かたる:また…上がっていますね。メドピア=6095(39799回)の事なのですが…3月7日は三菱UFJ(33189回)を抜く、TICK回数でトップの座を獲得しました。懐かしく思いませんか?
この株式はカタルがレポートで取り上げ、一時は売買の対象になっていました。故にカタルの株価ボードに載っており、動きに気付いたのです。あれは株価が600円台の時に…書いたのを覚えています。2017年2月頃の話です。
カタルは、ソニー系列だったエムスリーを推奨したことがあります。いつもの事ですが、カタルが売った後、大化けした銘柄ですが…このメドピアも、その可能性を感じて、売り買いに参加したのです。いつの間にか…株価の前に、棒が、一本、立っています。
流石…カタルの銘柄選別眼は、素晴らしいと思う反面、何故、自分で利用できなかったのか? 反省する日々が、同時にあります。この株は、採り上げてから…1年程、沈んでいます。日揮のケースもそうでしたが、1年程度の落ち込みは、良くあることです。
たぶん…決算数字の作り方の問題だと思うのですが…。決算の数字は創られるのです。大会社ほど…引き出しを多く抱えており、利益の出し方は、工夫次第で…どうにでもなります。一応、会計基準があり最低限のルールは存在しますが、方針を変えるだけで利益を隠す事も…逆に、出す事も出来るのです。
日産自動車のリストラの時は、前期に未来の費用を押し込み…損失を拡大させて、黒字転換のV字回復を演出しました。その作られた数字を見て、僕らは簡単に騙されます。
例えば…「のれん代」ですね。通常は分割計上して利益を隠しますが…一括償却する事もあります。楽天などは、わざわざ赤字企業を買収して事業を拡大させてきました。その方が税金を払わずに済むからですね。昔の西武グループのような経営です。だから三木谷は嫌いです。もう大会社なのだから…堂々と利益を計上して税金を払うべきです。
いちごHDが、増益の話だと思うのですが…日経新聞に載っていました。今は、時間がなく比較できませんが…基本はAUMの残高なのです。 ケネディクスの宮島さんの消極的な姿勢と比べると…その違いが分かると思います。何れ…時間がある時に比較してみましょう。健全な形で…利益の蓄積が進んでいるのです。でも今は、表面化されていません。
夢テクにも言えますね。表面上の利益は出ていませんが、アウトソーシングなどとの3社比較では、一番、変化率が髙いのです。このような水面下の現象は、経営方針の違いにより、時代の流れで生まれますが、一時的な落ち込みの時に、未来の姿を見て…株を買う事が、本当の意味で面白いです。
何故…こんな株が上がるのだろうか? その背景に隠された意図を探るのが面白いのですね。必ず、株を買っている連中は、何らかの意図を持って買っている訳です。隠れた材料かも、知れません。だから、「市場は、全てを知っている」と言う「効率的市場仮説」が生まれ…チャート論が、支持されます。夢テクの裏付けは…まだ会社側の発表がないので取れていません。おそらく…今期の数字は、悪いのでしょう。しかし、この会社は9月決算です。
株価は6か月先を、見越して動いていると言われています。つまり…この3月には、今年9月の経済状況を見て動いているのです。だからカタルは、夏にも安倍首相が移民の条件緩和に動くと考えて…投資行動をとっています。先日の報道がヒントになっています。
更に…失業率は一気に、2.4%に下がっていました。3%割れが物価を上昇させる目処なのです。物価が上昇すると言う事は…全ての資産価格も上昇を始めます。わが国の地価は、全国規模でみると。上昇が明確になっていません。都市部だけは上昇を続け、福岡などは10%を超える所があります。
あのグラフは、そういう意味を述べています。だからケネディクスにも言えますし…夢テクにも言えますが、何れも…応援するデータです。まだ賃金は明確な上昇を示していません。賃上げが確認されてから…「テーパリング」です。給料水準は上がっていますが、微々たるもので、残業代を埋めきっていません。あと一息です。
何故、官僚はデータを読めないのでしょう。株式投資をして追証を払い、泣いてみれば…分かります。自分でデータ通りに、売り買いをしてみれば良いのです。何故、市場は、正常な反応を示さないか?
リートを日銀が買い続け…何年、経過しますか? 世の中に、日銀以上のお金持ちは存在しません。その日銀がデフレ脱却まで買い続けているのに…何故、ケネディクスの株価は、10倍、20倍とならないのでしょう。
「失われた時代」下で、我が国は1300兆円も、土地の資産価格を失ったのです。その為に電通事件が生まれ…東芝が追い込まれたのです。銀行は淘汰され、消えて行きました。残存者利益が生まれるはずです。そのトップの三菱UFJは、何故…なかなか、4ケタ水準を回復できないのでしょう。全て…共通しているのが、蔓延する清貧思想のデフレ論理です。
何年もサラ金通いをして、生活費を工面して、一所懸命に朝から晩まで働き…土曜日も日曜日も仕事をして、いくら努力をしても…食えない歩合外務員の生活がどんななものか。分からないから…真剣に、政策を考えないのです。馬鹿トップにつくと…国民は、疲弊します。多くの人は、中国を批判するけれど…鄧小平の南巡講話以降、素晴らしい生活改善です。中国人のお金持ちは、スケールが違います。ソフトバンクの孫さんクラスは、唸る程…居ますよ。
たった30年間の政策の違いで、何故、この格差は生まれたのでしょう。馬鹿官僚に、馬鹿政治家ばかりが揃い…森友学園の追求? そんなのは…地検がやる仕事ですよ。国会は政策を、問えばいいのです。まともな政治家も居ません。困ったことです。早く…小泉進次郎君が成長して、政治の世界に新しい風を送り込んで欲しいものです。もうそろそろ…大臣を経験させて欲しいものです。
何か、本日は、おかしな方向性に行きましたが…株式投資を真剣にすれば、日本の欠陥が分かります。本当は…上がる筈なのに、何故、この株は上がらないのでしょう。三菱UFJを、本日も寄り付きで買いました。昨日に続き…2日間連続で、高寄りをしています。たぶん…潮目は、変わったのでしょう。打診買いを続けて…相場を眺めていると、何故、上がる筈の株が、上がらないか? その理由を考えるようになります。
何度も、何度も…失敗を繰り返し、ネズミの迷路実験のような試行錯誤を繰り返すと、その内、いくら馬鹿なカタル君でも、精度が上がると信じて取り組んでいます。
果たして…理想通りの展開になるのでしょうか? でもこの下げ局面でも、カタル君は、小野薬品などに助けられ…100万円以上払った保険料のリカバリーをして、堅調な成績です。だから…結構、良い相場なのでしょう。
証券マンの人は、こんな下げ相場でも、上がる株がある事に感謝して…仕事をしないとなりませんね。悪い相場ではありません。自分の成績が悪いのは、自分の努力が足りないのでしょう。それでは…また明日。
さて…IRNETでは、現在、株式勉強会の有料会員を募集しております。ようやく1週間が終ります。本日は、応募の最終日です。関心のある方は…此方の詳細を見て応募してみて下さい。既に、募集枠を大きく超えた応募を頂き、感謝を申し上げます。この土曜、日曜日に、応募者全員に対し、返信メールを致します。その返信メールを待ってください。新しいステージの勉強会は、3月下旬から4月に開校する予定です。