かたる:株は日本を除き…ずいぶん戻った印象です。特にFAANG株と言うより、一般企業の株価が戻ったように感じています。スマートコミュニティー関連の銘柄は「期待値が剥落した」ままの印象です。まぁ、以前の過剰な期待値が異常だったのでしょう。
ウォールマートなどの数字は、非常によく、米国の消費(GDPの70%)は、依然活発なのでしょうが、一方で半導体などの市況は弱いままです。この分野は意見が割れており、年内にも回復すると言う声が一般的です。そう考えると…東芝はメモリの上場に合わせ、再び新高値を追う事になります。まぁ、お持ちの人は、楽しみに…我慢のしどころでしょう。
信用買い残が減るためには、様々な形があります。通常、2年程度も下落相場が続くと普通は減り始めます。でもケネディクスの場合を見ると、まだ高い水準のままで…1000万株を大きく超えています。現在は1256万株も存在します。ピーク時の人気が異常なのでしょうが…それにしても、まだ多い印象を持っています。
一方、期待感が剥落した古河電工を見て下さい。大幅に減り続けています。この形が、もっとも…仮需が減るパターンです。大きく上がる訳ではありませんが、いつも間にか…こんな水準まで戻って来ました。派手に株価は上がりませんが徐々に少しずつ上がって来ました。カタルが進化論の的とした銘柄です。昨年の春の段階で…早い事を承知で、取り組みました。
何度、買っても…下がり続ける銘柄でした。人間と言うのは面白いものです。下げ相場の時は「コンチクショウ」これでもか…これでもか…と、買い続けるのです。でも一度、利食いや、投げて離れると途端に関心が消えます。でも5Gの進化論は、これからなのです。
カタルは、新規の銘柄への取り組みの時は、銘柄を発表しないことが多くなりました。そうすると…人間と言うのは不思議なもので、カタルが買っている新規の銘柄を知りたくなるようです。会員向けのレポートを書いているので、情報力に差があっても良いと思うようになっています。でもこの会員向けレポートは、情報屋ではなく…株式教室の題材として実践に即した形で話を進めているのです。
チャートの形、相場の成り立ちなど…の実践的な株式教室と言う本のようなものです。医学関係などの専門書が高い様に、株式投資の勉強も有益なら高くで当然だと思っています。カタルの場合は、この学習料金は、実際の会員のアンケートで決めました。本当は、もっと高くても当然だ…とカタルは考えていましたが、でも皆さんの評価はそれほど高くないようです。
ハイ今、フリューの1040円が買えました。皆さんは、何故、高い時に買おうとするのか分かりません。カタルは1104円から…買い下がったのです。カタルの基準はその1100円のラインです。そこから下がるなら、手持ちの状態次第でいくらでも買います。
でも貧乏人だから500株に過ぎません。だって900円まで買うとしたら、5円刻みなら500株ずつでも、大きな株数になります。いつもカタルは、自分の力量判断を間違って、余分に買って株価が下がると…株を投げているのです。昨日だって、嫌々…ケネディクスを投げました。折角、606円の高値を買い増やしたのに…535円で売らされるのです。コンチクショウ!
この方法は、実験なので繰り返しているけれど、決して褒められたやり方ではありません。あるパターンなら、非常に有効ですが…そんなパターンが現実になるかどうか分かりません。でも一度決めた事ですから、カタルは、既にこの実験を5年程継続しています。まぁ研究者の中には、10年も20年も同じことを繰り返している人はたくさん居ます。そんな研究の中から、ある日、突然…閃くものがあるのでしょう。カタルはなかなか方針を変えませんからね。
この古河電工など…ずっと下げ続けても…上げ続けても…言い続けています。色々考えて行くと、結局、株式投資も我慢の問題です。ところが…多くの人は、この時間を超えられません。人間生活の中で、この時間は大切です。優秀な弁護士は、良く時間をかけて問題を処理します。そうすると…人間と言うのは、あきらめの境地と言うか…妥協点を考えるようになります。事を急がない事です。
良く「板状況」をみると…、今の市場は非常に「見せ板」が多いことが分かります。このフリューもそうだし、ケネディクスもそうだし…。みんなそうですね。誰かが、成り行きで大量の売り買いをしたら…どうするのでしょう。
空売り銘柄などを見ていると、上値に売り物を用いて下を売って来ます。馬鹿らしい演出です。でも素人は、板に並んだ株数を見て心が動くようです。常に…売り物があるから買うのです。逆に買い物があるから売るのです。一般的な判断は、こう言う事です。
