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かたる:ずいぶんと…日経新聞の記者も、いい加減だな…と思いますね。「内需株にも売り波及」との見出しが躍り、4月に入ると新安値が急増していると伝えていますが、カタルの記憶によれば…間違っていたらゴメンね。3月末までは昨年来の安値が基準になっており、4月になると、今年の安値が基準になる筈だと…これまで理解していました。それとも、基準が変わったのかな? 故に4月以降は、今年一年の安値を更新すれば…新安値になります。たとえ昨年の安値を下回ってなくとも…です。故に新営業年度になると、新高値や安値が多くなる傾向が昔からありました。これを知っていて記事を書いたとしたら、不安心理を煽る為の演出と言う見方もありますね。「買いたい弱気」を演じているのかも知れません。

このように…新聞記事には様々な解釈が存在します。何故、分かり切った記事が、この時期にあらためて載るのか?…とか、何か裏があるのではないかと…常に記事が掲載された裏の事情を、株屋は考えます。先日のトヨタ容認の記事もそうですね。本来、国を挙げて名目成長に動いている時に、我が国を代表する製造業は、円安政策の恩恵を受け利益を上げているのですから、ベースアップは満額で臨むのが筋でしょう。その為に政府は前倒しで…法人減税を実施したはずです。村論理の解釈は、なかなか難しいですね。上場企業は私的な企業ではなく公器の筈ですから、内部留保を必要以上に貯めこむのは、どうかしています。経営者の交代が求められるはずです。ファナックを大きく採り上げ…トヨタを批判するのが、メディアの本来の姿勢ではないでしょうか?

資金循環表

資金循環表

昨年末の日銀の資金循環統計によれば、民間企業の現預金残は246兆円もあるのです。個人の金融資産は1741兆円ですが、現預金残は902兆円もありますね。本来、金融機関が攻撃的な資金運用を心掛けるべきですが…海外勢の演出効果もあり、馬鹿な機関投資家はマイナス金利国債に運用をしています。おかしいですね。故に個人自身が、配当利回り投資などをするのが、通常の国民の金融知識レベルの筈です。金融教育の必要性が求められます。ただこのマイナス金利適用を受け…ようやくアクティブな運用も始まりつつあります。その動向が分かるのが、リート株の動きです。

上場リート(1343)指数の推移

上場リート(1343)指数の推移

上場指数のリート株(1343)のチャートです。ご覧いただいて分かるように…実際に量的緩和が実施された2013年4月に理想買いの一番天井(1948円)を付け、本来はQE2を受け、そのまま上昇を続けるのが政策効果ですが…流石に株価は正直ですね。折角の量的処置の還流資金が、当座預金に眠るのを観て…株価はこのQE2導入時の株価を昨年の夏に…下回っています。しかし今度は、マイナス金利適用を受け、再び上昇を開始しています。この上昇角度が異次元緩和期待(2012年秋からの上昇)に比べ非常に緩慢なのは…これから増える部分の資金に対し、マイナス金利を適用している為です。故に徐々に資金がマネーストックに流れます。その事を株価は示しています。

一部でマイナス金利幅拡大を指摘する馬鹿がいますが…その必要はなく、当座預金に提供されている付利金利分(0.1%)に対しても、マイナス金利適用範囲を広げれば…いいだけの話ですね。先ずは、半年後に半分にすると…宣言するだけでお金の動きが活発になる筈です。210兆円の半分は100兆円ですから、大変な金額です。先ずは1/4程度でも良いのかも知れません。この意味は…ケネディクスの株価上昇の事を述べています。すでに「ゆうちょ銀行」なども、不動産投資をしますからね。収益のあがるビルなど…市場には存在しないのです。奪い合いになります。新たに手配をするのは大変ですよ。

カタルの友達がリーマンから800億円の運用を任され…不動産投資をしましたが、銀行がガンガンと不良資産を売却している環境下でも、適正な利回り商品を買う事は出来なかったのです。分かりますかね?この意味が…。カタルはケネディクスの一株利益が100円を間違いなく超えると述べているのです。その時に、一気に過去最高株価4000円台に向け、大相場の芽があると述べているのです。残念ながら「いちごHD」の経営者は優秀ですが…、たかが4000億に満たないAUM残高では…利益の作りようがありません。AUM残高が1兆円を大きく超えるケネディクスは、日本では実質的に6番目の土地持ち企業です。此処に…前からの狙いである株価と現実に大きな「ギャップ」があります。株価と言うのは、未来の夢を買うものですね。この未来利益と現実のギャップが大きければ…大きいほど、大相場の芽があります。

