かたる:いよいよ…登場しましたね。本日の日経新聞の一面のヤマト運輸の宅配の話…。この記事を見て、読者の皆さんは、どう感じましたか? アマゾンなどの物流システムは、基本的にデフレ環境の下で、成り立っていました。配送料金が無料扱いだから、大きく伸びて来たわけです。ネットで物を注文すると…その日に届く、即日配達は画期的なシステムです。しかし現場の度重なる不祥事など…を見ると、明らかに労働者の不満は、限界に達しています。
カタルのマンションには、宅配ボックスがあるので、朝早い宅配は呼び出し音が2回で切れ…形だけの呼び出しになっています。たぶん、効率化配送の為に、宅配ボックスが空いていれば…直ぐにそこに入れ、それから、呼び出し音を鳴らすのでしょう。そうすれば…わざわざ戸口まで運ばずに済みます。無駄な時間が省けますね。それでも残業は常態化し…大変です。先日、駐車禁止の身代わり出頭が、問題化したばかりです。
昔は…荷物の配達などの車を、駐禁にする事はなかったように感じています。でも今は違いますね。人手に頼るサービス業の人手不足は、ドンドン深刻化するのでしょう。これが、カタルがこれまでに述べている「3%割れの失業率」の意味ですね。これだけ解説しても、まだカタルの真意が、分からないとすれば…皆さんは、あまり物事を考えない教育に慣らされているのですね。カタルは日本人が、GHQの政策の為に、ロボットになる画一化教育を受けて来たと…日本の現状の教育システムを批判しています。
先日、知ったのですが…今、問題化している「瑞穂の国 記念小学院」の教育勅語を利用した教育は良いですね。カタルも近くにあれば…孫を入れたいと思います。何故、精神教育が否定されるのか…サッパリポンです。人間の根幹にかかわる話です。
自ら、考えないから、政策官僚は、永遠と…「失われた時代」を続けてきたのです。もともと政策官僚は、愛国心が強く優秀な人材ですが…いつしか村論理に染まっていきます。権力は、恐いですね。共謀罪が、何度も…廃案になるのは…悪質な応用が可能だからですね。どんどんエスカレートして…昔の特高警察のような可能性が考えられるからです。
事実、カタルはアホらしい金融行政を、実際に現場で経験しています。たかが小銭が、机の中に入っていただけで…首になるような大問題です。UFJの消失は、諸刃の剣だったのです。良い面と悪い面の両方が、存在するのでしょう。
この失業率3%を切ると言う事は、このようなヤマト運輸の問題が、これからドンドン生まれ日常化します。人件費が高騰して行き…一気に人手不足が常態化して、企業業績にも影響を与えますね。此処で…真摯に取り組んできた企業と、デフレの為に必死になって効率化を実施せずに、人件費を削ってきた企業の差が、これから出てきます。
優秀な研究所の職員なら、事前に、このデータを集めます。簡単ですね。有報から個別企業の売り上げと人件費の割合を計算し、設備投資の金額を比較すれば…ある程度の企業の実態が把握できるでしょう。カタルは商売でないから、そこまでしませんが…野村総研などの研究所は、そのレポートを出す必要があります。この分析は、未来の業績に影響を与えます。
要するに…皆さんが、考えている様に単純ではないのです。企業業績の予想など…いろんな要因が複雑に絡み、事前予想が外れることは良くあります。それが…むしろ当たり前なのです。カタルが、何故、クラウドワークスに拘り、この株の評価が高いのか? クラウド上で、人材を提供できるからですね。しかも…日本に留まりません。インドやロシア、イスラエルなど…優秀なプログラマーが存在する地域を、活用できます。吉田さんが実際に動くかどうか…分かりませんよ。
事実、コンセッションは、日本を救うと言い…ケネディクスの企業業績の伸び代が大きい事を前から指摘していますが、宮島さんは、保守的な範囲で満足しているような経営者のようです。まぁ、孫さんのような人間は、滅多にいるものではありません。コンセッションは成長産業なのですね。何も…日本だけでなく、米国でもそうですね。だからオリックスは、米国でホフマン・ サウスウエスト・コーポレーション(HSC、カリフォルニア州)と言う水道保守管理の事業会社を買収しましたね。関空などの案件も手掛けており、オリックスは良い会社になりますよ。でも機関投資家向けの銘柄です。三菱や三井は関空の案件に、手を挙げませんでした。完全に村論理に染まっています。
幾らでも、企業業績はアイディアで伸ばせます。しかし経営者が、アホではどうしようもないのです。東芝やキリンのようなものです。ソニーもそうですね。出井さんはソニーを凋落させたのですが…経済界では、何故か…人気のようです。そのソニーをカタルは高く評価しています。VRの成長性は、こんなものではないでしょう。でも現状の株価の動きは鈍いから…なかなか本当の評価に繋がっていません。きっと需給バランスのせいでしょう。サード・ポイントなどが、利食いをしているのかも知れません。
銀行もそうですね。需給バランスが悪く、なかなか一般の投資家が期待する相場になりません。米国でも金融株に対する評価は割れている様で…強弱感が対立していると言います。でも10年経って、ようやく…元の株価に戻っただけなのです。そう考えると…日本の銀行株の出遅れは、もっと顕著です。馬鹿な機関投資家ばかりで、株を知らない運用者ばかりだから…未来が、見えないのですね。10年程度、歩合セールスでもやらせれば…現場を知ることになります。本当に…日本の社会は、偽物ばかりが…上に存在する社会です。困ったことですね。
さて本日のポイントを…掴みましたか? 日経新聞のヤマトの記事は、今年、インフレになる事を示しているのです。これから、ズッーと…ですよ。だから経営者は、早期に正社員を増やさないと大変ですよ。あとで…強烈なしっぺ返しに遭います。厚生労働省から資料が出ていましたね。そのグラフを付けておきます。資料は此方です。3%割れの意味を、理解して下さいね。
カタルの謎の解明である仮説の答えでもあります。昨年10月でしたかね。日経新聞に馬場レポートが載ったのが…。カタルは、なかなか「流動性の罠」から抜け出せない現実を見て、仮説を立てています。その答えが、この焦点です。
だから日経新聞一面のヤマト運輸の記事と…クラウドワークスの株価の関連性が、分かる人には…新聞を見た時に直ぐに分かるのですね。カタルは、当然のことながら、本日もたった500株ですが715円の指値が買えました。残念ながら710円は入りませんでした。でも…先ずは794円を抜けるかどうか…。これが上昇波動確認の最低条件の第一歩です。それでは…また明日。
何も…高い所を買わなくても、良いのですからね。自分の器量(度量)の範囲にすれば、それで良いのです。「足るを知る」と言う意味が、非常に重要です。それでは…また明日。クラウドワークスが…上がって来ましたね。763円が入り757円です。まだまだ買いたいですね。何故なら、カタルは1300円台でも買った口なのです。如何にアホか…分かります。トホホのカタルは…いつになったら抜け出せるのか。