今しがた…メールボックスの受信を見直したのですが、そのメールが見つからず、正確な日付が分かりませんでした。カタルの…今回のコロナ騒動に対する甘い認識を咎めて頂いた貴重な「反論メール」です。彼からの忠告メールは、かなり早かったのです。同時に多くの応援メールも頂き…感謝申しあげます。
人間と言うのは面白いもので…「立場が変わる」と、自分の気持ちが変化をするのです。常に人間は自分の立場を中心に物事を考えています。これはどんな人でもそうですよ。基本的に人間は、自己中心的な行動をする動物です。この行き過ぎた行動を、理性で抑えて社会の協調や秩序が保たれています。しかし…今回の「コロナ騒ぎ」ように立場が逆転をすると…別の主張をし始めます。
共産圏と言うか…北朝鮮やイランなどは自分達の独自論理を持っています。ロシアもそうですね。日本とは本質的に考え方が違います。最近は日韓関係がギクシャクしていますが、この対立構造も同じです。
そう言えば…先月は娘が孫を連れて3週間ほど滞在していました。まだコロナ騒ぎは大問題ではなく、それでも警戒しており訪日を止めるべきかどうか…の問題になっていました。彼女がロンドンから来たのは2月5日です。出張先のシンガポールから、旦那も日本に立ち寄り3日間滞在し、孫の季節外れの七五三の記念写真を取って帰ったのです。
そうして2月26日に帰国しますが、一応、自主的に2週間、自宅滞在をしてロンドンで過ごしたのです。この期間が明けて自由に行動するようになってから、イギリスでもコロナ騒ぎで在宅勤務になりました。そうして一昨日かな、メールで写真を送って来ました。スーパーの陳列棚には何にもないのです。
まぁ、彼女の説明によれば、生活水準が低いスーパーの事例で、自分達が通っている地区のクラスが上のスーパーは、ある程度の商品はあるとの事です。(このメールは彼女の性格が窺えます。=さすがカタルの娘です。)でも…オンラインスーパーは16000人以上の人が2時間以上も待つ混雑ぶりとか…。ついでに此方のニュースを見て下さい。アマゾンが忙しくて倉庫の人員を増やしていると言う報道です。
昨日は米国債の換金売りの様子を観て頂きました。米国市場の「変化の芽」と書きました。ついでに…此方のニュースも知らないと…「市場の整合性」の意味が、理解出来ないと思うのです。此方も読んでください。
何故、アルゴリズムが加速するか? カタルの認識が間違っているかどうか分かりませんが、基本的にこのようなプログラム売買は、潮流に乗るようにコントロールされます。変化の芽を感じたら…自動的にプログラムが発動されて、その流れがやがて拡大して一気に広がります。そうして今回の混乱のような現象になります。
アルゴリズムを稼働させる「切っ掛け」があるのです。誰かが大量に米国債から資金を引き揚げたのです。カタルは昨日、ある仮説を述べています。そもそも米国株の乖離が大きく開いており、調整は避けられなかったのです。だからカタルは乖離調整の特集も組んでいます。どの株も同じなのです。どんな成長株も…必ず、洗礼を受けます。
故に、頭の良い人は昨年から株を売って、安全資産に近い米国債を大量に買っている筈です。大きな金額になると自分達の行動で株価が大きく動きます。だから売る為に買ったり、買うために売ったりするのですよ。これが現場の実情です。
板状況を見ている人に対してメッセージを送ります。見せ玉などと言う事はしませんよ。実弾で売ります。常に売りながら買ったり、買いながら売ったりします。厳密に言えば…株価操作でしょうが、時間を掛けてやればセーフです。
カタルは昨年9月に起ったレポ金利の高騰を、何度も取り上げていました。あの事件もFRBを行動させる演出だった可能性があります。その行動を見て…米国株に流動性が供給がされたので、ETFなどのシステム売買で…株価が高騰したのです。
でもカタルは、何度も疑問を提示していました。S&P500や、NYダウ、ナスダックは高値を更新して移動平均線から大きく乖離しているのに、何故、ラッセル2000は高値にならないのだろうと…と不思議な現象が「謎」だと述べています。
「市場の整合性」が、失われている現象です。株屋なら分かりますが、本来は大型株が上がり、小型株などが上がるのは、末端の最後の現象です。そうしてその小型株は急速に上昇をするのですよ。でも今回は…どうでしょう。参考に一般的なS&P500とラッセル2000の比較チャートを載せます。赤がラッセル2000で水色がS&P500です。如何にETFなどのパッシブ売買が主流か分かります。一般的にラッセル2000の指数商品はそんなに多くの金額ではなく、S&P500等が中心の筈です。
