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かたる:いい気になって買っていたら…再び危機水準に逆戻りの始末です。たぶん広範囲に追証水準なのでしょう。日経平均株価は朝から安く、現在は615円安の16388円です。前回の安値は1月21日の16017円ですね。首の皮が一枚の印象です。ただ多くの銘柄は先日の安値より高い株価位置にあります。ケネディクスは375円に対し…本日は今の所の安値は416円です。ただ指数絡みは安いですね。ファストリは34540円に対し、本日は33460円です。ソフトバンクは割れていませんね。4540円に対し、本日は4810円です。トヨタは6329円に対し6225円と割れています。まぁ…操業停止の影響があるのかも知れません。愛知製鋼の絡みですね。大震災で操業停止したルネサスと似た環境ですが、あの時の教訓が…生きていませんね。大同特殊鋼などに生産を振り替えていると聞きますが…、かんばん方式の弱みかも知れません。

折角…寄り付きで買ったのに、まだ、下に来ていますね。実はアコムを昨日は537円で、本日は、寄り値の504円で買っています。あれ? 三菱UFJが500円を割れました。あらら…自信を持っていた「みずほ」も171円台です。買う筈の株価位置ですが…お金がないからなぁ~、だから貧乏人は嫌いです。どう考えても理屈に合わない動きです。こういう相場になると…信用買い残の水準の高い株は、投げの対象になりますね。あらら…、ケネディクスも…更に下げていますね。内需絡みは好業績が続き、為替に影響を受けないのにも拘わらず…株は理屈ではありませんからね。

先日、アコムを買った位置に来ていますが、此方も今は500円を割れましたね。流石にこれだけ長く下げ相場が続くと、買う勢力が…居なくなるようですね。昨日、大幅高したJ・TECは73円安ですね。でも頑張っています。本当は…高くなると良いのです。小型現物株は空売りがありませんから、基本的にやり易い筈です。仕掛け筋の力量が分かります。でも昨日は大幅高しているだけに…これならたいしたものです。

日経225銘柄のサイコロジカルラインの平均値推移

日経225銘柄のサイコロジカルラインの平均値推移

昨日も…いろんな指標を見ていましたが、データ上は、改善が、随所で見られています。底入れの「兆し」が見えるのですね。不思議なのです。気持ちは弱いのに…、データはドンドン改善を続けています。例えば…サイコロジカルラインから好転率や、好転RSIなど…。多くのデータが、未来の株高を示しています。サイコロジカルラインは、昨年の12月から、ずっと50を割れていましたが、昨日は、久しぶりに53.89になっています。これは…225の個別株の平均値です。

陽線率もそうですね。この所、海外要因で安く始まっていますが…、後場から日銀のETFの買い入れなどがある為か、戻っている事例が多いですね。日経平均株価の水準は下げていますが…陽線率の観点では、この3日間はプラスです。つまり寄り付きが最も安くなっているようです。この現象は売り物が薄くなっているためだと考えられます。今日辺りは二番底(目先相場)の模索で…非常に興味がある水準です。為替が円高の為に…連想で売っているのでしょう。本当に…嫌になります。

昔から「強い株に付け!」と言いますからね。此処ではシャープ、JTECなど…カタルが見ている株の中では、強いグループですね。他にも…たくさんあると思いますよ。三菱UFJが、目安の500円を割れたことで…一つのポイントかもしれませんが、あまり強気ばかり言えませんからね。何しろ金融規制と言う悪玉論に論点が及んでいません。米国の利上げだと…、中国だとか…、原油価格だとか…の派生ばかりに、目を向けている印象です。本筋は金融規制なのです。日本は資産デフレで…世界経済は金融規制ですね。原因が分かれば処方は簡単なのに…日銀のマイナス金利の明暗などに焦点が行き…みんな本当に経済を知っているのか、メディアの解説者を疑わしく思います。

今日なんか…日銀様が1000億円単位で、先物を買えば良いだけの話ですね。みんな、ビックリポンします。そうすると…円高でも株高論が生まれますね。期待インフレ率も上がります。不退転の決意とは…そういう行動を示します。何も…定額で300億円程度を分けて買う必要はない訳です。年間の買い入れ枠を守れば良いし、もし枠がなくなれば…また緩和すれば良いのです。無限に株を買えるのは、日銀様だけなのです。雑音が問題なのですが、そんなバカは…無視をすれば良いですね。まぁ、そんな事を言っても仕方がありません。あらら…野村も500円を割れそうですね。何か…後場から出ると良いのですが…。今は続落の740円安の16263円です。

もういい加減に…書くのは辛くなります。最近は折角…株価位置が高くなっても…また振り出しに戻されますからね。まるで「スゴロク」のゲームをやっているようなものです。日本人の付和雷同の態度は、直りませんからね。いつも人気は一時的…。人も噂も75日と言うから…2か月程度が限度なのです。今回の下げは、昨年の12月からです。だいたい日本人は、物事を表面上しか見ずに、原点を考えようとしませんね。何故、中東が混乱しているか? 日本人は非常に騙されやすい国民です。いい鴨ですね。「鴨がねぎをしょってきた…」と、よく言いますが…今日は鴨南蛮そばでも…食わないとなりません。

むかし大御所さんと良く喰いに行ったものです。さんしょうを振って…美味しかったなぁ~。カタルは…未だに、強気派です。まぁ、いつもの事ですが…、追加緩和効果が無駄になったように見えても、このマイナス金利は効いてきます。今年後半の経済動向を見れば分かりますね。銀行への収益に配慮したために…、流れが緩やかな…だけだと思っています。その理由は、週末にレポートしましたね。基本的に当座預金に眠っているお金が、徐々に動き出すと考えています。ハッキリ言って、米国のテーパリングから利上げのドル高効果を打ち消す緩和になるでしょう。既に原油価格を見ても分かるように…先駆する原材料は良い所に来ています。

世界人口が爆発的に増えるのは事実です。これからアフリカ圏ですが…アジア圏の伸びもなかなかです。良いですか? アジアは…日本の昭和30年代のイメージなのです。タイにベトナム、インドネシアなど…インドネシアは人口が2億人を大きく超えますね。この人達の需要が、これから、どんどん生まれています。この資金面を支えるのが円資金ですね。三井住友や三菱UFjは、ようやく、アジアの銀行に資金提供したばかりですね。銀行株は、これから、いい買い場になりますね。1年程度と言わずに、皆さんは、2年や3年の定期預金はしますね。配当利回りで充分に合う水準です。更に今回のマイナス金利の適用で…銀行は待ったなしの行動を、迫られています。村論理で様子見を決め込むことが出来ないのです。

これらアジア圏の成長率は落ちているとは言え…どの国も5%を超えています。1%を割れる水準で資金が運用される方が…おかしい現実ですね。昨日は旅行収支などが話題になっていましたが、基本的に経常収支分を海外に振り向ける必要がある訳です。一次所得収支は、昨年は20兆円を超えていますね。グローバル化が、待ったなしに求められるのがマイナス金利適用の意味ですね。馬鹿なアナリストの意見は、無視して下さいね。まぁ、カタルの考え方が正しいとも限りませんが…カタルは、これから210兆円を超える資金が流れると考えています。今年、後半になれば…実際に数字上も、その効果が出てくると考えています。村論理の経営にしないで…自らが雪山をラッセルする経営をするのが、大銀行の経営者でしょう。果たして…どうなのでしょう。ROE経営の行方とともに…注目さる焦点の一つです。だからTPPの効果は、絶大なのです。それでは…また明日。



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