04/15

かたる今日は働く人への自己研さんのメッセージから紹介しましょう。カタルも前から感じていた事ですが、日本人は過去の検証が下手ですね。必ず、うやむやに、終わっています。例えば太平洋戦争は、何故、始まって…その間違いを、今後、防ぐために、どのような組織制度の変更が必要か?と言う過去の歴史の検証が、不十分ですね。

例えば…昨日は福井地裁の樋口英明裁判長が、高浜原発の再稼働を差し止めの仮処分を決定したと言います。この報道を聞き、カタルは、一裁判官が国策を判断する権限があるのかどうか…奇妙に感じました。もともと原発の可否は、原子力規制委員会が判断している訳ですね。つまり裁判所が判断するなら、そんな規制委員会は必要ないと言うことに成ります。

おそらく、この問題は意見が割れており、充分に検証がなされていない為でしょう。もともとカタルも、原発を認可した責任が、国にないのがおかしいと思っています。東電の賠償責任の問題ですね。当初、カタルは東電を買っていました。それは原発法があり、東電は審査を受けていたわけで、このような自然災害に対し、大きな責任はないと思っていました。東電より、それを許可した国の責任が、大きいと思っていたからです。故に責任を問われても、払える範囲の有限責任、1兆から2兆円程度と読んでいましたね。

ところが…現実の対応は違いました。

すべての責任は、東電にあるとしました。これでは…、何も安全性を判断する機関が、二つも三つも必要ない筈ですね。現実は、三つのぶら下がり機関があり、癒着していましたね。この検証も、不十分ですね。バブルを起こした政策担当者の責任も、不十分です。戦争から始まり、我が国の体制は、村論理で曖昧に処理されています。これは日本の大きな問題点ですね。

実は個人もそうです。日本社会、そのものが…こんな曖昧な状態なのですね。島国と言う文化だと言えば、それまでですが…。やはり過去の失敗の検証は、必要だと感じています。そうです。カタルのベンチャリのような失敗が、何故、起こったか?…と言う検証ですね。ベンチャリは、無借金だったのです。でも経営が悪化する中で、借り入れは出来ませんでした。当時の経済環境などが…大きく相場に影響しました。

そこで…本日のヤフーニュースで、知ったプレジデントのコラムは、非常に重要です。「リフレクション力で成功も失敗も糧にする」と言うサイトですね。此方です。この考え方は非常に重要ですね。日記を付けると良いですね。カタルは毎日、IRNETで、相場論を展開しており、それが、この役目を果たしているようです。投資の技術を上がるためには…投資日誌を付けることです。何故、ケネディクスの上昇の見込みがずれているのか?

ハローウィン緩和のタイミングが…相場に与えた影響が大きいのでしょう。その為にシコリを作ったと…今では考えています。仕掛け人たちはタイミングを見て相場に挑みます。昨日、一時ストップ高したBBタワー(3776)、カタルは資質が欠けるとしましたが、この程度の相場なら、少し力があれば、いくらでも作れるわけです。何故、カタルが以前から観察を続けていたか? それはある程度の相場が期待できたから、株価が100円台の時から、観察を続けてきたわけです。いくつか…このような銘柄は存在します。昨日、紹介した合同鉄鋼もそうですね。何れ、株価は上がります。でも時間が見えませんね。カタル銘柄もそうです。

J・TECは昨日3月31日の1397円をクリアして、最初の関門を突破しました。次は2月25日の1450円ですね。この二つの壁を突破して初めて、株価波動が変わります。しかしカタルは下がっている最中から…そろそろと考えていましたね。この2月25日の翌日に出来高が大きく膨らんでおり、底入れの兆候が見え始めていると本文で報告し、更にチャート付きで、3月27日の原稿で波高し…と言う「兆し線」の報告をしています。

その後で、日経新聞でフィルムの報道があり、徐々に下値を切り上げています。さらに昨日だったかな? その前日だったか…1350円の2万の買いと1340円の1万の買い指値の話しをしています。その後も1377円の8000株の売り物の話もして、底入れ近し…と連日、述べています。一方、時間軸を延ばし、週足を見てください。おそらく新しい株価波動が開始されています。つまり昨年6月の高値1977円が目標になると考えています。上手く黒字化に繋がれば、一気に新高値更新も、あり得ますね。この辺りは不明です。

J・TECの週足推移
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J・TECの週足推移

カタル3兄弟は、必ずフォローしています。007も昨日は、最も強い企業業績の改善が報告されています。まだ赤字ですが…株価と言うのは、方向性が大切なのですね。企業の業績水準では、ありません。「変化率が命」なのです。多くの証券マンの皆さん、よくここを理解して下さいね。余程の経験を積まないと…この感覚が身に付きません。株は良い企業を買う事では…儲かりません。

