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カタルは、どちらかと言えば、形式を重視するのが嫌いで…実態評価に拘る方でしょう。このIRNETの正式名は「株式会社 アイ・アール・ネット」ですが、この会社の累損も、あと僅かになって来ましたから、カタルも、ようやく…まともな給料(年間300万円)をもらう仕組みに変えました。

その為に、銀行に「自動送金サービスの手続き」に昨日、行ったのです。なんと、待たされること1時間です。昨日は比較的空いている時間帯ですからね。それでも書類に署名捺印をして用紙を出すだけで1時間以上も掛かります。「非効率」です。銀行に、この送金手数料が入るのが、数百円でしょう。

この非効率な理由は、直ぐに分かります。この社名の上に「フリガナ」を付ける欄があり、社名がカタカナなのに、(カ)アイ・アール・ネットと「フリガナを付けろ」と言うのです。だって…社名がカタカナなのに…もう一度? 行員は「そうです。」株式会社は(カ)で良いのに…不思議な体験です。

ついでにマイナンバーカードの「電子証明書更新申請」の通知が届いたのでしてきました。マイナンバーカードは10年の有効期限なのに、何故、電子証明書の更新は5年なのでしょう。区役所の係官も不思議がっていました。

さらに健康保険が変わるので…役所に行ったついでに…マイナンバーカードの手続きが必要かどうか…聞いたのです。そうしたらその担当者は分からずに…奥に別の人に聞きに行きました。でもその人も分からないらしく…最後は直接、マイナンバーカードの問い合わせ窓口に電話をして「自分で聞いてくれ」と言われて、政府のパンフレットを渡される始末です。

現場の人間が劣化している現象が、分かる事例です。銀行と言えば…たぶん一流大学でしょう。都市銀行ですから、受験の難関校の筈です。江東区役所も就職は、難しい筈です。でも現場の人間は、カタルが抱く簡単な疑問を、何も感じないのでしょうか?

そうして…今朝のニュースの中にこんなものがありました。此方です。

いつの日から…日本の劣化が始まったのでしょう。カタルは銀行が、こんな理不尽な事を言う理由は、自分が長年、証券会社に勤めて現場で、検査を受けているから、その理由が分かります。小さな証券会社は金融庁ではなく関東財務局が担当です。その理不尽な追及の現場を知っています。許認可権の乱用です。だから現場は、道理が通用しませんから、杓子定規のマニュアル通りの対応になります。そうしてバカバカしいと思いながらも…時間をかけて…二重、三重の精査をします。

この動向は「個人情報保護法案」が施工される時分に、日本の仕組みが大きく変わりました。2003年です。総務省が管轄する携帯電話会社も同じようなものです。全てがマニュアルです。バカバカしい時間が浪費されます。みんなその多くは許認可権が関与しています。

先日、「国土交通省の元事務次官が昨年12月、羽田など各地の空港でビルの運営などを手がける民間企業「空港施設」(東京都)の首脳に対し、国交省OBの副社長を社長にするよう求めていたことがわかった。」…と朝日新聞が報道して…社会問題化しました。

でも…もともと役人の給与が安いから…それを補うために天下りの仕組みが出来たとも言えます。役人の雇用も、なかなか…流動化しません。そうして役人がイチイチ、細かいことまで指図をするようになったのは、メディアが役人の不正やミスを過剰に叩いたからでしょう。

ノーパンしゃぶしゃぶ事件は、誇張された報道ぶりでした。役人の肩を持つわけではありませんが、元は、「みのもんた」などのテレビキャスター、今は「宮根誠司」などのキャスターが、テレビで「他人のアラ」をネタにします。

それを喜び…庶民がテレビの視聴率を支えていますから、日本国民が自ら、墓穴を掘っていることになります。この「村社会論理」を変えないと駄目なのでしょう。東証のPBR改革も同じ時代背景が流れています。最高裁の判決が、こういう不自然な現象を増長していると言えます。ゴーン逮捕の地検幹部は、どう考えているのでしょう。

日経新聞一面のバフェットの爺さんが、日本の商社株を買い増すと…大きく報道されています。カタルは、以前からこう述べています。野村証券で信用取引をして0.5%の金利を払い、日本製鉄を買うなら…利ザヤが5%程度は稼げると述べています。バフェットの爺さんはそれを実践しているだけの話です。「金利裁定」機能は、絶対なのです。だから日本製鉄の株価は1000円以上も上がって来ました。それでもまだ…採算に合います。

不思議な事に「バークシャー」の格付けはAAだそうです。同じ株式投資の「ソフトバンクG」の格付けは、BBBか…BBか…どうか。昨日のWBSで滝田さんは バークシャー の30年債かな? 1.25%とか…1.5%とか…述べており、商社株の配当利回りと比較して、その鞘の話をしていました。

今、同じようにソフトバンクGが起債をしています。35年債かな? 4.1%~5.1%とか…言っていましたね。この「格付け」ですが…いい加減ですよ。補償など…ないのです。

「マネーショート」と言うリーマンショックを題材に描いた映画がありますが…あの映画の中で「格付け会社」の「いい加減さ」が…描かれています。AAAの乱発です。

空想の…架空の現実です。米国の「安全保障」も同じでしょう。米国の仕組みも知れば知る程…いい加減な部分を多く抱えています。

FBIの成り立ちなんかも面白いですね。初代長官のジョン・エドガー・フーヴァーはヤクザ顔負けの人間です。現役の大統領のスキャンダルを、ネタに脅すのです。トランプの起訴もどうかと思いますが…米国も制度の矛盾が数多く存在します。

