5/16

かたる:この所…マズマズの水準だったのに、再び凹んできており、後ろ向きの作業に追われています。そんなに悪くないかな?…と思っていましたが、急速に悪化してきましたね。もともと、この時期の決算数字などは、良い数字が出る訳がありません。何しろ、多くの経営者はサラリーマンの「雇われ」です。サラリーマン根性と言うのは経営者に向きません。

カタルが証券界に入社し、常に一番を走っていたためか…、当時の課長に、サラリーマン極意を諭されました。「カタル君、サラリーマンは、常に2番が良いんだよ。」と彼は言うのです。これが日本村論理の真実ですね。上を目指せば…ホリエモンのように叩かれるのです。可哀そうに…笑って寛容に見守るユトリが、社会になかったのでしょう。面白かったのに…。

「バブル期」には、リクルートの江副氏が…、低迷する「失われた時代」には、ライブドアの堀江さん。島国の為か…、なかなか「アメリカン・ドリーム」と言うわけに行きません。それでも…ソフトバンクの孫氏やユニクロの柳内さんなどが、誕生していますからね。まぁ、全く駄目と言う訳ではありませんが…。難しい国です。

さて…金曜日で決算も峠を越え、一巡するのでしょう。この時期の予想は悪いですからね。良い決算を出しても、余程のサプライズ(Vテク)でないと評価されません。今は「逆業績相場」から「金融相場」への移行期のイメージです。いや他人によれば、これから逆業績相場…と、捉える人も居ることでしょう。この辺りは相場が決めます。

市場展開を観て…相場が応えるのですね。政策対応にもよります。ここに来て…消費税の延期、更に日銀への追加緩和期待、そうして今度は…旅行クーポンかな? 所謂、財政出動ですね。前回は、エコポイントでした。相場時間の推移を、確り…と、把握しなくてはなりません。

カタルも今回は引っ掛かりました。やはり4月11日でしたね。パイオニアの戻り高値近辺が分岐点だったようです。完全に空売りでしたね。スイング投資は見極めが難しく…後講釈は誰にでも出来ますが、事前告知は不可能な領域です。カタルは「そーせい」「Gペプタイド」は、既に、一杯に見えていましたので…代替が必要と考えていました。小野薬だけを残し…脇役が変わる展開ですね。でもなかなか…二番手スターが生まれません。新日本科学を偽物評価と捉えていても、敢えて…4連続ストップの水準で、強気に「買い」から入りましたが、今の所は、沈んでいます。MSNは本物評価ですが…時間がかかる為、敢えて、危険なカイオムに挑戦しましたが…こちらも駄目でした。

一方、次世代の金融相場は、下値を固めているように見えます。金曜日にケネディクスが決算を発表し…マイナス金利が効いている筈ですが、目先数字は悪く、失望感が広がっているようです。本日は430円台ですね。でも銀行株は切り返してきました。一方、バカ株のアスコット(3264)なるものは、連騰を続けていました。此方は金融相場銘柄です。新日本科学が沈み、アスコットが浮上か…。時間は、夜から朝に移行し始めているのかも知れません。

ただマイナス金利は批判も多く、時間がずれるイメージです。ゆうちょ銀行などは、国債利回りを得られないから、仕方なく…外債やリートの運用を増やすわけですね。いやいや…行動している訳です。日本人らしく、自分で決められず、お上が…マイナス金利を適用したので…仕方なく、資金配分を変えている印象です。

カタルは、今回は本物で…非常に緩い中華鍋をイメージしている理由が、皆さんに分かるでしょうか? 「茹でカエル」状態です。変温動物は、時代の流れを捉えることが出来ず、いつの間にか…死んでしまいます。この時間観を、どれだけの読者は理解しているか…。予想を外した他人批判など、誰にでも出来ます。そんな事は、どうでも良いのです。自分はどう考え…どう行動するかです。カタルはチャートなどの推移を観て…、本格評価は秋かな?…と、漠然として考えています。故に、小野薬を支える…二番手銘柄を、未だに模索しているのですね。偽物でも結構だ、とも思っています。

