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米国のCPIは、原油価格が上がっていますから、当然の帰結ですが…「FRBの利上げ」は見送り…との観測が多く、株価は「ソフトランディング」ではなく、「ノーランディング」との強気論まで…あります。この違いは、たぶん…景気減速はなく、株価はこのまま新高値を更新すると言うものでしょうが、カタルはソフトランディング派閥です。景気は大きくは落ち込みませんが、悪化の道に入ると思っています。ただAI革命の進行速度など…業務の効率化の行方も関連します。

今年一年を振り返ると…奇妙なのです。

基本的に、あまり…儲かりません。この理由は「株価が伸びない」のです。せいぜい…上がる株があっても…2割程度のものでしょう。カタルが観ている株価の印象です。でも投資の期間を長くすると、2倍以上の儲けになっているものが続出します。なかなか…貧乏人が「沸く相場」になりません。買いの主体が、機関投資家の「論理的な株」になっており、買うと言っても、高値をガンガン…追う訳ではないからでしょう。

悔しくて…拘っている「船株」の上昇が、その傾向を上手く物語っています。

「日本製鉄」(5401)でも構いません。やはりカタル向きではないのです。貧乏人はスケベ心を持って…相場に臨みますが、なかなか…正当な評価と言うか。この相場の「進展速度」が、性格に合いません。「ぜいたくな悩み」ですが…困った性格です。下げそうで下げない、上げそうで上げないチンタラ相場の印象です。でも投資期間を1か月から、3か月に延ばすなら、ある程度の成果は可能なのです。

先ほど、「野村証券」(8604)を買おうと、口座を開いたら…お金がなく5000株を買えないのです。4000株だから…面倒になって買うのをやめました。こんな株なら100万株単位で買わないと…と、つい証券マンの心になってしまいます。少なくとも5万株か10万株です。

逆に時間をかけて…「拾いたい株」もありますが、貧乏人はそのような「お金を寝かせる投資」が出来ません。本当は下値圏に位置する未来の有望株を100万単位で集める…「ノンビリ投資」をやってみたいものです。でもその為にはお金が必要です。

低迷を続けるC 君の週足推移

例えば…Cと言う此方の株です。このチャートは週足ですよ。如何に、経営者が不在か分かります。でも今の株価なら可能性がありますから、本日が我慢がきかず…155円で5000株だけ買いました。短期運用とは別口座です。何しろ…時間が掛かります。

今日は話題を変えて…「ジャニーズの話」を考えてみました。カタルは今の風潮は、「日本人らしい対応」だと思っています。故人になった人の話を、いつまでも…引きずるのは、どういうものでしょう。仮に、身内に犯罪者が居たら、その家族まで批判をしているような現象です。メディアも…生きているときに話題になっていたのですから、本人が生きているときに、制裁をすべきでしょう。それを後になって…ジャニーズのタレントは関係ないと思っています。CMの中止などありますが、この判断も難しいですね。

CMの起用などは「費用対効果」の話しでしょう。悪戯に…正義感を、この段階で振り撒くのはどうかな? サントリーの新浪剛史さんの会見はやり過ぎのような気がしています。自分がそう思うなら、静かに…CMの広告を打ち切れば良いのでしょう。途中で態度を変えたスポンサーも居ましたが…カタルのやり方ではありません。

世の中は、「判断が迷う」ことは、たくさんあります。でも死んだ人間に対し…生きているなら、「正々堂々」自己主張をすれば良いのですが。この段階になって…日本の風潮はおかしいと思います。「卑怯な手段」に見えるのです。犯罪者なら分かりますが、当事者ではなく…関係ない人の「連帯責任」です。この辺りが「日本的」です。だから…きっとカタルは反発するのでしょう。

「アドバンテスト」(6857) の日足推移

今日は指数株も強いのです。「アドバンテスト」(6857)も「ルネサス」(6723)も上がっています。アドバンは22375円(7/18)が高値です。そろそろ…3割に下落率ですからね。

やはり…どの製造装置も減速を始めていますから「レーザーテック」(6920)のPER41倍から34倍の評価でも割高に見えます。せいぜい…30倍以下のものでしょう。一方、後工程のアドバンは40倍から28倍です。最近の半導体業界の市況は「底打ち感」が出ています。

「ルネサス」(6723) の日足推移

一方、指数銘柄でカタルが採用したのは「繋がる車」の未来性を買って…「ルネサス」ですが、此方の高値は2899円(7/5)で、昨日の安値は2228円です。こちらも2割を超える下げです。通常は25日線が75日線を下回る辺り(デットクロス=D.C.)で…目先は底入れをして、反発するのが筋ですが…既に2週間になります。

