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皆さんは此方の二つを、カタルは既に、何回か…「解説している」ことが分かると思います。先ずは「米国の此方の話題」です。

「マール・ア・ラーゴ合意は、(トランプ大統領によって米経済諮問委員会(CEA)の次期委員長に指名されている)スティーブン・ミラン氏(米国の資産運用会社のストラテジスト)が昨年11月に書いた論文のなかで示した、新たな多国間通貨合意の枠組みのことです。」このくだりは調べてないから分かりませんでした。でも同じことを述べています。この原稿の「その最も重要なポイントは、準備通貨の供給と安全保障を一体不可分のものとして考える点です。」部分です。

カタルは馬鹿なので、分かり易く…「安全保障」と「ドル」と言う基軸通貨は、同じ背景を持っている…と述べています。米国が、世界の警察官を放棄するなら、「ドル」と言う利権を、手放さなくてはならない。と述べて、先日は「ステーブルコイン」の話と暗号資産の話をしています。さりげなく…リンクを張っているものも、それなりに価値があり、カタルはその多くに目を通しています。これが米国のパラダイムシフト(枠組みの移行)の話です。

日本の名目値と実施値賃金の推移

そうして、もう一つのリンク先です。これはあまり簡潔ではありませんが、カタルが述べている村社会論からの変更を意味しており、「実質成長」から「名目成長」に移管する話です。又は、「総資産経営からROE経営」へ移行する過程の話です。この話に、関連するのが「名目賃金と実質賃金」の話なのです。この名目値と実質値の差が「儲け」になります。名目成長を加速させれば、実質もプラスラインに上がります。「時間軸の話」だけなのです。

少しこの「繋がり」が見えづらいかも知れません。いま日本で起きているTOBやMOBは、ようやく日本でも「淘汰の時代」になって来たのです。時代の進化のスピードが、少しだけ…上がっています。

しかし「東芝」を観ても分かりますが、最後は「奉加帳」を回して、みんなで犠牲になって…助けています。「和を以て貴しとなす」と言う「弱者」に、やさしい仕組みです。でもあまりに…「最後尾」に走る人間に、政策のスピードを合わせているから、日本は世界の進化から…大きく遅れました。これは国民の選択です。

米国でも、トランプが誕生しました。米国は次のステップを歩んでいるのでしょう。何れ…訪れる、「避けられない課題」の「予行練習」でしょう。日本の「セブン&アイHD」(3382)や「日産自動車」(7201)などは「村社会論」からの脱却を示しています。

このような「基本的な考え方」が、確りしてないと…「相場の流れ」が見えず…「右往左往」します。先ずは「時代の流れ」を、正しく理解することです。そうすると…「セブン&アイHD」のTOBと、同じ時間軸が背景に流れているから、たまたま「BASE」(4477)を「メルコホールディングス」(6676)の牧寛之社長が買ったように思うかもしれませんが、世界のヘッジファンドなどの一流人が、何を考えているか分かります。

カタルは「誰かが株を買っている」と前から伝えています。カタルが株を売ってからも継続して…株価の値動きが強かったのです。カタル自身は「BASE」の20万株と「ジェイドG」の選択を迷ったのです。両方を残せるほど「ユトリ」がある投資をしていません。常に人生は「目一杯」のハラハラ・ドキドキ…です。一所懸命に生きることを「人生の目的」にしています。

これは上京する前の1989年の七夕の時分に、オヤジが大腸がんになくなりました。死に行くオヤジの姿を観て…彼の生涯を考えたのです。だから人生は、一回キリなので、優しい人生を歩むより、自分らしく「精一杯に生きよう」と思って、歩合外務員の生活に身を投じました。

和光証券の常務からは、「いきなり歩合生活は大変だから、先ずは社員になって地盤を作ってから…歩合外務員になった方が良いよ。」と言われたのです。しかし…こっちは「やる気満々」です。「俺が、食えなければ…証券会社が倒産をする」そう思っていたのです。ところが…本当に「山一証券」や「三洋証券」は倒産して行きました。挫折だらけの人生です。

