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しかし米国の大型株は強いですね。GAFAと呼ばれる次世代グループを始め…テスラ(TSLA)のような…理屈が付けられない「仕手材料株」の範疇の銘柄も株価が崩れません。本日はそのテスラを観てください。アマゾンが赤字続けたときに…ずいぶん批判され続けていましたが、今では立派に…会社は成長を遂げました。それ以上に、理屈付けが難しいテスラ株さえも、このように長い時間の株価を支えます。通常、絶対にあり得ない現象です。

テスラ(TSLA)の週足推移

この源は何か? 米国の名目時代であり…金融力です。

本日はソフトバンクの成長を支えた「金融マン」の話題を紹介します。ドイツ銀行出身のラジーブ・ミスラ氏です。お金と言うのは…創るものです。そうして、そのお金は「理念」と言うか…そういう人類の理想(意思)に向かって流れます。どんな世界を実現させたいか? 自分が、どうやって生きたら…その夢を叶えられるか? 「理想の社会」を実現させるために努力をします。

昨日、麻生財務大臣が会見で…個人の現預金残が動かないことを嘆いていました。カタルが問題にしている1056兆円のお金が眠っています。

1%にも満たないこの金額は、何処かで…動くと思っています。事実、デンソーは自己資本比率を50%下げて、「株主還元」と「投資」にお金を使います。カタルは何度も…企業の内部留保475兆円の話をしています。溢れるお風呂に、更に、お湯を貯めることは出来ません。この金額は、昨年度末で、さらに増え484兆3648億円と…9年間連続で増えたと言います。

昨日の日経夕刊をご覧になりましたか? 法人企業統計の話です。

日経はケチですから、公開されているこちらの記事が参考になります。4-6月の国内企業の設備投資金額は10兆1465億円で昨年同月比5.3%の伸び率です。実に5四半期ぶりの増加です。

カタルは、こう述べましたね。既に企業は儲かるお金を積み増すことは出来ないから、株主還元か…設備投資に、そのお金を回すしかないと述べて、ようやくマネタリーベースがマネーストックの伸び率に繋がる背景を訴え、この設備投資が「活きたお金」になり、「信用乗数効果」が生まれ…お金が動き出すと述べています。だから日経平均株価は10万円に向かうと述べています。論理的な背景を説明しています。ただし時間はゆっくりした変化です。川端康成ではなく、シェークスピアの世界です。

ここに人口の多いアジア圏がコロナから立ち上がり、高成長を続けるから…アーク・インベストメント・マネジメントのキャシー・ウッド氏が8月半ばから、日本の建設機械メーカー、コマツの株式を、ほぼ毎日、買い増しているのかもしれません。まぁ買っていると言っても、たかが76億円程度で…バフェットとは、話になりませんが、あり得ます。これは「市場の整合性」から見た仮説です。

でも日本の昭和30年代と同様の国が、人口の多いインドネシアやベトナム…そうしてタイなどはEUなどと違い…人口が格段に多いのです。その人達の所得水準が上がっているのです。故に購買意欲が盛んです。昭和30年代には「3種の神器」の話があります。洗濯機に冷蔵庫とテレビかな? 耐久諸費財のブームが起こりました。

アジア圏の国々は暑く…エアコン需要は落ちないでしょう。「ダイキン」(6367)や「富士通ゼネラル」(6755)など…の銘柄は更に注目されます。

こういう連想ゲームは簡単です。

毎日、ニュースを観て、皆さんは市場とニュースを、どう結びつけるか? 

その練習をすれば…お金儲けなど簡単です。ただ時間が必要なのです。カタルには、もう残された時間がないので、若い読者の人は、毎日、カタルレポートを読み、批判を交えた感想を述べながら…自分自身で実践をすれば…成長できるでしょう。

カタルの意見に反対なら、船株を「空売り」すれば良いのです。賛成なら「買え」ばいいのです。ただそれだけです。簡単です。

昨日は「明和産業」(8103)の115円配当の話を取り上げました。こんなカス株も…と思います。ですが、このような企業が、市場にはゴロゴロ…溢れています。絶対に損をしない会社がたくさんありますが…問題は、その投資期間が読めません。「チヨダ」(8185)などもその候補の一つです。小型株が嫌なら…「三菱UFJ」(8306)や「野村証券」(8604)を買えばいいのです。カタルは一貫して、ずっと同じことを述べています。

東京のコロナ感染者数の推移(東京新聞)

故に日経平均株価は下がらずに、上げ続ける…時代になります。どうも8月27日から3連騰したのは…政治面ではなく、むしろこちらのコロナ感染の話かもしれません。この所…東京の感染者は減り始めました。この東京新聞のものが、一番、見やすく感じます。

昨日、利食いが入った「開運株」(海運)ですが、先日のような下げを演じるか…。それとも大きな崩れはなく…この揉み合い形成から、一段高するか? 果たして…どちらでしょう。

どうも…観ていると、川崎汽船は個人投資家の比率が高いように感じています。中間配当は発表されていませんから、たぶん見送りなのでしょう。ですが…「業績の変化率」と言う観点では、3社のなかで群を抜いています。カタルは、商船三井と川崎汽船を共に買っています。1日だけの休みで…株価は上がるのか、どうか。先日は、3日から4日間の休みでした。

カタルは、今回は大きく押さないと思っています。

本日にもプラス圏になる可能性も視野に入れています。理由はチャート論です。通常、今週の週足は「陽線」の筈です。大幅高になる可能性もあります。商船三井の週初の株価は8290円です。川崎汽船は5460円ですからね。陰線になる可能性は考えていません。それほど…強い相場をイメージしているから、慌てて…ずっと、買い続けたのです。

