かたる:やはり、人間と言うのは面白いもので、「株は高くなると…買いたくなり、安くなると…売りたくなる」動物らしいですね。昨日の展開は、些か…ビックリしました。
だってレポートの書き始めの日経平均株価は200円以上も高かったのです。何れ…下がるとは思っていましたが、まさか…昨日の引けが安くなるとは思いませんでした。結局、記録は「16連騰」に塗り替えられ…終わりました。しかし新時代を飾るに相応しい記録更新です。
実質と名目の壁が22750円とは言え…何れ、この水準を何処かで超えるのでしょう。この所の展開は、本格的な株価上昇を目指す展開に見えます。何しろ…邦銀株が上昇してきました。その様子を見てみましょう。三菱UFJのチャートを日足と週足を掲載しておきます。本日は出遅れていた証券株も上がっています。大和証券は34円高の707円ですね。
昨日、カタルは「ケネディクス」の相場の信頼感が、邦銀株の上昇で強くなった…と述べました。相場論と言うのは、株価、それぞれの動きに連動性があり、整合性があるかどうか…なのです。経済の仕組みは、元が、決まっているのです。
カタルは、これまでに…何度も、景気循環から見た株価の動きを語っています。今の動きは「金融相場」の流れも汲んでいます。故に金融相場の3点セットである「銀行、証券、不動産」株の上昇は、何れも整合性があるのです。ケネディクスは先駆していましたが…これが本格的な名目時代の形でしょう。因みに…カタルは、本日もケネディクスを買い増ししています。これで過去最高の持ち高を更新しました。僅か1000株ですが…。
何故、浦上さんが書かれた「相場サイクルの見分け方」(日経新聞社)と言う本が優れているか? それは景気循環に沿って、どの業種が買われるかが解説されており、株式相場の四季が景気循環の流れで、解説されているからです。「金利と業績と株価」の動きを示しています。これだけ知っているだけで…大金持ちになれます。働いて得られる年間所得は限られます。上級官僚の年収は2000万円程度の話です。基本的に、日本では上級と呼ばれる所得水準は、年収が1000万円程度でしょう?
年収500万円でも、この景気循環と株式相場の流れを、知っているだけで…上級官僚を超える生活を送れます。名目時代は、米屋の倅が…日本でも有数の大金持ちになれます。三菱地所には及びませんが…森ビルは、一代で財産を形成したのです。知識があるかないか…は、大きな違いです。カタルレポートを、毎日読めば…、何れ、貴方も億万長者になれます。
先ずは、カタル自身が実践しないと駄目ですから…その様子を赤裸々に、毎日、語っています。例えば…この所、注目している「ユビキタス」(3858)ですね。カタルは昨日、1350円から1320円まで、段階的に買っています。本日も下値に買いを入れてあります。理由があるのですね。その一つを披露します。
昨日、カタルは「投資レポート」を作成しろと述べました。証券マンなら、是非、実践して下さい。たぶん社員セールスでも、成績次第で収入が大きく違う筈です。この投資レポートと言うか、投資日記と言うか…を、作成するかしないかで、長い時間経過を考えた場合、大きな違いになるでしょう。森泰吉郎が一代で財を築くのには、並大抵の努力ではなかったはずです。努力を重ね…尚且つ、「運」が、必要になります。努力をしなければ…スタートラインにも立てません。
さてユビキタスは、確かに800円台から1300円と60%以上も上昇しましたが…今回は少し、今までと様相が違います。その一つが、日証金残高推移です。基本的に、この手の銘柄は信用の買いが多くなります。でも今回は…株価は上昇していますが、日証金残高は膨らんでいません。あまり…仮需は多くないのです。基本的に仮需が膨らむと…必ず、株価は休みます。小野薬品が良い事例です。故に…カタルは、三度目になりますが、この休んでいるユビキタスを買う事にしています。
何度も言いますが…名目時代の株式投資は、常に「買い増し」が、正解になる可能性が非常に高いのです。時代が動き出しているか…どうかの実験だとも述べています。ユビキタスの話は、この辺にして…
