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本日は「WSJ」のこちらのレポートが、今の市場を的確に表現していると考えています。カタルが米国株の話しを多用するのは、日本人自身に主体性はなく、金魚の糞ですからね。

自分で自分のことを決められません。そもそも…戦後の教育において日本人は「ロボット教育」が徹底的にされ続けてきました。昨日NHKのスペシャル番組で…茨城県の土浦一高のインド人の校長先生の取り組みが紹介されていました。インド出身のプラニクさんを取り上げた放送でした。

学校現場でも…「疑問」に思う人がいるのですね。そうして、その改善に向け…試行錯誤している様子を観ました。とっても…良い取り組みだと思っています。株式市場を観ていて思うのです。日本は、そろそろ…「変わる時間」がやって来た…とひしひしと感じています。

何しろ、希望と期待を胸に、上京して苦節34年です。この34年は、世代が交代する時間軸です。いい加減に…誰もが、疑問に感じていることを「改善に向かう」時間軸なのでしょう。「日本製鉄」(5401)の橋本さんが、異色に映るのではなく、至極、当然の行動なのです。僕らの心に存在する…「漠然とした束縛」がおかしいのでしょう。

現状維持を続け…34年です。バカバカしい「成田闘争」はやめましょう。失敗を恐れずに行動することでしょう。カタルは今回、3回目のチャレンジです。お船で冒険をして失敗をして、「Jトラスト」(8508)もアウトでした。そうして、今回は「大阪チタン」(5726)に力を集中させています。本日も500株だけ3250円で買いました。本当は1000株と思ったのですが…担保がないのです。

昨日は植田新日銀総裁の会見があり、2%の物価目標の話を述べていました。

今回は「神風」が吹いています。コロナ禍からのロシア侵略は、サプライチェーン問題が主眼になり、この新たな「米中対立」は、昔の「東西冷戦」のようなものです。この東西冷戦のお陰で、日本は米国の庇護の下で、経済成長を続けて来て「プラザ合意」の時に、国家戦略を誤りました。今回は二度目のチャンスになります。1985年から2023年です。

学校現場で「新しい取り組み」がスタートしたのは、大変、興味深いですね。 茨城の「教育委員会」の英断が光ます。茨城と言う…何か、「冴えないイメージ」の県ですが、土浦一高って思わず、応援をしたいと思います。インド出身のプラニクさんの取り組みと、日産自動車のゴーンをダブらせて…番組を観たのは、カタルだけでしょうか? 日産自動車は残念な結果でした。土浦一高の取り組みが「空振り」にならないことを祈ります。

株式市場と言うのは、面白いでしょう。

日本製鉄の橋本さんの取り組みが、今回の鉄鋼業界全編に広がっています。時間軸の…正しい時代の流れを捉えて…チャレンジしているから、成功の道を歩んでいるのでしょう。

日本製鉄は大会社ですから、1年や2年で簡単に変わりません。とっても…長い時間が掛かります。でも「東大」から「一ツ橋」事態も、異色です。

そうだ…もっと大阪チタンを買う方法を発見しました。昨日、買った「BASE」(4477)を利食いして、担保を空ければ良いのです。今、BASEを5000株276円で利食いしました。これで枠が空いたから、更に大阪チタンを買い増しましょう。3300円でもう500株だけ…指値買いを入れてみます。今の株価は3310円買い、3315円ヤリです。

そう言えば…Jトラストにも材料が出ていました。例の訴訟の勝訴の報告です。これが確定かどうか…分かりませんし、更に、確定でも…相手がお金を払うかどうか分かりません。でもこの話も、以前から狙っていたストリーです。

カタルは、このお金で「自社株買い」をする可能性を考えていました。別に株価が下がっているから諦めたわけではなく…藤澤さんの経営戦略の方向性は、正しいと思っています。芸能部門を含め…韓国のBTSをみると、その価値が分かります。この藤澤と言うのは、トッポイ…部分もありますが、なかなか優れたセンスを持っています。だから400円割れは、単に…「時間軸だけの話し」なので…安い時に、株を拾えば…良いのです。

一度、自分が手掛けたなら、その内容も株価の値動きも良く知っている筈です。故に何度も利用すれば良いのです。「隣の芝が青い」わけではありません。

人間と言うのは面白い動物です。新しいことに興味を持つことも大切ですが、カタルの経験では、じっと「時間軸を我慢できる」人間が、その忍耐力が市場では勝者になります。バフェットのようなものです。

多くの大金持ちを観ると…しぶといのです。下値になると…平気で株をバンバン買います。余程、自信があるのでしょう。大概は「数千万株」も買うのです。そうして四季報に名前が登場します。このやり方が一番、「金持ち」に成る近道かもしれません。でも多くの人は株価が下がると、「駄目だ」と諦めます。BASEのようなものです。この2年半と言う時間は通常の人間の限界の時間です。「ロコンド」(3558)もそうです。

目先、失敗しても時間軸だけの問題です。

Jトラストは需給バランスが崩れているだけの話しでしょう。だから…この程度の材料で、株価の流れが変わるかどうか分かりませんが、可能性はあります。でも大阪チタンを観ても分かるように…エーザイでも構いませんが、株価の「方向転換」と言うのは、かなりのエネルギーが必要になります。この壁を破れば…あとは自然に方向転換を始めます。他にもたくさん…このような「岐路にある株」が存在します。

なかなか…3300円の大阪チタンが買えませんから、仕方がない…今の時価3325円でもう500株を買います。実は、昨日のVWAPは3330円です。故に、そんなに違和感があるわけではありません。ハイ、500株を追加で買いました。

