かたる:カタルの性格は、自分の主義主張の為には、経済的な価値を無視する傾向があります。この点で、何故、株屋になったのか…疑問を感じることもあります。本来、儲かれば良い筈なのに…。
「空売り」相場が、長く続いた「失われた時代」でも、数えるほどしか「空売り」を実行したことがありません。損をしても、損をしても…株屋は、「株は買うものだ」と言う信念に近いものがあります。市場に資金を入れて、その資金を使い、日本が豊かに成って欲しいと願っている為です。それが…市場原理の「原点」だと思っています。
だから…単に儲かるから、何をしても良い…と言う事でカタルは行動しません。この性格の為に、ずいぶんと、損な人生を歩んできました。故に、長く政策批判を続けてきたのです。
今回も、皆さんに謝らねばなりません。カタルは「クラウドワークス」を、長く応援してきました。一昨年かな? 上場してから下げ続ける同社株を見て、クラウド環境で労働環境を変える仕組みは、日本国にとってプラスだと考えて来ました。だから最初に買ったのは、1000円前後の時ですね。それからも株価はドンドン下がり、本格的に取り組んだのは、たぶん500円を割れた辺り…でしょう。
この銘柄は、第一回の会員向けレポートの目玉だったかな? その後の経過は、皆さんが、ご承知の通りです。しかし今回、カタルは「クラウドワークス」を応援するのをやめます。故に本日は、上がる可能性が高いと思っていましたが、寄り付きで…手持ちの株の大半を処分しました。故に…本日の寄り付きが安かったのでしょう。
「読者と共の行動」をモットーにしているから、昨日、買った寄り値の分と、後場寄りの分を、このレポートが読まれる…後場寄りに、行動を共にする皆さんと一緒に売りに出します。昨日の買いは、1500株(寄り付きと後場寄り)を買いました。
これは…「相場観」とは違います。カタルが生きる上での…自分自身の信条の問題です。何故、クラウドワークスを応援するのをやめるのか? 理由は今回の買収です。
今回、買収する「電縁」ですが、ブロックチェーンテクノロジーの技術を有し、仮想通貨分野にクラウドワークスは進出しようと、している様に感じました。カタルは「ビットコイン」などの仮想通貨は、制限されるべきものだと思っており、「詐欺」に近い存在だと認識しています。
昔の通貨は、金本位制で…金と交換ができました。その後、米国は、金との交換をやめました。しかし通貨は国家が保証しています。でもビットコインの裏付けは、あるのでしょうか?
カタルの勉強不足かも…しれません。更に、通貨を国家がコントロールするのが、正しいかどうかも、意見が分かれるところです。しかし悪戯に…次々に仮想通貨を発行すれば、間違いなく、社会は混乱し、何れ、規制の対象になるでしょう。よって、この経営方針が嫌いだから…株価が上がろうが、下がろうが…、詐欺を行うような会社を応援できないのです。
だから手持ち株、全てを本日中に売却します。残りの1500株は、後場寄りに売ります。そうして…、二度と…クラウドワークスを応援しません。たとえ成長を続け1万円になっても…です。
相場観としては…上がると思っていましたが、これはカタルの「信条の問題」です。こんな人間なんだ…と、思って笑って下さい。もうかる…儲からない以前の人間の生き方の問題なのです。カタルに追随して、高値を買っている人が居たら…ごめんなさい。残りは後場寄りに、皆さんと、一緒に売ります。
尚、何度も言いますが、相場観とは違いますよ。昨日までの相場観がカタルのものです。しかし今回は、「電縁」の内容を読んで、どうもクラウドワークスは「仮想通貨」に力を入れるように感じたので、応援するのを、やめるのです。
本来、日本国がビットコインなどを制限して、買い物ポイント程度の規制を打ち出すべきです。更にキャッシュレス社会を…構築すべきです。カタルは、早くから、この事を指摘しています。日銀が仮想通貨を発行すべきなのです。馬鹿日本だから、国民は「失われた時代」を長く耐えたのです。はやく優秀な指導者が、誕生する事を願っています。
さてゴタクは、この程度にして…本日は「岡三証券」(8609)を1000株だけ、再び、買ってみました。理由は、これだけ株価が上がり、名目時代になるので…証券も潤う筈です。発想は単純です。
