昨年の春の段階で、カタルは米国金利の「不可解な動き」を伝えていました。FRBのミスリードにより、このような結果が生まれています。
しかし…やはりもっと前だったのでしょうね。2020年のコロナ危機からの立ち上がりが鮮明になった時点(2020年の秋から年末)で…「一過性」などと言う認識を抱かずに、株価を観て実際の政策を変更すべきだったのでしょう。カタルでさえ…2020年の年末の時点では「野村証券」を推奨株として掲げていたのです。
だいたい…カタルが毛嫌いをしている暗号資産のビットコインやSPC(Special Purpose Company=特別目的会社)などを認める行動が狂っています。金融当局は「行き過ぎ」を懸念して…金融引き締めにスタンスを移行させるべきだったのでしょう。そうすれば…今の停滞は避けられているのでしょう。
仮に2021年年初から政策転換をしているなら、当然のことですが、雇用は此処までは戻っていません。そうして週足のナスダック指数は、此処まで乖離を大きくせずに…適度な上昇を続けたのでしょう。テスラ現象は「進化の証し」とも言えますが、どう考えても、やはり「やり過ぎ」のような気もしています。
ただ…この後、「最後の華」が開く可能性もあります。それ程…今の「値動き」は強いのです。このテスラとARKKを比較すると分かります。そうして…ナスダック指数とも比較してください。何故、マザーズ株の逆襲と言うシナリオが正しいか?…理解が進みます。
このような解説を、もっと具体的に語る必要性があるのでしょうね。おそらく…カタルの頭の構造を理解できるレベルの人は限られるのでしょう。早く「デジテル通貨」を実施すべきです。今は、この貨幣の「移行期」にあります。昔、お金は大きな石を使っていた時代を歴史で勉強しましたが…まもなく現金などは消えるのでしょう。最近は、至る所で…ペイペイが利用できます。小銭を使う機会が減って来ました。
ドルの信認問題は、何れ…起きます。
この中間選挙は民主党の大敗でしょう。やはり株価が弱いのは政策の責任ですね。特にパウエルは、米国ですが…かなり劣って見えます。まるでバブル期の三重野を連想させます。今は金利より…QT(量的引き締め)が焦点でしょう。あまりに市場は、「金利動向」ばかりに目を向けています。もう金利は十分です。パウエルが0.5%発言をしたのは、おそらく…間違いでしょう。だから「イールドスプレッド」の逆転現象が生じました。既に市場はオーバーキル懸念を心配して…サインを発していると考えています。此方の資料が参考になるかな?
ことし後半の市場は、更に難しくなるのでしょう。前半より後半の相場を既にカタルは視野に入れ始めています。日本もそうですが…政策当局が、バカ揃い…だと末端の国民は苦労をします。政策が間違っているから、電通の高橋さんのような不幸な事件が生まれます。ようやく東芝は「非公開化」の話になっています。
カタルはあの時に、直ぐに非公開にして立て直せと述べましたが…経産省などの村派閥の人間は、諦めが悪いと言うか…バカ揃いと言うか…。結局、「成田闘争の道」を選択しました。無駄なに時間浪費をして…なんの意味があるのでしょう。
結果は、パイオニアの指名解雇事件と同じで、単に時間を無駄に使い…心を蝕んだのです。実質経済成長など…何が「格差是正」だ! もう完全に狂っています。中国も「共同冨裕」などと言うバカ政策を採用しているから…時間闘争になっています。何故、市場を重視した政策を実行しないのでしょう。カタルのような市場原理主義者は、あまり居ないのでしょうか?
株価を観れば…その国の実態が分かります。
日本は1989年に高値を付けて…未だに、この高値をクリアできないのです。個人情報保護法などは、ザル法案で名称だけは上手い表現ですが…実際にカタルはメールを開くと詐欺メールが、一日に数通…届きます。利用しているアマゾンを始め…使用した覚えがないファンナンス会社など…毎日です。
日本の政策官僚と言うのは、建設現場を観たことがないのでしょうか? 何故、こんな非効率なやり方で…建設会社は高収益で内部留保を貯めることが出来るのでしょう。そうして…TOBされています。やはり富の配分の仕方が偏っているのでしょう。
村社会の…誰もが努力をせずに、延命できる仕組みは、日本が成長した時代の「負の遺産」と言うか、悪しき「慣習」です。年金制度がそうです。狂っています。インフレにしなくては制度が維持できません。4月になり物価が上がり…年金は逆に、僅かながら…減額されます。当たり前です。東芝のような時間闘争の成田闘争をしている場合ではないのです。
出来るやつは、「段違い」です。カタルは小手川君のような素人に出来て…プロのカタルが真似をして、負けるはずがないと思って挑みましたが…もう10年も経過しますが、まるで歯が立ちません。何が…彼とカタルの違いなのか?