これで短期投資の持ち株は1万株になり、たぶん…他を合わせて合計で目標の2万株になったのでしょう。あとは急がずに…ノンビリやります。他に「エーザイ」(4523)も買いたいし…本日は仕方なくBASEを売ったけれど、本当は買いたいのです。このJトラストも買いたい株の候補の一つです。他にも一杯、「買いたい株」はありますが、何しろ、貧乏人ですからね。

馬鹿は死ななきゃ…治らないと言いますから、カタルは棺桶に入りまで、こんな試行錯誤を続けて一生を終えるのでしょうか? もう残された時間は乏しく…何か、タイムマシンに乗る機会がないと、なかなか目標は難しいのです。カタルだって、他人より多少は優れていると思う部分もあります。常に現場で市場を観察していますからね。

株式投資と言うのは「面白い」でしょう。知れば…知る程、奥が深く、非常に興味をそそられます。自分が世界の最高峰の人間と、対峙出来る世界です。バフェットの爺さんを負かせばいいのです。あんな爺さんにいつまでも、やられている訳に行きません。同じ土壌ですからね。

米国債の変化の推移

少し難しい話ですが…最近、思うのが「此方の事」が気になります。カタル自身どれほど…理解しているかどうか、明確ではありません。更に…もう一つの懸念材料と言うか…こちらの報道も気になりました。でも通常は、このような懸念が表面化するという事は、解決済みなのです。

リーマンショックの時、サブプライムローンばかりを、日経新聞が述べていました。あの頃もネットはあったのですが、今のように米国株を観察していません。でも実際は影の銀行システムのCDSの話しでした。

今は米国株の値動きは、ある程度は、頭の中にあります。指数の株価位置など…自分が行動をする時に、常にその会社の株価位置が頭にあるかどうか…ここが問題です。今の市場の体温が分かるという事が大切ですね。カタルはおよそ20~30ほどの銘柄を常に観察しています。

昨日、新たに観察リストに加えたのは最近レポートで述べている銘柄の「DMG森精機」(6141)です。別に「オークマ」(6103)でも良いのですが…この工作機械と言うのは日本の存在感は世界でも一流域ですが…何故か、市場評価は低いですね。「ファナック」(6954)もそう感じています。たぶん競争相手が多いために正当な評価を受けないのでしょう。もともと設備投資は一過性の「市況もの」のようなイメージがあります。ですが…近年は受注残が常に高水準です。

むかし、食品は成長性がないから、「低PER」の評価は、当たり前だとカタルは思っていましたが、バフェットがコカ・コーラで成功を収めると…この安定的な利益が逆に、景気変動に影響を受けないという事で…全部の銘柄が高い評価を受けるようになりました。

この基本的な見方と言うのが、時代ともに変化します。面白いものです。バブル期の不動産産業は、PERの評価が100倍と言うものがありました。一株利益が100円で売り上げが伸び続けているなら、株価は1万円の評価でした。

今は実質経済から名目経済への過渡期ですから、この評価が再び変わるのでしょう。ただ…この時間軸の変化は、日銀が苦労をしているように…非情に緩やかなスピードなのでしょう。なかなか…「時間軸」を正しく捉えるのは難しいのです。言い訳ですが…お船なんか、まるっきり、カタルの感覚と別次元の値動きです。半導体もそうです。

これもNHKでしたが、ASMLの特集番組をやっていましたね。凄いレベルですね。「ニコン」(7751)が勝てる領域ではありません。EUVの世界の解説を聞くと…もう次元が違います。日経新聞には、市況の「反転を期待する」記事が掲載されていましたが、昨日の報道では…

「台湾TSMC、3月は売上高が減少 月次の減収は約4年ぶり 台湾の半導体ファウンドリー(受託生産)最大手の台湾積体電路製造(TSMC)は10日、3月の売上高が1454億1000万台湾ドルと、前年同月の1719億7000万台湾ドルから15%減少したと述べた。月次売上高が減少したのは2019年5月以来、約4年ぶり。 1-3月期(第1四半期)の売上高は、前年同期比3.6%増の5086億3000万台湾ドルだった。 同社のウェンデル・フアン最高財務責任者(CFO)は今年1月、マクロ経済環境の低迷が続く中で、低調なエンドマーケット需要や顧客の在庫調整が1-3月期業績に影響を及ぼす可能性が高いと述べていた。」

との報道がなされています。今回は大変です。

そんなに簡単に需要が回復するかどうか…まぁ、安全保障の壁があるから見通しが難しいのです。でもこれだけ世界中で設備投資をして、通常はいくら成長分野と言っても製品のだぶつきは時間が長くかかると思っています。とてもとても…2流や3流では、このTSMCもサムソンも苦戦をしています。

そうして最後に、大阪チタンの応援の記事が此方です。

「ボーイング、米海軍から受注 1500億円相当 米航空機大手ボーイングは米海軍から11億7000万ドル(約1500億円)相当の契約を獲得した。戦術・演習ミサイル、爆破試験用車両、訓練装置を納入する。米国防総省が7日発表した。 今回の契約は、2021年4月に結んだ先行発注契約の修正となる。 ボーイングは、遠隔操作支援機器や予備ミサイルなどの技術機器、総合的な物流支援、技術出版物、フィールドサービスの担当者や訓練の提供も行う。」

ウクライナでは防衛用のミサイル(パトリオットかな?)が、5月にも涸竭するとの事です。これだけ使えば…当然です。大阪チタンの応援記事は時代が応援するのでしょう。カタルはそう考えています。一見すると防衛、軍事は、関連性が薄いと思われています。長くなりました。本日は、この辺で…また明日。



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