アーカイブ:2024年8月18日

相場を楽しもう!

ようやく…暴落相場(ガラ)から、解禁明けの「2週間」が経過しました。

今回の値下がり率は大きく…市場では「ブラックマンディ―」以来、過去最大の下げ率と言いますが…事前準備をしている口座は大丈夫なのでしょう。

1987年のブラックマンディー時の日経平均株価の推移

カタル自身も大きな損失を食らっています。この「ずぼらな」性格ですから、詳しいデータはありません、3000万円ほど…「減少した」のでしょう。でもこのお蔭で、「迷っていた玉」の整理も出来て…ある意味で「スッキリ」しました。なかなか「時間軸の壁」の克服は、難しいのです。株価上昇のタイミングを当てる為には、自分自身で実際に相場に参加しないと、その「タイミング」は測れません。

信用買い残の減少の様子

予期せぬ「事象」、つまり大量の買い物とか…大量の売り物はいつ出てくるか…。そんな事は「結果論」ですから、他人の気持ちなんか読めませんから、株を売り、買いした「当人」に理由を聞くしかないのです。所詮、市場で噂される現象は、その事実を元に勝手な観測をしているに過ぎません。例えば此方の現象です。

現在の日経平均株価の推移

基本的に株価と言うのは、「複合的な要素」が、複雑に絡んで…株価が成り立っています。だから観測する推察が正しいとも…言えるし、誤った解釈とも言えます。そんな事は、知らなくても良いのですが、人間の「性」として、興味本位に、誰もがその理由を知りたがります。その「好奇心を煽る」のが、メディアの存在です。勝手な解釈をして…覗った方向性に世論を誘導する「輩」まで…登場します。

だからこそ…僕らは「窺がった見方」をするより、株価がどうなっても…「構わない」体制づくりが大切になります。故に…「銘柄分散」や、「時間軸での分散」、己の「力量把握」が大切になります。

基本的に今回のような現象は、「経験を積む」と完ぺきではありませんが、ある程度の予測はできます。カタル自身の運用成績を観ると…今年…3月がピークでした。その後は「行ったり、来たり」…成績です。

ある口座の実際の損益状態

本当は3月決算期の「トラウマ」を抱えた時点で、「空売り」を含めた対応をするなら、状況は変わっていたでしょう。カタルは「生活信条」の問題から、長く…「空売り」を封印しています。国家を「売るような真似」は、出来ない…と言う非常に「曲がった解釈」を現役時代も貫いて…営業活動を2年間も封印しました。

そうして「仕方」がないから…妻子が居ますから、生活のために転職を決意したのが、この「IRNET」のサイトの遺産です。

その時に作った会社を、途中で「株式会社」に変更しました。でも今までかかっても…「貧乏」なまま…「此方側」の世界を「のたうち回っている」人間ですから…内容の信憑性は、どんなにカタル自身が努力を続けても「たかが知れています」。

もともと…「情報」は貴重なものですから、本来「無料」で手に入れると言うのは発想が、間違っています。新聞程度でも…年間では5万円を超えるのでしょう。今ではネットを探せば…いくらでも有益な情報が手に入ります。本来、昔は「手にできないデータ」も、米国を中心に「公のサイト」で公開をされています。

ただ自分で実際に、そのデータを加工すると分かりますが、日本と言う国が、如何に「貧困な発想」なのか…そのデータを使ってみるとよく分かります。

歴史的な期間の長いデータを探すと…一苦労どころか、一日中、掛かっても見つからないことは良くあります。しかし米国は違います。「大恐慌時代」のデータも存在します。情報の価値観を重視している国と、疎かな…日本と比較すると実感します。

だから…無謀な「太平洋戦争」などに、挑んだのでしょう。如何に、政策を立案するトップが「大馬鹿」かが…分かります。「特攻隊」を指揮した…あれは「作戦とは」言いません。死を前提に「美化させる」のは、やはり「狂った思想」に見えます。

