謹賀新年

皆さん、あけましておめでとうございます。

日本人の我々は年が改まると、気持ちを新たにして…新年のスタートを切ります。昨年、株式投資で失敗した人も、成功した人も…いろんな方が居られるでしょうが、年が改まり新しいスタートを切れます。挫折を繰り返すカタルの人生において「今年こそ」…と毎年、気持ちを新たにします。カタルはどちらかと言えば…ポジティブな思考だろうと思っています。

先ずは、成功する姿を思い浮かべ…それに向かい努力をします。しかし2018年や昨年もそうですが…あまり市況環境は良いとは言えませんでした。でも半導体だけを一貫してやっていれば…非常に良かった年になります。故にカタル自身の実力不足でしょう。この反省に立ち、今年こそ…と心を新たにしてスタートを切ります。

「虎は千里行って千里戻る」とか言われ、解説によれば…「勝れた行動力を持っていると言われることから、人やものの勢いが非常に盛んな様子のたとえ 」だそうです。果たしてどんな一年になるのでしょうか?

先ずは、岸田総理の「年頭所感」を読んでみました。此方です。

カタルは市場原理主義者です。カタルの「テスラ」株に対する評価は自分では買うことは出来ませんが、市場が、この株価を正当化する…何か、見えない理由があると考えます。つまり、市場が示す「未来図」を、その株価に感じるのです。そうして新しい時代がどんなものかを頭に描きます。その方向性に沿って相場を張ります。政策もその株価の方向を支援する政策が正しいと思っています。

カタルのような…「市場原理主義」者は株価が上がる政策を実行するのが、「正しい政治」だろう…と思っているのです。株価は政策のバロメーターです。日本は残念ながら…1989年末に付けた38915円の株価を未だに抜いていません。こんな国はありませんね。既に33年になります。

いろんな理由がありますが…やはりカタルは政策当局が間違った政策運営をしているから、株価が低迷したのだろうと思っています。歴代の日銀総裁や総理大臣は馬鹿ばかりです。末端の国民は疲弊しています。

この元凶はやはり…メディアの存在でしょう。正しい報道をしてないように感じています。日経新聞を多くの政治家や経営者が読んでいます。しかし…カタルの目から見ると、間違った報道を繰り返しているように感じています。

大衆がインターネットに触れるようになり…既に25年以上の年月が流れています。やはりネットの普及はウインドウズ95が生まれたことで加速したのでしょう。カタルは1997年末にパソコンを買い込んで…ネット時代に対応しようとしました。そうしてパソコンの基本を教える短期講習を受けたのです。実際にホームページを作成したのは1998年でしょう。カタルの一回目の推奨株は1999年春の「日揮」(1963)です。でも実際の相場は1年後から本格上昇を開始しています。

一方、iPhoneの誕生は2007年だそうです。このように考えると時間の流れを早く感じます。今、我々は…「産業革命」を超える技術革新の渦の中に居ます。兎に角…時代に付いて行くのがやっと…という印象です。スマフォも使いこなしているか、どうか…怪しいのです。カタルはネットのニュースを読む程度ですからね。たぶん…非常に多くの資料を読んでいると思います。

その抜粋が、このサイトです。先ほどの年頭の所感を読むと…日経新聞にもありましたが、官邸サイドの政策立案と言うより…官僚サイドの政策立案に変わる印象を抱いています。故に、メディアの岸田政権批判は、目に見えて…減っているように感じています。この点が大きく違うのでしょう。今年、行われる参議院選挙は自民党が勝つ可能性が高いと思っております。政策のスピードが、どの程度…落ちるのか?

年頭所感には『「新しい資本主義」においては、全てを、市場や競争に任せるのではなく、官と民が、今後の経済社会の変革の全体像を共有しながら、共に役割を果たすことが大切です。成長については、「デジタル化」、「気候変動」、「経済安全保障」、「イノベーション・科学技術」などの社会課題を成長のエンジンにします。分配については、格差に向き合い、「企業による賃上げ」や、「人的投資の強化」による分配を、次の成長につなげます。』となっております。

菅政権に比べると…どうなのでしょう。カタルは彼が好きでしたが…これは国民の選択であり、ある意味で日本国の運命でしょう。愚痴を言っても仕方ありません。与えられた土壌の上で…精一杯の努力をするしかありません。

失われた時代への揺り戻しになるか…。それとも…「日本製鉄」(5401)の方針転換のように、既に日本の民間企業はグローバル論理に目覚めて邁進できるのか? 

