03/23

かたるシンガポールのリー・クアンユー氏が、亡くなられたと言います。彼の功績は大きいのではないかと思っています。シンガポールは何もない所ですからね。ある意味で香港に似ているかもしれませんが、中国と言う資本逃避の窓口ではなく、金持ち国家としての役割と言うか…。アジアのスイスと言うか…。そんなイメージをカタルは持っています。世界の優秀な学者を集め国家主導で研究開発し、車の税金は非常に高かったと記憶しています。東京などみると、車社会の在り方を問うべきで、自動車に対する税金を100万とか300万円とか…もっと高くても良いと考えています。東京に車が必要なのかどうか…。地方は逆に必要なので、自動車保持に税金をかけなくても良いですね。酒酔い運転などのケースも大目に見るべきでしょう。だって代行運転などないですもの。こんな風に考えると、規則って…やはり地方に合わせた仕組みが、独自にあるべきなのでしょう。だから維新の会の主張である地方分権は、必要なのではないかと思っています。

一介の株屋風情なのに、株が長く上がらないと、問題点ばかり目につくようになり…良いのか、悪いのか。その日本株も今度は反動なのかどうか…。GPIFの爆食買いが原因と思われますが、すごい勢いになって来ました。下げませんものね。ただ内容がなく、市場に相場心がわかる人が居ないことも、事実のようです。兎に角、目先主義が横行していますからね。一日限りの人気株もずいぶんあり、あっという間に、人気が離散します。この傾向は、メディアが、ディーリングを崇める所に温床があるのでしょう。投資の本質を語っていません。まぁ、目先を否定するものではありませんが、それが株式投資だと誤解する人が居ると思うと悲しくなります。証券界も技術の伝承が出来ずに、証券マンが育っていないようですね。昔、かたるは、先輩から多くを学びましたね。兜町には株の中毒患者が大勢いました。株の値動きから、水面下で動いている現象を勝手に予測するわけです。相場を丹念に見ていると、大まかな現象は、ある程度予測できますね。

ただこの観測は、あくまで…勝手な観測で、真実ではないかもしれませが…、真実を付いているかもしれません。結局、投資家がどう考えるかを推察するのです。DENAが任天堂と組もうと思ったのは、どちら側からのアプローチなのか…。たぶん、南場さんじゃないかな? 岩田さんは娘婿ですからね。しかも山内さんは頑固おやじで有名でした。あのおやじの下で行動するのですから、任天堂が保守的になるのも無理はありません。しかし、その山内さんが亡くなり、岩田さんも現状の企業業績をみれば…当然、焦りがある訳です。幾ら金持ち企業と言っても、中東の石油王のような心境でしょうね。此処に南場さんがアプローチをする…まさに絶妙なタイミングですね。今回の提携は、ほんの第一歩ですね。直ぐに相場になる確率は、今の所は低いでしょうが…未来は分かりません。

相場を見ていると…何か変化を感じます。具体的にどうなのか?…と言われても、漠然としており、今は空想の段階ですが…何故か、流れが変わるように見えます。こんな時は、それぞれのポイントと思われる値動きを、注意して観察する事ですね。例えば三菱UFJの動きですね。最も強いのが、配当を落としてから上がるパターンです。その可能性も十分あります。何しろ、この800円絡みは重い所で、足場を固める必要がありますからね。この時間が延びるケースもありますが、これまでの調整過程や買い方の力関係で、一気に行くケースもありますからね。一方、ここで材料が登場したDENAや、期末を控え損失を確定させるためのシャープは、今が天王山ですね。だから日経の報道になります。いろんなパターンがありますね。今、表面化しているのはフォックスコンだけですが…アップルが直接、資本投下する事もあり得ます。ヘッジファンドの絡みもあるし…市場は豊かなのです。

もともと本当の株価は、500円程度が妥当なのでしょう。だから苦境に陥ると漁夫の利を得ようとする連中が集まりますね。シャープは三洋より、絶対に価値は高いですね。あとは、既に材料が腐り始めているファナックなど…の値動きも、今後の動向をみるうえで重要です。当然、強弱感が対立し始めているソニーも、然りですね。一方、カタルの推察が当たるかどうか…。東京のオフィスビルの空室率は5%を割れ、いよいよハゲタカさん達の目先筋が、参加し始めているようです。本日のGSの日本不動産の参加は、ほんの走りの現象でしょう。

