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さて今日の東京は、雨模様の曇り空です。東京マラソンは無事スタートしたのでしょうか?前に住んでいたマンションは、ベランダから佃大橋が見え、マラソンの模様を双眼鏡で覗いたことがありました。でも今の所はディズニーランドの花火が、毎日、見える程度で、取り立てて住みやすいという訳でもありませんが静かですね。前のマンションは高層の為か、川を通る船のエンジン音が気になっていました。かなり大きく聞こえるのです。音は上に反射するようです。だから高層マンションは、景色は良いですが…住まいとして、どうかな?
さて今朝、妻が、最近、貴方は寝言を言うようになった…と言うのです。なかなか思うように動かない相場のストレスでしょうか…。今日は「日本は人を殺していると…」喚いていたようです。きっと増え続けていた自殺者の事を言ったのでしょう。世界では、ロシアの自殺率は非常に高いのですが、日本も意外と高く、米国の2倍以上なのです。とくに90年代に入り増えていましたからね。しかし最近は低下し始めています。デフレ環境が長く続くと…多くの若者は未来への希望を失い、人間としての希望を見失いますからね。アメリカンドリームは、基本的に社会に必要なのです。だから格差が拡大しても受け入れるのですね。公平な機会が与えられ、努力をすれば、報われる…との一般認識が必要な訳です。教育は原点ですからね。
日本は、ある意味で良い国です。日本は村社会ゆえ、善人論が一般認識ですからね。だから「振り込め詐欺」などの被害が拡大しているのでしょう。でもこの村論理を悪用する悪玉も多く存在します。本人に自覚がないものも含めれば、かなりの数ですね。日本社会では、よく全会一致の採択が好まれます。今日は沖縄の与那国町で陸上自衛隊の沿岸監視部隊配備の是非を問う島民のよる住民投票があると言います。賛成派、反対派、それぞれの言い分はあるのでしょうが…意見が割れるのは当然の帰結ですね。成田闘争をみれば明らかですが、無駄な時間を日本は使います。原発問題もそうです。
カタルは早くから強制的な一括買い上げを主張していました。いくらでもないのですね。小さな街ですから…。カタルは東電株を、買った時期がありました。買い上げの試算までしていましたね。当時、東電には大きな責任はないと思っており、本来は、国のエネルギー政策の問題だと考えていたためです。自然災害との認識でした。しかし結果の推移は、最も悪いパターンを歩んでいます。最初から国の責任を認め、一括買い上げして移住を促し、そうして再び住めるようになったら、希望者は戻れるようにすれば良かったと、今でも思っています。それを馬鹿な選択をしたものです。その為に電力料金は跳ねあがり、産業政策にも影響を与えています。
ある意味で、塩漬け株のような選択ですね。カタルは名目値が実質値を上回る社会が望ましいと考えており、その時期を待ち望んでいました。ドル平均法は、企業が倒産しない限り、絶対に勝てる唯一の方法です。企業業績の底打ち、反転を確認すれば、再び買えば良いからですね。だからカタルの銘柄選択は、他人と違い、赤字の内に未来の成長を夢見て可能性があれば、買い始めますね。
当然、007のような失敗もあります。まさか任天堂に切られるとは思いもしなかったですからね。その為に再スタートを余儀なくされました。QBなどのソフト開発が2年以上も実用化されないとか…いろいろ困難な壁がありました。でも最近はようやく明るさが見えているようです。
J・TECも、ジャックの実用化の浸透が、此処まで時間が掛かるとは当初は考えもしませんでした。研修が義務付けられ認可されたわけです。その為に全国の整形外科医への技術伝承に時間が掛かる訳ですね。しかしようやく売り上げが見込める段階まで来たようです。故に何処かのファンドがカタルと同様に考え、株式を買い始めているのですね。その内、実際に利益が伸びるとドンドン買いが集まります。
小野薬品は未だに減収減益かな? 収益は悪化し続けていますが、新しいタイプの制癌剤への期待値は高く、理想買いを続けています。J・TECと同じなのですが…、むしろJ・TECは、既に薬(人工軟骨)が認可されており、小野薬より進展度は早い筈ですが…面白いものですね。夢の広がりは小野薬に軍配が上がりますが…、このような理想買いが起こる訳で、かなり市況は改善されている訳です。
