情報の扱い方

多くの…皆様から頂くメールを読んでいると…やはり「負けている方」が多いようです。そこで…会員レポートには、実際のカタルの売買のデータを、今朝方、追加でリンクしました。昨日、リンクをしたかったのですが…使っている証券会社がメンテナンス中で、そのデータを得られませんでしたので、今朝方、下の方にリンクを貼りました。

感心のある方はカタルの実際の売買データとチャートを比較しながら、下げ相場でも…実際にどのようにして買いで入って、儲けているか? その手法を学ぶ「手助け」になると思います。

BASE(4477)の日足推移

カタルは「マザーズ株の逆襲」を謡い、たぶん年初から「BASE」(4477)などに参加している筈です。そうですね。今、確かめました。1月5日に売り買いをしています。その3つのチャートを掲載しておきます。

メルカリ(4385)の日足推移

カタルの売買実績ではBASEの利益は、これまでに163万円、メルカリは45万円、そうしてソフトバンクでは102万円の利益を、今年になって計上しています。

ソフトバンク(9984)の日足推移

下げ相場でも…株価は上下波動がある為に、その株価の値動きを利用している訳です。基本的にマザーズ株は、自社株買いのソフトバンク含めて…チャートは下降波動です。その中で…苦戦を強いられながら、実際の売買で利益をあげています。

別にカタルが上手いから、下げ相場でも利益を計上している訳ではありません。基本は「ブツブツ投資」を利用して、「薄利多売買」を心掛けているからなのでしょう。

この事実は情報の取り扱い方の解釈により、儲かる人と、損をする人に分かれるという事でしょう。同じ情報を観ても、その情報の価値観の感じ方は、人により…それぞれ違います。ニュースを聞いた瞬間に、どう考えるか? この思考パターンが出来上がるかどうか。

ロシアによるウクライナ侵攻を、どう考えるか?

単に日本のメディアが主張する方向性が、正しいかどうか…。

カタルは常に「メディアの嘘」を見極めようと心がけます。長年、レポートを書いていると…例えば、この3銘柄のチャートは若干、「縦横の比率」を通常のものと変えました。この理由は、実際に受ける印象度が違うからです。

BASEの「値下がり」はすごいものですよ。高値の株価は…昨年の4月に1:5の株式分割を実施していますが、17240円(2020年10月)なのですね。つまり今の株価では3448円です。その株価が、先週は、なんと…295円を付けたのです。驚くことに…ピークから91.4%も株価が下落しました。1/10以下です。こんな事例を、カタルは過去の経験であるのかどうか…。たぶん「ITバブルの崩壊」の時に経験をした筈です。今回は、あの時と似たような下げ方です。

だから実際の僕らの印象に、近い形で…縦軸を伸ばして、横軸を縮めたチャートを作りました。今年に入ってからの株価の下げでも、半値ですが、このチャートだと、まだ…「緩やかな」下げ方に見えます。でも実際は、僅かな期間に半値です。

このような下げ過程のなかでも…利益を計上できる売買方法が「ブツブツ投資」だという訳です。己の失敗を前提にして、売り買いをしているために…想定外の株価の動きにも付いて行くことが出来ます。基本的に、ブツブツ投資は、お金さえあれば…必ず、儲かる仕組みになっています。絶対に負けない投資方法です。ただし倒産の場合は例外です。

カタルは有料の株式教室の会員の皆様には、絶対に儲けてもらいたいために、赤裸々にカタルの実際の売買事例を示しました。是非、活用してください。まぁ儲かっているから…合格点でしょうが…満点ではありません。及第点だというだけの話です。実際にBASEは、これまでに2回のチャンスがあり、今回は3回目のチャンスです。これを…どう利用をするか?

市場は、オープンです。誰にでも公平にチャンスが転がっています。

そのチャンスをどう生かすのか? その株価変動に負け続ける人は、何が、自分に欠けているか? 自分で自分を、どうコントロールするか? その話ですね。

同じ情報でも…接する受け手の態度で、有効な情報に変わるし…逆に、受け手の態度次第では、偽情報と言うか…ダメな情報に変わります。情報と言うのは「諸刃の剣」だと…カタルは述べています。使い方次第で、価値が変わるのです。

このような一般常識を、日本人は幼少のころから、教育されていません。学校の先生が言うことが正しい…と言う観念を、「植え付けられた」教育をされています。せめて大学生になったら、「マイケル・サンデルの白熱教室」のように討論を交わして…自由な発想で、違った考え方を知る必要があります。

今頃になって…「コロナの検証」ですか…。

自分達が散々…日本国民に間違った恐怖を与えて、菅総理を引きずり下ろしたのに…メディアの連中と言うのは「傲慢な連中」です。彼らに、日本を「愛する心」があるのかどうか…。先ずは…それでしょう。視聴率を争う前に…その報道が、どのような影響を社会に与えるか? それを検証する時間もなく、ただ視聴率だけしか…頭にないから、こんな劣悪な落ちぶれた国になったのです。振り込め詐欺のような「卑劣な現象」が生まれるのは、メディアの報道姿勢の責任が、大きなウェートを占めているとカタルは思います。

働かない岸田さんは、既に10月から5月も半ばです。菅さんが、如何に仕事をして実績を残したか? その成果を比較すると…良く分かります。

くだらない事を何度も、何度も追及して…国民の感情を煽り…間違った方向性に導いたのはメディアの責任です。日本の上場企業は、4年ぶりに最高利益を更新するそうです。前期の決算数字は、実に「36%」も増加しています。自社株買いを選択しない経営者もいますが…日本は、お金を回す発想がないようです。

日本製鉄(5401)の四季報数字

「日本製鉄」(5401)の「変身」度合いをみると…その事がよく分かります。橋本英二社長はカタルと同じ年です。カタルは5月生まれで…彼は12月です。大変な勇気ですね。

大会社の社長が日本古来の「慣習」を、自ら破壊してチャレンジを続けています。彼の就任は2019年4月に社長に就任しました。東大派閥から異例の一橋大です。そうして2020年の3月は大幅赤字…2021年も赤字が残り…復活しています。

今は立派な成績ですね。一株利益は692円なのです。しかも配当を更に増額して今期は160円も払うそうです。この予想配当利回りは、なんと…7.7%なのです。何故、市場関係者は、橋本社長をもっと…評価しないのでしょう。BPSは3560円です。

日本製鉄(5401)の週足推移

もうGPIFも、日本生命や東京海上なんかの連中も、馬鹿レベルです。

村社会構造の欠陥は、至る所で観られます。僕らは「賢い投資家」になりましょう。…という訳で、本日のレポートの主眼は、情報の扱い方を取り上げました。先ずは…己の態度を改めて、市場時間に己の時間を合わせないとなりません。 神様は、公平なチャンスを与えてくれますが…肝心の受け手の眼が、曇っていては…間違いだらけの人生を歩む結果になります。

自分らしく…精一杯、それぞれが橋本社長のように…世の中の「悪しき慣習」に縛られず…勇気を持って行動をすれば…きっと日本の国も、活気があふれる…豊かな時間がやって来るのでしょう。そうして…寛容な社会にしましょう。また…明日。

会員の方は、新しい原稿をアップしましたからお読みください。今朝方、追加でリンクを貼りました。見てない人は、もう一度ご覧ください。



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