米国株は「解り辛い」ですね。　何故、株価が大幅高したのでしょう。GDPは市場の予想（1.9％～2％）より悪かったのです。在庫投資は、未来の消費需要が落ち込むから減るし、住宅投資は金利が高く減速します。だから問題にされる「商業用不動産」は、依然、悪化をしているのでしょう。景気の減速は明らかですが…FRBの利上げ確率は0.25%の引き上げが有力だと言います。

ただ最終消費は強く…賃金の上昇は続いている結果でしょう。その消費はこんな感じです。銀行が、倒産する程の急激な利上げなのに…消費は、依然、好調なのです。つまり懸念をしている「リセッション」（景気後退）は杞憂なのかどうか…。

やはり…カタルの好きな株「J君」の動きはおかしいですね。仕掛け筋の介入かも知れません。親会社の支援が、継続する読みでしょうか？　次の会員レポートは連休明けですからどうでしょう。間に合うか…どうか。

本日は、前から述べて来た「エーザイ」（4523）を、たった100株ですが…利食いをしました。担保率が怪しかったからです。基本的に、貧乏は嫌いです。いつもこのパターンです。先日の高値を抜きました。チャートは次第に、右肩上がりの「下値切り上げ」型になっています。 時間を問わねば、「儲かる株」は、たくさんあります。

例えば…大型株の「リクルート」（6098）などを「下値圏」で、株を買って、何度も売り買いを「繰り返す」ことが出来ます。まだ力強い上昇波動には、時間が必要ですが…下値なら安心でしょう。この理由は常識で考えると分かります。日本は少子化で国内回帰が始まっていますから、人材が足りません。

なにも観光などの「インバウンド需要」だけでなく…全ての産業において人手が足りませんから、この就職に絡むビジネスは大きく伸びます。このような…外部環境があり、しかも株価位置は下値圏です。既存の四季報などの業績数字は、時間の問題で…上方修正されます。しかも「自社株買い」をしていますからね。なかなか…の会社ですよ。自分の頭で考えましょう。

皆さんは、株式投資は目先の「板上のアヤ」を取るものだ…と勘違いをしていませんか？　基本は、良い経営者なら、必ず、株価は上昇します。「ロコンド」（3558）の田中君は、良い経営者ですよ。カタルはコロナ前ですから、かれこれ…2年から3年ほど観察しています。苦しい時も、頑張って…今の会社に育てあげました。

マッキンゼーから出身の経営者は、「DENA」（2432）の南場さんなど…何れも、元が経営コンサルタント業ですから、「見どころ」を心得ているのでしょう。きっと…彼は優秀なのでしょう。楽天の三木谷さんと同じ、一ツ橋です。苦労を知っているだけに大丈夫でしょう。そう考えたのは、前回の1億円の自社株買いです。そうして社員にも還元をし、ビジネスモデルも面白いのです。この「プラットホーム事業」に、今回は注目しています。

昔は、良く決算会見など聞いていましたが、今は持ち株も減っており、日々の株価をチェックするだけでした。故に「見落とした」のでしょう。この伸び率は2年前から倍増です。2年で2倍、しかも粗利も大きく、やはり株価はPER20倍～30倍の評価が妥当なのでしょう。本日は少し高いようですが、目先の「売り物」は切れている筈です。

今度、株価が上がる過程では、寄り付きで買った人は「ヤレヤレ気分」ですから…僅かな利幅で利食いを急ぎ、買う方は、目先ばかりではありません。確りした「業績の背景」とその確信がありますから、株価は上昇を続けるでしょう。

この後、決算を発表するたびに、今期予想の売り上げの「確信度」が強まれば…株価は上がり続けるでしょう。リーボックの後のM&Aも注目されます。

靴のECなど…と言う嫌悪感もあるでしょうが、逆説的には、他の分野が伸びる可能性を秘めていること言うことです。やはり信用で買ったものは、売らずに「現引き」することも「一方」でしょう。それに目先、50万ほど信用が増えても、そんなに多いのではありません。カタルが手掛けた後…この株のピーク時の信用買い残は230万株ほどなのです。今は130万株だから、まだ100万株も少ないのです。統計数字と言うのは、長い期間程、正確性を増します。

