かたる昨日のFRBの議会証言の見方は、様々なようです。利上げのタイミングは、グロス氏は6月との見方を変えていませんが、影響力の大きな人ですから、戦略上のコメントがあるように思います。概ね、後ずれしており、やはり9月前後との予測が多いようですね。ここに来て、やはり気になるのは、粛清の影響かな? 先進国の回帰現象と後進国の追い上げにより、板挟みになっている中国の動きですね。波乱があるとすれば…中国かな? 経済が上手く行かなくなると、必ず、粛清の反発が、予想されますからね。クーデターのような展開も含め、まだまだ、中国の政情が安定しているのかどうか…。共産党一党体制の崩壊は、あり得ますね。一方で、小米のような事例も生まれ、今は順調に見えます。
昨日はアップルの時価総額を話題にしましたが、ナスダックの新高値も、もう直ぐですね。既に何度か、述べていますが、2000年のITバブルが理想買いだとすれば、その現象が収益化により現実となり、いよいよ新しい時代が始まると考えています。一気にスマートコミュニティーの世界へ向かいますね。はやくキャッシュレス化をした国が、勝ち組のように見えます。お金の流れを追えば、経済状態の把握がスピーディーになり、政策対応も、より効率的になります。情報の活用が一気に進みますね。
日本は、ようやく銀行などの規制緩和の動きです。しかし日本ではスイカなど…電子マネー活用の下地があり、一気に普及が進む筈です。先進国の成長を支えるのは、このスマートシティー化ですね。情報を活用すれば、医療だけでなく、エネルギーから…全てが効率的になるのです。産業革命のような人類の大きな進展の時代がやって来ます。スパコンの活用は、あらゆる業種の開発スピードを飛躍的に高めますね。とくに医学分野は加速度的な改善が期待されます。その内、死ななくなるかもしれませんね。情報をオープンにして、あらゆる人がチャレンジできる世界の構築が欠かせません。
ナスダックのチャートですが、カタルが現役の頃、任天堂を1万円手前で沈潜活動をして、もたついた動きに似ていますね。あの時も、今のナスダックのように、3尊天井のような形で、「売り」かと思ったのですが…、一気に新高値に躍り出て、その後も大きく急伸しました。実に、良く動きが似ています。テクニカルの話をすれば、23日の騰落レシオは141まで上がっています。昨日は139なのですね。減数の関係で、更に今日は低下しそうですが…目先的に過熱感があるのでしょうか? ただ三菱UFJの形は、なかなかですね。此処で横ばいを入れるのは分かりますが、意外に続伸する事もありますからね。この手の大型株は仕手株や材料株と違い、一旦、株価のステージが上がると、なかなか急落しませんからね。売りたい人は大勢いると思いますが、カタルは買い増しを支持しています。兎に角、カタルの頭の中の地相場は、4ケタ以上の器なのです。1000円以下の株価がおかしいのです。
昨日、安倍首相は海外からの投資を訴えたと言います。何でも海外企業からの投資を後押しする企業担当制を創設すると言います。3月に日本への投資促進策を発表すると言いますね。流動性の罠から抜け出せない日本の動きは、政策により大きく変わりますね。一気に、このギャップが埋まる可能性があります。つまり東京のオフィスビルの賃料も上がるのですね。アジアの戦略基地として、日本を選択するのは道理に合っています。アップルがタックスヘーブンのアイルランドやデンマークに電算センターの拠点を作る為に、多額の投資をすると言います。村論理の印象が強い日本ですが、変わる可能性はありますね。あのニュースはケネディクスにとって追い風になります。もともと供給は限られるのです。