政策と民間の自主性の力関係が、株価の方向性を決めると思っています。

特に…アジア圏です。RCEPの発動は、徐々に日本を元気にします。そうしてTPPも加わります。米ソ間においての「冷戦時代」では、日本国は、米国の庇護の下で成長を加速することが出来ました。同じ構図が…今は、米中の関係に見られます。

どうも新しい資本主義と言うのは、市場原理を認めないマイルドな…米国の民主党寄りの考え方のようです。カタルは共和党寄りの考え方です。

出来るやつが市場をリードして…その他大勢が、それに追随する「雁行型経済」が自然の姿だと思っています。カタルは営業マンですから…常にノルマの厳しさが分かっています。やはり「出来るやつ」と、仕事が「出来ない奴」の差はあるのです。株式市場はその投票所のようなものです。だから岸田さんの基本方針は…やはり心配です。今までに…官僚サイドから「失われた時代の反省」を聞いたことがありません。それを報道する立場のメディアが、自分達の仲間を、叩きません。でもネットは自由な意見が言えます。

しかし…自由ばかりを優先して規制が緩いと、「リーマンショック」のような悪さをします。あれは確信犯です。損失を他人に転嫁して、国家が尻拭いをしました。何処で…線引きをするかは…難しい話です。

日本人の倫理観も歪んでいます。三菱UFJの米国子会社売却は、たぶん…その影響( マネーロンダリング)  が大きかったと考えています。故に米国のユニオンバンクの売却になったのでしょう。まぁ…もう時代が、店舗の時代ではなくドンドン変化している背景もあるのでしょう。

三菱UFJの月足推移

カタルは大納会で…かみさんの老後資金として1万株だけ「三菱UFJ」(8306)を買いました。配当利回りでも…合います。更に…インフレが加速して、金利が上がっても経営環境が良くなります。今の低金利は最低のマイナス圏で、これ以上、悪くなりっこない非常に劣悪の経営環境です。故に…長期投資には向いていると思っています。株価は上がらなくても4%以上になるなら…それで「良し」でしょう。本当は野村証券と思ったのですが、カタルは既に持っていますから、銀行にしました。

三菱UFJの四季報の業績予想

今年のテーマの一つは「インフレの考え方」も重要なキーワードです。

一番は、国の指針である岸田首相の「年頭所感」を考えて…経済面は、やはりインフレの考え方でしょう。この大きな大勢観の中で…寅年の相場を考えることになります。この寅年の「人やものの勢いが非常に盛んな様子」と言うたとえは、良いですね。

M2とM3の前年増加率の推移

景気が良いとか…悪いと言うのは何か?…と問えば、お金の動く「速度の話」です。だからマネタリーベースとマネーストックの関係が重要なのです。(貨幣乗数効果)いくら日銀がマネタリーベースを増やしても…実際に、そのお金が市中に出回らないと何にもなりません。このマネーストックの増加率が重要なのです。その様子が此方です。故に、株で儲けた人は…ジャンジャンお金を使いましょう。

湯河原の5所神社の元旦の様子

カタルは温泉宿で泊まり…観光タクシーを頼んで、近くの神社に初詣をしました。そうして、その運転手さんに料金が14520円の料金だったので2000円のチップを渡しました。出来るなら…何か機会があったら、僅かなお金でも…もらえば嬉しい気持ちになりますから、配るのが正しい行動でしょう。カタルはそう思っています。

お金はジャンジャン…使って、なんぼです。晩年になって使おうと思っても…なかなか使えませんよ。無駄なお金は使う必要はないでしょうが…周りの人が喜ぶなら、それに勝るものはありません。

カタルは、順調に行けば…今年、過去の清算が終わります。借りのある友達には…生きているうちに過去の温情に報い、何かできるなら、機会があるときに返したいと思っています。その原資になるお金を、今年は「使えきれない」程…儲けてみたいものです。

2000円ではなく2万円、20万円と桁を変えて配れると良いなぁ~、負けないぞ、目指せ!前澤友作かな? 少し違和感はありますが、お金を回転させる考え方が大切です。

この速度が問題なのです。故に社会には不安を与えずに、安心感を与え…「希望が溢れる」夢が満ちた社会を創ることが重要です。カタルも他人批判を減らして…いつもポジティブ思考を保っていきたいと思っております。

 さぁ、いよいよ…「楽しい」寅年の2022年の幕開けです。それでは、本年も、変わらぬ「ご愛顧」を賜りたいと願っております。また…明日。



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