アーカイブ:2016年12月

12/26

かたる:日経新聞の一面に「正社員の副業 後押し」の見出しが躍り、「クラウドワークス」の有望性を、改めて思った次第です。そうしたら…珍しく成り行きの買い物が1万株以上入っており高寄りしました。カタルも買い増し方針を貫いている為、損切りのクロスも終わったので、新たに1000株だけ810円で買った次第です。時代性を加味する株は、必ずスター株に躍り出ると考えています。株価が1000円以下の会社でないことは、これまで…何度も、申し上げている所です。

本日は、最後の損切りを、他の銘柄で実施しており、手持ちは利益のものだけを残し、越年する予定です。この時期は、どうしても「来年の展望」が視野に入ります。昨年なんか…確か、パイオニアに…拘っていたように感じています。でも戻り高値を更新する事は出来ずに諦めましたね。テクノスジャパンなども、昨年の…この時期に手掛けていました。こんな風に、過去の売買を検証する事は、過去にしたことが在ったのか…どうか。失敗は誰でもありますが、どうしたら、同じ間違いを、二度と犯さないで済むかどうか…。

カタルの基本構想は、トランプ政権の誕生により、金融規制が緩和され、日本は「流動性の罠」と言う泥沼から抜け出せる…と言うものです。ここが来年の最大の見所でしょう。何しろ、お金はジャブジャブにあるのです。必要なのは、カタルのようなバブル馬鹿が、自信を得ることですね。成功体験をする人が増えれば…日本にも、活気が戻るでしょう。オリンピックなど観ていると…費用負担の押し付け合いです。みんな、お金を使うと損をすると言う発想が、定着しているようです。清貧思想など、糞食らえ!

でも名目時代は違いますね。お金を使うと…そのお金が呼び水になり、更に活気が湧いて税収も上がります。所詮、倹約だけでは限度があり、未来はありません。少子高齢化だからこそ、設備投資が必要で、効率化せねばなりません。利益率の低い事業を切り捨て、利益率の高い事業に、投資を集中するのです。これがROEの基本的な考え方です。売り上げ至上主義の馬鹿論理を捨て、実を取る戦略をすべきでしょう。どうせ…人手が足りなくなります。ロボットの導入を加速させ、AIなどの新技術の利用促進が、飛躍的な効率に繋がるのでしょう。だからジャンジャンお金を使った投資を、加速した企業の勝ちだと思っています。

新しいスマートコミュニティーのIoT時代は、そういう時代ですね。いい加減に…目覚めなくてはなりません。カタルは、市場の先見性を信じ、様々なチャレンジを、失敗しても失敗しても、命が続く限り、挑戦して…一段上の高みを目指す「名目男」になろうと思っています。誰が、縮小均等などと…馬鹿論理を植え付けたのでしょう。

電力の自由化が始まると…各社が一斉に動きましたね。馬鹿じゃないかと思います。また赤字の素を作るような行動をしています。本日の日経新聞には、東電がガス事業に参入すると言います。他にやることが一杯あるのに…貴重な経営資源を、利益率の低い事業に投資するのは頂けません。何故、横並びの精神構造なのでしょう。カタルにはサッパリポン。ROE経営の意味を、全く理解してないようです。

さて今週は…「掉尾の一振」を、期待できるのでしょうか? 昔、松本亨(とおる)と言う日刊投資新聞の社長に講演を頼んだことがありました。カタルは、まだ若年社員だったので詳しく知りませんが、講演料は取らずに日建投資新聞の購読を大きく増やしたように記憶しています。その為に各支店には日刊投資新聞が余り、お客様に無料で配布していました。彼はバブル時代を代表する評論家でした。あんな人を、最近は見かけなくなりましたね。新潟に講演を依頼した時は…いつも若い女の人が付いてきていました。どういう関係か知りませんが…100万円の束を手にして講演していたように記憶しています。

その新聞に…この時期に踊る文字は、いつも「掉尾の一振」です。水揚げされた魚が、最後に、尻尾を一振りして、逃れようとする行動から…由来した諺だと認識していますが、今年は、どんな年末相場になるのでしょう。尻上がりの株高の年末相場になるかどうか…。

まぁ、トランプ政権への警戒感も強く…やはり、懐疑の中での株高です。ここ主力株は休んでおり、年初から、再び主役が上がる展開になるのかどうか…。だから、この休みは絶好の買い場になりますね。これが一つの考え方、もう一つはアークなどの仕手系低位株の空売り銘柄への展開ですね。更に、節税の動きが終るスマートコミュニティー関連株の逆襲もあり得ます。一方、好業績の発表が確定している半導体も、あり得ます。ただ休まずに上がり続けている為に…危険との背中合わせです。好業績の発表が、目先の売り場になる事は…既に決まっている様に感じています。

まぁ、ざっと今の相場方向の可能性を考えると…この辺りが思いつく限りですね。どれを選択するか…読者の勝手です。一方、下がる展開があるのかどうか…なのですが、一番の懸念は、中国と米国の関係ですね。中国には、ここ10年以上多額の投資が実行されており、この資金の返済に追われます。だから中国経済絡みの銘柄は注意が必要かもしれません。今回のエコカー減税も…需要の先食いです。もともと固定資本形成を主眼に成長してきたので…この方向性をどう変えることができるかどうか。相変わらず、難しい舵取りです。

米国の組閣を観ると…軍人の活用が目立っており、かなり強硬派のイメージです。オバマが良識派だったので、一層、この変化は際立ちます。

掉尾の一振は日経新聞トップの働き方改革のクラウドワークスかも知れませんね。何しろ…株価はずいぶん下がりました。元に戻っても…500円幅もありますからね。こんな風に書いていると…また、買いたくなっちゃうね。困った性格です。もともと1300円でも安いと思って買っていたカタル君なのです。まったく、困ったバブル男です。それでは…また明日。アークも頑張れよ。



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