その中で一番苦しいのは…1997年から1998年でした。絶望感の中で国会図書館に通う日々です。仕事が出来ないのです。下がる株を勧める訳に行かないし…「空売り」は絶対にしないという…自分の「信条」を曲げる訳にも行きません。まさに「四面楚歌」です。この期間が2年は続きました。最後は「国策」なのです。馬鹿が上にいるから、日本は混迷を深め…底辺を「のたうち」回ります。挙句の果てが…みんなが「やる気」のない世界です。

だから「池井戸君」のドラマが、誕生しました。東京三菱銀行を辞めて、作家業です。仲間は仕方ないから、名目世界の「中国」に出稼ぎです。これが「失われた時代」の実態です。

冒頭に掲げた疑問の…「生産性と賃金」の問題は、人間である日本人の「モチベーション」の話です。何故、実質成長経済が、駄目なのか…人間から「夢や希望」を奪うのです。ソ連の仕組みは良い仕組みですが…理想論です。人間は、他人より豊かになりたいのです。比較対象があるから「欲望」も生まれます。欲望がなくなれば…人間ではないです。良い女と一緒になりたい。素敵な彼女、彼氏を持ちたいと思うのは、自然な欲望でしょう。基本は此処にあるのです。

如何に「モチベーション」を高く…持つか? 人間の価値は、この水準で決まるのでしょう。「頑張るから」応援をする奴が出てきます。

鶴岡君は、真剣に頑張ったのでしょうか? 222億円の現金に「胡坐」(あぐら)をかいたから「メルコホールディングス」(6676)の牧寛之社長が、「おかしい」…と思ったのでしょう。このような正常な感覚の人間が、バブル期は、たくさん居ました。なかには、借金をして「挑戦」を続けたのです。

ところが…今は、どうでしょう。国がお金を入れているのに、「債務保証」をしなければ、出資をしないと言っています。「ラピダス」の話です。ここまで日本人を劣化させたのは、誰ですか? 「メディア」です。だから中居君の問題で、本来なら「飛び火」する形ではない筈ですが…「フジメディアHD」(4676)のコーポレートガバナンス問題に発展をしました。カタルは、日枝はが大嫌いです。しかし「出来る男」です。面白ければ、良いという流れです。

先日、遊びに行った富山に引っ越した「隣の浜ちゃん」は、日興証券のエリートでした。外務員になるような奴は、みんな会社を背負っているから、「自分が出来る人間」と思って…会社を飛び出ます。しかし、その多くは2年から3年で消えるのです。錯覚です。

その浜ちゃんは「吉本興業」が、日本を駄目にしていると、散々…述べていました。ある面で当たっています。日本人の「劣化」です。みんな…「繋がり」ます。これが「市場の整合性」です。時代の流れを正しく観察すれば、「未来に上がる株」も自然に…分かります。

しかし…残念ながら、時間軸は「伸び縮み」します。

最後は、強引に自分で「時間軸」を作らないとなりませんが、貧乏人には、その資金がありませんから「待つしか」ありません。本日も1358円で株を買った「ジェイドG」です。いつの日か…この「真価」が明らかになります。だから僕らは、確り、その準備をしておきましょう。単に「時間軸のズレ」の問題です。僅かなのにですが…カタルにも分かりません。でも何処かで、必ず…「爆発」をします。

ここで「トライアルホールディングス」(141A)の話を、少しだけしましょう。実質成長経済下では…借金で「冒険をする」奴は、馬鹿です。しかし、ようやく「名目成長時代」に入れ替わります。そんな構造改革の時間軸が「トランプセッション」に勝ると思っています。日本は下準備に35年間も掛けたのです。準備が万全です。何しろ…35年間も「肥やし」を撒いた「肥沃な土地」です。そうして日本人は、決まるまで、「ワイワイ・ガヤガヤ」…と騒ぎ、なかなか決まりませんが、一度「決まったら」…一気に走る国民性です。

「赤信号、みんなで渡れば怖くない」…と310万人も亡くなったのですよ。「大平洋戦争」の死者数です。ウクライナ? 可愛いものです。ガサ地区のイスラエル? 可愛い数字です。ここまで「馬鹿をやる」国民です。「無知の涙」とは…良く言った言葉です。日本人は、ロボット教育を受けてきました。まともな「考え方」が出来ないのです。

