かたる:マイナス金利は、確実に効くかもしれません。何しろ当座預金には210兆円もの付利金利分の資金が眠っています。基本的に、段階的に…この資金にマイナス金利を適用するだけで、マネタリーベースに眠る資金がマネーストックに変わりますね。早速、融資先がないと動かなかった金融機関にノルマが掛けられ、動き始めている様子がWBSで紹介されていました。
もともとカタルの時代は…ノルマ時代です。当初の投信の目標が100万とか300万円の可愛い数字が、いつしか1000万、3000万が当たり前の時代になり、バブル期は億単位の目標に変化します。1億の資金を集めるは大変ですよ。全国に銀行マンが、何人いるか知りませんが…一人、1億の貸し出しノルマを課して、多少の怪しい物件も…担保があれば…全て容認すればいいのです。カタルは土地本位制の復活を訴えています。路線価なら…80%基準程度を限度として、貸し出しをすれば良いですね。
景気が過熱すれば…規制を強め、景気が低迷すれば…規制を緩和するのが筋です。この辺りの「さじ加減」が滅茶苦茶になったので…長い「流動性の罠」から、なかなか抜け出せないのです。基本は名目成長と実質成長の鞘にあります。こんな単純なことを、政策に反映させないから…国民は希望を失い…おかしくなりました。全て政策責任です。ところが…民主党は、未だに甘利さんや丸山さんなどの揚げ足取りに時間を費やし、肝心な政策論争を挑もうとしませんね。此処に問題があります。
株と言うのは、本来は理屈通りに動くものです。しかし肝心要の原理を無視するシャープのような事例が生まれるから…本来の道理が正常に働かなくなります。村論理ですね。奉加帳方式の村論理に縛られ…本筋の構造改革を後回しにするから、混乱が長引きます。
例えば…ソフトバンクが5000億円の自社株買いを開始すると言います。発行済み株式総数が12億株ですから…、株価5000円として時価総額は6兆円です。およそ1億株を市場から買う訳ですね。市場にはルールがあり出来高の5%程度を買うとして、2000万株の出来高で100万株ですから、毎日、買っても100日間も継続しなくてはなりません。1割近い玉を下値で集めるのは大変ですよ。自分で集めてみれば分かります。株価を飛ばせば簡単ですが…下値で玉を集めるのは大変なのです。カタルは本日も買い増しをしています。ただし短期投資です。もう一度、5915円を抜くのは確定で…おそらく株価は6000円台が地相場になると思っています。
このような需給バランスは読み易いのですが…、ケネディクスは、この度のマイナス金利適用で、本来は一番、恩恵を受ける筈です。ところが株価は高値を付けたのに全体安に押され、先日の安値(昨年9月の356円)を割れました。事実は小説より奇なりです。全く理解に苦しみます。これは株式投資が理屈通りに動かない事例です。まぁ、全体の水準が下げたので、仕方がないと言えば…そうかもしれませんが…。本当に…市場にまともな価値観を持った投資家が存在するのかどうか。だって、地銀は運用先に困り、リートを買いますね。中には5%に回る商品もあります。更にAUM残高に見合う資金は借入によって賄われていますから、当然、金利低下の恩恵は高いですね。様々な条件がプラスに働いており、何故、新高値を付けないのか不思議です。何れ時間が解決すると思っていますが、カタルは自分の力量を超えていたために、仕方なく…持ち高を落としました。まさにコンチクショウであります。
さてフォローですが…、失敗したパイオニアですが、カタルは実験の為に1000株だけ残しました。先日、2月15日にTICK回数が、5851回と珍しく大きく変化しており、その後も継続的に買いが続いているようです。この日の株価が230円ですから、目先は下値に届いたのではないかと思っています。ようやくですね。一応、報告です。でも駄目ですね。基本的に一度相場になった後、相場が終わると…最低2年程度は駄目です。仮に仕掛けがあって…300円を超えるような相場になったら、損切りをして、更に空売りを検討すべきかと思います。ただし何か…劇的な変化があれば別ですよ。通常の状態なら…戻りは、売りです。もともと、この株は…やる前から駄目株と宣言をして始めました。動機が不純でした。
今回のフュートレックは、なかなか…ですね。カタルが、この株の存在に気付いたのが2月9日の夜で…翌日に打診買いを2000株、入れました。寄り付きですから668円から買い下がりました。556円まで買いました。その後も、持ち株を基本的に増やしています。本日も寄り付きを買い、その後730円、715円、710円と…段階的に買い下がっています。その下も、買いを入れてありますが…どうなるか。今週は700円台を噛めば、上出来と…思っていましたが、昨日は、ビックリポンの新高値です。この相場環境で…新高値更新ですよ。この意味が分かる証券マンは、世の中に、何人、存在するのでしょう。
今日は安いから…多少、解説しています。アレレ…株価が又上がってきたようです。今、770円の指値が、売れたようです。どうしようかな? 本当は…少し休んだ方が良いのです。この800円前後で…揉み合いを続けさせたいのですが…。下手糞だな…。節操がないと言うか…。書き始めたので…内容を省略して、肝の部分だけ並べますね。自分で後は考えてください。
