は、自慢ではありませんが、かなり優れて居るでしょう。ただ貧乏人ですから、黒子としての仕掛け人を演出することが出来ません。

実は、簡単なのです。今の市場には「付和雷同」の輩ばかりです。論理的な背景を説明できない馬鹿ばかりです。誠備の加藤 暠さんは「宮地鉄工」などと言う…何もない会社を乗っ取りました。だから失敗したのです。「蛇の目」(6445)の京橋にある資産を狙った仕手集団などは、やり過ぎですが、余程、その方が筋は良いのでしょう。

「東京機械」(6335)は、この可能性があるのかもしれません。だから、たびたび…狙われるのかもしれません。よく分かりませんが…経営者は、自分が持っている資産を最大限活用すべきです。無駄な資産を持つ必要はありません。この辺り…を考えて投資をしなくてはなりません。

「ジェイドG」(3558) の業績推移

ジェイドGの田中君に、資金を預けるなら年率15%以上の成長が期待できるのです。自分で計算をすれば良いのです。潜在成長率の考え方は「複利運用」です。15%なら…PERは40.46倍、実際は売り上げ予想が…今期140億円と仮定しても…過去5年平均は16.64%です。これでPER計算をするなら、最大は46.61倍まで評価できるのです。

一株利益が128円として…株価は5966円です。しかも今年は米国金利が利下げになり…この手の新興株の市場評価が上がります。だから…買いなのです。

故に…王道なら「35年間の悲哀」を脱出するから「野村証券」(8604)を買って置き、新興株なら「ジェイドG」(3558)を筆頭に…メルカリ、ソフトバンク(9984)そうして低位株の変化率狙いで「BASE」(4477)を買うのです。ここに…成長が加速する「航空機市場」が狙い目になります。兎に角…増産をしたくても、なかなか難しいのです。半導体以上に成長が確定しています。

我々は「正しい認識」を持って相場に臨みましょう。今年一年、「35年間の悲哀」から抜け出す…「35年ぶりのチャンス」なのです。

日米間の従業員の「熱意の差」の推移

何年、カタルは、この屈辱的な人生を耐えたのか…「塗炭の苦しみ」と言う言葉があります。ようやく…東証のPBR改革など、時代がカタル達を応援するバブル時代を連想するような華やかな時代がやって来ます。最後にこちらを読んでください。たぶん、明日の日経新聞に掲載されると思いますが…失敗を「優しく見守る」ことが、出来る社会構成が望まれます。

たとえ、海上保安庁の機長による人的なミスだとしても…彼は「失意の中」に沈んでいるでしょう。幸い、JAL機の死者は居らず…不幸中の幸いでした。褒められる機内誘導です。JALの評価は高まるのでしょう。

「失敗を許せる社会」の寛容さが、「新たな挑戦」を育みます。メディアの対応がどんなものになるのでしょう。「寛容な社会」を構築できるなら…失敗を優しく見守ることが出来るなら、「35年間の悲哀」も…無駄にならないでしょう。新しい挑戦です。互いに無理をせずに頑張りましょうね。

今年もよろしく…お願い申し上げます。また…明日。



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