「日本製鉄」(5401)の株価が、いつになったら…PBR 1倍を回復するのでしょう。日本生命もGPIFも大馬鹿です。「金利裁定」の意味も、理解できない大馬鹿に…「兆円」単位のお金です。だから「農林中金」のような…事例も生まれます。

機関投資家がデュレーション(duration)の意味も理解してないのですよ。地銀のレベルは、もっとお粗末です。資金運用部などと「肩書」は立派ですが…中身は「スカスカ」なのです。カタルは、第四銀行も行きました。でも担当は、部長扱いでした。偽物国家の日本です。

まともな人間が「大儲け」する時代です。「川崎汽船」(9107)で大儲けしたから「BASE」(4477)の高値でも…平気で、株を買えるのでしょう。ドンドン…僕らの仲間は、増えてきます。

最初から、カタルは「BASE」(4477)の株価は500円が妥当で、場合によれば「4桁奪回の器」と述べています。皆さんは、実現してもなかなか…信じません。永遠に「文句」だけを垂れる人種なのでしょう。

「ジェイドG」(3558)の価値観は、今現在でも、絶対に…PSRが1倍以上(1741円)です。今年後半には「2倍」(3482円)になっても…驚きません。しかし「ZOZO」(3092)のライン(6.8倍)には、まだまだ…駄目なのです。流石、前澤君です。新しい株主を募る会社もゴルフの前澤杯も、彼らしい…「アイディア」です。彼は高卒ですが…凄いね。学歴じゃ…ないという事です。

さてカタルは、お昼からも公約通り…100株だけですが、「貧乏人らしく」…無理をせずに「ジェイドG」の株を買う予定です。この口座は、ずっと「雪だるま」を宣言しています。未来の持ち株が10万株程度に膨らみ…株価は1万円でしょう。果たして田中君は、その期待に応えられるかどうか…彼のモチベーションに賭けます。そっと彼を影ながら支えます。好きなタイプの人間です。

しかし皆さんは「無理をせず」に「持ち株」を売りなさい。個人の「力量」は様々です。自分で「文句」を垂れる…という事は、自分にとって、その持ち高が「過大」だと言う事です。株価が、ブレても…「構わない」という水準が、自分にとっての「適正水準」です。

株式投資で一番、大切な事は此処ですよ。銘柄の「良し悪し」ではありません。株なんか、下がっても良いのです。むしろ…株価が下がった方が「持ち株数」は揃います。難なく…株を買えますからね。まだまだ…「波乱万丈」ですよ。ノンビリ、ノンビリなのです。また明日。

「トライアルホールディングス」(141A)の話ですが、「馬鹿高値」を続けられるは思っていません。昨日の2900円には、少し驚いています。しかし未来は1万円、3万円の道を歩む可能性はあります。しかし、少なくとも…本格投資には、3年ほどの観察は必要でしょう。

「BASE」(4477)の 2022年の頃の日足

「BASE」の次の壁は549円ですが、此処を抜けると…「青空」です。目先はオーバーの売り物もあり…「もたつく」かもしれません。でも買いたい株です。

「大阪チタン」(5726)は防衛関連の位置づけになるかどうか…。しかし2月の納入は、737MAXで1月40機から2月は32機にの落ち込みました。まだもたついています。しかし2月末時点の「MAXの受注残」は5528機もあるのです。10年分近い処理できない「積み上げ」です。実は「エアバス」も、エンジンの関係で…生産が落ちており、同じです。民間機は…こんな感じです。

でも防衛は、すごいのですよ。例えば…ドイツですが、「ラインメタルの過去最高キャッシュフローが真の注目点」と言う報道があります。この考え方は大切ですよ。この報道の中で「キャッシュ転換率は70%を超え、当初の40%という見通しを大幅に上回る極めて高い水準だったと指摘している」となっています。

皆さんも、株価を観る時に「営業CF」を観ないと駄目です。何れ、解説をしましょう。まぁ、株式投資は、奥が深いのです。まだまだ「ノンビリ」…と、構えましょう。株価が高い時に、自分が「負担に感じない」株数に落として…「ユトリある行動」を望む…次第です。この「力量問題」が、最も大切なのです。



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