エーザイの提携会社のバイオジェン(BiiB)の株価が反発してきました。理由はこちらのようです。たぶん…アミロイドβの蓄積を早期のうちに妨げれば…効用が見込まれ、実験が円滑に運ぶと言う読みがあるのでしょう。だから…島津の開発した血液でアルツハイマー型認知症が判断できると言う「組み合わせ」が、たぶん…面白いのでしょう。
さて、この話はここまでで…全体相場が崩れて来た背景について少しふれましょう。
此処での下げは様々な要因が考えられます。ここに来ての日本株の弱さはパッシブ運用の「分配金」の話が、一番、有力な原因だと考えています。
あまり一般的には報道されてないようです。この7月はETFの分配金を「ねん出」するために、8日、9日は約8000億円の売り需要があると言われています。たぶん、直接影響している需給バランスは、この要因による影響が一番大きいのでしょう。
それとコロナの「緊急事態宣言」を外人投資家は誤解しているのでしょう。菅総理が述べるようにワクチンの接種のスタートは遅かったのですが、1日100万件を達成できそうで…これは接種スピードが非常に速いのです。メディアは、悪い面ばかり報じており…良い面を観ません。恣意的な報道に騙されてはいけません。
この株価ラインは、先日、日経平均株価が1000円安を演じたいラインです。カタルがロコンドを2万株投げた株価水準です。しかし翌日は直ぐに反発しました。たぶん…今回も大丈夫だと思っています。まもなく…日経平均株価は200日線に到達して乖離調整が終盤を迎えます。基本的に高値圏のボックス相場なのでしょう。(時間調整です。)
日本企業は「内部留保」の水準は非常に高く…更にここに来て世界景気に助けられ税収は大きく上振れしました。この意味を理解しないとなりません。皆さんは、ちゃんとニュースを理解する力が、欠けているように思います。株価は大きく下がらずに「強含みの横ばい」の動きでしょう。
ただ一部で指摘されている奇妙な現象の理解が、進まないだけです。この奇妙な現象の一番大きなものは、米国債の金利動向でしょう。
この理由はFRBがジャブジャブの緩和マネーなのに…テーパリングが遅れているために、一時的に…短期市場に大きなお金が存在しています。なんと…100兆円規模なのです。短期市場にお金が眠っています。このお金が動きません。これは異常な現象です。
様々な理由はあるのですが…いちいち解説すると大変ですから、この辺でやめておきます。自分で、たくさんのニュースを読んで「見えない糸の繋がり」を考えて、相場の展開を読みましょう。一時的な需給の崩れは、時間で修正されます。あまり気にすることはないのでしょう。肝心な事は、ブラックロックが日本株の投資判断を引き上げています。ようやく…ここまで来ました。
一番カタルが述べたいのは、東芝問題で…日本の経営者に「意識変化」が生まれたことです。つまり内部留保の扱い方に変化が生まれ…この動きは加速します。
日本人と言うのは、もともと自分で決断が出来ない人種です。戦後、進駐軍が日本人をロボット化するために、教育プログラムを変えました。その影響が非常に色濃く残っています。徐々に変わるのでしょうが…今は丁度…「端境期」です。コロナ論争を観るとそう感じています。
本当に…カタルは株式市場が良く出来ていると思います。市場原理を考えると、あらゆる現象が市場に織り込まれて…株価が形成されているように感じます。自分だけの見方は止めた方が良いですね。市場を丹念に観察しましょう。
どの株も「理路整然」と株価が成り立っているように感じています。まぁ大きく下がりませんから、全く心配は要りません。自分の考え方が確立されてないから、目先の株価動向を見てアタフタ…と動揺するのです。
株式投資の基本は、自分の「力量把握」なのです。
多くの人が感情に流されて動きます。人間ですからそれは仕方がない…カタルなどはFMシアターを聴き、身分不相応の博打をやります。今回もエーザイは、当初は1000株に留めた投資が自分の適正値と判断をしたのですが、感情に流されました。4000株以上も買ったのです。最大は4300株かな?
