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世の中には「運」というものが在るのでしょう。あいつは「ついている奴」だとか…実力以外の「フロック」で、勝利を「勝ち取った」と言われます。偶然に生まれる好チャンスですが…それも「実力のうち」とも言います。

ロコンドの好決算発表に続き…外部環境の好転(米国株高)は、ある意味で「運命」かもしれません。本日の朝方の気配値はストップ高ですが…、果たして、維持できるでしょうか? カタルが手掛けているとすれば…1500円前後の揉み合いに持ち込みます。それ以上を買う奴が居るなら、全部は売りませんが…半部程度は手放すでしょう。

昨日は全く買えませんから、本日はこの1500円に200株だけ買い指値を入れただけです。上を買っても良いのですが、先ずは、株価が落ち着いてからです。逆に昨日は、ロコンドが全く買えませんから、下値の買いを取り消して…「エーザイ」(4523)を200株だけ7640円で…追加で買いました。本当は300株を買いたかったのですが…担保がなかったのです。貧乏は嫌いです。僅か100株の担保もありません。

基本的に人間は「博打」好きなのでしょう。カタルは、昔から博打が好きです。小さい頃は、正月に「花札」をしていました。母方の実家のお祖母ちゃんが「大好き」だったようです。その影響か…カタルは株屋を、学生の頃に選択しました。でも苦労しています。他の職業なら「一流」と言われる領域に成れるのでしょうが、株屋の世界は、なかなか…大変です。

周りは皆、優秀な連中ですからね。一度、覚えると忘れない秀才ばかりです。カタルは何度、聞いても「繰り返す」馬鹿だし…困った問題です。故に、このレポートも同じことが、何度も繰り返されています。ゴメンね。

その優秀な連中が「凌ぎ」を削る世界が、お金を運用する世界です。

世界のヘッジファンドは、優秀な連中が集まります。アララ…1500円でも買えるんじゃないか…と思って、出したロコンドは、あっさり、その株価を抜き…今の気配値は1609円の買いものです。差っ引き40万ほどですから、カタルなら10万株単位で売り物を用います。

「アイスペース」(9348)もそうですが…このようなやり方は、本物とは思えません。株価の乱高下だけのオモチャです。昨日、買ったエーザイは7700円です。やはり8500円前後からが相場なのでしょう。時間軸は6月上旬に山場があり、その後9月頃にも日本の認可が控えています。その後もEUや中国です。

カタルは、もともと…1983年頃の「小野薬品」(4528)をイメージしています。その頃と外部環境が似ているように感じています。あの時も、「外人買い」だったように思います。

この世界のヘッジファンドですが…こんなニュースを目にしました。「ヘッジファンドの巨人と言われるケン・グリフィン氏率いる米ヘッジファンドのシタデルが15年ぶりに日本で拠点を開くことなどを考えると、これは一過性の事では無いと思われます。」と言うくだり(4月16日の引用)ですが…こちらの方は、初めて聞くのですが…相場巧者の石井久の立花証券の方らしいですね。神主さんが、お世話になった立花の人です。

このヘッジファンドのシタデルは、なかなか有名なファンドらしい…ですね。空売りもやるようです。ネット時代と言うのは、「誰かが取り上げる」と…皆が一斉に、真似をするようです。同様の記事が、忽ち市場に溢れます。バフェットの投資は、割安株の配当利回り採算投資です。なにも商社だけでなく…ゴロゴロしています。しかし…最近は4%割れも増えてきました。

なかには、5%台のものもありますが…資源など「一過性」と思われるものが多いのです。

この資源株ですが…昨日WBSでG7の報道の中で「脱炭素化」が取り上げられていましたが、あの報道のやり方は「疑問符」が付きます。日経新聞らしい解説の仕方です。EUはもう直ぐ、自然エネルギーだけで自立できるのに…。EVの競争において負け、エネルギー部門でも負けるような報道の仕方です。

やはり日経新聞は、日本経済が再生するに際し…がん細胞のような印象を抱きます。総資産経営を応援して、ROE経営を批判する。この為に失われた時代が続いたとも言えます。政策官僚の「ご用達」新聞社のイメージです。