カタルは「新電元」(6844)の時は、「不発に終わる」可能性を考えていました。乖離問題が一番の理由でしたが、全体の相場論の影響を考えていました。故に「新電元」の単独では無理だろうと思っていたのです。

しかし今回は9月で…しかも配当が付く配当月です。高額配当の開運株は、条件が揃っています。ここでは、個別の材料「仕手株」と言う表現を用いています。

「仕手」と言うのは「能」から言葉を持って来たと言われており、「主役」の意味です。相場の主役を演じます。カタルは個別材料の高さから見て…ITバブルと比較しています。ITバブルの時は、株を利食いしてからが…相場なのです。誰もが、あまりに株価が急騰するものだから、恐くして利食いをしたら、それから…相場が開始されました。

この仕手株は、激しく「意見対立」が起こります。商船三井の目標株価(レーティング)は1万円、それなら「空売り」をしなさいよ。これから…15000円、2万円になった時に、いい加減なアナリスト達です。

まぁ、時間軸の問題がありますが…カタルは来年の2月を目標の一つに考えています。ですが…「非常に危ない」と述べているのは…3Qが見えてきましたが…4Qは全く見えません。

ここでは企業業績は良いけれど…株価が下がっている「エレクトロン」(8035)の話を引き合いに出すと分かりやすいかもしれません。株価は実態より、半年、早く動いていると言われています。果たして、どうでしょう。この読みが株価に影響を与えます。ついでに…この「エレクトロン」のチャートも付けておきます。

東京エレクトロン(8035)の日足推移

良いですか…株価と言うのは上がったように…直ぐに下がりません。通常は高値保ち合いを形成してから…下げ始めます。故に、株価が連騰しているから…と言って、「恐怖心」を抱くより、通常は、阿波踊りのように…「踊らにゃ…損」なのです。踊りましょう。

故に…カタルは「腹を括った」と述べたのです。もう…「捕まるのを覚悟」して、精一杯の力で頑張ります。

ですが…読者の皆さんは、無理をせずに…自分の力量の範囲で株式投資をしましょう。

ただし今回は「市況もの」ですから…ケネディクスやロコンドと違い、失敗したら株を投げましょう。その覚悟が必要です。何しろ…誰も経験したことがない市況なのです。故にカタルは「50年ぶりの大相場」と述べています。気象庁の「50年に一度の豪雨」の解説ではありませんから、商船三井の株価は、当然のことながら…2007年に付けた20400円を抜くと思っています。だから…慌てて買い増しをしています。

あとは読者の判断です。

カタルの意見に反対なら、ジャンジャン「空売り」をすれば良いのです。賛成の人は「買えば」いいのです。講釈は必要ありません。僕らは実践家、机上論を述べるテレビの解説者と違います。自分の意見に責任を持ち、当たれば…儲けになって自分の力になり、外れれば…損をするだけの話です。

突然、何かが起きて、会社が倒産をしても破産で済みます。相手が証券会社ですから、命のやり取りはありません。ヤクザではありません。

信用日取引は…どんな企業も倒産のリスクがありますから、最悪は買った分の借金が残ります。それを覚悟しなくてはなりません。通常、あまりない確率ですが…粉飾決算などがあっても、言い訳はできません。そういうリスクを背負って、行動をするのです。子供の遊びの話ではありません。僕らは立派な大人です。大人は自分の行動に責任を負うものです。

日本人は馬鹿ですから…自立していません。毎日メールを開くと…アドバイスを求めようとするようですが…カタルだって、分からないのです。分からない奴に、意見を求めても無駄ですから、互いに時間の無駄は止めましょう。大人の対応をしましょう。

今週後半から、来週にかけ…早い者勝ちです。郵船、商船三井は1万円の大台を駆け上がります。こんなものではない筈です。カタルは、最低でも「PER5倍」だと述べています。この理由は、過去の株価との「整合性」です。カタルが、何故、市況産業の「東海カーボン」(5301)や「大平洋金属」(5541)の相場を紹介したか?

僕らが手掛けて…大きな魚を逃した「Vテク」(7717)の「敵討ち」と述べた意味を理解して欲しいのです。

この話は8月中に綴っていますから、右のカレンダーから読み直すと良いですね。馬鹿なレーティングを付けるアナリストさん。早く本物の世界に行きましょう。サラリーマンなんか辞めて、投資家になるべきです。そうすれば…2000万程度の収入ではなく、億万長者で気軽な世界です。大人は…有言実行です。レーティングを付けるなら、その言動に行動が伴わなくてはなりません。カタルは40億円を飛ばしたベンチャリも、自分自身で500円台で1万株を買い、合計で5万株持っていました。

商船三井が1万円だって? バカ馬鹿しい…。2万円になった時に、どう言うのでしょう。それでは…また明日。

商船三井(9104)の週足推移

必ず…商船三井の週足の「陰線は1本」で続投するチャートを示すはずです。アララ…もう切り返しています。今の株価は8340-8500-8320-8500=2035400(9:38)何か株価通報がおかしいですね。取引所のトラブルかもしれません。商船三井の高値表示が狂っています。その証拠をキャプチャーで…現在値が高値に反映されていませんね。まぁ…良いか…カタルの仕事ではありません。

高値が反映されない商船三井の株価表示

日本人の劣化は「至る所」で分かります。「みずほ」なんか…話になりませんからね。昔の武士なら、命が、いくらあっても足りません。また明日。

カタルの間違いがあっても…責めないでくださいね。カタルの心は「ガラスの器」です。



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