きっと…誰かが、この「ギャップ」を見つけて株を買い集めます。既に始まっているかもしれません。最初は浮動株がゴロゴロ存在し、集めても、集めても…株価はなかなか上昇しません。何しろ、ケネディクスは6000万株以上の信用買い残がありました。最近、ようやく2076万株の水準まで来ました。いよいよ始まると考えております。本日は外したポジションを、少し戻しました。

日々と週間のRSI推移(日経平均採用企業の平均値)

日々と週間のRSI推移(日経平均採用企業の平均値)

 

他には、007やクラウドワークスも少し戻しました。どうも…カタルには、株はあまり下げそうに見えないのです。その根拠は指数推移なのですが…、そのグラフも掲示しておきましょうか…。少し面倒ですが…読者が判断する材料として提供しておきますね。このグラフを観ると分かりますが…、日々のRSIが昨日は日経平均採用企業の平均値が31.31になっています。過去、確かに…20台も多くあり、一番危ない時は20を割れていますが、一般的に、この30前後は、転換点になっています。

カタルは円高との組み合わせで、日本株を叩くのは…無理があると思っています。ましてや既にマイナス金利が適用され、日銀の狙い通り、資産投資が起り始めています。つまり実質重視から、名目重視に移行しています。ゆうちょ銀行は非常に大きく、ここが不動産投資をすると言う事は…収益物件の奪い合いが始まります。このような動きを株価がキャッチしない筈がありません。3月7日の金融庁の方針転換や3月22日の国土交通省の税制優遇など…どうして実態を無視して、株価が反対に動きをする筈がありませんね。明らかに間違っています。大きなギャップがありますから、株価は、何処かで2年間の休み…いや間もなく3年になりますね。このギャップを埋めに動きます。おそらく、このエネルギーは大きく…、相当な相場に発展するとカタルは考えています。

ただ何処が転換点か?分かりません。すでにカタルは同じことを言い続け、2年以上経過していますからね。でも本日は寄り付きで、中長期の口座は3000株、短期の目先口座でも5000株を買ってみました。銀行株も続いて上昇しますね。不動産と銀行株は一体なのです。いよいよアベノミクスの真価が、発揮される時期が近づいてきていると感じています。その理由は様々です。

本日のネット上のニュースを観ると…案の定、GPIFの運用不振などが載っており、参議院選と絡められて報道がされています。GPIFの運用成績を上がるためには…正しい政策が実行されないと、大きく改善しません。予算の前倒し執行などカタルには、どれも正解に見えますね。ただモノ足りないのは…事実ですが、マイナス金利適用により、ようやく重い腰のお金が動き始めています。

他の株など…見なくて構いません。ケネディクスだけ見ていれば…日本の未来が分かると言うものです。このレポートが、皆様の目に触れる後場寄り…更に引け値に3000株ずつ、事前に、宣言をしてカタルは買いに行きます。だってカタルは貧乏人なのです。既に寄り付きで5000株を買っており、いくら目先口座と言っても…そう大きく買うわけに行きません。カタルは、何時も有言実行です。読者と共に行動しようと考えており、本日は高くなっても、安くなっても、後場寄りに3000株、大引けに3000株、ケネディクスを買ってみますね。

ただ読者の皆さんは、自分の力量を把握して行動しなくてはなりません。カタルは先日全てのポジションを閉じたのです。本当はお金があれば、売りたくもなかった株が多くありました。でもカタルの力量では、閉じるしかなかったのです。でも110円を割りこの程度ですからね。為替の100円割れもあるかもしれませんが…、それよりマイナス金利適用や赤字法人への融資、不動産投資市場育成、更にゆうちょ銀行の不動産投資再開など…目白押しの現実が、株価を支える筈だと思っております。

読者各位は自分の力量の範囲に留め、無理をしない投資を望む次第です。当然、アベノミクスが失敗なら、ケネディクスは100円台もあり得ます。不動産価格の下落があるならね。でも現実の公示価格は…8年ぶりの上昇です。まぁ、それぞれが自分自身で考え…投資をすれば、良いだけの話です。それでは…また明日。



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