アーカイブ:2024年8月16日

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先ずは「2週間の喪」が、明けます。おめでとう。この程度で済んで…良かったです。仮に痛手を受けた人は、今回の反省を活かして…次回に気を付けましょう。

8月5日のガラ(暴落)から、本日で「2週間の経過」です。来週の月曜日から正式な解禁ですが…本日は、魔坂…5日の安値を下回ることはないでしょうから、実質的に「一時的な」混乱から解放されます。基本的に「新種族」は、「免疫」がない為に、その洗礼を受けた形です。

もともと…日本のメディアは、正確な情報を解釈する能力がないのでしょう。カタルは「景気後退」まで含めた…基本シナリオを「5月の連休」の段階で、皆さんに提示しています。市場を理解しているなら、今の米国金利の水準を、長く維持できません。

この報道を読めば…「大和証券」(8601)が「あおぞら銀行」(8304)に出資したのは危ない話です。

「あおぞら銀行」は、確か…村上系が株を買ったはずです。その受け皿にされました。村上系は「プロ集団」です。今の「商業不動産の実態」を良く知っているのでしょう。だから直ぐに、売却に応じたのでしょう。あまりに…素人ばかりで、危ない「怖さ」を知りません。

昨晩は米国「小売売上高」が予想を超えており、「消費は強い」と言う事で…米国株は大きく上がったように見えます。しかし、もともと「景気後退のリスク」は前から存在しており、日本だけが「異常に反応」をした印象です。米国では、意見が割れていますから、現金ポジションが多かったのです。皆が…「警戒」をしています。だから「空売り対応」のファンドも多かったのです。


「ウェルマート」(WMT)の 4時間足の推移

株価を観ると…悪戯に「景気後退」を煽った…メディアは「ウェルマート」(WMT)の「株価位置」を、全く…知らないのでしょう。今回の下げでも、「通常の調整」の範囲です。全く株価波動が崩れていません。

だからカタルは「口が酸っぱくなる」ほど…「市場の整合性」を述べ続けています。

一つのデータだけを捉えて…信用をしないことです。相反する動きがあるときは、そのシナリオを疑うべきです。色んなデータが「一つの方向性」を示しているなら…そちらを取らねばなりません。しかし今回の米国株は、普通の「乖離調整」に見える…と、カタルは前から述べています。

日本の信用買い残の推移

問題は日本株ですが、一度「洗礼を受けて」…相場の「怖さ」を学んだので…今度は慎重に行動をするのでしょう。その日本株ですが、やはり…「大丈夫」でしょう。

先ずは、此方を見ましょう。日本のGDPは、確実に「復活」しています。

武者さんが述べているように…「米中対立」が、基点になっており、米国の日本「庇護」が復活しています。経済知識のない人は、このGDPの意味が分かりません。先ず、GDPと言うのは「付加価値」の合計です。

この付加価値と言うのは、小麦粉を材料に水を加え…発酵させてパンを焼きますが、材料費を除いた製品との「価格差」を言います。手を加えて価値をあげました。鉄鉱石と石炭を使って鉄を作る時も、車を作るときも同じ「付加価値」が生まれます。日本国民が価値を高めた分を合計した金額がGDPです。

この金額が607兆円になったのです。これを人口で割ったもので…「世界競争」をします。この価値が、総体的に日本は「劣化」していました。ようやく…プラス圏になって来たのです。安倍政権が目標にした600兆円を、ようやく…回復しました。

日本は良い国です。しかし…あまりに市場原理を無視して「村社会論」を強要したために、市場が反乱を起こしています。

本来なら外資企業に「資本論理」で、買収されるべきですが、日本は最高裁がこの動きを拒んでいます。「ブルドックソース」(2804)、「東京機械」(6335)、「日本空港ビルデング」(9706)など、数え上げると…キリがありません。

だから「持ち合い株式を解消」することが大切な第一歩です。つまり…2014年に制定され、2017年に改訂された「スチュワードシップコード」の流れが、昨年の東証の「PBR改革」から、ようやく本番になったのです。だから昨年から「日立」(6501)などが大きく株価が上昇したのです。

