今日は親戚のお見舞いに、根津神社の方まで行ってきました。今日の東京は良い天気で、風もなく非常に爽やかな日ですが…流石に、日差しは強く暑いほどです。根津神社はツツジが咲いていました。でも、あの200円の料金設定は絶妙ですね。ほんの僅かな散歩道に歩くだけなのですが…かなりの人数になるのでしょう。この時期は、屋台を出ており大変な賑わいでした。今、ホームページを確認したら、今はつつじ祭りの期間中なのですね。「キレンゲツツジ」と言うのは、変わっていますね。始めて観ました。
妻の親戚ですが、おじさんが末期がんで緩和ケアの入院なのです。息子は大学生の時にバイクに乗って、タクシーとの交通事故に遭い、脊髄断絶になり、それから車いす生活です。彼は台東区役所に一度、入り勤めますが、どういう心境か…5年ほど勤めてから役所を辞め、アメリカに留学して、そのまま15年間ほど、シカゴで生活をしていました。2年ほど前に、日本に戻ってきたのです。今は、誰もが羨むほどの一流企業に就職しました。でも彼の人生も、かなり変わっていますね。あのまま役所に勤めていれば良かったのに…。米国での生活が、それほど魅力的だったのでしょうか…。でも車いす生活だと、やはり米国の方が過ごしやすいそうです。米国では法律が完備されており、トイレも生活の場の駐車場も優先的に完備されていますからね。日本は、まだまだ大きく遅れていますね。
その途中の電車の中でスマフォを見ていたら…、やはり4月は機関投資家が株を売っているのですね。新営業年度に入り当初、予想していたように利食いを優先されているようです。この利食いの売り物を、外人投資家が拾っているようです。個人は基本的にデフレマインドが継続しているのですね。日本人は政策転換を、あまり評価してないようなのです。面白いものですね。この低金利なのに…株式投資をしてない訳です。証券会社の力が、如何に落ちているか…分かると言うものです。何しろ、失われた時代と言うのは、かなり長い期間ですから、マインドが完全に冷めている訳です。
NTT上場の時もそうでしたが、基本的に秋に予定される日本郵政の上場までは、そんなに株が下がる心配は、基本的にしなくて良いのでしょう。むしろ、その後も、日銀の量的緩和からの流れを受け、相場は強いと思われますね。NTTの上場は1987年ですから…、この上場が切っ掛けになり、NTTがバブル相場の火付け役になったイメージなのです。何しろ大蔵大臣の次に、自分の名前が株券に印刷されるので…「額に株券を入れて飾る」…と、お客さんは、言っていたほどです。親せき縁者の名前集めに苦労して、抽選で手に入れる大人気でした。119万7000円が売り出し価格で、初値は160万円でした。大蔵省と言うのは…国民から搾取する団体なのですね。イギリスの事例をセールスポイントしていましたが…どう考えても、割高な価格設定だったと思います。その後の売り出し価格もそうですね。
今の相場は、株価位置が高く、休んで当然ですが…電車の中で見た需給動向から、意外に下がらない展開が、続くように思えますね。だって買うべき主体セクターが、実際は売り越しなのですね。ただ問題は…論理的な株価を支える企業業績が、どう変化するかなのです。つまり、この決算発表でどれだけの企業が、自社株買いに参加するか? この辺りは、間もなくラッシュを迎える、期末の決算発表なので、非常に興味がある所です。日本生命の5%未満のROE企業に対する株主権の行使姿勢など…投資家サイドも村論理から大きな変化をみせています。
やはりPBR1倍以下で、財務内容の良い企業は市場から注目されますね。連休を控えており、手掛けにくい場面ですが…意外に堅調な展開が続く可能性が高いかな…と、需給バランスを見て、感じた次第です。今日は東京では、区議会選挙と区長選挙日で…先ほど投票を済ませて来たところです。流石に、区議会になると…知り合いがいないと…誰に入れたらいいか、迷いますね。政策も関係ありませんからね。結局、若くて美人を基準に、入れてきた不届きものであります。中年親父は、困ったものです。こんなものが基準になるのでしょうか?それでは…また明日。