なんども何度も、自分が書いた原稿を読み直して…「間違いがない」ことを、確かめたつもりでも…人間は間違いを犯します。昨日、(今朝がた)会員レポートを書きアップしましたが、起きて原稿を読み返すと…やはり画像をアップするのを忘れたり…。言葉の小さな間違いが、目立ちます。
カタルは、自分の「間違い」に気づくと…その度に原稿を修正をします。だから元の原稿が、2日後に読み直すと…若干、変わっていることがありますから、正しい最終版は、後日、読み直すと…更に理解が進むと思っています。
最近のカタルは、ひょっとすると、新しい変化を始めているのかもしれません。その模様を今回の会員レポートに盛り込みました。
ひょっとしたら…一皮、剥けたかもしれません。脱皮の季節が訪れたのかもしれません。この後の成果が、それを証明するのでしょう。そうだと…嬉しいな。苦節、23年かな? このサイトを始めて…毎日、毎日、原稿を書き…株の売り買いをして…ようやくベールが脱げるなら、嬉しいのですが…果たして、どうでしょう。
先ずは、こちらの原稿を紹介します。「失われた時代」を象徴したような…「5080問題」の話です。
親が優秀で高級官僚だと…退職金が数千万ずつもらえます。総務省問題で明らかになった「人的賄賂」の話です。NTTや電力会社など…大学なんかも…そうです。官僚出身者の大学教授は多いですよ。監査役…などと言う、今の世は…社外取締役もそうかもしれません。天下りポストを用意して、退職者を迎え入れる、悪しき慣習は、今でもあるのでしょう。
このレポートは、その息子さんが「失われた時代」で生き残れなかった姿を描いています。意外にこの人たちは多いようです。「就職氷河期」の煽りを受けました。
カタルが何故、歴代の日銀総裁たち…特に、澄田と三重野を「悪党呼ばわり」しているのは、そういう社会構造を生んだ責任者だからです。政策のミスリードが日本人を劣化させました。「失われた時代」の誕生は、こういう現実を生んだ側面があります。
この間に、世界はグローバル論理の中で、名目成長を謳歌し続けます。日本の東芝のように抵抗をしませんよ。だから、こういうレポートが生まれます。タイと日本の差が縮まったレポートが此方です。
実質成長時代を選択した日本は、どんどん劣化しています。この二つのレポートを読むと…「清貧思想」の「失われた時代」が分かります。だから…カタルはメディアの馬鹿さ加減を、何度も、何度も訴えています。日経新聞が正しい経営に導いていたのでしょうか?
M2の前年比増加率の推移
しかし、ようやく…M2の増加率を見て、時代が大きく動き出したようです。此方の資金循環表もみましょう。ただこれを見て…ピンとくる人は、なかなか居ません。忘れなければ…この意味を解説したレポートを見つけましたから、明日、この意味を紹介します。
一つの情報を与えて、その情報を「かみ砕いて」咀嚼できる人と…つまらない資料だと思って流す人。この小さな差が積み重なると…最後は大きな格差になります。人間は毎日、努力をして、自らを改革して…自分自身の資質を高めなくてはなりません。研鑽を積むのです。
今度は…こちらの「ドラマ」を聴いてください。悲しい現実を描いたドラマです。あなたの周りに居ませんか? 年を取ると、その確率はどんどんあがります。ガンと同じです。人間は劣化するのです。このFMシアターを、昨日、カタルは、ベットの上で聴きながら…やはり、「エーザイ」に力を入れようと思ったのです。
人間の心理と言うのは、面白いものです。些細な現象の中に、自分の姿にダブらせて、行動に到ります。頭の中でアイディアが生まれ…しかしその時は漠然としたもので、実際の行動に繋がりませんが…何度も、何度も、奇妙な体験をすると、だんだん…その行動をすることが、「運命づけられている」んじゃないか? 「神様のお導き」じゃ…ないかと勘違いをします。
カタルは、意外に運命論者です。
FDAの審議委員11人のうち10人が反対意見を述べたにもかかわらず…エーザイの薬は条件付きで、認可されたと言います。此方のサイトです。
この決定は、日本では絶対に考えられません。何しろ…世界に約束をしたオリンピック開催でさえ…反対意見を述べるほど、慎重な国民性です。
しかしカタルはFDAの認可を聞き、米国の「成長力の真髄」を見る思いを感じました。この果敢な挑戦を支持して、株を買うことが「名目成長時代」の象徴的な行動だと、思い始めました。
実質時代は、冒険などしたら、100人中99人が失敗をします。しかし名目成長時代なら、この確率は5人になり、10人になって成功者が増えます。やる前から、否定論を考えて行動をセーブするのが、「実質成長時代」の考え方です。でも先ほど見たように…ようやくM2は増加に転じ、日本は名目時代に変化したのです。
この現象と「痴ほう症」のおばあちゃんの介護、昨晩、偶然に聴いたラジオのFMシアター、何故、偶然に…「エーザイ」の相場と重なるのでしょう。
何か…見えない糸が、カタルを導いているんじゃ…ないか? と非論理的な発想が、これからのカタルの行動を「後押し」するように感じています。冒頭に紹介した「5080問題」は、挫折した人生を描いた話です。誰もが経験をした話でしょう。
カタルのかみさんのお友達の旦那は、問題企業の東芝の出身です。昔は凄い企業で…彼は桁違いの第4年金をもらうエリートです。彼はリストラ組です。
しかし、その東芝も、その第4年金は打ち切られ…今では、上場さえ危うい姿です。電通と同じですよ。失われた時代、「村社会論理」に拘り続けて、抵抗運動を続けた結果、とうとう本丸の…超が付く日本の一流企業の電通は、社屋を売却し、新入社員さえ教育できずに追い込む…劣化企業に落ちぶれました。電通も東芝も同じ運命です。
でも今でも…甘利発言や梶山経産大臣などの…「古き良き時代」の幻に、洗脳されたままの人達が大勢います。もう自分たちの周りまで、火の粉が迫っているのに…「時代の進化」を市場で問う時でしょう。
ひょっとすれば…エーザイは、「途轍もない」想像を絶する相場になるかもしれません。
カタルは株式と言うものは、「良いから」上がるのではないと述べています。最大の魅力は高値になっても、良いと思わずに…「こんなものは…」と否定的な考え方をする人が、大勢居ると…相場は過熱すると述べているのです。一大、「仕手株」の誕生です。
明日も、株価が安ければ…カタルは100株程度ですが…自分の力量と相談をしながら…エーザイ株を買うでしょう。何か…様々な条件が、「これが運命だ」と語っているように感じています。それでは…また明日。
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