アーカイブ:2017年7月

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かたる:本日はNY市場の雇用統計値を受け…安心感が広がっている様子です。どっちにしても、現状の判断は難しく…たぶん全体の市況は「模様眺め」なのでしょう。どの株価も中途半端な印象を受けます。買いたい株価まで下げないが…売りたい株価にも到達しない。そんな印象です。

たぶん2万円を挟み…しばらくは様子見なのでしょうかね。株屋は手数料をあげるのが使命ですから、こんな時にノルマを達成するのは大変です。最近、目先の機械的な売り買いもするようになって、多少、儲かるようですが、馬鹿らしいと言うか…。何とも、つまらない「虚しさ」が残ります。相場の面白みが、ないのです。これじゃ…システム売買が横行するのがわかります。

先ほど、ある株に指値買いを用いたのですが…奇妙なのですね。自分が指値をした1円上で、常に買い物が先に入るのです。試に3回、指値を訂正しましたが、カタルが指値を入れた後、瞬時に1円上に他の買いが入り訂正されるのです。きっとコンピュータが自動的にプログラムされており、そのような売買が執行されるのでしょう。これじゃ…人間は負けますね。このようなプログラム売買を利用する売買手法もあるのでしょう。将棋の世界では、既にAIの方が、上ですが…株の世界も、そうなるのかどうか。

小野薬品が、日経新聞で取り上げられていました。巧妙に仕組まれた背景があるのでしょうが…カタルには時間が掛かるようにも見えます。でも、ゆっくりやる人には良いのでしょう。しかし…人間と言うのは、不思議ですね。通常、株価が下がって来ると…その過程では出来高が大きく膨らみますが…このように人気が完全に離散してから、しばらくすると…関心を持つ人が減るのです。

ご承知のように…カタルは、自社株買いの前から関心を持ち始め…実際に僅か500株でしたが、打診買いを始めていたところに、幸運にも…自社株買いの発表で少し儲かりました。今は2度目を狙っている所ですが…先日は1日遅れで、2450円の指値が買えず…今は悩んでいます。成り行きで買っても良いのですが…、やはり自分が利食いをした株価より、高値を買うのは、悔しく…株価が下がるのを待っている状態です。

同じ様にDeNAも、先日の打診買い、たぶん株価は2545円だったかな? あの時からスタートして…その後、何度か利用しました。たぶん既に離陸を開始したのだろうと考えていますが、行け行けドンドンになるようには今の所は見えません。

多くの読者の皆さんは、何故、人気株の高い所を、買いに行くのでしょう。全く不可解です。人気が冷めた所を買えば、良いと思うのですが…。だって会社の中身は同じですよ。会社は、食べ物と違い、腐りません。カタルは述べています。基本的に200日移動平均株価より下の位置なら、人気は完全に鎮静化しており、何処を買っても大丈夫だろうと思っています。問題は…企業業績の伸びが続くかどうか…なのです。仮に企業業績の伸びが続くなら、又人気化した時の高値を、奪回する筈です。小野薬品はたぶん大丈夫だと思っています。故に保守的ですが…この下値水準で、何度か…レポートで取り上げているのです。

他にも…たくさんありますね。ケネディクスも、ようやく75日線にタッチし…かなり人気が沈静化しています。カタルはアコムを推奨していますが…4月27日に決算を受け大幅高しています。この日の高値が503円ですから…出来れば…500円割れを丹念に買えば良いですね。本日は510円ですが…この辺りなら、どこを買っても、何れ…必ず儲かると思っています。100円は、簡単に抜けるのでしょう。場合によれば…4ケタ台の奪回も可能でしょう。

後は時間を待てばいいのです。カタルは、みずほ株でも、同じことを述べています。200円割れなら、何処を買っても大丈夫。今の204.5円でも良いのでしょう。だって…仮に株価が上昇しなければ…配当を貰って待っていればいいのです。たぶん3%近いのでしょう。上手く人気化すれば…株価が倍増する銘柄など、腐る程…今の市場に存在します。

問題は時間だけ…。でも金利水準は安くコストはあまり掛かりません。カタルなど…ケネディクスを、もう4年もクロスしているのです。信用でやっていますが…それでも損はしていません。儲けは僅かですが…。何れ…「1300兆円の逆襲」シナリオが実現すると考えています。

だって…世界は名目なのに…日本だけが、いつまでも実質の世界に留まることなど出来ませんね。幸い、「流動性の罠」とは言え…安倍政権も名目成長論者で…日銀総裁も物価目標を捨てていません。最近は怪しいですが…。曲がりなりにも…緩和姿勢を維持しています。故に、ようやく鳩居堂の地価は、バブル期を超えたと言います。つまりカタルの述べる「1300兆円の逆襲」は、部分的ですが…実現している訳です。段々、時代は加速して行きます。

不動産企業の上位3社の業績推移(四季報より)

ようやく…泥沼の「流動性の罠」から、抜け出せそうなのです。故にROEの高い不動産3社の企業業績が、増収、増益に変化していますね。日曜日に掲載しました。もう一度、ここでも掲載します。今の日本のテーマと言うか…。流れは3つ…半導体、人手不足、そうして地価の上昇でしょう。日銀が危険資産のリートとETFを、自ら買っている事を批判する馬鹿が大勢いますが…我々は政策に沿った投資をすべきなのです。何しろ…日銀には無尽蔵のお金があるのです。馬鹿だけですよ。日銀が損をするとか、机上論を述べる人は…。

この2万円台のモタツキは…バブル期の38915円奪回のステップに過ぎないのです。世界の株が、皆、高値を更新しているのに…日本だけが、いつまでも取り残されるのは、やはりおかしいのでしょう。そんなに日本国民は馬鹿なのでしょうか?

カタルは、いつも同じことを繰り返し述べています。まもなく、誰も疑わない名目成長の世界がやって来ます。一般の馬鹿でも、分かるように…明確な形で訪れるのです。株と言うのは、いつもそうですね。基本的にFANG株の割高が、叫ばれる中で相場が終わった試がありません。最後は皆が躍るのです。それが株だから…色んな格言があります。今はまだ…「疑心暗鬼の中」の上昇に過ぎません。それでは…また明日。



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