株屋も同じです。カタルはこれまで…「買い」だけの参戦でした。その為に妻子にも苦労を強いました。「武士は食わねど、高楊枝」などの発想は、間違っているようにも思います。下手な「プライド」など…捨て去るべきかもしれません。

「空売り」をする為に…その罪悪感をなくして、相場に臨むために「現役を辞めた」経緯もあります。退職をすれば…証券マンの「誇り」(矜持)は、なくなるかも…。

カタルは資金調達を助けるために…円滑な資金の流れを確立するために…ハッキリ言って「社会貢献の出来る」市場だろうと思ってきたのです。だから年収120万円の世界を、味わったのです。苦渋の選択です。

何度も…「やれば、出来る」と思ってきましたが、「買い」で立ち向かう…困難さを、散々…に味わいました。市場に値上がりする銘柄がないのです。

大手証券は「海外株」中心に資金が流れました。それでも…カタル自身は、日本株を愛してきたのです。でもこの年になって…今回のガラ(暴落)を通じて、やはり資金運用は正しい所に「資金を流す」仕組みですから、「異常な株価」を叩くことも、社会的な「使命」があって、その資金を別の有益な所に運ぶために、「空売り」は、そんなに悪いことではない…とも、思うのです。

この年になって、ようやく名目時代が確立する間際に「目覚め」ようとするのかもしれません。「青臭い」と笑いたければ…どうぞ。

69歳になって、今回のガラは、ある意味での「挫折」です。でも名目時代になったから、敢えて、考えを変えても…良いのかもしれません。「空売り」をする為の罪悪感は、証券マンを辞めれば…その「矜持」が消えると思って、実際に会社を辞めましたが…、カタル自身の考え方の「基本姿勢の認識」が、間違っていた可能性が在ります。

ある口座の運用成績

此方は、ある理由で「負けている口座」の実例です。

この時期にマイナスになっているのは…「初めての体験」です。この口座は200万円から開始して…途中でお金を500万円抜いた「儲けのカス」の実績ですが、この口座だけ…今でも負けています。

同じ口座の3月末の成績

今回のガラを「言い訳」に、出来ません。しかし先ほどの3月時点では、この口座も…こんな運用成績だったのです。現実と含み利益を合わせた金額は1364万円のプラスです。しかし今、現在は、マイナスの590万円です。この差額を観ると…1954万円ですから、やはり3月から、基本的に「運用方針」を変えるべきだったのでしょう。この口座だけ、会員に中身をオープンにしていましたから、途中経過のデータがあります。

この反省を踏まえて…カタル自身は「ある実験」をしようか…と思っています。より高い極みを目指して…、逆風下の「洗礼」相場に挑みます。この意味は会員の方は、分かるのでしょう。ただ…「超目先の試み」です。1割も利益が得られるとは思ってもいませんが、敢えて、自分自身の相場観をより高めるための実践です。洗礼相場にも挑みましょう。

月曜日から「遊びの範疇」ですが、己の「相場観」を、敢えて…確かめてみます。

目先の目標株価は810円です。僅か40円ほどの値幅効果を狙ってする実験の意味は、カタルが予測している「洗礼相場」の「たしかめ算」です。株数は500株程度かな? 927円を「ロスカット」に設定して…「ブツブツ投資」を実行します。500株単位では、多いかな? 855円からやるとして、5円刻みで、合計で15本です。だから合計は7500株になりますね。まぁ良いか、損失は最大でも55万円ほどですからね。でも他の実験もありますから途中で中止するかもしれません。公約ではありません。

本命は「タイミー」(215A)のブランド化です。

やはり…「日経新聞」に、こんな報道が流れています。他紙と違い…日経新聞に記事を書かせるために、仲間は、ずいぶん苦労して…色んな手法を使っていました。なかなか…金で動きませんから、あの手、この手で…記事を掲載させるために、苦労していたのです。「情報の捏造」はオーバーですが…政策官僚は、普段から手持ちの情報を、新聞社などへ「リーク」します。