昨日、大きく下げた小野薬品ですが…原因は薬価の改定です。高額医薬品の改定が原因で、下げが加速したようです。しかし…心配は、要らないでしょう。マイナス要因には違いありませんが、株価は事前に…全てを知っているものです。
そんな事より、需給バランスの方が、重要なのでしょう。良い「押し目」になります。2500円を割れるようなら、買い増しかな?…でも、たぶん割れませんね。本日は38円安の2596円です。僅か…500株しか、保持しておらず…あまり関心がないので詳しく見ていません。どの辺りから、買えばいいか…。現段階では、あまり「カタル銘柄」らしく…ないのです。まだ…株価が大きく飛ぶような段階ではない為です。
昨日も話しましたが…常に、タイミングを計算しないと、月間の株式手数料を1000万以上達成するのは難しいのです。何故、カタルが、ジワジワ上がる株を取り上げないか? 確かに…多くの株が2倍、3倍になっていますが…動きに「派手さ」がないのです。上下に激しく揺さぶられる株価の動きを示す銘柄が、証券マンの手数料稼ぎの対象になります。
下げて良し…、上がって良し…。ユビキタスは、何度も…何度も、利用できます。このような株の方が、カタル好みです。ソフトバンクだって、2倍程度になりました。あの自社株買いの時に、カタルは買っていますよ。ほら…ね。このレポートは、いつも値上がりのチャンスを捉えています。
でも当たりハズレはありますが…。要するに…読者の利用の仕方です。高値を買って、失敗したから…と言って、文句を言わないでください。このユビキタスだって、ブツブツ投資なら、必ず儲かっています。たとえ…3000円台の高値を、買っても…です。
要するに、自分の力量を把握しないで…無茶をするから、失敗をするのです。カタルはユビキタスの基準を1000円以下に置いていたはずです。そうして、今回もそうですが…800円台は、必ず買っています。今回もレポートで書いていたはずです。もう直ぐ期日を迎えるから、買い増しをしておくと…。
期日のものは、僅かな利幅のトントンで、全部売りましたが…今度は買値が800円台のものが残っています。故に、この高値水準でも平気で買い増しが出来ます。だから…カタルは銘柄などは、何でも…一緒で、「ケネディクス」一本でも良いと述べています。要するに、投資のやり方ですね。三菱UFJの人もいるでしょう。何でも良いのですよ。
最後に…実は日経新聞は、報道してない様なのです。此方の記事です。
「英資産運用会社アセット・バリュー・インベスターズが、東京放送(TBS)ホールディングスに対するアクティビスト活動を開始した。日本の多くの上場企業に見られる株式持ち合いの慣行に挑む格好だ。 10億ドル(約1100億円)を超える資産を運用するアセット・バリュー・インベスターズはTBSに対し、35億ドル相当の保有株式を一部売却し、売却代金の一部を株主に還元するよう要求している。
TBS(時価総額は約4300億円)が日本企業数十社の株式を保有する一方、これら企業の多くもTBS株を保有している。 TBS株を1.5%保有するアセット・バリュー・インベスターズのジョー・バウアーンフロイント最高経営責任者(CEO)は「TBS株主が実際に投資しているのは、TBSが言うような番組制作・広告収入事業ではない」と指摘。
同社の価値は保有する株式ポートフォリオがもたらす価値が中心だとし、経営陣は「ここにいかなる価値も足していない」としている。 TBSは発表文で、アセット・バリュー・インベスターズの提案について経営陣が協議中だと述べたが、詳細を明らかにすることは控えた。TBS株は年初来約20%上昇しているものの、10年以上前のピークを大きく下回っている。」
コーポレートガバナンス(企業統治)のグローバル化が、問われています。村論理も、いい加減にしないとなりません。
小泉君が、池上さんとのインタビューの中で、消費税の問題に関し…新聞社は、どうして軽減税率を主張するのか、論理的におかしい…とテレビ東京ですから、日経新聞の対応を批判していました。彼の言う通りですね。新聞社は、自分が襟を正さず…偉そうに村論理を続けています。この時代ですから、許されませんね。
あっ、ユビキタスの1300円が、買えましたね。まだ売る人が居るのかな?
日本も本物が、求められる時代なのです。それでは…また明日。