アーカイブ:2024年8月

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今回のような株価変動は、基本的に…何か「得体のしれない恐怖」に怯えます。長年、市場を観ていると、市場と言うのは「予期せぬ事態」を嫌います。でもカタルは、ずっと前から、この「景気後退」のリスク(cプラン)を指摘しています。この懸念は、たぶん…「年初の頃」からでしょう。

もともと…今の高い金利には「経済は耐えられない」と思ってきました。特に…「商業不動産」問題です。日本では「あおぞら銀行」(8304)や「農林中金」が、その被害に遭っていますが、他にも「水面下」で危ない投資をしているとこは、かなり…あります。今回の増資に到った「農林中金」の毀損の原因は、「目先の配当」を重視した…「危ない投資」です。此方の報道です。

まだこの「商業不動産」問題は、これから…整理が始まります。

基本的に「金利」問題がネックになっており「棚上げ」状態です。そんな中、どうしても「金が要る奴」が、底値を叩きます。先日、紹介した日経新聞の報道は、そういう事です。

更に…こんな指摘もあります。この問題解決には「安心感」が必要です。株を底値水準で買う行動に似ています。もう株価は「下がらない」と言う確信がないと、大きなお金は動きません。ですが…既に、市況が妥当な領域です、多くの人が「商業不動産を買おう」と思っています。しかし、その「切っ掛け」が、「金利」動向なのです。

この安値水準を基準に、日本の金融庁はリーマン後に通達を出して、「赤字法人には貸し付けをしないよう」に、行政指導をしています。

あの時の「ダヴィンチ」は、健全なのですが、一部の「投げ売り」不動産価格を基にした地価で査定し直して…金融機関に「減損会計」を厳格化させました。だから「倒産」(実際は違うが…)をしたのです。でも「ケネディクス」も、「麻布」も助かっています。同じ基準ではないのです。

「村社会」だから…匙加減が影響します。

そもそも…黒田さんが、此処まで量的緩和をしても「流動性の罠」と言う動かない状態にしたのは…このような「悪政」に怯えて、お金が動かなくなりました。株式市場のPBR 1倍割れは、「論理的に」説明が尽きません。買収して解体をすれば…採算に合います。しかしそれを拒むのが、日本の村論理です。

でも最近は、ようやく「淘汰の風」になって来ました。この報道はそういう事です。賃上げも出来ないような企業は、日本に必要ありません。効率化への道筋です。だから「賃上げ」を「積極にする企業」を市場は評価するのです。基本的な原理を、理解できないと株を買う基準を間違います。

目先の「板上の玉関係」を観て…行動する奴は、所詮は、大物になれません。せいぜい…小銭の20億円程度でしょう。まぁ小手川君のような「飛び付けた」奴も、なかには居ますが「先」が、見えています。確りした経済知識を持って株価判断をしましょう。

しかし、此処で「壁」にぶち当たっています。「時間軸の壁」です。

選択した銘柄は、必ず、上がります。しかしその時間軸が「ズレル」のです。今回の「野村証券」(8604)のようなものです。「未来図」は、最初から決まっていますが、なかなか…その株価過程を「完璧に読め」と言うのは難しいです。

「ジェイドG」(3558)もそうです。今後「3年間を持つ」なら、かなりの株価になります。場合によれば…1万円を超えても不思議ではありません。しかし…時間が見えません。

今回の先物などを利用した「大規模の変動」を、演出したのが此方の報道でしょう。別の報道では、このように指摘されています。テレビの解説を聞いていると…面白いですね。みんな「素人」に見えます。だいたい本物なら、現役などを続けていません。もうみんな「卒業式」を迎えている筈です。でもカタルのような「偽物」は、シクシク…努力を続けるしかないのです。

本日、株を買ったのは「BASE」(4477)の225円で1万株だけです。他に220円と215円に1万株ずつの買いが入っています。珍しく…「タイミー」(215A)が安いから1500円に1000株、1490円と1480円にも買い物を、ぞれぞれの株価に入れました。

そろそろ「野村証券」(8604)を、また買いたいのですが、まだ分かりません。

慌てない事です。最低「2週間は様子見」をするのが、一般的なやり方です。昨日は「失業」の話しから、「景気後退のリスク」が軽減されて…株価が戻っています。でも「いい加減」でしょう。年初は、「利下げ要因」になるものに株価は反応していました。今までは「利上げ要因」のものは、嫌われていましたが、今は、まるで「逆」です。

難しいのです。今でもAI革命の「a」プランは残っています。だからJPモルガンのダイモンは、インフレ率が2%に下がらない可能性を述べています。

カタルは今回の景気後退の「c」プランを市場が織り込んだから…今度はゴルディロックス相場の「b」プランから、AI革命「a」プランに方向性に相場の流れは「戻る」可能性も考えています。

でも基本的に金利低下の風を受け…これまで相場が見放されていた「新興株の流れ」が、ようやく…「始まった」と思っています。だから昨日も、馬鹿になって「ジェイドG」を買ったのです。しかし…後場からは「買い圧力」が強く…仕方がないから、カタルは買いたいのですが…微益でなくなく株を売りました。所詮は「演出」です。

だから全部で3万株程を買ったのでしょうが、昨日、そうして…本日も連続で、1726円まで「窓埋め」をさせるために、無理やり…売りたくもない「ジェイドG」を売りました。

でも1800円以上になっても、また「買う」かもしれません。所詮は、2100円前後まで「売り物」は出て来ません。でも8月7日は苦労をしたのです。1700円以下を買うために、何度も、なんども…株を買っても「大引け」は1666円でした。大引けも買ったのです。そうして…翌日も買い続けました。でもちゃんと…このようにカタルの「手持ち」は、既にガラガラ状態です。だから…また「買い直し」ます。