全体の株価は、そう下がるとは思っていません。基本的に株価が上がる事もなく…横這いを続けると考えています。そうして…出遅れ株の水準訂正だろうと考えています。PBR1倍割れの割安企業が多く存在し、経営者が変わるなら、もっと企業は活性化する筈です。東芝のような馬鹿経営を、長く続けてきた日本ですが、村論理はドンドン廃れるでしょう。
選択眼のポイントの一つは、設備投資です。代表的な銘柄は「ファナック」です。そうして人手不足問題ですから「リクルート」です。カタルは「夢テク」を応援しています。更にROEの改善です。ここではケネディクスも「1300兆円の逆襲」と絡み浮上します。何しろ、毎期、50億円の自社株買いを続けています。
おそらく…ケネディクスの相場は、年末にかけ、カタルも短期売買の口座でも売買するような「値動き」になると考えています。相場は、これからで…本格的な上昇は、来年以降なのでしょう。「時代」を感じて下さいね。カタルはインカムから、キャピタルの時代に変わると述べており、実質時代と名目時代の違いを、長く語って来ました。最近では、日経新聞の1986年3月の三菱地所の一面記事が、市場のバブルを誘発した話を紹介しています。
更にサンフロンティアなどの高ROE不動産株は、昔のバブル期なら、間違いなく相場は1万円台だと述べています。それが…今はPER10倍未満の1000円台です。人間の心の視点は、時代とともに変化するのです。
あらら…クラウドワークスは、事前観測通り1060円の関門を抜けて来ましたね。やはりカタルの相場観は…なかなかです。でもカタルは後悔などせずに撤退です。神主さんなら…こんな気持ちは、持っていません。彼の価値観は、カタルとは違います。カタルは顧客からの謝礼も受け取ったことがありません。
昔、あまり…儲かるから、お客さんは、カタルに100万円をくれようとしましたが…カタルは「それなら、それを寄付して下さい」…と申し出を断りました。それからお客さんは盲導犬協会に、その100万円を寄付したそうです。でも神主さんなら、間違いなく受け取っており、それを他人に自慢しています。証券マンも色々です。
カタルは、いつも自分の独自基準を大切にしています。それは…親父が死ぬ時に思ったのです。人間は、誰もが、いずれ死を迎えます。その時に、自分の人生を振り返った時に、後悔だけはしたくない。「あぁ、一所懸命に生きて来たなぁ~」…と思って、死にたいからですね。親父は、ガンの高熱にうなされながら、死んでいきましたが、どんな思いだったのでしょう。それが「切っ掛け」になり、会社に辞表を出して、東京に出てきて歩合セールスになったのです。あのまま…やっていれば、今頃は、常務かな? 小さな証券会社ですが…。
今日は…何か、おかしいですね。良い相場なのに…ケネディクスの今までの最高の買い値は680円なのです。11/14の寄り付きです。目標の持ち株まで、あと一息です。でも既に、今の持ち株でも…カタルの力量以上の持株です。でも公約をしていますからね。4ケタになるまで買い続けると…事前に述べています。ただカタルの力量問題があり、銘柄の選択を変えるかもしれません。まぁ、全てが…当たる訳ではありませんからね。
読者が、カタルが掲げるレポート銘柄の中から、好きな株を選択すれば良いのです。東レの選択でも1割以上になっています。あれは4ケタに乗る前から言っています。でも当たり前ですね。どの株も、みんな上昇しています。あとは効率を競う勝負です。
カタルは読者と共に…倍々の8回勝負を挑んでいます。100万円が1億を超えるのです。その為に実験と称して、カタルは短期売買を200万円からスタートさせました。昨年の話です。前年は、折角、目標をクリアしていたのに、ソフトフロントやカイオムで失敗して僅か100万円の利益でした。
でも今年は、既に2倍以上ですね。当たり前ですね。こんなに良い相場です。馬鹿でも儲かる名目時代は、既に幕を開けています。早く、皆さんも名目時代に頭を切り替えましょう。カタルはバブル期以降…ずっと「失われた時代」下でも、名目時代の頭のままで、政策批判を続けて来ました。ようやく出番が登場です。これから始まる名目時代、楽しんで一緒に儲けましょうね。
本日は、突然の方針転換でごめんなさい。何度も…繰り返しますが、クラウドワークスの相場観ではなく、カタルの信条の問題で、カタルは、クラウドワークスから撤退です。卒業宣言ではなく、ごめんなさい。それでは…また明日。