日本には「海流」発電など有望な分野もあるのに…これじゃ…なかなか効率的なお金の使い方は出来ません。アララ…ストップだけです。嬉しいような…悲しいような…ロコンドは1769円の買い物です。おめでとうございます。

昨日も、その前も…多くの方からお礼のメールを頂いています。「お陰様で1000円割れを買う事が出来た」と言う感謝のメールです。良かったですね。相場観は変わりませんから、何度も…同じことを聞かないで下さいね。

公開ページで、カタルの自身の心境を述べています。PER20倍程度を「目指す」道で、外部環境が好転するなら、30倍でしょう。でもPER50倍の評価も生まれる可能性もあります。あとは田中君の頑張り次第です。でも今の日本の市場はそんなに強くないのです。米国株とは違います。

エーザイ(4523)の板状況

米国株は下がったのですが…それでもまだPERは30倍台の評価が、多くみられます。このPER30倍は、かなりの成長を見込めないと成り立ちません。抜きました。7715円の話です。エーザイは、先日付けた戻り高値7715円を抜いて…今は7715円です。アイスペースなんか…を手掛けるより、ここはやはり「大阪チタン」(5726)か、「エーザイ」(4523)でしょう。

大阪チタンも、残っていた「高値期日」を、このまま…通過をする可能性があります。昨日の「切り返し」は「二番底」と言うか…下値の確認かもしれません。まだ分かりませんが…可能性としては、昨日の3095円は「安値」になるかもしれません。ソロソロ…出番到来の可能性があります。5月の決算数字は増額含みでしょう。

結果を観てからロコンドのようにやるか…。それとも事前に仕込んで置くか…。「NPC」(6255)なんかを観ると…直近まで手が入らず、いきなり開始と言うパターンが多いですね。

海事新聞によると、コンテナ船の輸送コストは、市況より上の価格で設定されたようです。

「コンテナ船社が15日付で計画していたアジア発北米向けコンテナ運賃(スポット)値上げは、ひとまず成功した模様だ。上海航運交易所(SSE)がまとめた14日付の上海発北米西岸向けコンテナ運賃は、40フィートコンテナ当たり1668ドルとなり、前週に比べて400ドル弱の値上がりとなった。これまでの減便策などが寄与し、需給が引き締まり、中国では貨物のロールオーバー(積み残し)も出ているという」…という内容です。

この価格なら赤字にならず…黒字を維持できるのでしょう。そう言えば…昨日WBSでもTSMCの設備投資の減額を伝えていました。サムソンもTAMCも赤字スレスレで減産をするのです。そんな中で設備投資は増えませんよ。レーザーテックをやる理由がありません。

インフレを気にする人も居るでしょうが…既に、米国では、まだ高止まりしていますが…家賃は前年比でも3年ぶりに、この3月は0.4%低下しています。遅効性のある賃金や家賃の話です。「粘着性」と言う言葉の使い方でした。

詳しくスマフォでチェックをすれば…日経新聞の「報道の先」を考えることが出来ます。日経新聞の多くの報道は、海外のものを付け替えているだけの話です。少し上手に…記事を加工する話です。

僕ら、既にネット時代になり…色んな指標などメディアに先駆けて、自分で調べることが出来ます。要するに、その分析力が物を言います。一方的な報道は迷惑です。日本人は小さいころから、「画一化教育」を受けています。故に「正解がある」と思っています。しかし現実の世界は、多様な考え方が在るのです。

グローバルサウスの台頭は、その事を示しており…何れ、ドルと言う基軸通貨問題が問われます。元がドルに代わるとは思いません。でも明らかに地球連邦への道を歩んでいるのでしょう。だから…WBSや日経新聞のような報道の仕方は間違っているのでしょう。

三菱商事が風力発電で独占受注をした理由を、日経新聞はその背景を伝えなくてはなりません。如何に、日本が遅れているか? 既得権力者の有利になるような報道は止めるべきでしょう。あくまでも…「日本の未来」を考えた報道にすべきです。

このような考え方は、株式投資の基本です。カタル独自の言葉ですが…「市場の整合性」の意味を、常に自分に問うのです。目先の「値動き」だけに翻弄されない…賢い投資家になりましょうね。そんな訳で、本日のレポートはお終いです。また…あした。



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