皆さんは、何故、安く株を売って、高い株価で買うの? …と常識的では思いますね。

それは普通の一般的な質問です。「相場は相場に聞け」と言う諺は、時間軸の把握の話しでしょう。カタルに残った「最後の関門」である「時間軸の壁」、これを克服するために相場状況の体温を常に測っています。

良いですか…自分で上値を買おうとするのは、お金があるなら…誰でも出来る事です。「ブラックロック」様は「住友化学」(4005)を買い続け、一昨日かな? サウジと共同のペトロ・ラービ社の出資比率の低下を受けて…株を買う「演出」をしています。

カタルにお金があるなら、様々な株価の基準を修正します。

しかし今は、その論路的な株価を演出する奴らも、市場には「皆無」になりました。株式の「持ち合い」の為です。経営に「緊張感」が消えました。だから「野村証券」の奥田さんのような馬鹿が、上に君臨します。末端の社員は、能力のない人間に仕えるのは「バカバカ」しいですからね。

カタルが社員セールスを辞めた「切っ掛け」の一つに、永年勤続表彰の祝いの席にカタルは10年表彰で出席していましたが、その席で、社長が「会社が嫌な奴は、早く辞めれば…良い」と述べたのです。永年勤続表彰の「祝い」の席で、言う言葉か…と思いました。

でも、なかなか…良い奴なのです。カタルが歩合セールスになって「食えない」と知ると…2年後ぐらいに、前の上司が、わざわざ新潟から東京に上京して、カタルを訪ね…「社長が優遇すると言っているから戻って来い」と、カタルを説得に来たのです。「焼き鳥」屋で一杯やりました。なかなか「温情」がある奴です。

でも、こっちは「武士は食わねど高楊枝」の口です。きっぱり…お断りました。でも実態は「サラ金生活」なのです。この「34年間の悲哀」のなかでは、色んなことがあります。

ようやく…今年から変わったと思ったら、これですからね。

今回は「強烈な洗礼」を受けました。しかし…若者には「良い経験」でしょう。そこで本日は二つのカタルが、独自に作成している「TICK回数」の推移と「日証金」の簡単なリストを掲げましょう。

「TICK回数」の推移

TICK回数と言うのは、例えば…「野村証券」なら、今の相場が739.7円と740円の間をウロウロしていますが、100株でも上値を買い、株価が付くと1回になります。毎日、株価は上下します。いまの野村証券は8854回、カチカチ…と株価を刻んでいます。この回数が多いと市場は「活況」になります。人気が集まっているからです。

日証金の回転日数 と10日以下の銘柄数の推移

そうして、もう一つの日証金の回転日数は全銘柄の平均の「返済に掛かった」日数です。信用取引で…お金を借りて株を買いますが、その返済までに、「要した日にち」です。その10日以下の銘柄数が、黄色の線です。目盛りは右側です。青い線の左側は、回転日数の数字です。売買が活発化すれば…回転日数は短くなり、そうして「10日間」以内に返済になります。その状態を示しています。この二つのグラフの読み方は色々あります。

あらら…先ほどの1500円のタイミーが買えず、逆に1620円も売れました。

このような「値動き」があるのが「本物の証し」ですよ。馬鹿は、目先の株価を観て「気持ち」が、揺らぎます。株価は「上下に」激しく動くのが…面白いのです。この動きを「変動率」と言いますが、カタルは何度も、述べていますが、自分自身は「ハイリスク・ハイリターン」派閥です。だから現役の証券マン時代に、3億円の預かり資産が40億円まで膨らみ…そうして「リーマンショック」で…アウトでした。

確りした…政策を実行しなかったのです。それを前提に、全てを語っているカタルは、当然ですが、株で損をして退場です。最後の年収は約1000万円だから、なんとか…食えたのですが、もう「手数料」商売の時代ではないと…と思って会社を辞めて投資稼業です。

しかし…これも甘くありません。「東北大震災」で…アウトです。弁護士から「破産申請をしろ!」矢のような催促です。仕方がなく始めた…レポート屋です。いい加減に…卒業式をお願いします。神様…よろしくね。こっちの「寿命」が、尽きます。

でも「野村」も「ジェイドG」も素直に伸びません。なかなか…「難しいもの」があります。その実話を語っているだけですから、他意はありません。だから勝手な憶測で、人を判断せず、利用できる部分だけ…自分のものにしてください。カタルの貴重な体験談と、「あちら側」に行く…途上の「日記」のようなものです。

日経平均株価の日足推移

まぁ、あと8月6日に株価が反発していますから…8月20日過ぎまで様子を見て…安値を割れなければ…出動して大丈夫です。

通常はこのような試練の場合、その「整理」に時間が掛かります。その期間は、約2週間です。ノンビリ構えましょう。なかなか「ジェイドG」は、大きな売り物が出て来ませんね。「1万株単位の売り」が出るようなら、株価が1800円台でも、少しなら…買います。良いですか…担保が危なかった人は、こんな時に自分の「持ち株」を外しておきましょう。

株で失敗する奴は「独りよがり」の…空想ばかりを抱きます。実際に売れば、良いのです。なんでも…机上論ではなく、たとえ僅か100株でも「実戦」に勝るものはありません。

それでは…また明日。「レーザーテック」(6920)などは「危ない株」ですよ。気を付けましょう。もう株価が下がっています。30170円から26555円です。迷ったら「野村証券」だけで充分ですが、今はまだ「様子見」です。8月20日まで我慢をして…それから徐々に上を買えば良いのでしょう。またね。



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