期待インフレ率が高まると…夢を先取る動きが見られるようになります。人々が未来に希望を持ち始めるから、理想買いの時期が早まりますね。ほら異次元緩和を期待して、2012年11月から株は上がり始めましたね。まだ異次元緩和を実施してないのにも拘らず…です。実際の実施は2013年4月でしたね。しかし同時に株価は5月に目先の天井を打ちます。ハローウィン緩和でケネディクスやアイフルはストップ高し、再び期待値は高まりましたが、直ぐに日銀批判に押しつぶされました。実際はG20の決議に代表される金融規制の動きですね。オバマの清貧思想を反映している為に、なかなか金融に力が戻っていません。だから米国経済の指標は弱いものが見られ、嘗てのパターンと違いFRBの利上げ観測が先延びしつつあるのです。だから先日、紹介したようにバフェットの言うように2015年の利上げは難しいとの発言が出たのですね。しかしメディアは6月利上げ説を未だに述べていますね。ブラックロックは9月引上げと、早々に先延ばし観測しました。
カタルは急がない方が良いと思っています。「1937年の再来」をカタルの宿題としたのはその歴史を述べているのですね。あの時は、実際に金融引き締めを実施したので、経済は一気に冷え込み、戦争に突入したのですね。今でもISの台頭など…世界は揺れています。危うい火種はたくさんありますね。ウクライナも…ロシアの自制はなかなか難しそうです。全ては東西冷戦の揺り戻しなのでしょう。原油価格の下落はある意味でその事を示しています。カタルは金融デリバティブを否定したために起っている現象と考えています。CDSはある意味、非常に優れた手法ですね。その為に新興国が一気に市場経済に参入できたのです。しかし…オバマは否定していますね。あと2年ですね。
今日の原稿は一見すると…飛び飛び、筋が滅茶苦茶なようですが…、村論理の話を展開しています。長くなりますね。カタルが、ダヴィンチの金子さんを高く評価していた背景は、金子さんが、TOCが保有する五反田の不動産価値から見て、創業者一族によるMBOの価格が安過ぎるとして、敵対的なTOBを掛けたのですね。2007年の話です。失敗しましたが、株屋であったカタルは、彼の行動が市場原理の沿うものだと大きく評価しました。だから日本は彼を育てるべきだと思っていましたが、日本の官僚組織は、ホリエモンと同じく、異端児を村論理から嫌い、(当然ですが、このレポートは推測ですからね。その点を良く弁えてくださいね。)金融庁に圧力をかけ、銀行は貸出し債権の回収を迫り、倒産に追い込んだのでしょう。日本村の秩序を乱すとみたのでしょうね。きっと…。
しかし安倍政権になっての流れをみると…違いますね。スチュワードシップ・コードの浸透から、本日、報道されている社外取締役採用の圧力と…明らかにグローバル論理に傾いています。サードポイントが、ソニーからファナックへの投資で、ものを言う株主の登場で…市場は株高に反応しています。意見が割れて当然なのです。村秩序が維持されなくて当然なのですね。舞台裏を知るカタルのような人間が、個人で、勝手な観測記事を書き、実態が明らかになって行きます。故に公平さが保たれるようになるのです。自殺率が下がり始め、希望が生まれ始めると…期待インフレ率がドンドン上がり、外資がドンドン流入します。社会が活性化しますね。本当はケネディクスではなく、存続していればダヴィンチを手掛けたかったのですね。カタルの思いが、皆さんに分かるでしょうか?
冒頭に寝言の話ししましたが…26年は、やはり長かったのです。まだ分かりませんが、名目値が実質を上回り、上がる…と言う事は、期待インフレ率が生まれ始めている訳です。全て日銀の異次元緩和からハローウィンの流れを受け継いでいる訳です。あの時にストップ高したのは…? ケネディクスであり、アイフルですね。ハローウィン緩和での上昇は…あの現象は、未来の予兆なのだろうと、現在のカタルは考えています。よくカタルの原稿を読んで頂いている方は、理解が進むと思います。株で儲けるのは、どうやってチャンスを活かすか…なのですね。良く、チャンスと言う神様の後ろ髪を掴んだら、しっかり握って離すな…と言いますね。銀行株でも同じことですよ。多少、下げるのは、上がれば当たり前のことです。しかしこのチャンスを活かす人と、折角つかんだチャンスを棒に振る人もいます。最後は自分の器量なのですね。自分自身の器の問題なのでしょう。