10/27

昨年からの米国株の「戻り相場」は基本的に…代表的な7つの銘柄の株価上昇が、ナスダックやS&P500などの指数を支えたと言われています。

日経新聞より

その事が本日の日経新聞に載っており…この指数との比較を示すグラフを観ると、その意味が分かります。如何に「米国を代表的する銘柄」の株価が上がったのか…が、分かります。

個人投資家と市場のバランス

そうして同じような記事ですが「WSJ」にも載っており、個人投資家の投資が、機関投資家を上回る成果を上げたことが、分かるのが…此方のグラフです。

ハイテク株のPER変化の推移

この代表的な銘柄の「PERの変化の推移」が分かるのが…此方の報道です。

米国株の株式益利回りと金利の推移

ここで…「益利回り」の先日のグラフを観ると分かりますが、最近、金利が上がったので、株価評価であるPERが、総体的に下がったわけです。論理的な解説は、こんな所でしょうか? 基本的に金利が上がると…株式の評価が「下がる理屈」が分かるのが、株式の益利回りと金利の関係です。でも日本はこの「常識」が働きません。

「三菱UFJ」(8306)の 日足推移

今年は、年初から「難しい年だ」とカタル自身は自覚していた筈ですが…「三菱UFJ」(8306)の株価を観て、その後に始まった指数相場の上昇を観て、すっかり…その気になったのに最後の落とし穴が在ったわけです。

結局、年初の方針が「正しかった」とも言えますし…三菱UFJの株価を観ると、もう時代は変わっている…とも言えます。この時間軸の「微妙な違い」が、皆さんに伝わると良いのですが…。既に日本国債の金利が上がっており、銀行の利ザヤは拡大をしていますから…ここから三菱UFJの株価の上昇は、本格場面を迎えます。その為に、玉が機関投資家に沈んだのでしょう。

リーマンショック直後に800円前後で、先ずは打診買いをして…500円を割れる三菱UFJを観て「本格投資」を始めました。「東京電力」(9501)を2万株売り、全て三菱UFJに変えた…あの顧客は、その後、どうしたでしょう。

彼女は未亡人で…息子が海外から帰って来て、野村証券に株券を移管されましたが…15年ほど…経つのかな? 東京電力はその後、東北大震災で紙屑のような株価になり…三菱UFJは、その後2倍以上になりました。バフェット時間では「素晴らしい戦略」ですが…個人投資家の時間軸ではありません。

昨日は「マクアケ」(4479)の話をしました。1万円を大きく超えていた株が1000円以下になっても…まだ論理的な株価になりません。今の株価は712円です。カタルは皆さんには「納得できる投資」を推奨したい…と思っています。その為に多少、難しい話でも我慢をして読まないとなりません。

アップル (AAPL)の日足推移

でも今は難しいのです。昨日は、とうとうアップル株が下げ始めています。この下げは「3つの下降波動」に見えます。

実はS&P500なども…みんな同じです。市場の整合性から観て、エリオットの株価波動論は解釈が難しいのですが、2つで終わらずに、「3つ」は、嫌な気分になります。やはり…リセッションの可能性もあるのかもしれません。しかしイエレン氏は好調なGDP値を観て、「ソフトランディング」を述べています。でも…此方の報道に、カタルは傾いているかな? AI革命の進化ですね。この波(AI革命)と金利と大統領選です。繋がりがあります。

イエレンの観方なら…何故、昨日はそれを好感して…株価は上がらないのでしょう。


「ビットコイン」 の日足推移

昨日は金利が下げているのに…株価も下がっています。でも「ビットコイン」などの投機性も認めています。最近の動きは理解が難しいのです。この「市場の整合性」の話は、難しい解釈です。ナスダックが下がるのに…ビットコインのような投機が支持されるのは、狂った市況です。住宅金利は7.9%台まで来ているのに…住宅市況も好調だと言うし、米国経済の解釈も難しいですね。

だから…面白いとも言えます。

米国2年債の利回り推移

やはり2年物国債が鍵を握っていると思っています。確かにQTの政策転換を考えていますが、リバースレポは減ったとはいえ…まだかなりの水準です。米国の消費がなかなか落ちない訳です。最近は、これまで米国はグローバル化の推進役でしたが…米中対立の激化から、国内生産に切り替えており、この動向が思った以上の米国経済を後押ししていると思っています。

フォードの時給が6000円ですって…日本と、こんなに開きました。最近日本も上がっており時給1000円時代が長かったのですが、今は1400円前後を良く観ます。でも米国は6000円ですよ。出稼ぎ労働者の「ワーキングホリデー」とは、良い響きですが、昔のブラジル移民政策に似ています。沖縄など…を始め、日本で溢れた百姓が多くブラジルなどへ渡りました。政策の重要性が分かります。

日本だけが「馬鹿な実験」を、永遠として…ようやく転換期ですが、何故か、海外投資家は日本株を買いません。岸田さんがいくら笛を吹いても一部に留まっています。やはり…最高裁や東京地検様の村社会論理が壁になっているように感じています。王道相場の目先が駄目なら…「脇役」があるさ…で、「仕手材料株」の活躍ですが、小型現物株の「ジェイドG」(3558)も候補株の一つですが、力のある仕掛け筋が関与しないと駄目です。

