ECBやFRBは緩和姿勢を強めるとの報道が伝わっています。どうなりますか…。本当に時代革新は既に完了しており、効率化でインフレ懸念を吸収できるかどうか…。原油価格の動向と共に、この話題は注目されます。
一方、トヨタ社長の意見は、もっともな…話です。
EV化が一気に進むと…大変な事態になります。政治家はその背景を真剣に考えて行動をしなくてはなりません。原発事故の後遺症で、我が国の電力供給の逼迫は必至です。だからカタルが未来を見つめて…「東芝」（6502）を推奨しています。時代背景を知らないと、株式市場の流れなんか…理解不可能です。
多くの人は株価動向だけを見て、イナゴ族のようにワイワイガヤガヤ騒ぎます。ですが…僕らは「賢い投資家」を目指しており、彼らの主張の背景に真実があるのかどうか…。自分自身が、その内容を吟味しないとなりません。
そうして、その主張が納得できるものなら一緒に参加すればいいですね。逆に納得できないなら、参加せず…場合によれば「空売り」をすれば良いのです。シクシクと行動をして…他人批判は止めましょう。他人を誹謗中傷しても、自分が悲しくなるだけです。もっと「寛容な社会」を実現しましょう。
昨日、およそ３か月ぶりかな？ ４か月ぶりかどうか…。久しぶりに…近くのイタリアンへ夕食に出かけました。僕ら３人と、あとは２人で「お終い」だったようです。その通り沿いに「焼き鳥」屋も営業をしていましたが、行きも帰りも顧客の姿は見えませんでした。６万円の補助があるとはいえ…大丈夫なのかどうか。
その席で、かみさんが「島精機」の事を聞いてくるのです。彼女が、何故？
だって彼女はカタルのページを読んだこともなく、カタルがこの会社を話題にしていることも知りません。良く聴くと…日経新聞の私の履歴書を今、書いているそうで…昨日の原稿は自殺をして借金を返す話で、終わっていました。みんな…オーナー企業の人はこういう経験をしています。松下幸之助もそうです。みんな大変な時期がありました。トヨタも昔は倒産の危機があったのです。
そうして彼女がよく見る「プライムニュース」と言うテレビ番組の話になり、そこで島精機の話が登場して…内部留保の話になり「今の経営者は夢を語らない」…と言うやり取りがありました。同じようなことを、カタルもずっと言い続けています。そのビデオが此方です。時間を早め１５分過ぎ辺りから…観ると良いのでしょう。
だから…TOBの嵐になって来ます。これからが本番ですよ。野村証券を推奨している背景の一つでもあります。
さて…お約束です。昨日F君こと、「船井電機」（6839）の株価がようやく下がりました。22円安の633円です。カタルは本日も寄り付きの634円で500株、630円で500株、そうして今のところは620円でも1000株、合計で2000株を買い増ししました。
株価は上がって良し、下がって良し、どちらでも良しです。
企業業績と言うのは、一度、好転すると最低でも5年程度は上向くものです。相場は大底を付けて…反転し始めた1合目から2合目の印象です。
島精機を観ると分かりますよ。カタルは昨年の8月9日の会員レポートにおいて1244円で推奨銘柄に指定しました。ですが月曜日の寄り付きは高く…1270円でした。しかし…その後の経過は如何でしょう。
まもなくコロナ禍は過ぎ去り…人が街に戻ればアパレルも売れ、島精機にも需要が戻ると思っていました。なんと島精機は、この大赤字の最中でも果敢に設備投資をしているのです。すごい会社だと思いました。それが、この銘柄を薦める切っ掛けになりました。昨日の日経新聞の「私の履歴書」しか読んでいませんが…納得できます。島正博…は、本物ですね。
だから…株式市場が実質成長時代から名目時代に変化するに合わせ、株価は買われ始め純資産価値の2983円に近づいてきました。しかし未だに赤字は続くでしょう。2022年も赤字が残る可能性はありますが、株価は推奨株価より2倍以上に上がってきました。
この動きを見ると…バフェットの言葉通り「投資の利益の大部分は『忍耐』に対する報酬である」と言う言葉の意味が分かります。カタルが、何故、あの時に「未来の宝」と表現をして…株価は1万円以上の素質を持っていると、熱く…語ったか？
カタルは自転車のシマノの高騰ぶりを見て、連想をした銘柄でした。
そうして今回、2月7日に参考銘柄として紹介した船井電機を2月21日の会員レポートでは「推奨銘柄」に格上げさせて、再度、紹介をしました。その理由を順番にしばらく…書きましょう。長くなるから…何回かに分けます。ここでは同時期にSとして、取り上げた低位株の高配当銘柄も紹介をします。銘柄は「シンニッタン」（6319）これも何れ株価は上がります。
こんなことは…みんな、事前に決まっていることです。ですが…何故、カタルはそちらのシンニッタンを選択せずに、船井電機を選択したか？
ここで皆さんに株式投資は、何をする場所か…を伝授します。貴重な経験則をカタルは毎日語っています。意欲ある若者がカタルを乗り越えて世界に向かって…バフェットを超えてください。残念ながら、その資質を秘めた小手川君も小金持ちで、自分の可能性を諦めたようです。まぁ、彼の人生ですから、人それぞれ…で良いのですが…。でも彼は凄いですね。カタルも早くそんな風になりたいものです。
株式投資は「良い会社を買う」ことが成功に、繋がるわけではありません。一番は、「変化を買う」のです。大きく変化をする会社を見つけて…買うことですよ。
だから株価が大きく動くのは、船井電機のように、「赤字から黒字に変化する」ときに、株が物色されるのです。島精機は少々先走っています。ですが…船井電機の月足チャートをみても、長年、相場らしい相場が全くありません。
ですが…株価が1000円を、簡単に割れるような内容ですか？