なにしろ眠れる獅子を、目覚めさせたのです。日銀は手負いの猪なのです。本日もインフレターゲット論の事が、日経の経済指標欄解説に載っていましたね。黒田さんは、やる気でしょう。カタルはそう考えています。つまり日本は中国毛沢東時代の文化大革命のような時代から、ようやく目覚めるわけですね。この後に鄧小平は、共産党政権ではありえない言葉を吐きます。「富める者から豊かに成れ」つまり格差拡大を容認し、腐敗政権も認めた訳ですね。だから膨大な固定資本形成が起ったのです。頭のいい共産党員は、直ぐに日本を真似て開発しますね。香港に近かった田舎町の深センなどの発展は、自明の理ですね。

物事は、すべて起承転結です。カタルの読みが当たるかどうか…は、時代の変遷を待たねばなりませんが、カタルが考えるシナリオは、全て事前に提示していますね。日本通信もさくらリポートからのラオックスも…そうして今回は、大型ですが、シャープを提示しています。これ程の円安ですから、シャープの再建は、既に確定していますね。フォックスコンなどの裏切者に…、漁夫の利を与えるほど、日本人は馬鹿ではないでしょう。既に金融庁も反省をしており、方針を転換させています。1500億円程度のお金は、今の銀行にとって、何でもありません。昔は大変でしたが…今は常務程度の決済金額でしょう。一役員で、どうにでもなる金額だと思いますよ。流石に1兆円クラスになると…まだ根回しが必要でしょうが…。お金の価値は、時代により大きく変わります。

昔のカタルにとって、銀座で一晩に使う20万円は、何とも思わない金額でしたが、今の20万円は、すごく貴重なお金ですね。お金って、時代により、環境により価値が大きく変わるのですね。だから…どっちの世界も経験を積んでおく必要があります。金融の世界では10億円は…どうにでもなる金額です。果たして成功するのでしょうか? 意外に…株価は脆いからね。先ほどの950円の1万程度の売り物提示で、株価が崩れていますね。本当に…懐が狭いね。カタルもまだ確証もないし推測にすぎませんが…充分にあり得るシナリオですね。だから株価が、2倍にも3倍にもなるのに…。見ない奴には見えないのでしょう。

何故、流れの変化を予感しているかと言えば、例えばケネディクスの出来高変化ですね。珍しいね。でもこれが当たり前で…今までが異常なのです。このような現象と、本日の日経新聞を組み立てるわけですね。丁度、警察の見込み捜査に似ているかもしれません。押田警部は、達也や明、そうして矢田の関係を推察して…見えない背後を探る訳ですね。「世界で最初の音」という小説の話ですが…。株も似たようなところがあります。この辺りの読みになると、ベテランの証券マンにならないと…なかなか見えないと思います。ほら、目先筋が、やはり、やって来ましたね。DENAが人気になって来ました。さっきまで、チョロチョロだったのに…。カタルだって、ディーリングぐらいやろうと思えばできると思うのですが…。今は封印です。此処までは読み通りなのですよ。問題は、この上なのですね。目先筋だけでは戻り圧力を消化できませんからね。やはり、背景に流れているものが…必要なのです。

J・TECも007も、背景に流れている資質を有していますが、必要条件を満たしてないから、相場になってない訳ですね。でも一番大切なのは…やはり、企業の持っている資質です。だからシャープに、手を挙げる所が、出てくるのです。これでアップルなんかの参加もあれば、相場は見ものですが…、同業のジャパンディスプレイもあるからね。産業革新機構が絡むだけに、政治色の動きも考えられます。やはり仕手化の要素はありますよね。株高は臨むタイミングですからね。さて、当たらぬ予想に自惚れていても仕方がりません。相撲は終わり…今日から高校野球かな。沢山の事例が未来を暗示する。ケネディクス。それでは、また明日。1000円を割れている007も…忘れないでくださいね。



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