お金持ちは、売り物があるものしか買いません。ところが賑わう銘柄が過小資本と言う事は…相場の状況は、あまり良くないのでしょう。本当に良い相場なら、三菱UFJのような株が上がります。一値で100万株も売り物が揃います。1万株程度の株なんか…本当の相場とは、かけ離れています。今の状況は、そんなに良い状態ではありません。逆金融から逆業績相場だと言う意味を、どれだけの人が理解しているのでしょう。
無理な注文を言われても…駄目なのです。たまたま2月の初めに書いたレポートの時期が、当たっていたのです。だから、たくさんのヒット銘柄が生まれました。古河電工を見なさい。カタルは昨年10月に打診買いが入ったことを述べています。3030円前後で5万株ずつ、2日間連続で入りました。しかし…その後のクリスマスショックで2500円を割れるのです。でも結局は、その打診買い価格を株価は上回りました。カタルレポートには、このように…多くのヒントに満ちています。
でもそれを活かせない人が殆どです。書いているカタル自身が活かしてないのだから仕方ないですね。株と言うのは面白いものです。高くなると…買いたくなって、安くなると売りたくなる。こんなバカな心理のものはありません。通常の感覚は、バーゲンになると買い物に出かけるのです。うちのかみさんは、デパートがバーゲンになるとウキウキしています。そうして…自慢げに「このセーター3割引きで買ってきたの」でも、実際はそれでも2倍以上の価格で買っているのです。
その事を暴露したZOZO(3092)は、オンワードなどから反逆に合っています。あの比較レポートは、タイミングがピッタリでした。ZOZOの株価は、昨日も本日も上昇しています。流石、カタル君です。でもあの時は買わなかったのです。貧乏人は、これだから…嫌になります。一度は、買いを検討したのです。下値で取り組みが拮抗するのは記憶にないからです。ほら、カタルレポートは有益でしょう。使う側の問題です。
カタルレポートに、何気なく…書かれている内容は、実は様々なラインから、選び抜かれた事を採り上げて…書かれている事が分かります。目先だって、カタルは上手いのです。だから1億円以上も稼げるのです。通常の歩合セールスは、みんな食えなくなるのです。
でも今、買っている株は嘗ての古河電工のように…大名行列です。「下に…下に…」少し株が上がると「えぇ~い。頭が高い。」…と途端に、ケネディクスのように叩かれます。トホホのカタルはいつまでも…。いい加減に「♩線路は続くよ…どこまでも」の歌を返上したいものです。
カタルが、何故、過小資本を選んでいるか? この辺りの心情を理解して欲しいものです。仕方がないから…なのですよ。それを…その意味も理解しないで、少し良くなると…「何かないか?」…じゃ、話になりません。所詮、馬に耳に念仏、豚に真珠でしょう。だからそろそろ警戒信号かも知れませんね。
所詮、相場環境は、大きく変わりません。儲かりそうで…儲からない。損をしそうで損をしない。そんな相場が続くと思った方が、良いのでしょう。 先ほど買った1040円のフリューは1035円も、また買えるのでしょうか?
前回は1025円まで買えず…1030円まででした。カタルは効率的市場仮説を信じて、下値を丹念に買い続けます。その内、馬鹿が上値をガンガン買うのでしょう。いつもそうです。下値が買える内は…ドンドン買えばいいのです。
古河電工のケースが参考になるでしょう。通常はこんな時間感覚なのが…、一般的な話です。丁半博打や競馬や競輪とは違うのです。経済は、背景の転換に時間がかかります。だから株価は、半年程度の未来を見ているのでしょう。NY株価が此処まで上がっていると言う事は、市場の様々な懸念は杞憂に終わったと言う事でしょう。
本日の日経一面のCLO懸念は、昔から言われていました。本当にタイムリーなら、昨年の夏から秋に出す記事です。だからFRBは利上げを敢行したのです。でも昨日の日経夕刊は「資産縮小を年内に終了」と矛盾した報道をしています。面白いでしょう。この二つの記事の関連性が、どの程度、皆さんは分かっているのでしょう。
昨日も「見えない糸」の話をしました。「市場の整合性」を常に考えながら、新聞やテレビのニュースを比較しなくてはなりません。髙い時には、誰もが株を買えます。でも安くなると…途端に買えなくなるようじゃ、自分が、その路線が本当に見えているかどうか…。分かりません。株価が安くなったら、自信を持って買えるような論理的な「市場の整合性」を身に着けて下さい。本日は1800円と1750円も買えました。たった200株ずつですが…。
それでは…また明日。
追伸、今、フリューの1035円の500株が買えました。本日は1052-1053-1033-1033=12万株です。あらら…1030円も買えるのです。面白いね。