カタルは検索でリストアップされると、先ずはチャートを観ます。この段階で毎日リストに挙がる50～100銘柄の中で残るのは3つか4つ程度です。そこで更に気に入ると四季報を観ます。この網を超えるのは大変です。そうして更に気に入ると企業のIRに飛んで決算内容などの吟味を始めます。このような過程を経て残る銘柄は、月に1銘柄から多いときで5銘柄ほどです。
これまでの確率は、ほぼ100％です。これはカタルが優れているのではなく…単純に全体の相場が良いからです。ですが…時間が読めません。ある株は推奨にしましたが、その後、株価は下がり…未だに浮上してない銘柄もあります。A君です。
最近、失敗をしましたが、また500株ずつ、690円、680円、670円で3回に分けて買いました。昨年は自動車部品の「スミダコーポ」（6817）に手こずりました。先日、掲げたユニプレスを掲げましたが、あれから100円高しています。カタルのレポートを毎日読んでいれば、皆さん「大金持ち」確定です。
だから昔のサイトのカウンターを見てください。「あなたは何番目のお金持ち？」となっています。カタルはこのサイトを始めた当初のトップページです。この精神は変わりません。「株式市場を通じて、新しい時代を考え、皆様と共に新時代を築いていきます。その為にも一緒にちから（お金）を蓄えましょう。」となっています。今も同じ気持ちです。日本の矛盾点を共に考えて…共に改善したいと願っています。
その為の「考え方」を伝えています。株式市場で一番、株価が大きく跳ねる時は、赤字から黒字転換をする時です。
船井電機は、その素質を持った株です。だから必ず…市場は船井電機の株価を4桁以上に押し上げて行きます。まだ500円割れの株が600円台に乗った…ほんの「さわりの相場」です。
株式相場と言うのは「だんだん良くなる法華の太鼓」なのです。だからカタルは毎日、船井電機を買っています。本日も634円で500株、630円で500株、620円で1000株の合計で2000株を今のところは買っています。昨日もそうです。あまり上がると売ることもありますが…基本的に持ち株は増え始めています。
久しぶりに気に入った銘柄です。
これまでのチャート何度か用いていますから簡単にポイントを掲げます。先ずは内部留保の数字を観ます。日本企業の多くは、先ほどのビデオのように…使わないお金を貯めています。船井電機も同様です。この四季報のよると内部留保金額は実に216億円もあります。ですが…借金は大赤字にもかかわらず、僅か12億円です。しかし時価総額は四季報の段階では156億円でした。216－12＝204億円です。どう考えても割安な株価水準ですね。
ここでこの3Qの船井電機の現金預金残高を見てください。なんと318億円もありますよ。発行済み株式総数は3613万株ですから割ると…一株当たり、880円も現金があります。だから当然、TOBの対象になります。しかし株の支配権は船井哲雄さんが1173万株（32.4％）を保有しており無理でしょう。でも魅力があります。船井電機のIRはこちらです。
先日話したように…過去最高利益は262億円（2004年）も稼げる会社です。一株当たり725円の利益を挙げる会社ですよ。だから株価は1万円以上を、付けていたのです。それがたった1000円以下で…いくらでも買えるのです。
時代は実質時代から名目時代、そうして米国では過去最高の個人貯蓄率の推移…当然、この後に起きる現象は簡単に読めます。船井電機は、米国の売り上げが6割程度なのです。これで利益が上がらなければ…おかしいですね。では…過去最高利益を掲げた2004年は何があったのでしょう？
ここで登場するのは本日のWSJの記事です。此方です。この記事の中で米国の住宅事情のグラフがあるので、それを拝借します。如何でしょう。何故、船井電機が過去最高利益をあげたか…分かります。サブプライムローンを活用した住宅ブームですね。
しかし…今回は「給付金特需」を狙っています。だから米国の個人の貯蓄率の推移のグラフを掲げました。そうして…蛇の目は日本では10万円の給付金でしたが、一株利益は15円が200円近くに膨らみます。
米国では1200ドル、600ドル、そうして…今回はなんと1400ドルです。合計で3200ドルですよ。約35万円です。テレビはケーブルテレビの発達、4K、8Kは米国でも同じ環境でしょう。
だんだん買いたくなって来たでしょう。ですが…カタルは無理をしない投資を勧めています。何度かに分けて買い続ければいいのです。一発で決めようとせず、何度も何度も毎日買い続ければいいのでしょう。夏まで相場が楽しめます。来年まで持っていれば…島精機を上回る株価の上昇率になる可能性が高いですね。それ程…企業業績は大きく変化をするはずです。何しろ…262億円を稼ぐ会社です。一株利益が725円ですよ。株価が600円台や700円台の筈がありません。
そんなわけで、カタルは皆さんと共に…後場寄りでも1000株だけ成り行きで船井電機を買いに行きます。カタルは、事前に理由を語り、皆さんと共に行動をします。カタルに反対の立場の人も大歓迎です。利食いをしても構わないし、この銘柄は貸借銘柄ですから、カタルに反対の立場なら、SNSなどで批判をせずに、堂々と空売りをすれば良いのです。結果は数か月後に判明をします。
続報を書き続けます。それでは…長くなったので本日はこの辺でお終いです。また…明日。まだ安い株価です。今は634-635-612-627＝427600（10：29）です。良いですか…決して、無理をしないでください。10万株を買うなら、先ずは1000株だけを買い、毎日に100日間、買い続けましょう。一度、企業業績が好転をすると数年間、相場は上げ続けます。