度胸なのでしょうね。カタルは常に分散を図っています。でも彼が一本釣りなのでしょう。しかも…運に恵まれました。でもカタルが「ジェイコム」のような場面に出くわしても…株を買っても、せいぜい1000株程度でしょう。この差は、如何ともしがたいものです。所詮、個人の能力の差は、歴然としているのでしょう。
やはり世の中には、出来るやつは大勢います。その人たちが自由に活動できるようにすべきです。
妬みで…ゴーンを逮捕するような社会はヘキヘキです。日産の西川社長などは、腐った人物です。世話になったはずなのに恩を婀娜で返して、ルノーとの統合を出汁にして…村社会の協調性に訴えたのでしょう。こんな人間が社会には大勢います。実力でのし上がるなら…堂々と正論を述べて、ゴーンと表面から戦うべきでした。
東京地検も挙げた後の「弊害」を、何故、考えないのでしょう。
こんな事例を観たら、日本人は「異質の国」とのレッテルを張られ…資本の流入が止まる弊害の方が大きいのです。たとえ…ゴーンが犯罪をしていたとしても…他のやり方があったのでしょう。そう考えます。カタルだって…長く君臨するのは許せませんが、あのやり方は3流レベルの組織です。だから「地検改革」だったのでしょう。
今のバイデン大統領のロシアの体制転換を、口にした演説は「馬鹿レベル」です。停戦交渉をして…大勢の人が死んでいるのに…こんな重要な場面で、交渉を拒む演説をするのです。もう大統領の資質ではありませんね。岸田と同じです。岸田も自社株買いや配当性向の意味を、まるで…理解していません。誰も、彼の周りに「常識人」が、居ないのでしょうか?
今の日本の課題は、「動かないお金」を動かす…努力です。だからインフレは歓迎なのですよ。 ジャンジャン…インフレになれば良いのです。1092兆円の現預金は、どんどん腐ります。0.1%や0.2%の金利で、物価が5%に上がるなら計算上は20年で1092兆円は消えます。
しかし…川崎汽船は15%の配当利回りの可能性があります。今期は「配当制限の壁」が消えます。
一株利益が6000円で、配当性向が20%なら1200円の配当です。株価は7620円なら…15.7%です。今期、つまり2023年3月の利益は大きく減らず…たぶん同程度の一株利益が、ほぼ確定でしょう。場合によれば…後半に大きく落ち込んでも、4000円は確保でき…20%なら800円ですから…10%を超えます。問題は来期です。2024年3月ですが、この段階でも一株益は2000円程度でしょう。やはり株価は1万円を何処かで…付ける筈です。…そう考えています。1092兆円も…現預金があるのです。
もう狂った世界です。実は市場を丹念に観察すると、業績は大きく伸びているのに…PERが10倍以下の株は、ゴロゴロ…しています。業績が大きく伸びていても「横ばい」の評価なのです。
カタルは既に、「時間切れ」の人間です。でも若者は今から頑張って…努力をすれば、カタルの年になった時には、「豊かな人生」が、必ず、約束されています。
自分の気持ちをセーブできる人間になりましょう。自分の欲望を、どうやって制限をするか? 問題は、この感情のコントロールです。長い投資人生の中には、ビッグ・チャンスがゴロゴロしています。その時に「乾坤一擲」をやれるのは、若い内だけです。小手川君はそのチャンスをものにしましたが…今はもうチャレンジを止めたようです。それ程…お金が大切なのかどうか…。
その点、世界のイーロンマスクやソフトバンクの孫さんは凄いですね。心の強さが違います。本物に憧れて…職を変え…チャレンジを続けている末端人間にとって、残された時間はあまりありませんが…命尽きるまで精一杯の努力を続け…人生を楽しもうと思っています。それでは…また明日。
本日は、これから会員レポートを作成します。毎度の事ですが、たぶん…午前様ですから…明日にでも会員の方はお読みください。