昨日かな? 110円で買ったC君も…500円程度の相場が在ってもおかしくありません。この株は「貸借株」で…大量の売りに押され…株価が大きく下がっています。

日本と米国のコンテナ船の推移

昔は…たくさんの仕掛け筋が居たので、相場も面白かったのですが、今は良識の在る仕掛け筋が居ません。村上ファンドなんか…あまり面白くない人たちに見えます。「川船」(9107)にも…可能性があるのです。EUは駄目ですが、米国は好調なのです。

カタルは「ジェイドG」の選択が嬉しいのですが…。王道の野村証券に、香港のリストラが伝わり…本日の株価が高いのは、「好業績の話」が載っていました。

この会社は前に少し触れましたが、周回遅れで「経費削減」(合理化)をしています。奥田と言うのが、社長でいる理由が分かりません。やはり氏家体制になった時に、野村は落ちぶれました。なかには出来るやつが、一杯、居るのでしょうが…なかなか組織力を上手く使う出来る奴が登場しません。よちゃんのライバルだった、福島専務は400億円を個人で飛ばすのです。あの広大な東京の土地がバブルに消えました。

今なら…100億円程度あるなら、面白い相場が創れます。

簡単なのですが、積極性がないのです。冒険をする奴を、此処まで抹消した政策が狂っています。日本は、米国と違い…PERは10倍前後でも、伸びている企業が沢山あります。でも何故か、正常な株価評価になっていません。

「レーザーテック」(6920)なんか…いい会社ですが、いつまでもTICK回数の上位に顔を出しているのが、悲しい現実です。


ボーイング (BA)の短期のチャート

そう言えば…一応、大幅安をした米国市場ですが、赤字決算でしたがボーイングの株価は終日、高く…大引け間際に売られていました。でも辛うじてプラス圏でした。

「東邦チタン」(5727)は増額され…「大阪チタン」(5726)は、もっと良い筈です。今回増額修正をするか…次回にするか分かりませんが、カタルは一株利益が200円だろう…と、勝手に思っています。この円安は、フルに寄与します。東邦チタンは、スマフォの「MLCC」を抱えていますが、生産が遅延をしても…「スポンジチタン」だけの大阪チタンは、もっと良い筈です。

もともと…仕手材料株の筆頭に掲げていましたが、世の中は上手く行かないものです。

トラブルが続きました。本日は初めて…「ニデック」(6594)は高いのですね。いきなり…高値を更新できませんが、この株も「仕手性」があると思っています。だから面白いでしょう。何しろ…過去最高利益なんですよね。それなのに…何故、これほど売られるのでしょう。此方が詳しいかな?

今の「市場環境の体温」が良く分かります。基本的に、こんな厳寒な時の冷蔵庫の中に閉じ込められているのに…自分の銘柄の個別要因ばかりを気にするメールを良く貰います。

何故、市場全体の話を理解できないのでしょう。カタルは先ずは全体市況の市場要因の話を良くしています。本日は米国を代表する7つの銘柄の話を、冒頭に掲げています。個別株要因より、市場要因に株価が揺れます。自分が、この程度の下げで不安になるなら…明らかに過剰な投資なのです。この後…「ここから暴落する」のが株式市場です。

だから「ロングタームキャピタル」が破綻をしたのです。株式市場は「真坂、魔坂、まさか」の事が現実化します。アップルが下がるという事は、危ない限界地点まで来ているのです。だから「ピンチはチャンス」で、転換期かも知れないし…逆に「まさかの用心」も必要なのです。「際どい場面」になって来たから…ロングタームのような事例を紹介したのです。

でも…ヤクザの世界と違い、株式市場は良識のある制度ですから、「たかが…金」の話です。お金って面白いもので…ある時にはいくらでもあるし…ない時には、どうしても用意できませんが、そのうち、何とかなります。

だから人生は「七転び八起き」なのです。でもいい加減に…波乱万丈よりノンビリやりたいですね。まぁ最後は自分の性格ですね。


「キャノン」(7751) の板状況

「キャノン」(7751)が下がっていますから、買ってみたいなぁ~。今日はジェイドが買えるかと思ったけれど駄目ですから、これを止めて、もう200株だけ買ってみましょう。今3490円で200株の買い物を用いました。先日は確か…3730円でしたね。これで400株になりますね。ハイ、お買い上げです。今日は、こんなところで…お終いです。リンクしたものが多く…読むのも大変でしょう。面倒なら…飛ばしましょうね。また…明日。



amazon.co.jp 全品に拡大 無料配送キャンペーン実施中!詳細はこちらをクリック。

関連記事

  1. 2017.10.04

    10/4
  2. 2024.01.04

    1/4
  3. 2017.09.13

    9/13
  4. 2017.09.29

    9/29
  5. 2021.04.01

    4/1
  6. 2022.03.16

    3/16
2024年4月
« 3月    
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  
株式投資関連の本