外人投資家の「日本株買い」が話題になっていますが、東証の株価改革論もそうですが…「骨太政策」に女性役員の3割目標など…日本人と言うのは、上場企業でも自主性のある人は少ないのですね。全て…「親方」任せに見えます。もうそんな時代ではないのに…上場企業と言えば…一流域の学歴でしょうが、本物が居ないから、箸の上げ下げの指導を待っている輩ばかりに見えます。

やはり日経新聞などの「編集のやり方」を変えねばならないのでしょう。最近のNHKの番組は、良いものが多くなってきました。特に「歴史」を振り返るものは、カタルのお気に入りです。

どちらにしても…日本は確実に「名目時代」投資が加速します。この意味を早く理解して、行動に移した人が、未来において、他人より少し「豊かな生活」を送ることが出来ます。教育は大切です。金融教育をしてないから、馬鹿が上にたくさんいるのでしょう。

サラリーマンの悲劇です。上司が馬鹿だと大変です。嘘の強要を求める上司が居ます。派閥争いなど…馬鹿らしい権力闘争もあります。もっと真剣に頑張ればいいのに…。

「レーザーテック」（6920）など、ようやく「値崩れ」の段階になって来ました。お持ちの方は「早めの処分」です。まだまだ…先は長いですよ。通常は2年ほど掛かるのでしょう。年内に在庫整理を含め、需給が改善すると言う話もありますが…ロコンドを観ても分かりますが、通常は2年以上かかるものです。

同様に「アイスペース」（9348）は株価が入っています。しかしカタルが買おうと考えて止めた株価1000円割れにはなっていません。カタルは1000円割れでも、株を買わなかったのです。一度は、考えたのですが…やはり、「内容のない」需給の売り買いを止めたのです。基本は此処です。やはりバックボーンに流れる企業業績を観て…更に株価位置を観て判断をしないとなりません。

「大阪チタン」（5726）は昨日は「反発らしい」動きになりました。でも…まだ分からないのです。「エーザイ」を観ると分かりますよ。同じことです。カタルはエーザイを買っては、直ぐに利食いしています。最初の方向転換は、かなり「エネルギー」が必要なのです。

カタルが「仕掛け筋」だとすれば…あの3割値上げの報道の後は200日線より、上で株価位置（aの所）で止めます。手を入れます。しかし…現実は違いました。たぶん、この理由は「ｂ」のラインで、確り…玉の配分をしておらず、事前準備が足りなかったのです。だから…あの時に「やり過ぎ」だと述べました。

やはり「相場心」を、あまり知らないようです。結果を急ぎ過ぎるのでしょう。常にコントロールできる「ユトリ」が必要です。カタルはロコンドを買い方針ですが…高い時は必ず、僅かな利幅でも「利食い」を入れて、ポジションを調整しています。

本日は売った「BASE」（4477）の在庫がゼロになったので…この285円で15000株を補填しました。常に在庫を持ってないと相場を観察しませんからね。人間なんて…勝手な動物です。今、ロコンドの1800円指値が500株買えました。先ほど1805円で売りましたからね。基本的に…滞在時間に合わせて、「玉を回転」させないと…需給バランスが改善しません。仕掛け筋は、このような作業をして…他人に玉を分けないとなりません。

カタルが、「あちら側」に行けるためには、自分がもっと大きなお金を動かせないと駄目です。「ナ・デックス」（7435）クラスでは、話になりません。せめて…ロコンドなら、そんなにお金は必要ないでしょう。黒子として作業すれば…きっと、良い相場になるでしょう。

この1810円絡みを一度、買って…分散すれば良いのです。大阪チタンの相場の時、野村は、確りした「作業」をしてないのでしょう。だから良い素材なのに…相場が此処で…もたつきます。

お船の相場もそうだし…やるなら2年前に、やるべきです。本当に…相場を知らない馬鹿ばかりが、市場に残っています。良い銘柄を、その銘柄の「旬の季節」に「手掛けない」と駄目です。季節感のない相場なんか…誰が、興奮をしますか？　花の命は短いのです。

こんなところで…本日は良いですか？　カタルだって「試行錯誤」ですが…いずれ、あちら側です。なかなか…時間のズレが修正できません。折角、チャンスだった「ロコンド」さえ…ものに出来ないようでは、まだまだ先は長そうです。そんな訳で、本日はこの辺で…また明日。東京は良い天気ですね。散歩日和です。それでは…1800円が買えましたから、今度は1795円で500株を用いてみます。ハイ、また買えました。嬉しいな。