でも…仕方なくここに来て、連日ポジションを落としています。エーザイに対する評価は、調べると…より一層、高まっていますが、株の評価とは違い、「己の器」の問題です。
本日も、このエーザイを損して売り、ロコンドを買っています。寄り値と今、1695円まで1000株を買いました。エーザイは上がると思っています。しかし…他にも実験をしたくて…この性格は変わりません。まさにトホホです。
ロコンドの「雪だるま投資」分は追証水準になり、持ち株を減らしています。此方は本日も売っていますが、それ以上に短期投資で買っています。ですが、カタルはいつも馬鹿をやっています。カタルの性格は、ある意味で発狂しているようなものでしょう。
自分の描く「相場観」を、市場で試さないと…気が済みません。昔は証券マンでしたから、顧客の誰かが応えてくれました。でも今は自分だけですからね。
今、S君の670円に1万株の売り物が用いられました。全部、カタルが買っても良いけれど…無理をしない。「独り相撲」は駄目です。
それじゃ…下値に500株だけ買い物を入れてみます。今、板がない所の665円に買い物を入れたら、瞬時に売り物が出てきたようで、簡単に665円500株が買えました。
カタルは不思議なのですが…どの銘柄にも、このような板状況から見て、売り物がない筈なのに…、板状況から、有利と思われる「高速取引」が仕組まれています。もう少し買ってみたい誘惑に駆られてきました。こういう高速取引業者を、逆手に取った相場を、何れ構築してみたいと思っています。この1万株、取り消しでは駄目ですが、誰かが買うかどうか。しばらく様子を観ます。
皆さんは、自分が買えると思っても、決して無理をしてはなりません。仮に買うにしても一部分、この場合は最大で30%~50%まで…です。つまり1万株の売り物なら、3000株から5000株が上限になります。馬鹿は、自分で全部を買おうとしますが…市場の流れに逆らわず、シクシクと株価を受け入れます。
全般の相場は、昨日の大引けに、かなりの売り物がありました。本日もあるかもしれません。これは「ETF投信の分配金」の捻出ですから、再投資される可能性もあります。
ここに来て「雪だるま投資」の野村証券も、追証水準になりました。仕方なく、本日は2000株だけ外しました。雪だるま投資は、株価が上がると持ち株はどんどん増えますが、このように株価が下がると、持ち株は減ります。仕方ない。
ですが…既に野村証券は200日線を割れており、心配する水準ではありません。お金があるならジャンジャン買いましょう。所詮は「利回り株」で絶対に儲かる株です。途中経過は色々あります。このような動きでアタフタするようでは、駄目です。野村などは大きな会社ですから、全く心配ないのです。
基本概念は実質成長時代から、名目成長時代への旅立ちです。
日本の内部留保は、世界最高峰の水準なのです。税収が3兆5000億円程度上振れして60兆8216億円になったのです。つまり企業業績は好調で、内部留保の積み増しを行いたいのですが…既に内部留保が、時価総額を超えている企業がゴロゴロしています。だから先日は「船井電機」(6839)が、TOB…このケースは実質的にMBOを実施したのです。
あっ、S君の660円が1000株買えました。あの1万株は下値を投げたようです。まだ売り物が残っているかもしれませんから、今度は655円と660円に1000株ずつ買いを用いて様子を観ます。
カタルは昨日、「テクノスマート」(6246)や「パイプドHD」(3919)で、事前に「ブツブツ投資」を解説しています。カタルはいつも…有言実行派です。身銭を切って、自分で実行しないで、偉そうに解説しているテレビの評論家様とは違います。常に実績を重んじます。
メディアが菅総理を批判しても、カタルは彼の実績は素晴らしいと思っています。
携帯料金の引き下げ…これは村社会構造への挑戦ですよ。電力料金を始め「村社会派閥」に菅総理は噛みついたのです。学術会議のメンバー選出の意味もそうです。それをメディアが村社会に染まって…改革を支持しません。彼らは官僚の言いなりの報道をします。癒着です。
原発の汚染水の海洋投棄は安倍政権さえもできなかったのです。それを彼は、自らが「泥を被って」悪者になりました。素晴らしい決断力です。そうして今回のワクチン問題も1日100万回接種の目標も達成できそうです。何故、メディアが世論を悪い方に、悪い方に…誘導するのか…カタルには理解できません。全く…日本を貶める売国奴です。せめて…公平に、平等に報道すべきでしょう。
本当に日本を愛するなら、日本の問題点を改善するように、世論を誘導するのが、「メディアの使命」の筈です。この連中は、本当に高学歴なのでしょうか?
もう一度、小学生からやり直した方が良いですね。道徳心の欠片もないのです。他人の傷に塩を塗り、「報道の自由」と言う言葉を履き違えて解釈し…自己主張ばかりを演じています。もういい加減に、日本国民は気付きましょう。
株式投資をして追証になれば…他人の痛みが理解できます。バブルを作った澄田元日銀総裁やそれを準備なしに壊した悪徳人の三重野元日銀総裁と同じレベルです。そんな奴が大学教授なんて…わが国の教育現場の劣化は、救いようがありません。情けない話です。株式投資は、精神力が鍛えられます。間違ったときの行動を、どう処理するか?
大リーグの大谷君のように、やはり実績が全てを語ります。カタルは、菅政権を評価しており、マズマズの合格点です。なかなか…良くやっていると思っています。
だから株は上がり続けると思っています。基本概念の基本は、「名目成長経済」への移行の「確立」相場です。今はその過程です。
何故、デフレの関門の22750円を打破して…この関門のトンネルの出口である27270円をクリアしたのか?
この意味を、しっかり自分で理解できてないから、少し株が下がるとアタフタするのです。自分の頭でしっかり理解できるまで、色んな資料を読んでみると良いですね。困った日本人のレベルです。カタルは失敗ばかりしていますが…常に本物を目指してチャレンジをするだけです。それでは…また明日。