まぁあまり…あれこれと真剣に考えず、「ちゃらんぽらん」のカタル程度が、丁度良いのでしょう。あまり真剣に考えていると、こっちが「うつ」状態になります。精神病患者になりますからね。「社会の矛盾」を真剣に考えると…キリがありません。

大阪チタンが下がって来たので、3250円で500株を買いに行きました。でも入れた途端に気配値が変わりました。不思議です。たった500株なのに…。どうも…3170円の小さな窓埋めを目指しているように感じます。


エーザイ(4523)の日足推移

本日はエーザイが高いですね。このように「下値を切り上げて」推移しています。直ぐに株価が飛ぶような段階ではないでしょうが…明らかに株価波動は「変わり始めて」います。 Jトラストもそうなのですよ。本日は安いですが…このような値動きを繰り返して…下値が固まります。

基本は、株価位置が高い段階になれば…だんだん人々を魅了するような株価の値動きになって行きます。大阪チタンもエーザイも最初の株価波動の転換期なので…スムーズに動いてないように感じられます。多くの人が株価の動きに魅了されるようになる時は、大概はピークの水準です。

この時間軸の「際」を狙うのが、証券マンの腕の見せ所になります。株式投資で儲けるのはそんなに難しい事ではありません。やり方は色々ありますが、やはり「時間」が課題です。この「時間軸の克服」が、課題でしょう。バフェットなんか…日経新聞などが大げさに誇張して伝えていますが、非常に保守的な対応です。

辛抱強く…下値を買い続けることが、大きな儲けになります。でも多くの人は、その精神力が維持できないのです。Jトラストが少し下がっただけ…ワイワイ、騒ぎますからね。

カタルはロコンドが「良い株」だと述べても、たかが…2年半程度下値固めで動いていると、みんなは、そっぽを向きます。カタルにお金があるなら上手い「演出」を施すことができるのに…早く、小銭を貯めないと、いつまでも…何処まで続く線路かな?

ビットコインの日足推移

ビットコインの相場が3万ドルを回復したとか…つまりこの現象が、市場に「力」が戻って来た証明です。ようやく…全体市況も「調整期を脱する動き」になるのでしょう。投機資金が動かないようでは…市場に「華」がないのも同然です。

日本では、人気株になっている「アースインフィニティ」(7292)なんか…糞株です。こんな株が値動きだけで2500円もの評価になっている現実は、狂った価値観です。大阪チタンをやれば良いものを…と思います。あるいはエーザイでしょう。

「先行き」が不透明だから、可能性のある「未来の利益」を生む会社を「先取りする」から、株価は「仕手化」します。残存利益を狙う「お船」のやり方はどうでしょう。川船なんか自作自演の空売りを交え…株価を演出しているように見えます。でも…可能性があるとすれば…今ではなく、1年後とか2年後の相場でしょう。その時には、今ある「残存利益」は完全に消えています。

半導体株も似たようなもので、過去の利益の話しの延長でしょう。今の米国や日本などの新規の設備投資と中国などの減少は、綱引きになります。相場と言うのは、何か欠けていても…なかなか相場になりません。

バフェットの投資は、「現在時間の投資」で、お船や半導体は過去時間の投資、大阪チタンやエーザイは「未来時間の投資」です。未来は誰も分かりませんから、相場が大きく盛り上がります。台湾に、米国の軍事産業の幹部が行くそうですね。無人機の大量生産だそうです。大阪チタンは、半導体と同じく「安全保障銘柄」に格上げされ…過去の利益ではなく、未来の利益が焦点です。ここから利益が伸びるのです。

損益分岐点の話し (ロコンドの会社説明会資料)

この資料はロコンドの会社説明会の資料ですが…この損益分岐点の話は、どの産業でも同じですから…頭に確り叩き込んで置きましょう。大阪チタンの操業率は低かったのです。たぶん50%程度だったのかな? それを昨年末にフル操業に移行しました。

基本的に、どの会社も固定費が掛かります。だから決算数字が「赤字から黒字」に変化するときに、多くの株が「大幅高の相場」を演出します。大阪チタンは、此処からどんどん、売り上げ=利益に変わります。この「限界利益率」が膨らむのが、損益分岐点、このグラフでは…オレンジ色のとこです。この水準が狙い目です。ここからどんどん…利益が膨らみます。ハイ、3250円の500株が追加で買えました。

論理的には、今が買い場ですが…問題は「仕掛け人の力量」です。

あるいは…これからドンドン増える新規の参加者です。先日は「2023年3月22日、三井住友DSアセットマネジメント(東京都港区)は、大阪チタニウムテクノロジーズの株式に関して大量保有報告書を提出した。報告書によると、報告義務発生日(2023年3月15日)における筆頭提出者の保有割合は5.37%であった」ように…続々と新規の参加者がやって来ます。

大阪チタン(5726)の日足推移

今は過渡期なのでしょう。このチャートを観ると分かりますが、75日線が200日線を上から下にデットクロスに向かう変化日が来ます。200日線の下から、再び上に向かう株価上昇相場への転換期です。このようなタイミングの時はエネルギーが必要です。

野村は手持ちが多く売りたいなら…買いながら売れば良いのです。今の川崎汽船が、たぶん…その段階でしょう。ビットコインが、3万ドルに乗ったように…だんだん、市場はアクティブな方向性に変わるのでしょう。

あとは「待てば海路の日和あり」なのでしょう。ノンビリやりましょうね。それでは…また明日。



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