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本日も「先物」誘導のようです。日経新聞にも報じられています。このような相場で思い出すのは、1987年から1989年の最高値に向けた相場です。最後の1年間は、先物誘導による「値嵩株」の日経平均株価「指数銘柄」だけが上昇を続けました。でも多くの大型株は1987年が高値だったのです。当時、映画の「東宝」(9602)の株が上がり続けていたことを想い出します。

「東宝」(9602) の日足推移

この株のチャートは「見本」のような値動きです。ここでは日足を取り上げましたが、週足でも同様の印象が得られます。株と言うのは…面白いですね。必ず、上昇相場に入る前に「しゃがむ」値動きをするケースが多いのです。今年1月の時に、今の相場展開を予想した人がいたでしょうか?

新聞に載っているように「新興株」などの小型株は、かなり値動きが遅れています。なかには「年初来の安値圏」の銘柄も多くあります。

先日、一発狙いで失敗した「KPPG」(9274)は、その後、下値で買った株8000株を利食いで…完了しました。残りは655円で買った5000株だけです。まぁ、基本的に買い場でしょう。 

「KPPG」(9274) の四季報業績の推移

例えば…当初の一株利益の予想が58円だったのですが…最終的には、その数字が219円になっています。まぁ昨年は「円安効果」もあり、海外利益は思った以上に大きく膨らみました。基本的に…春号の四季報が、夏号から秋号、新春と変わるに従って…このような形で修正されて行くのが「一般的な日本人」の経営者の姿です。

それぞれ…会社独自の経営者の癖があるので、自分なりに調べて…「事前対策」をしなくてはなりません。しかし…「東邦チタン」(5727)の山尾さんの今期予測は、少し投資家を「馬鹿にしている」ように思います。だから「訴訟もの」だと…述べました。

KPPGをカタルが買ったのは、決算発表前に、昼から買う「動き」があったからです。てっきり内部情報筋の買いかな?…と思っていました。でも違ったようです。決算明けの16日も「10万株単位」で玉を拾っていました。だから…あの日の寄り値の633円以下で、株を買うなら、たぶん…儲かるのでしょう。

「KPPG」(9274) の日足推移

何故、冒頭に「東宝」のチャートを掲げたか? よくある事例だからです。その後、駄目押しを入れた後で、相場が本格化し出す事例です。このKPPGも、東宝の1月のような可能性を秘めています。この時期の決算発表の今期予測はアテにならないのです。だから自分の頭で物事を考えましょう…と口が「酸っぱくなるほど」述べています。

「リクルート」(6098) の日足推移

また「リクルート」(6098)の株価が上がっています。既に500円以上も株価が上がっていますから、こっちの選択が目先は正解でした。二度目の200日線割れのジンクスと言うか…このセオリーは、やはり使えます。でも、なかなか…ヒットしませんね。候補銘柄に挙がっていますが…力を入れて買っていません。いつも「カスリ」ばかりなり…と言ってる「悔しさ」が分かるでしょう。「レーサム」(8890)もそうです。

大概、カタルが選択した株は、時間を置けば、株価は「上がるように」なっています。基本的にタイミング、つまり時間軸の選択が、カタルの「残された壁」と述べている現実が分かると思います。たくさんの銘柄を紹介していますが、基本的に、みんな可能性があるからレポートで採り上げています。つまり…あとは選択と時間です。

まぁ当たり前のことですが…。

でも上場株4000銘柄程度のうち、実際の売買は半数の2000程度…その中でも、カタルが観ている株は、せいぜい…20銘柄程度です。 約1%にまで絞って…レポートで掲げていますから、かなり有意義なレポートだろうと考えています。

この「カタルの失敗」でも分かることは、全体相場の読み、相場の潮流の選択が難しいという事です。やはり…潮流に逆らっても、成果は得られません。自分が、どの流れに「身を委ねて」…居るか? この認識が必要です。

最近は「エーザイ」(4523)や「大阪チタン」(5726)より、「ロコンド」(3558)に力を入れ始めているようです。やはり、よく…見えるのです。

だって「ソフトバンク」(9984)は大赤字のタイミングで、あれほど…市場を席巻した「BASE」(4477)は、未だに200日線の回復は「時間調整」だったのです。リバウンドらしい、反発がないのです。その程度の株を、良く取り上げたものです。しかも高値圏で公募増資ですから、「幹事証券の責任」が問われるでしょう。第三者割り当てとは、中身が違います。まるで「犯罪に手を貸している」と言われても、反論が出来ないと思います。

まぁカタルも、よく間違えますから…他人批判は出来ません。このロコンドも2000円台のあの時は、「止まるだろう」と思っていたのです。しかし…結果は、ヒカル効果は一時的なフロックでした。よく田中君は頑張ったものです。