メディアの人間でも、それが、自分が創った「人脈だ」と言って、偉そうに述べますが、実態は政策官僚が、意図的に情報を操作します。

あの小説は、たしか…山崎豊子の「運命の人」でした。あの小説家は、確りした下調べを実行して「現実」を、ほぼ…正確に描いています。山崎豊子の小説は、全て…なかなか優れたものです。一度、全巻を読まれると良いでしょう。

8月5日の9時16分ごろの野村証券の板状況

証券マンと言うのは様々な「情報ルート」を持っていますが…自分の体験が、やはり一番です。伝聞より「実話」です。カタル自身は「机上論」を嫌うように…必ず、実践をしています。実際に暴落をした8月5日のレポートを右のカレンダーでクリックすると、その行動が載っています。

その時の「野村証券」の実際の「板状況」です。

昔は1000万株なんか…「地方の証券マン」がやれる数字でした。実際にカタルは山形共済連からNTT株を1000株の注文を貰っています。当時の株価は250万ほどかな? 300万まで行ってない時でしょう。

一本の注文が25億から30億円の話です。これがカタルの最大の実績ですが…、よっちゃんは、東京だけあって、野村証券の福島副社長と、対応に…同じ顧客の資産ですが、合計で400億円を飛ばしたそうです。

実際にカタルは、当事者のNさんに面会をしています。東京で「庭師」を個別に雇っていたのです。家政婦の話ではなく…専属の庭師が居るのです。如何に、大きな資産家か…が、分かります。その周りはテニススクールが在って、あれは5面かな? 幼稚園などもそうですね。兎に角…凄い規模も資産家でした。駅の真ん前です。

今は、たった200万株程度を買う投資家が日本に居ないのです。この違いと言うか…「落差」を、カタルは問題にしています。ここまで…日本人を貶めたのは、「基本政策」の間違いです。

ラピダスの出資状況

だから「ラピダス」の資本模様も嘆いています。ある意味で岸田総理は、本来あるべき姿ではありませんが、日銀の黒田さん同様に…貴重な存在でした。だからこそ…地検が安倍派閥を「叩く構図」が、果たして…本当に「国家の存続」を考えた行動だったのか? 疑問にも思うのです。

金融庁のように…「地検」や「最高裁」にも、色んな考え方が…在ると思うのです。

何故、東証の山道 裕己CEOがPBR改革を述べて…金融庁の当時は新発田参事官が、行動指針を述べたのか? このような「事象」は、時代の変化を捉えたもので…非常に「大切」なのですよ。「市場の整合性」を考える上で、基本になる戦略です。

優秀な指揮官に恵まれるなら…多少のボンクラでも「流れ」に、身を任せれば…大丈夫です。年末年始は4桁復帰に向けた野村証券ですが、目先の「洗礼」は避けられないと思っています。

先ほど「タイミー」(215A)の話をしましたが、日経新聞に「あのような記事」が掲載されると言う事は…どういう意味なのか? 

タイミー(215A)の5分足の推移

株屋って、自分勝手な推察、いや「空想」を思い描き…突き進みます。1690円まで買った「タイミー」ですが、更に株価が下がるなら、1450円まで下値を容認して…追い続けるのでしょう。でもたぶん…月曜日から「反転する確率」が、高そうに思っています。そんな事で本日の原稿は、これにて…お終いです。また…明日。

人生は「楽しい」のです。楽観も、苦悩を含めた悲観も、相場を楽しめば…良いのでしょう。いつも言います。「強気相場は、悲観の中に生まれ、懐疑の中に育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく」という名言ですが、カタルは「幸福感と共に消えて行く…」の心情です。

この気持ちの「移り変わり」が相場です。市場経済を理解することは、より一層、「相場を楽しめる」ことに繋がります。カタルと共に…人生も、相場も楽しみましょう。

会員の方は、「新しい原稿」を書きましたから、お読みください。



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