カタルはいつも「時代背景」の「大切さ」を説いています。

しかし馬鹿はそのような視点がありません。基本的に、先ほどのGDPを観れば…「野村証券」(8604)が上がる理屈が、自ずと分かります。

日本のGDP

このオレンジ色の網掛け部分を観てください。実質GDPは0.8%成長ですが…名目値は1.8%です。どちらが有利ですか? だから…「資産投資」が加速をします。問題は株価が大きく上がる「過程」の話です。だから200日線乖離を重視して、物事を考えようと述べています。それなのに…多くの読者は「自分勝手」な解釈ばかりです。カタルの「真意」など…関係なしです。

日本の実質賃金動向

このGDPは「ダイハツ」の工場再開などの「フロック」部分もありますが、基本的に「国内回帰」が進んでいます。ここでは…「キャノン」(7751)、を何度も採り上げました。

更に、先日の実質賃金も「ボーナス」効果ですが…それでも、曲がりなりにも…「プラス」です。確実に、「浸透」を始めています。だから日本株は大丈夫なのです。

このGDPと相場状況を観て…カタルは「タイミー」(215A)の下げ場面を、強気で1万株程を買い増しました。更に相場状況や、運命から…「ジェイドG」(3558)も1万株以上を、午前中(a)に続き、後場からも(c)…更に、昨日は高値圏でも、カタル自身で株を買っています。

「ジェイドG」(3558) の5分足推移

皆さんは論理的な話より…具体論の方が好きかな? 

まぁ「タイミー」の話は、良いですね。「1850円以下なら…どこでも買い場」と述べていますから、昨日は、あれからも買い続けていました。

同時に「ジェイドG」(3558)に動き(b)がありました。こんな「観測」は、正確ではありません。でもやはり「空売り筋」が、居るのでしょう。それも…相当、「焦っている」ように感じています。

だから一気に2247円の奪回の相場も、あり得ます。ここを抜けると実質的に「青空」相場が確定でしょう。何も2828円を抜かなくても、もう決まっています。

ただ…「買い辛い」ですね。何しろ…本日で8連騰です。

でも一気に株価が噴き上げても可笑しくないし、一度「軽い休み」を入れてから、一気に「噴き上げる相場」になるか、その判断は、難しいのです。僕らはノンビリ構えれば良いのです。しかし「空売り筋」は、ヒヤヒヤ…しています。

国内なら9月末、多くのファンドは10月に年末の数字を纏めます。もう残された時間は余りありません。だから「時間を味方」にする…個人投資家は強いのです。

1年でも2年、3年でも待つことが出来ます。近いうちに…2247円を奪回すると考えています。故に持ち株が徐々に増えています。

カタルが演出をすると言っても…「ココペリ」(4167)程度なら出来ますが…「ジェイドG」(3558)クラスは、なかなか…資金が足りません。

3万株から5万株程度…本当は、この5倍から10倍もあれば十分でしょう。株価を上げることは、簡単ですが、未来において…「別の誰か」が、その株を評価して買う人が、続々…登場するかどうかなのです。

新興株のなかでは、唯一、数字が合う「貴重な存在」です。「ココペリ」の素質は良いのですが、関与している「筋」が悪そうです。だからパスをしました。こいつ等は「節操」がないのです。

「ジェイドG」の下値を、確り…拾いましょう。

カタルが昨日、株を買った1850円ラインが「一つの買い場」ラインでしょう。その下は、1800円以下は「もうない」と思っています。

だって叩く人が居ません。仮に叩く奴が居るなら、かなりの「冒険」になります。この段階で「30万株」程を「売る勇気」があるでしょうか? 「純カラ」は、何かあれば…連続ストップ高になります。昨年4月のような場面です。

「タイミー」が1925円まで在って、今は1774円までありました。昨日の1765円は「内出来」です。前から指値を入れていても…買えませんでした。カタルは1700円割れまで、買います。下がるなら「買い続けます」。