カタルが述べる「売る為に買う」戦略が、この半年間、続いた証かもしれません。カタルが何故、間もなく行動を起こす時期に来ていると…力説をしている背景を語っています。素人は…色んな経済学者の論理が紹介されていますから騙されます。
先日、野村証券のトルコ人エミン・ユルマズさんのユーチューブをご覧なりました。カタルの僻みですが…彼は東大です。先日、紹介した弱気コメントの小幡さんも東大です。日本人は学歴に弱いのです。特にカタルはそうです。でも東大生もピンキリです。馬鹿も一杯いますね。記憶力が良いのは認めます。カタルが、覚えられないのに、優秀な官僚は一度、聞いたら忘れません。カタルは何度も、相手に名前を聞くので…終いには呆れられています。芸能人の名前など…何度聞いても覚えられないのです。だから、いつもかみさんに馬鹿にされています。
でも様々な現象から仮説を立てるのは、なかなか優れているでしょう。その確率も徐々に上がっています。でもカタルの性格が「災い」をしています。クリスマスショックの時は駄目相場だと分かっており、小野薬品を手掛け、あの春には既に年間の2倍の目標を達成していたのです。しかし駄目だろうと思いながらも、敢えて…下がることを承知で、新しい世界に向け半導体のSUMCOと古河電工をやって大損をしています。そうしてクリスマスショックを食らって、トントンでその年は閉じています。
今回も、年初からおかしかったのです。なかなか…上手く運ばずにいたら…アイフルや千代化にロコンドが…立て続けに上がり始め、この世の春を迎え、このレポートも、もう直ぐやめられると思ったら…この有様です。
1月の下旬から2月のケネディクスが独歩高する姿を見て、いよいよ「流動性の罠」からの脱出か?…と錯覚をしたら、この有様です。まるで喜劇より面白いでしょう。檻の中の猿の様子をご覧になるだけでも…カタルの行動は笑えます。
カタルはFRBの量的緩和の停止を懸念していました。理由は違いましたが…散々「節分天井・彼岸底」を述べています。でも1月17日だったかな? 延長が決まりホッとしたら…コロナでやられました。そもそも…カタルは、こう言う人間です。財布にお金があると「宵越しの金は、持たねぇ~」と江戸っ子気質で、パッパラ・パーの性格です。
高層マンションが立ち並ぶ佃に引っ越ししたのですが、自分はボロ車で…周りは高級車ばかりです。あの当時は、収入も増え先ずは500万円を払い、来月の給料で残りの500万を払うからと言い、先に車を買う人間です。
普通の人はお金があって、あれこれ…考えます。ですがカタルは、お金をもらえるだろうと…先ず車を買い、家具を買うのです。そういう人間です。そう言えば前回の引っ越しの時は、大塚家具に行き…2回に分けて500万ほど…いろいろ買いました。そうしたら…あの店の支店長が出てきてお礼を言っていたので、きっと珍しいのかも知れません。
今回の引っ越しは、あの当時の食器棚が壊れているので、かみさんが昨日、近くのニトリに行ったら、品物がないと言います。今回のコロナ騒ぎで、ニトリには製品が届いてないのでしょう。今は貧乏だから、高級家具は買えません。本当は引っ越しもしなくなかったのです。この時期の引っ越し料金も普段の5割増しから2倍の料金とか…。今度、暇な時に…この引越し騒動も面白いので書きますね。
話しが飛んで、飛んで…いますが、このレポートは「カタル基準」で書かれていると言う意味を理解して欲しくて…このような事例を書いているのです。
基本的に、情報と言うのは…利用者サイトの話なのです。カタルは良く「力量」の話をします。皆さんは、使い方を間違っていますよ。冒頭にメールの話を載せたもの…基本的に人間は自己中心的なのです。
先日は、ウハウハだったために、カタルは大人気でしたが、このように追証に追い込まれると人間は豹変します。だから「疾風に勁草を知る」なのです。己の器の話をしました。
自分が追い込まれて、初めて、自分の本当の気持ちが分かります。カタルは先輩に借金の申し込みをしようと電話をしたのです。でも繋がらず…泣く泣くケネディクスなどを始め千代化も損切りをしました。