今では、新興株の中で「雄の存在」と言っても、過言ではないでしょう。

メルカリの株価が2000円割れから3000円程度まで黒字計上と拡大で、株価は戻っていますが、一株利益の今期予想は51円~56円です。この時期に、ロコンドは一株利益「121円予想」を掲げるなんて…やはり魅力的に見えます。もっと在庫を増やさないとなりません。今は、既に2万株程度かな? 自分でも理解していません。トホホ…いい加減な人間なのです。持ち株も把握していません。

米国でも最初は「NYダウ」が先駆しましたが、最近は「ナスダック指数」の方が強く見えます。この理由は…インフレから金利高の「逆金融相場」が終わり、たぶん6月は利上げの停止でしょう。そうして年内の利下げは無理でも、来年早々は、「利下げ」です。つまり「逆業績相場」の相場になります。


米国「M2」残高と変化率推移

パウエルは、このインフレの芽を軽視して、コロナ禍の落ち込みを警戒していました。しかし実際の「M2の推移」を観ると、彼は、本当に米国のFRB議長の器なのでしょうか? 甚だ…疑問です。まぁ人類史上で「コロナ」は、異常な現象でしたが、それでも現政権のバイデンも含めて「お粗末」です。まるでドルと言う「基軸通貨の崩壊」が決まっているストリーに見えます。

ロコンド(3558)の板状況

いやはや…先ほど1570円で500株を買った後、1547円を観て…その後1565円の下値に買いを入れましたが、そのロコンドは買えませんから…今、1580円まで指値を上げてみます。ハイ、500株のお買い上げです。パラパラ…買ってきました。この程度で…「下値が固まるか」どうか…果たして、どうでしょう。この業績なら…評価されるはずですが、今の市場は、「市場に人がおらず」…分かりませんからね。

カタルが「良い」と思って買っても、なかなか…株は上がりません。そればかりか…KPPGは、PERが3倍割れですよ。異常な評価です。だから「最高裁の判決」に噛みついたのです。ワンワン…。

エーザイや大阪チタンが上がると述べても、なかなか…相場にならず、一度、折角…3905円まで、3割の製品価格の値上げ報道で株価が上がった大阪チタンは、またその下値を割れるのです。本当に「摩訶不思議の世界」です。凡人のカタルには、なかなか理解できません。

このような現象は…「低PERの謎」の船株から「狂った市場」に見えます。ようやく金利裁定により…「日本製鉄」(5401)の株価修正が起こり、ようやく純資産割れの「三菱UFJ」(8306)の株価も900円台に復帰、しかし純資産は1376円なのです。日本村の「劣化」現象です。

日経平均株価 の月足推移

ここまで「清貧思想」にする必要が、何処にあったのでしょう。ようやく日経平均株価は3万円台に乗りましたが、1989年は38915円なのです。いくらバブルでも…実に34年です。リーマンショックの米国と比較すると、その「異常さ」が分かります。

もう狂った奴らに世の中の運営は任せられません。経団連を始め…だから「維新の躍進」を望みます。岸田君はなかなか運が強い人間です。安倍さん築いた道の恩恵を受けています。「安全保障」問題が台頭し、米中対立の中で「漁夫の利」のイメージです。マイクロンの新工場は5000億円と言いますが、うち40%もの2000億円は政府の援助とか…。

でも国内投資で、お金がグルグル…国内に回ります。「貨幣乗数」効果が高まり、レバレッジが効くようになりますから、日経平均株価は10万円です。

皆さんも、カタルがレポートを続けているうちに…「市場の整合性」などの因果関係と言うか…「勘所」を確り…掴んでください。カタルはいつも事前告知で「率先垂範」です。この理由は本物を目指しています。

偽物のような原稿は、いくらでも書けますが…それでは日経新聞の記者レベルです。彼らに、自分達が「日本を導いている」と言う「自負を持った」人間が、何人いるのでしょう。スクープ? 馬鹿じゃないかと思います。嘘を書いて…時間を争うなど。本物を評価する「まっとうな勝負」をすべきでしょう。38915円の奪回は、いつになるのでしょう。

「野村証券」株(8604)のPBR1倍以上の株価、1046円は、いつになったら…達成されるのでしょう。永井に、奥田と言う、「悲しいレベルの人間」が、経営者に君臨する現実は、どうなのでしょう。「セブン&アイHD」(3382)の実績でも、「信認」を得られないのです。それが世界基準なのでしょう。

はやく…早く、カタルの寿命が消えてしまいます。もっと早く動いてほしいですね。また…明日。



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