年金運用者は責任論が付きまとうので…赤字企業の株価は買えません。しかし、もっとも大きな変化は、赤字から黒字なのです。その点、カタル3兄弟の中でも、ケネディクスは既にカタルの感覚では、中学生から高校生程度のイメージです。赤字で苦しんでいる企業が小学生ですね。こんな感覚です。復配するような企業は、既に社会的責任が芽生えている訳で、高校生程度の感覚ですね。株は企業の成長過程を買うのです。この事を理解するだけで証券マンなら、手数料が5倍から10倍程度は膨らみます。今が100万円の手数料なら、500万から1000万に格上げですね。

何故、カタルが赤字のボロばかりを好むか? 現在の採り上げているシャープもそうですね。仕手化しています。相場は、意見の対立が生まれるから面白いのです。みんなが良いと言う会社は、程度が知れています。今回は、久しぶりに、今まで相場に参加してない素人のGPIFなどの年金資金が入ったために、優良銘柄が騰がったのです。でもヤクルトを見て御覧なさい。明らかに割高です。どうやって株価の背景を、説明するのでしょう。サッパリ、カタルには理解できません。トヨタもそうですね。米国の自動車販売は鈍化しています。このクラスの銘柄は、社会的責任を求められますね。

本日、日経トップの日本生命のROE5%は、非常に甘い基準です。最初だからですね。やがて8%にアップし、更には世界基準の12%へ、引き上がります。故にトヨタは自信が切磋琢磨して、業界を、さらには日本をリードしなくてはなりませんね。章男さんの5月の決算発表の時が、楽しみです。故に株価は調整色を強めていますが、カタルはそんなに心配してないですね。

色んなところから、その事が分かります。例えば此方の報道ですね。本日のWSJではIMFは日銀に対し、民間資産の購入を薦めています。この時期のこの報道は、ケネディクスの上昇を助けるものですね。ケネディクスも、まだ調整期間中のようですが…何れ、株価波動も変わるでしょう。

今日も追撃買いをしたのですが、3Qまでの売り上げが64億33百万で、営業利益は8億5百万の赤字、最終も3億17百万の赤字企業なのに、何故、通期予想を変えずに180億円の売り上げで、営業利益は10億円の黒字、最終も5億5千万の黒字としているのでしょう。この背景が、受注残にあるのでしょう。前3Qまでの受注残は84億58百万ですが、今期の3Qまでの受注残は156億91百万円ですね。つまり会社予想は、眉唾とは言えませんね。業種は半導体絡み、液晶絡みの設備投資の企業ですが…その週足チャートは此方です。

設備投資関連の銘柄の週足推移
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設備投資関連の銘柄の週足推移

人間と言うのは、株価が急騰すると、必ず付いて行けなくなります。それは株価の学習効果があるためです。でもカタルは現役時代に学びました。お客様のお金を、何十億円も飛ばした実戦経験ですからね。この為に要した時間は、非常に長いのです。一つの事を学ぶために、非常に長い試行錯誤を続けたのですね。その結果得たのは、「初期波動が強い銘柄は必ず大きな相場に発展します。」この確率は、かなり高いのです。故に、本日、再びDeNAの株価が緩んだので買いましたね。3000円手前の株は、板が薄く小型株ですから公開はしませんが、DeNA、は既に何度も取り上げていますね。3月27日の「今日の市況」でも取り上げています。JVCKWも今日は高いですね。BBタワーと言い、あまり資質がないと思われる銘柄でさえ、仕掛け人が関与すれば、この有様です。J・TECや、007は楽しみですね。007の本日は4ケタを維持できれば立派なものです。おそらく株価波動が変わった可能性が、高いと踏んでいます。理由は業績の上方修正だからです。材料より大きいですね。実体変化が一番です。

今日の原稿は、株式投資に欠かせないノウハウが詰まっていますね。何度も読み、いろんな銘柄で検証してみると良いですね。此処で取り上げる株は、大概、相場になっている筈です。良い相場環境になったものです。証券マンは1000万程度の水揚げが当たり前の環境でしょう。毎月、数百万の給料を持って帰りましょうね。

銘柄が分からなくなったら、三菱UFJや野村証券を買って置けばいいのですね。この2銘柄が上がらないようでは…、何を買っても、所詮は大きくなりません。三菱UFJは未だに定期預金より、ずっと良い筈ですね。銀行預金から離れ、三菱UFJを買って、じっと我慢すれば、やがて4ケタ奪回から株価は2000円台に向け、騰がると思っています。つまり10年以内に、株価が1500円まで行けば、7%の定期預金をしているようなものですね。JTECは、お孫さん名義のNISAで、オリックスと共に入れておいてくださいね。10倍なんてもんではなく100倍クラスでしょう。だって人工臓器は未来産業です。押井監督の電脳の世界はもう既に到来しているのですね。

それでは、また明日…。リフレクションか…。



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