アーカイブ:2016年12月

12/21

カタル:いよいよ…「師走」と言う感覚ですね。年初は6営業日連続安でスタートし、今年はどうなるか…と思ったものですが、何とか…プラス圏に収められ、損出しクロスをしている為に、僅かですが評価益を抱えての年越しになりそうです。「株を枕に年越し」か…。データによると…米国株の1月相場は、ここ3年間、あまり良くなかったようです。

2015/12/31 17425から2016/1/29 16466で959ドル安でした。2014/12/31 17823 が2015/1/30は17164で659ドル安、2014/12/31は16576が2014/1/31は15698となっており、878ドル下がっています。その前は…上がったのですよ。基本的に、米国は1月に銘柄の組み替えを行うと言われています。

やはり…「金融規制」の影響だろうと思っています。こんな仮説は、誰も述べてないので…カタル独自のもののようですが、何故、みんな言わないのでしょう。不思議ですね。そもそも金融機能と、経済は一体なのですね。それを関連付けない方が…可笑しいのです。どんな企業でも、資金さえあれば…良くなるのです。逆に資金不足の企業は、どんなに良いアイディアや事業展開をしていても…行動の制約を受け拡大する事ができません。だから資金が入るかどうか…と言うのは、非常に重要なのです。皆さんもそうでしょう。お金が入れば、心が豊かになります。だから貧乏人の政治家は…心が歪んでいます。

故に、デフレではなく、インフレが良いのです。物価が安くなるから暮らしが良くなる? 冗談ではありません。最後は、治安が悪化するのです。食えないからテロに走る訳です。カタルはどうにか…精神状態を保っていますが、通常、40億円も飛ばせば…狂いますよ。事実、証券マンで「鬱」状態になる人は多いのです。まぁ、一般的に証券マンは、躁うつ病ですね。株が上がればワイワイ…となりますし、株が下がると、この世の終わりだと…悲観一色に染まります。

さてイタリアのモンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナの増資は、どうなりますか…。米国の場合、下位の金融機関は駄目でした。ゴールドマンとJPモルガン、ウェルズ・ファーゴは大丈夫でしたが、他は駄目ですね。シティーバンクやバンカメはひどいものです。

誰もブラック企業なんか…望んでいませんね。日本の場合は、付き合い残業など…村論理の調和を求められ、どうしても…報酬の無いサービス残業が、一般的です。この失われた時代下で、日本人の資質は、どんどん悪化しました。でも出来る人は…違うのですよ。孫氏のように、シャープの佐々木さんの温情で獲得した1億円が、兆円単位に膨らんだわけです。あの時代が、ギリギリのタイミングだったのでしょう。いくら支店長でも1億の少額でも、無担保で融資を実行できなかったでしょう。

でも今は、違いますね。ようやく「事業性評価融資」と言うノルマに変化しました。180度違う金融政策の変更は、必ず、効いてきます。来年の3月で、方針転換から1年間が経過します。失業率の3%割れと相まって…日本は「名目時代」の幕開けになります。その走りが、相場に必ず現れる筈です。故に「1300兆円の逆襲相場」を筆頭に、過剰流動性相場まで…カタルは視野に入れています。上がる株なんか…もう事前に決まっているのです。問題は…順番なのです。

アララ…来年と思っていたアドバンテストは、大幅高してきましたね。野村さんがファンドに入れている為ですね。カタルは事前に述べています。このレポートに登場している銘柄は、このように必ず上がっています。ただ高値になっても推奨する事も多く…クラウドワークスのように…「行ってこい」気味になっている銘柄もありますが…。基本的にカタルの推奨銘柄は上がっている筈です。

例えば、シャープにしましょうか…。300円以下の株に見えませんからね。カタルは長く注目銘柄に掲げており、ホンハイの増資をみて…追加投資を実行しましたね。100円割れは流石に、増資が実行されるか、どうか分かりませんから買っていませんが、増資が確定した113円だったかな? あの日、5000株を、買い増ししましたね。その前は180円台も買っていたと思います。下値圏の高値水準ですね。