一つは赤字から黒字転換と言う事です。株式相場に於いて、この変化の時が最も株価変動が大きくなります。次は無配から配当をする時です。これは証券マンの基本中の基本ですから、どのケースも応用できるので…良く覚えておいてください。
加えて、フュートレックは構造改革を成し遂げています。同様のケースがグリーやDeNAです。ガラケーの時代からスマフォの時代に変化し…社内構造の改革に手間取っています。グリーを見ると良く分かりますね。ようやく、構造変化のタンミングに来ていますが…新しい収益基盤が上手く育っていませんね。ところがフュートレックは資本論理を利用し、一気に構造改革を成し遂げ、変貌し始めました。しかもAIに絡むスマートコミュニティー分野のトップに躍り出たのですね。音声認識は絶対に必要不可欠な分野です。
しかも収益の数字が合うのです。カタルのこれまでに掲げたスマートコミュニティー分野の銘柄を見てくださいね。みんな赤字です。007もJTECも…更に最近、観察銘柄に掲げたクラウドワークスもそうですね。ところが…フュートレックは、一株利益が30円台なのですね。PER30倍で900円、50倍で1500円です。この手の株を最高まで評価するとPER100倍で3000円が…限度になります。このPER100倍を超えた段階で、理論上は、どんな株価も正当性を失います。過去に光通信やソフトバンクの馬鹿高値時代がありましたが…ITバブルと呼ばれ…その後、大きな修正を入れています。
この環境下で生まれているので…おそらく、確りした仕掛け人たちが存在するのでしょう。事実僅かな株数ですが、経営陣も544円だったかな?…で新株が割り当てられているようですね。間違いなく、本年、最初のプレゼント銘柄になると考えています。故に強気で対処しています。持ってない人は、先ずは100株だけでも良いのです。自分に負担のならない株数を現物で買って…その気になったら、また買えばいいのです。ただし4ケタ以下に留めてくださいね。それ以上は…定かではありません。昨日は下げてきたので、770円から買い増しをしているのです。750円も買いましたね。そうして本日は寄り付きから730円。715円、710円と…今の所は買いました。高値になれば売り、安くなれば…買えばいいのでしょう。ただし休んだら…次は、一気にまた買い乗せです。
別にカタルの意見に反対の人は、当然ですが空売りをすればいいのです。何しろ…ダリオ時間なのです。いつ何時、また崩れるかもしれません。ソフトバンクの5100円も、今、買えましたね。
証券マンの人へ…加重平均株価で、通常は玉を買うものです。ディーラーが仕切って、加重平均になるように玉を揃えて渡しますね。通常は…今は、違うかな? 昔は、そうでした。17日は5550円だったかな? 昨日は5350円だったかな? よく憶えてないのですが…カタルは先日の4950円から新規に参入して、5400円、5250円、本日は5200円と5100円で買っています。まだ買いますね。下がれば…どんどん買います。おそらく…5915円を、再び抜くと思っています。その時が売り場でしょう。出来高バランスが重要です。株価は…どうでも良いのです。出来高バランスに注意を払うと良いですね。馬鹿は値動きだけ重視しますが、基本的にVWAPと呼ばれる売買加重平均株価が重要で、更に出来高が重要なのです。
例えばフュートレックの今の株価は、772円で112万株ですね。おそらく…この出来高なら大丈夫でしょう。昨日の原稿で、たしか808円を付けた時の出来高が192万と書いた記憶があります。その後、800円前後で100万株出来ましたが、上に行けませんでした。つまり株価は、休みを欲しています。潜在的な売り需要は、かなりあるものです。だから来週は、休んだ方が良いですね。ただし…17日290万、18日396万と出来高が膨らんでいますから、株価を下げたら駄目ですね。シコリ感が強くなります。一瞬、700円割れ程度なら、問題はありませんが、引け値は700円台をキープしないと苦しくなります。余計の株を買わないとコントロールできませんね。力があるなら…演出で売っても良いのですよ。しかし既に一度、533円(12日)まで売っています。これで充分ですね。
証券マンは、常に加重平均株価や出来高を重視して相場を観ましょうね。通常、初押しは買いです。先日のフュートレック、更に、ここに来てのソフトバンク、シャープもそうですね。今はソフトバンクが5100円を割れていますから、チャンス到来です。此処から下値を段階的に買えば良いのでしょう。ただし、この株は上がったら売らないとなりません。本格上昇は…まだまだ先の事でしょう。個別株のコメントをしても、カタルの予測が当たっているとは限りません。そんな事は…常識ですからね。なんでもそうですが…自分の行動は自分で責任を持って、自信が考えてから行動するのです。カタルの意見に反対なら空売りをすればいいのです。市場は常に開かれています。それでは…また明日。