何故、銘柄選別にあたり、カタルが「時代性」を重視するのか? それは逆風下で、川の流れに逆らって泳ぐことは、至難の技なのですね。カタルは歩合生活を通じて、年収が120万から1億の世界を味わっています。わかりますか?どんなに努力をして、時代の逆風下で利益を上げることは出来ないのです。だから時代が求める方向性にある銘柄の収益が、他の銘柄より、変化率がずっと高いのですね。銘柄選別にあたり、先ず重視するのは時代が求めているかどうか?それを見極める能力が必要なのです。新聞や雑誌、テレビにラジオに…ネットにスマフォ、あらゆる情報チャンネルを利用して、時代の流れを敏感に感じ取ることが最も大切なのです。出来れば、アップルやグーグルのように、時代を自らが切り拓く会社が望ましいのです。「スペースX」が、注目される所以です。
日本の宇宙開発は、三菱電機の衛星やNECですね。今年は富士通ではなくNECかな?とも考えています。そうして造船で失敗している三菱重工ですね。株価が他に比べ出遅れている様に感じます。重工はなかなかですね。好きです。MRJもあるし…。期待しています。今はあまり業績が良くないリクルートも、何れ値嵩株になると思っています。僕だって年金ファンドくらい、運用できると思っています。でも任されたら、ケネディクスを買い上げちゃうかな…。だっておかしいもの。東証が上場インフラ市場を創設すると言いますね。カタルが述べた「リートはPFIだ」と言う「コンセンション」の話ですよ。水道リートなど…、何れ、上場されるかもしれません。共同溝の創設は単独で難しければ、東電やガス会社、NTTなどと組んで、やれますからね。いくらでもやりようがあるんじゃないか…と考えています。此処に金融の力を結集すれば、日本の財政問題も、先が見える筈です。
オリックスは、ある意味で革新的な企業ですね。先日、読者からどうかと…メールを頂きましたが、この会社、カタルが1万円割れの時からの推奨でしたね。そうしたら…なんと、2000円を割れるのです。アじゃ…パーです。その時に、伝説の小手川君が大量に買ったのでしたね。彼は流石ですね。今の株価は1600円前後ですから、1万6000円の株価と言う事になるのでしょうか? 随分、株価は回復しましたが、関空などに東急と組んで応札する辺り、なかなか、見所がある会社です。現在はボックス圏にありますが、いずれ、このボックスを抜ける可能性があります。何しろ、東証が上場インフラ市場を創設するのです。ケネディクスと共に、注目しても良いですね。時代性とは…このようなニュースに反応する事を言うのですよ。あのニュースを聞いて、証券マンなら、直ぐにピンと反応しなくてはなりませんね。社会資本の整備は、効率化の段階に移行し、民間が担うようになるのです。宮島さんが、本当は力を注ぐべき分野なのですが…本間さんなどの優秀な人が居るわけだから、早く動いて欲しいものです。
まぁ、カタルは勝手に、こうやって思い込むわけで、だからソニーの軌道修正が、やはり見劣りがしますね。偽物に見えるのですね。折角のチャンスの機会を逸したように思います。機会損失ですね。株式相場もそうですよ。折角、ようやく時流が追い付いてきたのに…長く辛抱したために、僅かな利幅で儲けを確定させ、自分が利食いしてから、その株が良く騰がることがありますね。今の邦銀株はその場面ですね。こんなところで利食いをしているようじゃ…、とてもとても資産は残せませんね。
カタルなら買い増しのチャンスと、捉えます。その為にGDPデフレータの話をしたのです。春闘で賃上げになると、可処分所得が増えます。流動性の罠を抜け出す、切っ掛けと成るのでしょう。まだ分かりませんが、順調に資産価格は上昇する筈ですね。だってマネタリーベースは異次元に増えており、日銀が、株とリート(土地)を買っているのです。関連している企業は、全部、買いですね。日銀に逆らって勝てる人は居ませんよ。喩え、イングランド銀行を負かしたジョージ・ソロスでも…黒田さんが本気なら、やはり流動性に罠は、もう消えます。この関連銘柄が続々と動き始めていますね。
良い相場環境になって来ましたね。のんびり…と、やればいいのでしょう。それでは、また明日。