でも昨日は、かみさんの定期をあてにして資金を作り…2日間連続の追証を入れています。もうお金もありません。このように追い込まれて、初めて…本当の自分を知ることになります。
たぶん…ケネディクスは、大口個人の投げでしょう。彼の気持ちを汲むと切ない現実が分かります。市場経済と言うのは、残酷なのです。でもカタルの人生を見ても分かります。人生は「塞翁が馬」なのです。良く…昔の人は言ったものです。
「疾風に勁草を知る」も「塞翁が馬」も、良い諺です。カタルは様々な経験をしています。もう棺桶が近く…親父が死ぬ時に彼と約束したように、一所懸命に生きているつもりです。常に保身など考えません。
このレポートは赤裸々に…本当の事を述べています。120万円の生活を味わったものでしか分かりません。 1億円もそうです。あの時は税務署に追われ…息子の学費も払えないから、国民生活銀行かな? 国が民間人を対象にした銀行が、兜町近くの新川にあり、借りに行きました。
でも借金が出来ないのです。最初は、所得が少なすぎて借りられず…、今度は、所得が多過ぎて…借りられないのです。確か、前年は1億を超えていたのです。あの時に思いました。この国は、「はみ出し人間」を認めないのです。上下に大きく振れる人生は、想定外の仕組みなのです。
ようするに…国民を家畜同様に考えているのでしょう。だからNTTの公開価格が馬鹿高値の315万円だったかな? 最初の120万円だって高いのです。官僚が、国民を騙す社会構造なのです。基本的に株式取引をして、色んな仕組みを知ると…世間が分かります。どの業種も分かります。
就職最難関の電通が、母子家庭の娘を追い込んだのですよ。分かりますか? この意味が…。それでも…また森友学園を持ち出し、国民を誘導しようとしています。いい加減にして、前を向いて欲しい。 そうして明るい社会にして欲しいね。日銀様が、今度は2000億円の投入です。簡単なんです。
外人は先物で…持ってない株を売っているだけの話ですよ。だから黒田さんが、「不退転の決意」を、示せばいいのです。 2万円以下なら…いくらでも買うと言えばいいのです。今度の戦略は1000億円でも良いから、日経平均株価がプラスになっている時に、上の株価を買えば良いのです。あるいは2000億円から4000億円でも良いですね。きっと…その本気度に驚きますよ。
でも日経は、含み損が何とか言い…日銀を馬鹿にしているから、地銀が慌ててリートを売るのです。馬鹿な金融機関です。日銀様が買っているのに…。こんな偽物社会を正論に見せているメディアの日経新聞さん、今度はあなた方は、ROE経営を批判しますね。
アメリカン・エアラインなどをみて…だから配当を増やしたり、自社株買いをするのは間違っている。手元に現金を残さないとならないと…ROE経営がおかしいとの批判を始めます。この後に必ず…。だからWBSに、ワタミの社長を登場させ、「現金が一番だ」と世間を煽っていました。メディアの戦略の先が、読めます。
せめてカタルレポートを読んでいる7000人の人は、賢い投資家を目指しましょう。主眼から外れたけれど、今日は「春分の日」です。彼岸明けは23日です。
カタルは、前から「節分天井・彼岸底」を述べています。伊達に諺が生まれたのではないのです。その背景があるのです。歴史がありアノマリーが誕生します。
最後に、何故、昨日のレポートで米国債以外でも…反騰の兆しが感じられると述べたか? 先ほどのアマゾンの増員のレポートと、株価に整合性があります。 アマゾンの株価は、一昨日の1338ドル安の2万円を割れたNY市場の環境の中で…プラスだったのです。その様子をご覧ください。これも比較チャートの方が、変化は分かりやすいでしょう。
基本的に日本人は、まだ「流動性の罠」から抜け出せていないので…他力本願なのです。日本人は自立意識が、希薄な国民性です。メリットもあり、ディメリットもあります。今回のコロナはメリット面が強調されています。
会員向けも含め…こういう時期なので、ある程度、踏み込んで…一般の人にも分かるように書いたつもりです。でも何度も言っていますが…市場の中にある一つの仮説です。だから正解ではありません。
しかも…馬鹿の「カタル基準」で、描かれていますから、自分なりに精査して考えてから行動をして下さい。市場は自由なのです。明日は、どういう行動が適切か…を書こうかな? そろそろ準備開始です。