流石に、これだけ上がったので…しばらく休むだろうと思っていますが、来年には500円近くに上がっていると思っています。2013年の高値水準が、ターゲットプライスになるでしょう。 633円かな? まともな経営者になれば…復活しますね。でも総発行株式総数が増えているから、4桁は難しいのでしょう。でもスマフォのロボホン化で、先導する事が出来れば…話は変わります。でも流石の法螺吹きカタルでも、そこまでは見込めません。アップル越えの話は、夢ですからね。

シャープの日足推移

シャープの日足推移

さて、このシャープのチャート…、何かに似ていませんか? 現在取り組んでいるアークですね。もともと、カタルは過剰流動性相場も視野に入れています。その最有力候補の銘柄の一つです。日本の製造業の要です。金型は3D化も進んでいますが、自動車部品など…精密加工を求められる分野の金型は、精度が重要なのです。TPPが実現すれば…存在感が、より一層、増しましたが…駄目ですからね。

このチャートは、今、大きく上がらなくても…下値を切り上げる形なら、何処かで株価が飛びますね。シャープも130円台の揉み合いは長く、その後180円台もそうでした。今か、今かと…待っていました。そうして200円台に…とうとう跳ねましたね。同じことです。此方は貸借銘柄なので…楽しみが、より一層、増します。シャープは色々制約もあり、空売りも入りませんからね。一般的ではなかったのです。

カタル君、昨日は、約束を守るために…上がる銘柄のオリコを損切りして、枠を空けて…アークを大引けで約束通り5000株、買いました。127円か128円か…と思っていたら、大引けは目先筋の売りで押され126円の買い値でした。

9日の2620万株のVWAP(出来高加重平均取引価格)は128.46円、そうして13日の1299万株のVWAPは129.08円です。ついでに3141万株の7日は116.38円ですからね。下値をゆっくり…と、切り上げれば良いのです。今は運動会の「綱引き」ですからね。金余り相場の主役に躍り出て…未来の相場を暗示する相場になるかどうか…。やはり試金石の一つなのです。

基本的にカタルは、予兆を大切にします。カタルが経験したバブル相場は…単に株価が安いと言うだけで、どんな赤字のような駄目株でも…株が、ドンドン上がったのです。過剰流動性相場とは…お金があるから、なんでも上がるのです。でもアークの金型技術は、世界一ですからね。だから株価が、以前、1万円台の評価を受けたのです。

それなのに…グローバル展開の空洞化の影響をもろに受け…沈んできたのです。でも今度はトランプ政権の誕生により、一気に世界中で名目時代に変化しますからね。楽しみです。カタルは銀行が査定した435円の価値を信じています。伊達に…優先株の転換価格が設定される訳ではないのです。必ず、論理的な背景が存在するのです。それをアホどもが…資産の切り売りをして、健全化などと…デフレ論理を振り回したのです。この考え方は、必ず、咎を受けると思っています。シャープと…発想は、似ていますね。両社とも馬鹿経営者でした。

来年、どの時点で…三菱UFJは4ケタに乗るのでしょう。1月末は、流石に難しいと思っていますが…トランプ政権による金融規制の緩和が実現するなら、世界中で…一気に名目時代が加速します。だからイタリアのような清貧思想もなくなりますね。今のイタリアはまるで2003年の日本を観ているようです。あの時も…酷かったですからね。

不良債権と言うものは、経済のパイを拡大させれば…簡単に消えるのです。デフレではなくインフレにすれば…あっという間に消えますね。日本は既に…日銀が国債を大量に買い入れており、「財政ファイナンス」状態なのです。このキーワードを…忘れては駄目なのです。此処で失敗すれば…、何れ、過去のジンバブエや現在のベネズエラと「五十歩百歩」の状態なのです。1300兆円の逆襲は、すでに確立された道理なのです。それでは…また明日。



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