「三菱UFJ」(8306)の日足推移

「三菱UFJ」(8306)の場合は、このデットクロスの前に、株価は上昇をしていました。急落後、直ぐに買いが入っています。「日本製鉄」(5401)のケースは、D.C.後も下落を続け、少し遅れました。約1か月ほどですかね。仮に、カタルの予想している「循環買い」物色説が正しいなら、今の株価辺りが…「買い場」になる可能性があります。

「日本製鉄」(5401)の日足推移

つまり…三菱UFJも日本製鉄も同じですが…25日線と75日線のデットクロスを観てから、安値はそれぞれ違いますが、本格的な再騰は次の「ゴールデンクロス」(G.C.)、つまり25日線が75日線を、下から上に抜く…段階が、本格的な株価の上昇期になるのでしょう。たぶん、このルネサスエレクは割安株ではありませんが、その可能性が高い株だと考えています。

カタルは基本的に「名目成長」時代に突入したので、仮に高値を買って、「捕まっても」…また下値を買えるように準備をして、投資をすれば良いと思っています。所詮は、上手に立ち回ることなどは神様でない限り無理です。

この投資手法は、しばらくの間なら…活用できる手段でしょう。

今は「野村証券」などを取り上げていますが、どこを買っても良いのですよ。高値を買って「捕まる覚悟なら」…。投資と言うのは上手に立ち回ろうとしますが、所詮、そんな事は分かりません。下がったら、またその同じ株を「買い続ける」勇気が必要です。そのうち、時代の流れで、また株価は騰がるようになります。目先の1円や2円の鞘をゴタゴタ謂わず、ノンビリ構えましょう。

今、神主さんが、また電話をよこし…株の話を聞いてきます。先日、野村証券を買うと言って電話を切ったのに…買ってなかったようです。人間なんか…こんなものです。ジェイドGが新高値を超える話と野村証券の話を繰り返しました。

同じことを、何度も何度も聞くなんて…カタルのレポートを読んでいる人は、カタルの考え方が「一貫している」ことが分かるでしょう。多少、相場観の修正はあります。しかし…あまり変わりません。基本は、実質成長時代から「名目成長」時代にようやく変化をするのです。

2012年秋から冬に掛けて…「安倍政権の誕生」が決まり、株価は日本銀行の「量的緩和」に先行して上がり…2013年5月には、その期待感が剥がれます。

2012年から2013年の野村証券(8604)の日足推移

その時分の野村証券の株価で、その動向を伝えましょう。11月15日の段階で、野村証券株は200円台でした。11月15日の寄り値が287円でその日は301円の終値です。そうして3月の配当を落としてから爆上がりを見せて…一気に980円を付けるのが5月22日でした。約3倍です。

株と言うのは、こんなものなのです。特に証券株は「変動率」が高いのです。故に…カタル向きの株です。お船と一緒ですが、何故か、今回のお船はチンタラです。自分が過去の検証もせずに…どうして「金儲け」が、簡単に出来ると思うのでしょう。何故、カタルが野村証券「一本だけ」でも充分だと述べて…2021年にアルケゴスでやられても、またチャレンジをしているか?

今回こそ、本物の「名目成長」時代に入るのでしょう。980円なんて…一里塚のようなものです。日立並みの経営者に恵まれるなら…過去最高株価は5990円です。夢は大きく…ノンビリと育めば良いのでしょう。

でも、まだ「短期運用」では野村証券を買ってないカタルです。やはり…未練があるのです。一番、よく見えるのが「ジェイドG」だからです。まぁ今回も一旦は、外しましたが…2度目の失敗です。前回は1602円を叩きましたが、今回、叩いたのは1680円だったかな? 何しろ…記憶力が、いい加減な人間ですからね。

チャラン…ポロン…馬鹿カタルですから、良識のある皆さんは自分の相場観を、大切に「無理をしない投資」を心掛けましょう。

それにしても野村証券は、あの時から既に100円ですから、一番でしたね。まぁそれぞれの読者が、自分の「お気に入り」をやれば良いのでしょう。そんな事で本日の目玉は「循環買い」物色の話しから…チャート論の25日と75日線のデットクロスと目先の調整が終わり、そうして次のゴールデンクロスから証券マンは売買の対象になります。

安値を上手く「買う事」が、正しい投資ではありません。基本的に、どの株も名目成長の確立なら「循環買い」物色が当たり前…の世の中になります。先着一名様から、先ずは100名ですが、1000名、1万人となります。

岸田総理の会見ではありませんが、頑張れば、明日は今日より、もっと良くなる…「希望溢れる」社会になります。その事を、ずっと言い続けているカタルレポートです。ジャニーズの話は過去の話です。過去をとやかく言わず…未来の希望のある話題に向かいましょう。

皆さんと共に、カタルも、何れ…あちら側でしょう。ノンビリ構えましょうね。また明日。



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