この株は、カタル向きの「値動き」です。「ハイリスク」銘柄らしいですね。しかし…カタルの経験では「時代を創る」企業は、株価が100倍になっても可笑しくないのです。果たして…小川君に、その資質があるかどうか、しばらく…観察を続けることになります。

基本的に、「ソフトバンンクG」(9984)の孫さんもそうですが…長く観察を続けています。「光通信」(9435)の重田さんも、変わった人らしいですね。ヤクザが「顔負け」をすると言われていました。少し待っていてください。

1750円のタイミーも買えましたから、更に下値の「買い指値」を入れます。まだ買えるかな? 今、1730円、1725円まで1000株ずつの買い指値を用いました。たぶん…下値は1700円割れ…程度でしょう。でも昨日もそうですが、相場状況で、この判断は「コロコロ」…変わります。

昨日、本当は…「間違った」のです。1860円のジェイドGを売るつもりで、指値をしたら買い注文を入れていました。トホホ…なのです。売りと買いを間違ったのです。あの売り気配を「寄せる」つもりで、買うつもりだったのですが…その前に、誰かが株を買って寄ったのです。1873円でした。

だから、売り注文に変えようと思って間違って買いました。それが、継続して買う切っ掛けでもあります。あの1820円台から、何処かの馬鹿が「成り行き」で1万株程度を買ったのです。だから1897円が入りました。それを観て、慌てて…「売りたい筋」が売った株価が1873円です。

その後の下値ラインは、1848円、1853円、1852円、1849円、1855円、1849円でした。だからカタルは、大引けに1850円まで「買い指値」を入れたのです。あの大引け間際のドタバタで…1万株以上を更に買いました。ソロソロ…時間でしょう。だから「ノンビリ」…構えます。

皆さんの多くは、目先ばかり…で、需給バランスを観て動きます。

でも最も大切な事は、「時代を観察して」時代の流れを感じることです。あとはその流れに沿った株を追うだけの話です。株式投資はシンプルなのですが…皆さんの自己の感情が「行動」を縛ります。この感情を克服できるなら「完璧」です。

「タイミー」(215A) の日足推移

「タイミー」(215A)は1736円まで在ります。更に下落しています。今、1700円も1690円も買い指値を用いました。出来高に注目しましょう。株価ではありませんよ。本日は上値も買っていますから、出来高が膨らんでいます。既に365万株です。大丈夫ですね。これだけ商いが成立しています。

カタルは、ちゃんと…相場を観る「ポイント」を皆さんに、伝えています。素人は株価だけを追います。それでは駄目です。基本は出来高です。

タイミーの人気は、徐々に集まっています。こうやって…上手に株価を上下に「振る」ことで、玉が「こなれて」…行きます。この意味は、必要なところに「株が集まる」と言う意味です。浮動株を一掃すれば…あとは簡単です。

たぶん…ロックアップ規制があるのでしょうが…借り株をして、色んな手段を用いているのでしょう。相手はプロですから、しばらく…「ほったらかし」が、良いのかもしれません。

まぁ、「相場を楽しむ」カタルらしい選択です。今度、喪が明けましたから、約束通り…野村証券を、2日間連続で、値下がりした日に1000株だけ買ってみますね。

継続して4桁になるまで「買い続けて」みます。約束で出来ませんが…実行するつもりです。一般の方は「野村証券」だけを「売り買い」の対象にすれば、良いのでしょう。

まだ「エレクトロン」(8035)は200日線を回復しませんが…カタルは可能性が在ると考えています。もともと…27000円から28000円前後のライン、つまり31日の日銀の政策会議の前の株価で、カタルは買いの判断をしています。

右のカレンダーから29日、30日か…31日の原稿を読むと分かります。この判断は正しいと思っています。でもカタルは、あの時は「ルネサスエレク」(6723)を選択しています。

良いですか…株価動向に「一喜一憂」せずに、自分の「力量」を守って行動をしましょう。もう大きな「揺れ」はないでしょうが、多少の上下があります。

野村証券の700円割れは、既に難しいのでしょうが…800円割れ程度なら可能かもしれません。それでは…また明日。「無理をしない投資」を心掛けましょう。ノンビリ、「のんびり」です。



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