アコムはマズマズでしたが、アイフルは思ったように伸びなかったためか…、やはり売られました。でも基本的に、両社とも同じで…マイナス金利はプラス組です。カタルは先日、外資のレーティングの引き下げを観て…仕掛け筋が参入するかな?…と紹介した「大阪チタン」。通常は、こうやって…相場を構築して行きます。下値を何度も確かめて…下が堅いと…参入しますね。最初は、空売りから参入です。時間が掛かるのです。大阪チタンは素質があるけれど…V字変化が、弱い可能性があります。時代の先は、なかなか見えないものです。

シャープも、同じですよ。相場構築には…最初は空売りです。おそらく太陽電池のリストラで、今期も赤字継続でしょう。でも債務超過でも、エコポイントの更新需要とオリンピックを控え…V字回復が、かなりハッキリ見えます。だから、必ず仕掛けが入りますね。でも10倍になるなら、積極的にやりたいのですが…たぶん3倍程度しか見込めず…、少々、面白さに欠けますね。しかし素質があり、相場になる芽を持っています。でもまだホンハイは逃げる手段を持っており、先行きは分かりません。この辺りの表現が、読者にどの程度、伝わるか?

鉄板は銀行株です。でも商売にもならないし…面白さも欠けます。やはりケネディクスなのです。素質はあるのです。あとは経営者次第です。今回は400円を割れるかどうか…たぶん割れずに、この程度なのでしょう。何しろ、信用買い残が減っています。時間も刻々と迫っているイメージです。

腐った果実を追うか…。早熟状態の食えない果実を求めるか? 難しい時間です。ロリコン趣味じゃないからね。やはり腐っても食えるかもしれないし…。そんなイメージですね。新日本科学を、少し見たのですが…なかなか面白いですね。前臨床の会社で…そのなかで有望ないくつかの会社に出資をしているのです。まるでベンチャー企業投資の会社みたいです。本日も買ってみました。同時に600円にも590円のストップ安にも買いを入れてあります。ほら、Dガレージ(4819)が、カカクコムで利益を計上して…人気になりましたね。あのイメージです。

大阪チタンは、もう直ぐですね。通常は「半値、8掛け、2割り引き」の株価が1/3になった辺りが狙い目と言われます。計算したら…1212円ですね。あと100円です。でもこちらは在庫投資で…時代観は、今の所は、イマイチです。でもカタルは、MRJが本格生産を開始するので、航空機関連にも注目しています。グリーは、既に浮上し始めているイメージです。VRにも取り組み、少し前向きな展開が始まったようです。この株、カタルが一時、買って1000円で投げたのです。故に、その後も追っています。田中さんの面白さが活きると良いのですが…。果たして、どうでしょう。

どんな株も10年程度、付き合うつもりで投資をすればいいのですね。そうしてドル平均法で…確り投資すれば、必ず、儲かります。リスクを好む人も、好まない人も…人それぞれ…です。カタルは「クラウドワークス」を、カタル銘柄に昇格させようかと注視しています。今回の数字は、褒められたものではないですが…、一応は及第点です。この株は成功すれば…皆さんが、望む値動きになります。ただ成功するか、どうかの確信は、今の所はありません。でも…ソコソコです。JTECなどは…いずれ、必ずものになるでしょう。007は黒字転換が、相変わらず焦点なのでしょう。通常はエイムの買収が、黒字に大きく貢献する筈です。よって何処かで…増額の可能性があるように思えます。

ざっと最近の展開を解説しました。トヨタが4割減益でも下値は堅いはずです。銀行株の水準もさらに下値があるように全く見えません。だから16000円を大きく割れる展開は見込めませんね。中国、米国は下げ相場に移行する段階かも知れませんが…好業績が続く建設は、相変わらず、人気がありませんね。トヨタは半値近くになりましたが、大林など…大手建設は、みんな高値横ばい状態です。本当は、高橋カーテンウォールや川岸工業のイメージなのですが…スマート絡みに人気は、集まっていますね。まぁ、その内、いいのが、また見つかるでしょう。それじゃ。また明日。



amazon.co.jp 全品に拡大 無料配送キャンペーン実施中!詳細はこちらをクリック。

関連記事

  1. 2020.03.04

    3/4
  2. 2015.06.26

    06/26
  3. 2017.01.04

    1/4
  4. 2018.05.15

    5/15
  5. 2015.08.19

    08/19
  6. 2016.03.04

    3/4
2024年4月
« 3月    
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  
株式投資関連の本